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カテゴリ:プレゼンテーション
国際オリンピック委員会で、2016年夏季五輪開催地決定のための最終プレゼンがあり、テレビで生中継を見守った。本物の生中継のため、同時通訳の音声が入っていた。久しぶりに耳にするが、いつ聞いても同時通訳は素晴らしい。大まかな意味を伝えるだけでなく、美しい日本語で、ニュアンスまでも伝えてくださる。 私自身は外国語を聞きも話しもしないが、私にとって同時通訳の仕事は案外身近なものだ。国際会議などで同時通訳さんを幾度も手配してきたし、通訳ブースで仕事ぶりを間近に見ることもあった。彼、彼女たちは雑談や他の言語が耳に入らないよう、音がシャットダウンされたブースに入る。スピーカー(話者)の声だけをヘッドホンから聞いて、訳を口から発していくのだ。小さなスタンドライトだけがついたブースでの孤独な仕事になる。 元同僚のお父様に日本一の同時通訳もいらっしゃる。どこらへんが日本一かというと、首相や外相の通訳に指名されるほど。英語だけを考えても、aもtheもnotも絶対に聞き逃すことが許されない緻密な仕事だ。どうしたらあんなことができるのか分からないが、神様がそういう体をおつくりになり地上におつかわしになったということだ。それもこの日本にほんの数人だけ。外国人の同時通訳が日本語を母国語に変換していくさまも泣きそうになるほど感動的だ。 気になる投票はこれから数時間後。その瞬間を同時通訳さんはどんな日本語に置き換えてくれるのだろうか。 ■日刊ちょいスポ(No.887) 「美香 単独首位」 我孫子GCで開催中の、プロゴルフの日本女子オープン2日目。チップイーグルを出した宮里藍選手も驚きだが、きょうの目玉は通算-9で単独首位に立った宮里美香選手だ。何度も叫んで恐縮だが、まだたったの19歳。このゴルファーも神様がおつかわしになったものだ。最終日までリードしろ、ミカ。 プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は ただいま【第1917号】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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