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年に2回もしくは3回のペースで歯科検診を受けているのだが、最近この歯科検診についてちょっと悩んでいることがある。
私は発病してから医者には頼らない生活に変えた。 例えば風邪を引いても内科へは行かないし、ヘルペスができても自然治癒。 さすがに湿疹は絶え難くステロイドを塗ってしまったが、それでも半身浴をして靴下をたくさん履く自分治療を私の土台としている。 が、歯だけは自分の力ではどうしようもないと思うので、歯科は唯一私が通っている病院だった。 幸い虫歯はないし、歯周病でもなく、歯のクリーニングと予防のための定期検診。 実際にクリーニングをしてもらうと着色とぬめりが取れてスッキリするし、歯ブラシ指導もしてくれるので、将来のためにもこのまま続けようと思っていた。 ところが、ある問題が発生。 えー、それは、不快な感覚をもたらす魔の顔面痙攣の悪化である。 片側(へんそく)顔面痙攣を10年ほど前に顔面の左側だけに発症した。 その後半年ほどで一旦は治まったものの、3年ほど前にあまりの暑さで再発。 それ以来結局止まることはなく今もずっと続いている。 特に夏にひどくなる傾向にあり、この異様な暑さなら仕方ないとは言え、ピクピクしたり止まったりとにかく気持ち悪い。 それが、近頃歯科検診へ行くと必ず痙攣が増すのである。 左のこめかみの辺りからもみあげを通り顎へ向かって違和感。 スヤスヤと深い眠りに落ちていた神経をあの歯科特有のキキキーという治療で呼び覚ましているようなものであり、要するに神経が何事だ!?と飛び起きているのだと思う。 前々回の検診からそう感じるようになり、安定している神経を無理矢理苛立たせるこの検診は果たして私にとってどうなんだろうかと、そんな疑問を抱くようになった。 どちらか一方どちらを取るかと問われれば、言うまでもなく神経の静寂を取る。 正直歯なんてどうでもいい。 ということは歯科検診を辞めるということになるが、それはそれで惜しい気もする。 どうしたもんだろうか。 ひとまず夏場の検診は避けるというのは一つの策だと思うが、それは根本的解決ではない。 痙攣発症から10年。 おそらく一生治ることはない。 痙攣と共存することがまさか歯科検診にまで及ぶとは思わなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024/06/29 07:40:08 PM
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