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テーマ:音楽の巨匠たち(72)
カテゴリ:クラシック物語
ピアノの前のシューマン夫妻 【ロベルト・シューマン ドイツの作曲家 1810年6月8日ツヴィッカウ生まれ、1856年7月29日エンデニヒ没】 近代音楽批評の基礎を作り、名ピアニスト、クララを妻にした 天才でしたが、精神を病み、病院で一生を終えました [シューマン 27才] シューマンのピアノの師ヴィークの反対を押し切って、 ヴィークの娘クララと婚約しました 父ヴィークの猛反対が、二人の仲を一層深いものにしていきました 当時すでに名高いピアニストになっていたクララが生む高収入が なくなることを恐れたのか 将来のはっきりしないシューマンが娘の結婚相手に ふさわしくないと思ったのか あるいはシューマンのメランコリーの病気を見抜いていたのか… 確かな理由はわかりませんが、ヴィークは裁判所に訴えてまで 二人の結婚に強靭に反対しています この間にシューマンはクララとの結婚の成就を夢見ながら、 ピアノ作品の傑作を次々と生み出しています クララに会えない苦悩を、作曲に傾けたのでしょう 親しみやすく、多くの人に愛されている 『子供の情景』もこの時代の作品です 『子供の情景』の中の第7曲は有名な「トロイメライ」です [シューマン 30才] 最後には、異常性格、飲酒癖があるとシューマンに対して 人身攻撃まで行ったヴィークは、裁判で負けました シューマンとクララは裁判所から、父親ヴィークの同意がなくても 結婚が成立するという許可を得て、 1840年、彼女の21才の誕生日の前日に晴れて結婚しました ************************************************************** 新作CD「マーメイド伝説・スペシャル版CD」大好評通販中 HPで視聴できます ご希望の方は直筆サイン入りでお送りします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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