不利を覆す1対1の攻防 その18
こんにちはenoです。 多くの情報のおかげで、次のプレーを読むことに長けた選手が増える一方、直線的にリングへとアプローチできる選手は減少している気がします。 ペリメーター(ペイントエリアの外側から3Pラインの内側)の選手はドライブでインサイドをついてみる。 ファウルを貰えるかもしれませんし、上手く抜き切れば、その後は、相手はスタンスを広くとってディフェンスをせざるを得なくなるようになります。 インサイドの選手もボールを貰って即、アウトサイドに反してしまうのでなく、ピボットを踏んで頑張ってみる。 そうすることでシュートまで持って行ける可能性が出て来るだけでなく、ヘルプマンを引き上げることにより、他の選手をノーマークの状態にしてあげることが出来るのです。 選手がマークマンに勝てるように仕向けるのは、何も監督だけの仕事ではありません。 選手自身がそうした気持ちをたずさえ、練習で培った成果を発揮する努力や、あらゆる事象に対応し得る臨機応変さが重要な意味を持ちます。 それだけに、監督が一方的に話し続けるミーティングではなく、ある部分では選手に考えさせ、そして行き詰った際に選手と監督が双方向から言い合える環境作りが大切だと強く感じます。 この章END ■ 榎本のまぐまぐメルマガ(当ブログと内容が違います)『 Never give up! ~バスケットボールと共に歩んだ道~ 』 はこちらから http://archive.mag2.com/0001186611/index.html ■ このブログに関する、ご意見、ご質問、ご要望はこちらまで enosann★gmail.com( 迷惑メール防止のため、★を@に置き換えてください。■ ブログランキング参加中。押していただけると励みになります。