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私は最近ちょっとしたビジネス被害にあった。
こんな私でも父親の財産相続で悪徳司法書士に出くわした時には、東京と広島の法務局・司法書士会ほかの当局にかけあって解決したし、何かの欠陥商品などがあればちゃんとメーカーにかけあう。弁護士や裁判官など法曹関係の友人がたくさんおり、いざとなったら全面対決も辞さない。しかし、それは相手に弁償能力がある場合の話だ。戻ってくる可能性がないならば、弁護士を雇う費用のほうがもったいないではないか。(費用のかからない警察には届け出ておいてもよいのかもしれない。数が集まれば立件するかもしれないし)。事件的には現在進行形のようだが、私はこれ以上の関わりを持ちたくないのだった。 先ほど正確に計算してみたが、私の直接被害総額は交通費・雑費等で現金7,612円。そのほかには、いくらか私の時間が奪われたというだけの話だ。 私はここ数ヶ月「独立する」とか「起業したい」と言ってはいるものの、実際にはまだ税務署に開業届を出しているわけでもなく、法務局に法人登記をしてもいない。つまり、準備段階=スタート前の勉強中での出来ごとだったというわけだ。これは見方を変えればかなりラッキーなことかもしれない。 実業界という大海原にこぎ出す前に、“世の中にはこんな悪い人もいる”ということを教えてもらったのだから。こういうことはいくら学校で学んでも身につくものではない。 私の母は昔からそうだった。なにか痛い目にあっても相手を恨むことなく「まあ、良かったじゃない。こういうことが分かって」というスタンスだった。命を取られたわけでもなし、8千円未満の授業料はむしろ安いくらいなのかもしれない。 これからの私はもっと用心深くなってみせる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月20日 22時09分13秒
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