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カテゴリ:日記
2022/04/24その1
はくたかで東京へ。うちキャノを観るために。 とりあえず吉祥寺。 富士そばでカレーカツ丼 うまいなー。コロッケそばと迷ってカレーカツ丼。 富士そばめっちゃ混んでた〜 おれは信州人だが蕎麦に関してはハードルが低くて、富士そばとか県外のふつーの駅そばも好きだ…とゆーかこれは全く別ジャンルだから...。 で、 アップリンク吉祥寺 吉祥寺のアップリンクは初。 まず駅近なのが👍。 おれは閉館した渋谷のアップリンクとはあまり相性がよくなくて、 苦手だった。ちょい遠かったし....おれは松濤よりも円山町やハモニカ横丁の方が圧倒的に落ち着く人間なので、 それも大きいかも。 吉祥寺のアップリンクは苦手感なかった。よかった... ロベール・ブレッソン監督「たぶん悪魔が」(1977)観る。 長野市で観られるかどうか確信が持てず、 ランスロと二本立てで観ることにした。 夜、うちキャノなので強行軍。 「たぶん悪魔が」身じろぎもせずに観た。強靭な作品で、張り詰めた緊張感がすごい。「ラルジャン」にダイレクトにつながる感じ。「ラルジャン」の方が更に研ぎ澄まされて硬質な感じだったように思うが、だいぶ昔に観たきりだしもう一回観直してみなきゃいけないな.... 希死念慮に取り憑かれた主人公や政治集会の描写などに時代の空気がダイレクトに反映されてる(農薬散布、廃油の海上放出、水俣病などの環境問題関連のニュース映像も挟み込まれる...アザラシの撲殺には参った...撲殺そのものもそうだし、映像のタイミングとゆーか使い方が容赦無く残酷すぎて...)。絶望的な感覚の作品だが全体に澄み切っていて、描写そのものには意外なほど暗さがない。澄み切った絶望。 教会のシーンが素晴らしい。人がいない教会の椅子の感じ。献金箱の大量の小銭の輝きなどなど。 サウンドが物凄い。打ち込まれるオルガンの音、銃声。音のモチーフの有機的な扱い。 人の出入りの素晴らしいこと。序盤、数人で教会に入っていくシーンからもう完全に圧倒された(何という毅然とした演出)。エレベーターとかね。そーゆー出入りの場面が何だか妙によかった。 ランスロに続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022/11/27 09:16:07 PM
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