オーケストラ・ソノーレ長野 特別演奏会
2022/06/26ふつーに会場入り。おれもオケも無事みんな揃ってこの日を迎えることができた。それがまずありがたい。コロナとかに限らないけれど、やっぱり今は尚更そう思う。感謝。早速リハーサル。ホールはよく響く。とても気持ちがいい。MozartKV113の管楽器は立奏(2cl,1fg,2hrn)これはおれの提案では全くなく、管のみなさんからの提案。ナイス提案👏大歓迎管の鳴りもいいし、ヴィジュアルもかっこいい✨。室内楽とオケの中間くらいの鳴りを目指す。これは非常に独特だと思う。オケでもないが室内楽でもない、ハルモニームジークでもない(めっちゃ管が活躍して完全にハルモニームジークな部分多数)。モーツァルトのセレナードやディヴェルティメントではこーゆーことがよくある。とても興味深いしそこが楽しいし魅力でもある。そーゆー時代だったってこと。交響曲とかオーケストラとゆー概念やイメージがまだ固まっていない時代。未分化な状態のおもしろさ。第二稿[2ob, 2Eh, 2cl, 2fg、2hr]ぜひどこかでやってみたい。アイヌの唄はリハからよく鳴っていた。今回はチクルスのこともあったりして、おれの脳内は今までの清茂先生作品の時とはだいぶ違っていた。ほんとうにいろんなことを考えた。Beethovenはおれの立ってる場所ではバランスちゃんとしてるし自信もあったから、バランスのことはもう気にしなかった。アンコールのシベリウスは立奏で。おれは立奏は単純に気持ちいいから好きだ。去年も名古屋でやった。この曲で立奏するとちょっと特別感出るし。だからこーゆー特殊な機会でしかやらない。たった1ヶ所のためにギリギリまでパー練続けるみなさん。凄いなー。この執念深さは素晴らしい。でもこの1ヶ所はそれだけで楽章全体を左右してしまうので、追求する価値あり(実際本番すごくよかったし)。14寺開演今回は「定演」ではなく「特別演奏会」と銘打たれた、この状況下で出られないメンバーも多いから「特別」になったとのこと。ソノーレとしては久々の演奏会になった。どちらかとゆーとコロナ禍での活動に非常に慎重だったソノーレだが、意外とふつーの早さでコンサート再開を実現したのは興味深い現象。ほとんどPRもしてないのに意外とお客様多くて驚く。KV113いいサウンドだった。ザ・変ホ長調!気持ちよかった。管セクションのみなさんブラボーでした👏アイヌの唄。清茂先生の非常にポピュラーな作品。ソノーレでできてよかったと思う。こーゆー機会だから取り上げやすかったとゆーのもあるが、本来ならもっと多くの長野のみなさんにナマで「体験」して頂きたかった作品。そう、これは「聴く」という以上に「体験」なのだ。ソノーレの清茂先生作品の演奏を楽しみにして頂いてる方もけっこういらっしゃるのだと伺った。たしかにちょっと異様な雰囲気になるからなあ…また演奏できますように!Beethoven1は管楽器のエキストラのみなさんに協力して頂いての演奏。トラのみなさんは積極的に音楽にコミットしてくれた。演奏を一緒に楽しんでもらえたなら幸い。トラのみなさんも、こーゆー機会でもなければ一緒に音楽できなかった方々。これがいいご縁になるといいな。Beethoven1はソノーレ初期の頃に取り上げて以来の曲。おれが指揮したわけではないが、どんな感じの演奏だったかはよくわかる(^o^;)それにしてもずいぶん遠くに来たもんだ。技術も音楽もオケは段違いに向上した。コロナ禍でもソノーレは意外と休眠していなくて水面下で練習を重ねてきた、おれも昨年は一時期Beethovenの練習に通ってトレーニングした。そのときは本番を全く前提にしない合奏の基礎の基礎みたいな練習だったが、みなさんそのときの練習をベースにしてうまく積み上げてくれて本番はいい感じにまとまった。今回の場合おれはあまり何もしてないのだ。一応の基盤を準備しただけ。あとはオケが団内で自発的にやってくれた👏おれはかなり楽させてもらった。思い切ってドライブしても安定感あって、ご機嫌だった。(おれはごく普通のテンポ設定だと思うが、練習時の抵抗感からするとオケの体感としては速かったようだ)コロナ禍の休眠期間でオケの質が明らかに一段階アップしたのがすごい。いったいなにがあったのか。不思議。休眠がよかったの?意外とあるかもね。お疲れちゃん。おれはとても楽しくやらせてもらった。感謝感謝。帰宅刺身で地味に打ち上げうん、打ち上げって、やっぱりあったほうが断然楽しいね。