|
妹殿に呼び出されたので、もんもんのお世話係をしてきた。
なんでも、ボルダリング教室(壁をよじ登るスポーツ)へ行きたいのだが、もんじは興味がなくあっさりと辞めてしまった、旦那は仕事でいない、自分はもんたとボルダリングへ行くから、その間もんじを見ていてもらえないか、という御要望だった。 もちろん私は毎日暇人なのだから断る理由なんてあるはずもなく、首を縦に振るしかない。 合流後、もんたはウキウキワクワク満面の笑みで教室へ走って行った。 じゃ後で、としばしママともんたとお別れしたもんじにどこ行きたい?と聞くと、目を輝かせて本屋さんと言う。 もんじは本の虫で、今や一日中でもじっと本を読んでいる男の子に育った。 ちょうどそこは大きな本屋があるショッピングモールだったので、読書に勤しむ甥っ子を見つめながら過ごしたが、ポッと心温まる幸せな時間だった。 もんじは明らかに尚家の血を引いているし、波長が合うとはこういうことを言うのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023/11/22 07:16:40 PM
コメント(0) | コメントを書く
[2023〜硯にむかひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、] カテゴリの最新記事
|