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カテゴリ:プレゼンテーション
2月前半は辰巳郁雄さんの写真展「走った!撮った!世界のマラソン」に通っていたが、会期中、今年も東京マラソンを走られると聞いたので初応援に行くことにした。日ごろから「視覚で伝わるプレゼンテーションを」と教えている私は、やはりフォトジェニックな何かで応援したい。
個展の写真にどういう人が写っていたかを思い出すと一番多かったのはチアリーダーだった。そうか、応援なんだからヘタな仮装なんかより正統派チアのほうがいいわ。私は少し前まで大人のチアダンスチーム「サーティー・フォーティーズ」で大会に出たりしていたが、それはあくまで大会のためのダンスであって、スポーツの応援はしてない。スポーツの応援をするのがチア本来の目的というものだろう。 チームの衣装をちょこっと細工 “ここはひとつ本職で頑張ろう”というわけで、2005年の大会の衣装やジャンパーを出してきた。トップスはそのまま保管してあったが、パンツは飾りをバラしていたので、端ぎれで新たに加工してみた。ちくちく、ちくちく。 個展の写真にたくさん写っていたものはほかにプラカードや横断幕。日本では見かけないが、マラソンの応援にはああいう構造のものを作ればいいのかと写真から学んだ。両サイドにポールを入れれば手にも持てるし、自立する。そこで厚手の紙を調達し、ダベアという日テレの地味なキャラクターとパワーポイントで出した文字を切っては張り、切っては張りの繰り返しでそれらしきものが完成した。 濡れる前に完成バナーをパチリ そして、朝から大雨の当日、私が選手を待ったのはスタートから10km地点をすぎた日比谷通り沿い。名前を書いた一人目のランナー辰巳さんは走ってくる時間が大体予測できたので遭遇できたが、もう一人、最高齢女性ランナーの取材で走ってくるはずの森さんは見つけることができなかった。あとで調べたら想定よりかなり早い時間に10キロ地点を通過されていたようだった。その代わりに、日テレの中村記者がダベアに気づかれた。会話はしてないが、目と目で心が通じた瞬間だった。出場されると知っていたら、中村さんの分も作ってきたのに。 ふとん袋でバナーの雨合羽〈携帯で撮影〉 …この直前、濡れたか落としたかでデジカメついに故障 結局先頭から最後のランナー一人が通りすぎるまでの約1時間半その地点にいたので、私は約3万5,000人のランナーを見ていたことになる。よくあの群衆の中から知り合い2人を見つけられたものだ。私がどの地点でどういう装備で待っているとは伝えてないにもかかわらず、2人も私を見つけてくださった。めでたし、めでたし。 ■日刊ちょいスポ(No.1037) 「皆川棄権」 バンクーバー五輪も終盤の28日、アルペンスキー男子回転で皆川健太郎が期待を集めていたが、1回目でコースアウトして途中棄権に。ニュースも中継も見ていなかったが、その理由は何なんだろう?具体的理由を明らかにしてもらわないと。彼には物心ともに後援者という方々がいるのだから、「滑るのやめました」だけでは済まないだろう。最近の私のキーワードは「“すみません”ではすみません」。 プレゼン・コンシェルジュNOVOの辛口web日記は ただいま【第2067】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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