喜劇　女は度胸

2014/01/22

カテゴリ：日記

2014/01/22

雪(-_-;)
森崎東監督の「喜劇　女は度胸」（1969）観る。

最高におもしろい◎。
何度も爆笑。終盤ではほろっとさせられた。
凄かったー。圧倒された。
何とこれが森崎監督の処女作とのこと。やっぱり天才なんだな。
倍賞美津子もこれが初主演作。
ものすごくかわいい。魅力的。
沖山秀子も魅力。
最後の最後で清川虹子が全部持っていく。
冒頭からずーっと寡黙で通してきたので終盤の彼女の破壊力は抜群だ。
バイタリティ溢れる沖山秀子と倍賞美津子の2人が子犬か子猫のように見えてしまうほど清川虹子が圧倒的。
役柄の上でも、演技の上でも、女としても。
とにかく清川虹子の胆の据わり方が尋常じゃない。
音楽の使い方も最高。「クソくらえ節」、いいなあ。
「家路」の使い方も考え抜かれてる。
ゲーテの使い方も良い。
ホントに「クソくらえ」になってしまうゲーテの詩集(-_-;)

渥美清、最高。素晴らしい。
この作品では人畜無害な寅さんの渥美清ではなく、どうしようもなくエロで野蛮な渥美清の演技を観ることができる。
花沢徳衛が素晴らしい。絵に描いたようなバカ親父。ザ・ニッポンのバカ親父とゆー感じで超かわいい。