|
テーマ:音楽の巨匠たち(72)
カテゴリ:クラシック物語
フランス パリ エッフェル塔 フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K・299 華やかで優雅な雰囲気の曲です 酒や食事の際に流すといい曲と言われていますヨ 風のように爽やかなフルートと、妖精の姿を連想させるような 典雅なハープが、まるで会話を交わすかのように掛け合っていきます 食事や酒と共に聴くと、まさに王侯貴族の居間にいるような、 贅沢なムードが味わえて忘れられなくなりそうですネ この曲は、モーツァルトが22才の時、母親のアンナと よい就職先を求めて、ドイツ、フランスへ旅をした時 パリで知り合った音楽好きの貴族(フルートを吹くド・ギーヌ公爵と、 ハープを弾くその令嬢)の依頼で書いたものです 就職先も見つからず、アロイジア・ウェーバーとの失恋もした時期でしたが、 音楽的な収穫には見事なものがありました フランス革命前夜の花の都の爛熟した文化に刺激されて 優雅で洒落た雰囲気の作品を作りました 曲は、アレグロ/アンダンテ/アレグロ、の三楽章編成 第一楽章は独奏楽器の特色を生かしつつ、管弦楽との対比も見事です 第二楽章はゆったりと流れる優美きわまりない緩除楽章です 第三楽章はいきいきとしたリズムの中に華やかさを盛り上げて 力強く全体を締めくくっています ジャン・ピエール・ランパル(フルート)とリリー・ラスキーヌ(ハープ)の 演奏が好きです とても華やかでウキウキする曲ですヨ 1stアルバム「マーメイド伝説セレクション版CD」好評発売中!! ↑HPにjampしていただくと、試聴でき、通販もしていますヨ。♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[クラシック物語] カテゴリの最新記事
|