カテゴリ:YC烈感想
●偶像乙女(恩田チロ) 巻頭カラーで前後編の前編。 国民的な存在である「偶像乙女(アイドル)」を育成する国立の養成所、「乙姫学園」。 学園長にして現役偶像乙女である「ネネ」の息子、「陣」は その地位を理由に近づいてくる生徒たちを弄んでは「この学園の女は穢れている」と絶望していた。 自分の元から去った義母ネネの代わりに心を満たしてくれる女性を外部からの新入生に求める陣。 そこに四半世紀に1人の逸材と評された「天沢(あまさわ)ミミ」が特待生として入学して… ティッシュ配りのバイトをしていた親無しの少女が スカウトされてアイドルを目指す、という展開は典型的なシンデレラストーリーのイントロですが 偶像乙女そのものの設定や陣の存在が作品を一癖あるものにしています。 超大規模な国家機関で養成される偶像乙女が国にとってどういう存在であるかは 国民はおろか養成所に通っている生徒にもあまり知られていないようです。 この漫画がSFかファンタジーなら、この世界の国々は偶像乙女同士で戦争してそう。 ミミは小学生に間違えられてたけど、あんなに胸のデカい小学生はそういないだろw でも微乳にしたらガチ小学生だと判定されて何かに引っかかったりするのかな… 嫌な世の中ですね。 尻切れで終わった前作(メイデン/エイド)と世界観を共有してたりしないかな~と思ってたんですが そういうことは全然無いみたいで残念。陣と一斗が見た目そっくりなのは…偶然だろうな。 ●青春ポップ!(北河トウタ) 夢の出来事とはいえあんなにガードが固かった小島さんの乳首をあっさり見せるだなんて! まぁこの人の場合は今まで見えなかったのがおかしいんですけどね。 小島さんのターンが終わったので今回から姉のターン。 勝手にベッドに入ったりはするくせに、テントを見ただけで赤面するのはムジュンしてませんかね…。 今回の話を真に受ければ朔太のことを「唯一の肉親である弟」としか見ていないんでしょうけど、 バンド名がINCESTだからな~。ホントどういう意図でこんな名前にしたんだろう。 そりゃメジャーデビューできませんわ。 ●まじらぼ(伯林) イモはキモかったけどその分(?)サービスはいつも以上でした。 これだけ巨乳キャラ揃いなのに4段ブチ抜きをタイトルの所でしかやらないのはつくづく勿体無い。 ●trash.(原作/山本賢治 漫画/D.P) ヘル=モスキートの仮面のように張り付いた表情がコワい。 コイツ1人だけ完全にヤマケンタッチになってるのが面白いですねー。 あ、バレットとフランチェスカの想像図も凄くヤマケンでした。 このキャラが作中で再び描かれるとは思わなかったので嬉しかったw フランチェスカおっぱい丸出しだな。 今回のコラムは、山賢が非現実青少年について真面目に語ろうとしてるだけでもう面白い。 ヘル=モスキートの武器は「モスキート」という名の医療器具、ではなく その名から山賢が連想したものなんですね。たしかに本物はモスキートっぽくないなぁw しかし仕事を増やしたりカラオケに行ったりと先生元気ですな。 そろそろ漫画の作画もできるようになってません? ●しゃけカン!(シロガネヒナ) 新連載第2回。 ショタが女子たちに色々される話。それ以上でもそれ以下でもない。 なぜ生徒会がこんなことをしてるのかは全く語られず。 それ以前に生徒会の活動内容も不明のまま。 主人公は一応精神的には成人男性のはずなんだけど、 一人称は「僕」だし子供相手にドキドキするしで 設定が活かされているとはとても言えません。 本来の目的である、大人の身体に戻るカギの情報も全然出てこなかったし 萌えるかというとそうでもない。 ヤンチャン烈という雑誌がこの漫画の載せている意味が分からない。 ●鬱ごはん(施川ユウキ) 今回のごはんは回転寿司。 鬱野くんって常に1人だし食事に執着してるわけでもないのに 結構色んな所で食べてますよね…自炊はしてないのかな。 「旨いも不味いも関係ないよ 好きなんだ…寿司」という発言は衝撃的でしたw 寿司を食うという行為が好きなんでしょうか?機械で握った回転寿司しか食べたがらないのに? 彼にとって食事とは一体どういう行為なんでしょうね…。 ●らぶゆ!(東鉄神) 三姉妹で唯一零司のことを毛嫌いしている三女桃香の話。 14歳にして淫夢を見るんだから、かなりのムッツリですね。 トラブルで男湯と女湯を間違えて女の子と一緒に入浴、というシチュエーションは この手の漫画ならお約束ですが…相手の顔面にぶっかけるラブコメはあんまり無いでしょうねw これで零司は三姉妹全員にイく瞬間を見られてしまいました。でも童貞。 エロ漫画なら三姉妹全員と肉体関係を持ってるのに!掲載誌が烈なばかりに!可哀想な零司…。 ●白パイ9(山根章裕) THE LAST おっぱい!!!! つまり最終回です。 単発から始まって9話もやったのかー。 おっぱい出してバイクに乗るだけの漫画なのにw これはもう偉業だなw 辞表を提出し白バイを降りた美香さんはポケバイスクールの講師に。 その目的は200キロで走るバイクの上でもギンギンに勃つライダーを育成することだった! まだ200キロセックスにこだわってたのか…ニコールとヤってた馬場を相手にすればいいだろw 動機はバカな上に超不純だったものの、生徒たちには慕われている美香先生。 バイクのことを楽しそうに語る彼女たちの姿に、バイクの素晴らしさを再認識するのでした。 それから10年後…というのがオチなんですが、実にこの漫画らしい清々しさでしたw 山根先生お疲れ様でした。これからは「スピーディーワンダー」頑張ってください! もう帰ってくるんじゃないぞ!帰ってきたら代表作が「白パイ」になっちゃうから!! ●学徒のベクトル(もりしげ) ヤンデレ気味な妹さんの話完結。 兄への想いを断とうとした途端に目に光が入ったいゆりさんですが、 兄が在人の言うがままに出したメールを受信したらまた元に戻ってしまいました。 でもせまってくることはなくなったとか…。 今回の話はどう受け止めるべきなんでしょうか? 在人の入れ知恵によると「乙女心」に訴えかけるものがあったようですが、 解説してくれないので何がどう作用したのかとても分かりにくい。 読者に厳しい漫画です。 ●桜庭君と毛虫ちゃん(なるしまゆり) センターカラー。 扉絵はずいぶん張り切ってますが、全体的な雰囲気はロマンチックなファンタジーでした。 オチがお約束を外した意外なものだったので、最初は話の意味がよく分かりませんでしたが 読み返してみるとなるほどなぁと。 桜庭君と楽しそうに喋ってる毛虫ちゃんが可愛かった。 「おっぱいが出ちゃってるけど隠せなくて恥ずかしがってる女の子」が好きな人にとっては 後半の展開はツボなんではないでしょうか。 あそこで触らなかったんだから桜庭君は充分冷静で理性的だよ。 ●NIGHTMARE MAKER(Cuvie) コラ画像ならぬ夢画像の回収は順調なものの、やはり根も葉もないウワサは払拭できない。 犯人の目星が付いた内田は鬼の形相で保健室へと乗り込むが、そこで待っていたものは… 「ま…待って…っ 本当にちょっと休ませて…ぇ 足が立たない…の もぉ 仕事できなく…なるから あっ」 そりゃ鍵も閉めずに部屋の真ん中でヤってたら、人が入ってきた瞬間にバレますわな。 しかし内田は本来の目的を果たすために 茅野先生の破廉恥っぷりはとりあえずスルー(それはそれで切ない)。 ベッドに隠れていた渡会さんを探し出し、なにやらキナ臭い話を持ちかけて次回につづく。 現場をバッチリ見た内田があんなにやんわりした対応だと 茅野先生はこれからも保健室の情事を続けそうですねw ●ヴォニッチホテル(道満晴明) 三人の母の長姉がボイラー室に、というのは断片的に示唆されていましたが それを少年探偵団が突き止めるとは思わなかった。やるなハカセ。 生きる屍と化したテネブラルムの登場は今後の展開に大きなうねりを起こすかもしれない。 起こさないかもしれない。 あとフトッチョが凄いシャツ着てるけど、きっと英語が読めなかったんでしょうね。 ●A.C.D.C.II(作/CIRCUS 画/かゆらゆか) 今回で最終回じゃなかったことが一番のサプライズ。 ●三日月がわらってる(艶々) また手淫か! この雑誌手淫漫画多すぎ! すんドめ以上本番未満がスタンダードになりつつあるな…ちゃんとヤってる茅野先生は偉大だ。 ●獣臣蔵(原作/倉田英之 漫画/館尾 冽) こっちは次回で最終回。 うん、倉田英之原作の漫画はやっぱりこうなってしまうんですね… 前号前々号と休んだのは一体なんだったのか。 ●トマティーナ in 神山村 前編(小熊陽平) YCコミック大賞出身作家、小熊陽平のメジャーデビュー作だそうです。 本誌じゃなくて烈に掲載されたけど別にエロくはない。 主人公「ヒナ」は14歳の女の子。 自分と生まれ育った村を捨てて都会に行こうとする幼馴染「ユウ太」を引き止めるために 台風被害の取材に来ていたテレビカメラの前でトマト祭りの決行を半ばヤケクソ気味に宣言。 これに女子アナが食いついてきて、ヒナの思いつきは大事へと発展していくのだった。 田舎を舞台に騒動が描かれる、というストーリーが アイドル主演の邦画っぽいですね。このまま映画化できそう。 舞台設定が地に足つきすぎて漫画っぽくないんですよね。 そういえばトマト祭りって何やるんだろ。やっぱりぶつけあうのかな…。 ●僕好みの彼女を作る108の方法。を達成する、ただ1つの方法。(ホリユウスケ) 「ワイの村雨」は分からないでもないけど「お姫はんのiPad」は意味が分からないw でも言わんとしていることはなんとなく分かります。 似ても似つかないもので例えているのは…見たことがないからかなw ●次号予告 熊谷カズヒロが「正売さん2」で早くも再登場。このまま連載になっちゃってもいいのよ? 赤銅茉莉も再登場です。こちらは久しぶり。 あと巨乳グラドル漫画家「ユウコ・フランソワーズ」が独りエッチ大好きクイーン「すもも」を原作に迎え 大人のオモチャ実体験漫画「すもものおもちゃ」を新連載開始。 できれば漫画じゃなくて実写でレポしてほしいんですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.31 02:51:03
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