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カテゴリ:日記
2021/07/01その1
今日はホン・サンス監督に捧げる一日。 長野で観れるかどうか確信が持てないので、上田へ。 「逃げた女」「カンウォンドのチカラ」「オー!スジョン」 の3本をトラウム・ライゼで一気に観る 3本立てに備えて刀屋で腹ごしらえ。 もり(普) 超独特な蕎麦を、ひさびさに味わう。 よ〜く噛んで食べる蕎麦。 久々だが、おれにはもう(普)はちょっと多すぎるかも。 前はちょうどよかったんだけどな〜。 (大)は若い頃に一回食べたが、多すぎて懲りてそれから(大)はやめた。腹にたまる感じが普通の蕎麦とちょっと違う。 もう初老なのだから、 (小)でもいいのかもしれない。 まず一本目 ホン・サンス監督「逃げた女」(2020) キム・ミニ主演の会話劇。 久々のホン・サンス節に酔いしれる。 いやあ、これこれ、この感じ! 時々無性にホン・サンス節に浸りたくなる。 中毒性あり。キケン。 突然のズームに歓びを感じるようになったらもうダメだね。中毒。 特に何事も起こらないし、もしかしたらこれはおもしろくないのかもしれないのだが、なぜかずっと観ていられる。 満足感も意外と大きい。 そしてまた観たくなって フラフラと上田まで出かけてしまった(笑)。 本当に不思議な魅力だ。 ホン・サンス監督どんどんシンプルになっていくなあ。 キム・ミニの美しいこと! マンションの部屋の使い方が印象的。インターホンや玄関先とか...窓とか...窓から見える風景とか。 ホン・サンス監督といえば「酒」だが、 (観終わるとチャミスルとかやたら飲みたくなるのだ...) この作品では意外と「酒」の印象が強くなかった 焼酎をぐいぐい飲むことはなく、 マッコリとワイン。 そして女のおしゃべり 焼肉はよかったな。焼肉食べたい。パスタも 韓国の街並みが魅力的。伝統的な建物、塀、坂道.... この作品では男女関係はあまり直接的に描かれない。マンションを訪れる若い詩人のシークエンスだけは直接的だが、ほかは会話の中で語られ、組み立てられる。 映画館のシーンよかった。ミニシアターかな。 アテネフランセみたいな施設ってことかなあ。 引き続きあと2本みる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/07/26 07:19:14 PM
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