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（自称）王者の魂　跡地

[RED感想] カテゴリの記事

全43件 (43件中 1-43件目)

チャンピオンRED7月号

もう夏ですね。●特別付録「聖痕のクェイサー」燈ボイスチェーンREDお得意の奇をてらった…もとい工夫を凝らしたふろく。ボタンを押すと山辺燈が喋ります。大きさの割に音量が大きいのでハッキり聞こえます。セリフは３種類。「心配したんだよぉ～」「やっぱりまふゆちゃんは、私の王子様だよ～」「こういう時はお姉さんの言うことを聞くものだぞっ」公共の場でうっかり押さないように、みたいな注意書きがあったにしてはあまり面白味のないセリフで残念。どうせなら「私のソーマ吸っていいよ」くらいのことを言ってほしかったな！●装甲悪鬼村正　鏖新連載巻頭カラー。同名のＰＣゲーム（18禁）を原作に、最近すっかり漫画原作者が板についてきた山本賢治とやっぱり作画担当になってしまった廣瀬周の適材適所タッグで送る「究極のダークサイドアクション」です。またREDのロボ漫画率とグロ漫画率が上がってしまった（エロ漫画率は据え置き）。雉飼島（きじかいじま）にすむ少女「水魚（まな）」が海岸で死にかけの浪人を拾った所から物語は始まります。世界観の説明が殆ど無いので舞台が日本によく似た別の世界であることはゲームの公式サイトを見るまで分からなかったんですが（GHQとか出るから普通に現代かと思った）、そういうのは分からなくても特に問題ないみたいです。殆ど死にかけていた浪人「高木勘兵（たかぎ　かんべい）」は雉飼島に剱冑が祀られていると知り豹変。島長を刀で真っ二つにした後「天目一箇命草薙（アメノマヒトツノミコトクサナギ）」を奪い島民を鏖に。水魚の弟も無残に死亡。草薙に首を絞められて水魚が死を覚悟したその瞬間、空からヤる気マンマンの剱冑「村正（ムラマサ）」が降りてきて…という所で次回につづく。この漫画最大の特徴はREDに掲載されているのに全ての漢字にルビが振られていないこと、ですね。「私」と書いて「ぼく」と読ませるような特殊なパターンや固有名詞、難読漢字に限ってルビが付いています。原作が成人向けゲームだからなのかそういう演出なのかは分かりませんが、「剱冑」に「つるぎ」ではなく「かっちゅう」と、本来の読みとは違うルビを振っては本末転倒。担当の人は切腹ですね。「THEお姉チャンバラ紅」や「trash.」と同様に違う人が作画してるはずなのにヤマケンテイストな絵になっています。特に高木はそのまんま。こういうことが何度も起きるのが不思議でなりません…脳みそにハッキングでもしてるんですかね？モツあり狂人ありバトルありの正調ヤマケン漫画として楽しめそうです。●サバイバル・オブ・ザ・デッド同名映画の設定をベースに構成したコミカライズ作品、とのこと。「ふらん」には出てこないゾンビを描けて木々津先生も楽しそうです。ちょっと切ない話だったのでゾンビ映画なのにハートフル路線なのかと思ったら本編は西部劇ゾンビ映画とのこと。ロメロ監督も木々津先生も発想力が凄いわｗ●フランケン・ふらんふらんの自称姉、「ガブリール」が登場。ふらんやヴェロニカと同じく斑木博士に作られたそうですが、性格は凶暴そのもの。更に自分の意思で体を変形させ、素手でもヴェロニカ以上の戦闘力を誇る「強敵」です。ロクなことしないな斑木博士ｗ姉キャラなのに胸があまり大きくないのは木々津先生のポリシーですかね。体の体積が半分くらいになったヴェロニカは危うい可愛さでした。しかし脳内に電極仕込まれてたり体内に爆弾入れられたり、酷い扱い受けてる妹だなぁ…ｗ●聖痕のクェイサー長かった電脳学園での戦いがようやく決着。剣の生神女って戦闘のサポートが出来るんですねー。捕われていた華も「雷の携香女」の力を翼から受け継いで特殊能力持ちの生神女に。華は能力と共に翼の命も背負ったので精神的に成長するんでしょうな。聖乳要因だった生神女がクェイサーと一緒に戦う能力を持つことでこれからは２人１組で戦うのがスタンダードになりそう。いやしかし本当に長かった…。久々にテレサやジータや美由梨が見たいよ。●シグルイ藤木が流れ、伊良子が無明逆流れの構えをとり、藤木が仕掛けた所で　つづく。ほんの少しだけ時間が進みましたｗ　覚悟と散さまの最終決戦みたいな雰囲気だな。御前試合の会場は静かな上に、足下は動くたびに音がする砂利なので伊良子の盲目は全くハンデにならないんでしょうね。それに無明逆流れは虎眼の星流れを破る為に編み出された技なわけで、星流れに劣る流れしか使えない隻腕の藤木はスピードの面で圧倒的不利。精神的には充実してるけど伊良子対策の技とかは作ってないし、藤木に勝ち目があるとはちょっと思えないですねぇ。●いちばんうしろの大魔王センターカラーで緑縞パン。ころね相手にラブコメする話。ドタバタ学園コメディとして安定した面白さですね。やっぱり１話完結の方が読みやすいッス。阿九斗に対するモブクラスメイトのリアクションが面白い。あ、言い忘れそうになったけどころね可愛いです。不二子先輩絡みで出番が少なかったのを今回で取り戻した感じ。●真マジンガーZEROアニメにも出てきたマジンガー軍団がパイロットと共に登場。総数150余機で１千の機械獣軍団に挑む！さやかさんはアフロダイからビューナスに乗り換えました。ミサイルの形状がエロい。決死の戦いを控え、死亡フラグビンビンの会話を笑顔で交わすパイロットたち。しかし彼らはその会話内容が死亡フラグだと分かっていながら、敢えて口に出していた！これが最後の会話だと分かっていたから、敢えて前向きな会話をしてみせたのだ！悲壮感を強めるために死亡フラグを使うとは…目からウロコが落ちました。この戦いこそが後のマジン大戦である。ということは一応Dr.ヘルの総攻撃を退けることはできたんですね。その為に何をやったんだろう。やっぱり自爆かな…。●カラスヤサトシのオタク探訪マジンガーとゲッターの間にカラスヤ。今年の３月に行われた「萌え博」に参加した時のレポートです。そういえば非常に場違いなチャリがあったなぁ。ちゃんとネタ仕込んでたんだ…。でもRED号というよりREDいちご号だったぞアレ。東京から幕張メッセまで自転車で行ったのに、それは１コマで済ませちゃうんだｗＴＫさん鬼だなｗ●デビルマン対ゲッターロボ豪ちゃんの描く女の子はガタイがいいなぁ…。デーモンから美樹とミチルを救う為にデビルマンに変身する明。一方研究所を襲うデーモンを一掃する為にゲッターに乗り込んだ三人は異形と化した明をミチルの仇と誤解し襲いかかってしまう。タイトル通りの「デビルマン対ゲッターロボ」になりました。すぐに誤解は解けないけどシレーヌからミチルを取り戻す為に「チッ　お前のことは信用してないけど仕方ねぇ」とか言いながら協力するって流れかな。思ったより健全な内容になりそう。●ミカるんX詐欺師宇宙人が友情の尊さに目覚めてパワーアップしたそうです。非常に胡散臭いｗこんなにテキトーで都合のいいパワーアップイベントはなかなか無いぞ！闘い方はそれに輪をかけて超テキトー。安物のコピー品や結婚詐欺で殺されたら宇宙人も浮かばれまいｗエロサイトを前に腕組んで考えた後にポチる（そしてワンクリック詐欺に引っかかる）姿は他の宇宙人にはとても見せられない死に様だったと思いますｗミカさんパパいいからだしてるね。刃牙みたい。この前に七宝洞さんの話をやったのは今回の話をスムーズに理解させる為だったんですね。しかし新約聖書をモチーフにしたどころか物語の血肉にしてしまったのはやっぱり思い切ったことをしたと思います。るい先生が刺されませんように。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～センターカラーで影丸vs赤影。でも本編ではちっとも闘ってません。詐欺だ。影丸vs赤影をやらないで何をやったかというと、ディック牧が乱入してきてまた別の誰かと戦い始めました…もう意味がわからん。●ヨメイロちょいす無人島で助けを待ってたら３コマの間に10年経つとか「あるんだなぁこれが！」とかtenkla先生の藤子Ｆ愛が溢れた回でした。溢れさせ方は凄く間違ってる気がしますがｗでも藤子パロで「Ｔ・Ｐぼん」を持ってくる人はあまりいない気がするのでこんな表現の仕方でもやっぱり好きなんだと思います。いつも通りヒドいネタのオンパレードですがサクが記憶を取り戻すシーンのヒドさには爆笑しました。キッカケもおかしいし回想するシーンもおかしいｗ恐竜の口がくぱぁと開く小ネタも好きです。やっぱりtenkla先生は天才だわ。●人間失格　壊最終回。原作の長さを考えれば全４回は妥当だとは思いますが、それにしても早い。冒頭の、クスリを買う為の金を得る為に女を抱く葉蔵を描いたシーンが非常に衝撃的でした。なにがって二ノ瀬先生がこんな低俗で薄汚れたシーンを描いたという事実が！救いのある展開になるかと思ったら、なりませんでしたねぇ…ちゃんと柵の付いてる病院に入っちゃうし。入れたのが身内や仲間じゃないから、ここらへんは原作よりも悲惨になってるな。自らに「人間失格」の烙印を押し、お道化の仮面を外し、人であることをやめた葉蔵がやすらかな顔をしていたのが救いと言えば救いでしょうか。車椅子を押していた人、どこかで見たことがあるような無いような…。二ノ瀬先生、連載お疲れ様でした。「人間失格　壊」アフターの二ノ瀬先生がどういう作品を描くのか、今から楽しみ。●AI:パトこちらも最終回。メイドサンダーと比べて短命に終わってしまいました。車ネタがRED読者層と相性良くなかったのかもしれませんね。キャティをもっと早く出していたら…という思いが無きにしもあらず。ともあれお疲れ様でした。●赤の帝国山本賢治＆廣瀬周にインタビュー。山賢の回答は相変わらずいい加減だがそれがいい。趣味の「おしゃれな小物集め」ってそれ絶対プラモのことだろｗ廣瀬先生、苦労は多そうですが頑張ってくださいｗ●次号予告ベクターコンビと青本もあのダブル新連載スタート。付録は「夢のフィギュア」です。チャンピオンREDは自重しない！

2010.06.10

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チャンピオンRED6月号

６月号だから５月に感想書いてもあんまり違和感無いよね？　ね？●デビルマン対ゲッターロボ新連載巻頭カラー。東映まんが祭のような昭和臭溢れる作品を読み切りではなく連載で、そして原作者である永井豪とダイナミックプロ自らが執筆します。一応オタク向けの雑誌でなんとういう暴挙を…と思ったもののダイナミック作品のノリは「大人の為の少年誌」を標榜するREDの誌面にはよく馴染むんですよね。地下では帝王ゴール率いる恐竜帝国と悪魔（デーモン）軍団が手を組み早乙女研究所ではゲッターロボのパイロットたちがケンカ腰の不動明と衝突。捻らずベタに来てくれたのが嬉しい。ゲッターロボにデビルマンという、漫画とアニメが別物すぎる作品同士のコラボですが雰囲気は昭和の正統派男児向けロボット漫画という感じ。明るいです。ミチルさんもシレーヌも積極的におっぱいを出して読者の少年心に訴えかけてくれてますｗただ明だけはどこか影のある、原作寄りのキャラクターですね。お祭ムードで始まった今作がどういった展開をするのか気になります。読みきりではなく連載なので、REDだから読める！という感じの内容になってほしいですね。美樹がどうなろうとも既に覚悟は出来てますんで！●聖痕のクェイサーアトスって実行部隊持ってたのか…神の名の下なら何やっても許されると思ってるから宗教団体は怖いわぁ。サーシャが第４階梯の力を使っても全く及ばない強大な敵、銀磁騎士（シルバーナイト）。翼だけの為にここまで強くなるんだから深雪は凄い。主に情念が。そんな深雪を止める為に翼は雷の携香女を発動させ、彼女の前に立ちはだかる！互いを想っているのにぶつかり合う２人…これってどっちに転んでも悲劇にしかならないんじゃないですか。いつの間にか蚊帳の外に追いやられていたサーシャはすれ違う２人を見ている内になぜかまふゆのことを考えていた。「自分がいて…相手がいて　想いがすれ違うのは当たり前…　だから…言葉にしなきゃきえないのに…！！」「やっと分かったのに…どうして今お前がいない…　お前がいれば…俺は……」まふゆ―――ここ、断片だけ見れば良いシーンだと思うんですけど、翼と深雪が戦ってるすぐ側で突然女の名前を叫んだと思うとちょっと…ビックリしちゃいますよねｗでもサーシャとまふゆが再会できたのは素直に嬉しい。ラブラブパワーでまた階梯上がっちゃうかな！？●鉄のラインバレルラインバレルから伸びた触手的な何かが浩一の体に挿しこまれ、夢の中で未来に起きたことの解説が始まりました。ナノマシンの普及により長い寿命と平和を得た人類は遺伝子情報に書き込まれていた「想像力を失ったら自滅するスイッチ」に従って次々と自殺。で滅亡。おいおい全人類が自殺で滅亡したんか！どんだけ一斉にスイッチ入ったんだ。ナノとマシンは言わなかったけど緩やかに自滅に向かっていったのかな。それならまだ納得できる。森次さんたちが言っているマキナがどうのこうのってのはさっぱり理解できません。何の話をしてるんだあんたたちは。●シグルイおよそ７年ぶりに描かれた駿河城御前試合第一試合。あの時と同じ場面、同じやりとりが繰り返されているんですが藤木たちのこれまでを見届けていた読者と作者には違って見えるのは必然。なるほど、三重が無明逆流れで斬られる藤木の姿を見たのは不安からだったんですね。そしてその不安を感じとり、受けとめ、真っ直ぐな眼差しで応える藤木。この２人の言葉を用いないコミュニケーション、大好きです。藤木って愛に生きてるなぁ…。次回からはいよいよ試合の続きが読めるんですね。…回想シーンまで繰り返さなくてもいいぞ！●カラスヤサトシのオタク探訪まだ２回目にしてもうＴ・Ｋさんメインの漫画になってる気がする。●いちばんうしろの大魔王結構引っぱったのに結末はずいぶんアッサリしてましたね…でも学長と同じ理由で許す。ハイスペックな先輩が動き回ったら他のキャラは食われちゃいそうだなー。服部さんとか心配です。●ミカるんX歴史の陰に宇宙人ありシリーズ第２弾。臍矢さんが　エルサレムで　救世主（キリスト）と出会ったちょっとちょっと！前回の八百比丘尼と比べてネタがシュートすぎやしませんか！古代都市で臍矢さんが出会った「ナザレのイエス」はミカさんそっくりの女性…いやミカさんがイエスのように振舞っているのか。とにかくそういう人でした。なぜイエスが多くの人に受け入れられたのかが伝記漫画のように分かり易くて勉強になります。そんなイエスなミカさんがペソマルク星人の地球での名前「臍矢円弧（へそやまるこ）」を聞いて「そうかマルコ　おまえもわたしと共に来たくば来るがいい」と返したのを見た時は…震えましたね。これをやる為に臍矢さんの下の名前を「円弧」にしていたのか！なんという長い前フリ！！単にツジツマが合ってるだけかもしれないけど、ここまでピッタリとピースがはまるのを見せられたら感激せざるを得ない。最後のページでは早くも磔に。イエスに槍を刺したのは確かミカさんの義理のパパのはず…百卒長がその人か。どういうシーンになることやら。●真マジンガーZEROさやかの言う「人類の存亡をかけたマジン大戦」とはDr.ヘルによって10日間で50億もの人間が死に、人類が降伏したというショッキングなものでした。こんな規模とやり方で人を殺してると知ってしまったらヘルに愛着持てないなぁ…。今回のグロ且つ理不尽な死の描写はデビルマンっぽいですね。原作者本人よりも「永井豪らしさ」を出そうとしてるように思えました。●みのりスキャンダル新連載第２回。貧乳に悩む人の胸が魔淫夢の卵の力によって際限なく大きくなる話。基本的に小さいよりは大きい方がチヤホヤされるものですが、大きすぎると途端に「これは違うんじゃないの？」と思うようになるから不思議です。そこから更に大きくなったら今度は気持ち悪くなるんだからおっぱいは本当に不思議ですね。体よりも大きいおっぱいがいい、という人もいるんでしょうけど…自分はダメでした。●AI:パト!今までは緊急時の必殺技扱いだった人型形態で１話まるまる過ごしてみたら実に普通のラブコメ漫画になってしまいました。「ロボこみ」で敢えて外したことを正面からやったらこうなるのか。なるほどなるほど。次号最終回。始まったのが唐突なら終わるのも唐突ですね…。●どみなのド!センターカラー。何かの気配を察してΩ字開脚…インコさん頭おかしいだろｗ今回だけに限った話じゃないですけど、こんなゲテモノだらけの環境だとひかりの正統派ヒロインっぷりが際立ちますね。お風呂に入っても背中だけで留まるもんなー。妹なんか蛸まみれだぜ。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～これってまだ試合になってるのかな…どうなったら誰が勝ち上がることになるのかもうさっぱり分からないｗ赤影と影丸って同門だったんですね。赤影も伊賀忍者なのかな。原作だと飛騨忍者らしいですが。●増殖少女　プラナちゃん!ネタバレ：プラナちゃんかわいい●ヨメイロちょいす委員長が無自覚猥語スピーカーになる話。りんかん学校妄想のあんまり嫌がってない先生がエロいよ。そうか、背負うことで非実在キャラが小○生に見えてしまうからラン○セルは非常に危険なアイテムになってしまったんだなｗ　tenkla先生ってば社会派！…思いっきり背負ってる上に名札まで付けてた漫画が手前に載ってたような気がするけど、気にしない。●人間失格　壊前回で子供時代が終わったので、今回から成年…青年時代です。漫画家（でも連載してないから実質無職）になった葉蔵は未亡人「静子（シヅこ）」とその娘「シゲ」の元でヒモ生活を送っていました。シゲをあやす一方で静子の体を貪り金の無心をする葉蔵。ああ、「あの」二ノ瀬先生がこんな俗っぽいシーンを描いているだなんて…！見てはいけないものを見てしまったような、そんな感覚に襲われましたｗ堀木は原作と比べると相当イヤなヤツになってますねー。「上司幾太」の名付け親になることで葉蔵の腐りっぷりを肩代わりしてくれた結果なんだからむしろ可哀想なはずなんですが…しかし可愛げがないキャラだｗ秋田出版の編集さんは色んな意味で怖い。この人が一番人間丸出しな気がするｗまだ３話しかやってないんだよなー。長編を半分くらい読んだのかと思うほど読み応えを感じます。原作ネタの消化具合からしてあと２話くらいで全部使い切ってしまいそうですが…。●フランケン・ふらん地獄と化した「世界一有名な夢の国」で繰り広げられる殺戮の宴！人を喰らうヌイグルミたちに囲まれた７人は果たして生きて帰れるのか！？といった感じのＢ級パニックホラー映画へのリスペクトが溢れたお話でした。実際ハリウッドにパクられそうなくらい良い設定だったと思います。というか普通に観たいのでどこかパクって！ヌイグルミが襲いかかってくるたびにいちいちキャラクターの名前を言ってくれるのでとてもイメージがしやすかったですｗ●ベクター・ケースファイル最終回。学校を辞めたいというあずさの後輩をなぜか稲穂が説得するという、最終話にして異色の展開に。学校での生活をアリの生態に例えているのに何故かちゃんと人生相談になっているこの不思議。相手の後輩殿が聞く耳を持ってくれたというのも大きいんでしょうね。自分だったら例え話の揚げ足を取られた時にもうイヤになってると思いますｗ連載が回を重ねるにつれて、ムシしか友達がいないキャラである稲穂にどんどん人間の友達が増えていくことに違和感を覚えたこともありましたが、彼女の変化はこの作品にとってムシと同じくらい大きなテーマだったのですね。茂みから稲穂を心配したみんなが一斉に出てきたシーンは稲穂のこれまでの歩みを見事に描いた、最終回に相応しい印象的なシーンでした。真夏の顔を久しぶりに見られたのも良かった…。長期間の連載、お疲れ様でした！藤見カミムラコンビでの８月号から新連載も楽しみにしています！●ちぇんじ123こちらも最終回。ひふみが素子を救い出す為に選んだ最後の相手、竜也。死闘の果てに見た結末は…なんと主人公ひふみの負け！ラスボスが父親だったら勝つのがお約束どころか当たり前だろって話なのに…負けましたか。それだけ竜也の強さがガチだったということなんだろうなー。単色でも極めれば漆黒に勝てることを証明したんだから、竜也の存在は月島さんにとって救いになったことでしょう。がんばれ月島さん。ひふみたちによって素子が目を覚まして、そしてひふみたちが消えてから７ヶ月。素子のしぐさや記憶の中に彼女たちはしっかり生きていることを感じとった小介川は嬉し涙を流すのでした…めでたしめでたし。おいコラ短期間に子供作りすぎだろコスケガー！！　あの顔だとまだ20代なんじゃないのか！いくらスケベだからって…いくら相手が素子だからって…いや素子が相手なら仕方ないか…。しかしこれ以上無いってくらいの大団円を見せてもらいました。最終回の後に３ページも使って特集を組むんだから、REDとしても最敬礼で送り出した形ですね。坂口・岩澤両先生、長い間お疲れ様でした！！●次号予告「装甲悪鬼村正　鏖（みなごろし）」が新連載開始。構成・絵コンテ山本賢治＆作画廣瀬周はRED最凶のコンビになりそうｗしかし山賢仕事してるなぁ。カオシックルーンEsはいつ再開するんでっしゃろ。

2010.05.05

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チャンピオンRED5月号

最近は漫画を巡って色々と胡散臭い話が飛び交ってますね。まさかその中心に秋田書店が関わってくるとは思ってませんでした…ちょっと思ってました。●「聖痕のクェイサー」3Dカレンダー結論から言うとガッカリクオリティでした。飛び出すというよりも浮きあがってますやん。しかし今流行りの３Ｄで燈のおっぱいが立体に！ﾜｰｲﾜｰｲという小学生みたいな発想を実行してしまったRED編集部の芸人気質には一定の評価をしたいと思います。それよりCALENDARの表記が間違ってたのはいただけない。なんか本当に頭が悪そうじゃないですか…。●聖痕のクェイサー　TVアニメ情報アニメでは美由梨がいい感じにハジケてるのでリリー仮面の話は楽しみです。おっぱい図鑑は…ちょっと引いた。●真マジンガーZERO巻頭カラー。扉のマジンガーのポーズがリボルテックみたい。前回から引き続き、マジンガーまつりで上映されているＣＧドキュメンタリームービー「マジン大戦」の内容が「この世界でのこれまでのあらすじ」として描かれてます。実録映像ではないのでどこまでが本当なのかは分かりませんが、プロパガンダ映像にしてはDr.ヘルがイキイキしすぎではないかとｗ今川監督だってここまでの無茶はやりませんでしたぜ。マジンガーのいた日本以外の国はバードスの杖によって自国の戦力で壊滅していたのか。Dr.ヘルを倒したら日本が世界のリーダーになりそうですな。そういえばミネルバにバードスの杖が効かないのはどういう理屈なんでしょうね？ミネルバ自体が色々とナゾではありますが…。●みのりスキャンダル速野悠二の新連載。成績優秀・スポーツ万能・スタイル抜群の人気者「桜北条（さくらほうじょう）みのり」が体にかけられた呪いを解く為に、ドＳ幽霊「斉理子（ゆりこ）」と共に「魔淫夢（まいむ）の卵」を求めて学園を奔走するエロアクション漫画。やってることは「おキツネさまでchu」や「バージン・ロープ」とあまり変わってません。今までの作品と違うのは、ヒロインが話の途中で受け攻め逆転する点かな。鍵と鍵穴だったら修正入れずに描いても問題無いみたいです。でも股間から抜かずに使ってたらさすがにヤバそう…次回にでもやりかねませんがｗ●カラスヤサトシのオタク探訪新連載。オタクどもが興味ありそうなところをカラスヤサトシが編集者と一緒に巡るルポ漫画です。初回は杉並や上井草のアニメ関連施設を回りましたが…これREDでやらなくてもいいだろう。かつてはマンゲリラやヤマケンが暴れ、今も谷口悟朗が誌上で内輪話をしているこの雑誌で「なんで小池さんが杉並アニメーションミュージアムの館長なの？」みたいなこと言って笑いを取ろうとするユルいヤツはいらないんだよ！帰れ！！と言いたいところだがＴ・Ｋさんに免じて少しだけ待ってやる。●聖痕のクェイサーもの凄く久しぶりに本編でまふゆを見た！（回想シーンだけど）サーシャの決めゼリフも出たし、主人公とヒロインがそれらしい活躍をしていて良かった。つーかサーシャは制服の下にいつもの服着てたのか。いつでも脱ぐ用意ができてたんだねｗ小道具のたこ足くんが可愛かったです。サトケン先生はこういうの描くの上手いですよね。●シグルイ「斬りたいから斬りにいく　それだけだ」「生きることを決意した者の美しさは　ただ生きる者たちを圧倒する」「戦うために生まれたのではない　戦って結ばれるために生まれたのだ」ここまで生命力に溢れている藤木は見たことないですね。時間軸的にはこの直後に来る第１話の藤木よりも生命力がみなぎっているかも。美しいと表現されるものを絵にするのはなかなか勇気がいることだと思います。美しい理由が「生きることを決意した」などという、絵で表現できるかもわからないものなら尚のこと。それを特殊効果を使わずにただ絵だけで表現しようとしたのは山口先生自身も藤木たちのように決意を持って望んだからではないか…自分にはそう思えました。さぁ藤木！REDでは女を知らない童貞こそが最強だと証明してくれ！●ミカるんX七宝洞さんに似てる人がご先祖さまじゃなくて本人だったとは。人魚は宇宙人だった説を提唱するわけですねるい先生！昔話編で謎が何か解決するかと思ったら、余計に増えたな…。●増殖少女プラナちゃん!新連載センターカラー２本立て。普通の女子高生「斑鳩（いかるが）りんね」の元へ送られてきた姉からの荷物はプラナリアの遺伝子から生まれたミュータントの女の子、「プラナ」。無邪気な良い子だけど少しの衝撃でどんどん増殖する（でも30分で元に戻る）プラナが何かとドタバタを起こすほのぼのコメディです。プラナは分裂すると全裸になるけど、上手い具合に前はもちろん後ろ（尻）もしっかり隠してるのでエロス要素は殆どありません。ひたすら可愛い方向にシフトした漫画はREDでは珍しいかも。ちょっとテンション高めの「ぽかぽかばんぱいあ」みたいなポジションになりそう。●フランケン・ふらん自分の上に落ちてきた自殺者を助けたふらんは、その人の悩みであるイジメ問題を解決する為に自分が望む体になれるという、ドラえもんのひみつ道具のような万能再生細胞をプレゼント。カッコよくなって強くなって頭も良くなった（そしてリアル厨ニ病も煩った）少年はいじめられなくなったどころかモテモテの人気者になったのですが…今回の見開きはトラウマもののインパクトでした。あれはヤバい。モツぶちまけて死んでるのを見るよりもよっぽどダメージを負いました…。いつもと違ってキレイな締め方だったので、読後感がなんとなくＢＪっぽかったです。●ひみchuの文子さま後からついてきた後輩に光の速さで追い抜かれた廉太郎の苦悩を描いた問題作。「最低でも半年…いや一年は絵を描かない方がいいな！」というセリフに廉太郎の焦りっぷりが凝縮されてましたねｗ「本気を出して」描いた絵を見せる前に打ちのめされてるのもまたキツい。心の中では自分よりずっと上手くなってることをどうしようもなく認めちゃってるんだろうなー。神楽坂がどれだけ上手くなったかはちょっとでもいいから見たかった。アラセン、体は立派に26歳じゃないか…これは確かに妹キャラとして失望されても無理はないな…。乳首部分に立体感があるように見えるのは気のせいだろうか。●人間失格　壊新連載第２回。まだ第２回なんですが、話は怒涛のように動きを見せております。ヨシ子のエピソードをここで使い切るとは思わなかった…。原作の何倍も悲惨な展開になっていて読んでて辛い…こんな悲劇、大人でも耐えられそうにないのに少年期に経験してしまったら葉蔵はまさに「壊」れてしまってもおかしくないでしょうね…今回で既にそうなってしまったかも。最後のページの絵には圧倒されました。情念をそのまま絵にしたような凄まじさ。二ノ瀬先生の引き出しはこの作品でどこまで開いてしまうのか。怖い！！「こうして自分の子供時代は終わりを告げました…」というモノローグはこれは言葉通り子供時代編が終わり次回から青年時代編に入るということなのか、それとも精神的に子供ではいられなくなったという意味なのか、どちらなんでしょうね。というかこの後やること残ってるんだろうか…。●ヨメイロちょいすもぇぎのイタくてキモいヨゴレキャラは空回りすればするほど輝きますねｗこれだけアグレッシブでエロ頑張ってるのに扱いが悪いのは可哀想といえば可哀想かも。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～暴れ天童vs伊賀の影丸という夢の対決がいよいよ始まる！かと思ったら「四人衆」の１人が乱入してきてウヤムヤに。大会形式ならこういうことは起こらないと思ってたのに初っぱなからコレかよ！しかもなんか天童負けちゃってるし。今川さんは九大天王が嫌いなんですか…。●美化部第21回新人漫画賞受賞作にして猫兎あんずのデビュー作。謎の部活動「美化部」を舞台にした学園４コマです。なんかねー…中学生が友達に見せる為に頑張って作ったオリジナル同人誌みたいな漫画でした。とにかく読みづらい！登場人物は多いのにロクに紹介しないから誰が誰でどんなキャラなのかサッパリ分からない。４コマ目がオチっぽいけど何をやっているのかよく分からない。なぜ掃除を部活としてやっているのかは最後まで分かりませんでした。この完成度は悪い意味でヤバい…。バックナンバーを探ってみたら１月号に評が載ってました。猫兎先生は19歳、美化部は佳作（賞金15万円）、特に評価された点は画力、とのこと。でも審査員のお二方はコメントであんまり誉めてないんだよなー。若いから今後に期待して、ということなのかもしれないけど…うーん。●どみなのド!あれ、張形がカッコイイぞ…たとえ対象がナニであろうとも、それを極めれば「道」になるものなのですね。なんかこういう専門分野が本当に古来からあるような気がしてきた！張形がチョップを食らった時の「うン」がツボでした。高い声が出たんだろうなｗ●いちばんうしろの大魔王復活した阿九斗は不二子の氷系上級魔法をいとも簡単に打ち消してしまう。炎系初級魔法で相手を圧倒してこそ大魔王ですよねー。魔力勝負では適わないと案外アッサリ認めた不二子は犬っぽい魔獣をけしかけ、次号につづく…　ってオイ！８ページで終わりかよ！落とさないのもクオリティ下げないのも偉いと思うけど短すぎるｗ●地球の放課後水中に落としたメガネを拾えたことをどや顔で話す早苗が凄く可愛かったです。●ちぇんじ123体は１つでも人格を細かくスイッチすることで「協力」して戦うひふみたち。一瞬でどの人格が出ているのか判断できる竜也も凄いけど、それを見越して人格チェンジをフェイントに使うとか攻防のレベルがえらいことになってます。やっぱりこの漫画の格闘アクションシーンは面白いわ。次回最終回…実の父親との闘いの果てに待っているものは？●バケカノ～出張版～色々とひどかったけど、オシリの穴にカギを挿しこんで持ってるコマが一番ひどい。あんなことしたら「いたたた」じゃ済まないと思います…。●ベクター・ケースファイル名探偵の周辺で殺人事件が頻発するのと同じように稲穂の周辺では蟲絡みの事件がよく起きますね…今更ですけど。毒蝶であるアサギマダラの休憩ポイントが開発により無くなったことで街で小動物が被害に遭い、その原因をいかにもそれっぽい工場のせいにされる…毒蝶云々よりも人間の行動の方に説得力を感じてしまいますね。こういう人たちは「毒蝶が原因だった」と説明しても引き下がらないような気がする。ベクターも次回で最終回。何年も続いた作品が同時に無くなるのは寂しいですな。●AI:パト!家庭のあるGT-Rオーナーは肩身が狭いそうです。さもありなん。幼稚園児の女の子がパト子を見て車種が分かったのはお母さんに相手にされないお父さんが娘相手にしつこく教え込んだからなんだろうな～ｗ●だい2保健しつ佐々木さんは変態というよりも非常識だと思います！花南夢璃亜（かなんゆめりあ）ちゃんの行方を投げっぱなしで終わったのには驚いた。見逃さずに親元に戻してあげなきゃダメですって…。●次号予告永井豪とダイナミックプロによる「デビルマン対ゲッターロボ」が連載開始。マジンガーにゲッターにジャイアントロボにラインバレル…後はガンダムを呼んだらREDだけでスパロボできちゃうよ！ちぇんじ123とゲッターロボが揃い踏みする瞬間を見ることができるとは夢にも思いませんでした。

2010.03.31

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チャンピオンRED4月号

今も昔も、REDで読んでないのは読者のおたよりコーナーだけ。●「聖痕のクェイサー」カーチャ　ひっつく!おっぱいフィギュア未開封です。●聖痕のクェイサー前回えろひどいを通り越して普通に酷い目に遭ったと思われたあやめさんが元気にカーチャ様の奴隷をやっていて安心しました。そのカーチャ様、クェイサーの能力が使えない電脳空間でも大活躍しちゃっていよいよ主役の座を不動のものとしたって感じですね！最近はアニメの方が馴染み深いせいか、漫画版のサーシャを見るとどうも違和感がｗあまり主人公らしい活躍をしていないのはこっちでも向こうでも一緒なんですが…。●鉄のラインバレル全編使って浩一と矢島が濃厚に絡み合い腐女子濡れ濡れ！！殴り合って友情の再確認ってのは昭和では定番だったんですけどねー。同じことを今やったらイチャイチャしてるように見られちゃうのは時代の流れなのか。50回記念の50問50答は軽く大喜利入ってましたね。サービス精神旺盛だなぁ。●フランケン・ふらんカラーページは無いけど豪華２本立て。１本目はそこそこの俳優がフェロモン体質に、２本目は女性タレントが少女漫画顔になる話。一方は見た目以外の要素を欲して、もう一方はひたすら見た目を追求するというまるで正反対の依頼となった２本ですが、「見た目の評価はどうにでもなる」という点では共通したテーマが描かれたと言えるかも。１本目の「どきどき☆ミステリアス」で感じた違和感がちゃんと２本目の話に繋がってくるのが面白かったです。しかし「女性の女性の為の知的情報誌」が前園ゆりあを美の象徴のように持ち上げるってのは随分強烈な皮肉ですな。今回は２本とも実に木々津先生らしい黒さでした。●シグルイ駿府の上覧試合が幕府を巻き込んだ一大スキャンダルに発展しつつある模様。忠長のやっていることにちゃんと道理があったということがここ数話で描かれてるわけですが、それによって作品に漂う「狂気」がちょこっと薄くなったのはちょっと勿体無い気もします。ドラマとしては面白いんですけどね。柳生宗矩さん出世しましたねー。虎眼先生があの時上手くやっていればここにいたのは先生だったんだろうか…いや、やっぱりないなｗ●真マジンガーZEROみんなに受け入れられて充実した日々を過ごすミネルバさん。もちろんこれは後の悲劇の前フリなわけです…が、筋肉モリモリで異常にアクティブなDr.ヘルを見るとこの後に地獄のような悲劇が起きるようにはあまり思えないなｗなんでもかんでもクローズとコラボするのはやめましょうよ。お互いの為にならないと思いますよ。●いちばんうしろの大魔王センターカラー。主人公はヒロインに剣で刺されて死にました。こう書くと見事にバッドエンドですがそこは大魔王。サッサと生き返ってしまいました。こうも早く復活すると、そもそも刺された時にちゃんと死んだのかと思っちゃいますねｗ死んでる時に阿九斗が出会った少女は見た目けーなによく似てるように見えるけど阿九斗はそういう指摘をしてないんだよなー。自分の気のせいなんでしょうか。番長のリーゼントネタは個人的には好きです。●人間失格　壊太宰治生誕百壱周年記念新連載。二ノ瀬泰徳にとって初の連載作品でもあります。太宰治の「人間失格」を一度「壊」して、再構成したリメイク作品。これの為に最近原作を初めて読みました。主人公「大庭葉蔵（おおば　ようぞう）」は頭脳明晰でクラスの人気者、実家は裕福と今風に言えばまさに「リア充」な男子学生。しかしその実態は「人間」を理解できずひたすらに恐れ、自分と他人を偽り続ける孤独の持ち主でした。誰にもそれに気付かれず「お茶目」でいた葉蔵の前に転校生「竹一姫香（たけいち　ひめか）」が現れたことで何かが起きそうな予感…という所で次回につづく。「二ノ瀬」と来て「壊」なんだからどこまでブッ壊してしまうのかと期待以上に不安でしたが、意外にもだいたい合ってました。堀木やヨシ子を同級生にしたり竹一を女の子にするといったアレンジは多々ありますが、主人公である葉蔵のキャラクターがほぼ原作通りなので作品としての軸がブレてません。二ノ瀬先生といえばファンタジー作品という印象がやはり強いですが、前作の「帝都闇花忌譚　病みうさぎ」が大正時代をモチーフにした作品だったので今作の世界観にはあまり違和感がありませんでした。女装と触手をちゃんとやってくれたことも大きいですねｗあれを見て「ああいつもの二ノ瀬漫画だ」と安心しましたｗしかし触手を伸ばしたのが女性であった点は今までの二ノ瀬作品と大きく違ってます。女性を「魔女」という非現実的な存在として描き、その相手を男性ではなく「触手」に置き換えていた二ノ瀬先生が今回は女性そのものを触手に例えているんですから、これは多分一大事ですよ。後の二ノ瀬研究家がこの作品を重要視するのは間違いないでしょうね！自分は二ノ瀬先生の作品の「最後は必ず正義が勝つ」みたいな少年漫画的王道ストーリーが気に入っているのでできれば今作でもそのようなハッピーな展開を見たいんですが…原作を考えると難しいでしょうね。漫画家時代はもう酒に溺れてたっぽいし。ここからどう転がっていくのかな。●どみなのド!人間失格の直後にコレが来るとは…あまりの振幅の大きさに脳が揺れましたｗ前編では第１試合の一発ギャグ対決だけで終わりましたが、後編ではまたぎ当て（股間で男性器の大きさを当てる）、野球拳、そして最終試合であるポンチ・フラッグ（ビーチ・フラッグの要領で生フラッグを取る）と内容盛りだくさん。ツッコミ所も盛りだくさん。２人とも試合内容に全く疑問を持たず、ただ熱戦を繰り広げるその姿は男の奪い合いから始まったとは思えぬ爽やかさでした。青春っていいね！「白濁爆裂（ホワイト・エクスプロージョン）」は今のREDには無い何かを思い出しそうになりました。こんな形での幕引きは他の漫画なら大騒ぎになりそうですが、どみなだからなぁ…むしろマンをジして、って感じですねｗ何をするのかは分かりませんが彩子ちゃん修行頑張ってください。あと今更だけどおばあちゃんは無駄に可愛いですね。●ひみchuの文子さま文子さまが同人ゲームを完成させるという、今までの流れを考えると衝撃的な展開で今回の話は始まりますｗ同人ゲームを作って売るのが最終目標でその経緯を描くストーリー漫画だとばかり思ってたよ！第１話までは！文子さまが開発あそばされたお同人ゲーム、それはメガネ型モニターを通してオタク主人公が「現実世界で」リア充を目指すという同人ゲームというにはあまりにもスケールの大きい内容でした…つーかこれゲームじゃなくてドッキリだろ！秘密組織のやることじゃないよ！第１話で説明された設定はもう全部忘れても大丈夫なんだということが今回の話でよく分かりました。まぁ面白いからそれでいいや。廉太郎がリア充に憧れていたのは意外でした。日頃から女の子に囲まれた、ハーレムな学生生活送ってるじゃんレンタロス。あ、でも恋愛対象になる子が１人もいないのか…いやーでもフラグが存在するだけマシだと思うよ？たとえ相手が便所女でも26歳ヤンデレ幼女でも。●AI:パト!痛車と峠のレースってあんまり結びつかないんですが、やってることは両方ともオタクっぽいから実際こういうことやってる人は案外といるのかもしれませんね。人間キャラよりもクルマの方がイキイキと描かれていた気がするのは何故だろう…。●地球の放課後センターカラーで全裸。このそっけなさから察するに、吉富先生はパンツに対して特に思い入れは無いようですね。今回はファントム関係が一切絡まないお話でした。ニホンオオカミはプレスリー並に生存説が根強い生き物だなぁ。人間がいなくなって電気が使えない状況はかなり困るんじゃないかと前から思っていたんですが、そうかソーラーパネルで発電できるな…。屋根に設置してるのを拝借すればいいんですもんね。思いつかなかったのが恥ずかしい。●すくすく保健体育２月号に掲載された読み切りの続編。絵柄と内容のせいか、読んでてどき魔女（ゲーム版の方）を思い起こしました。唯一の男である桜井くんが全く活躍しないのは見ていて泣けるな～。こういう漫画なら触る役が回ってくるもんだろうに。●ヨメイロちょいす紅蘭の母親（ヒィロの祖母）が来てサク相手に三世代コントをする話。マヨネーズを顔に浴びて「あへぇ～ッ！！」と言いながらﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝするのはこの漫画ならいつものことですが、なぜ受け手がサクだったのかは大いに疑問ですｗ蛾のいる夜景が挿入されたのには笑いました。ネタにするの早いなーｗ真上のデカいコマが既にアウトなのに今更カットすんなｗ●ウカリヤ!新人漫画賞受賞者、石津粥のデビュー作。繭や蛹を羽化させる力を持つ精霊が告白しようかするまいかとモジモジしてる女の子の「羽化」を手伝う、というお話です。殆どのネタが蛾にまつわるムシちくで構成されているのは非常にユニークなんですがそれ以外の部分がいまいち弱いのは残念でした。告白する勇気が湧いた後に全身整形をする必要はあったのかなー。ミノムシのたとえ話はムシちくが活きてて結構良かったのに。●ぽかぽかばんぱいあホワイトデーにシフォンケーキを作る話なのに公開されたレシピはホットケーキのものだったという。レシピの書き換えで落とすなんて少女漫画のようですな。●ミカるんX次元の狭間を抜けると、そこは（たぶん）数百年前の福井だった。昔話みたいな世界で漁村の人たちが痴話ゲンカを繰り広げるシーンは殆ど別の漫画のようです。前号の内容が思い出せない…。ミカさんの代わりにるんなと合大しようして本当にしてしまったアキは怪獣相手に「アキちゃんフロウジョン」を垂直落下気味に決めて見事な完全勝利。ここまでやっておいてアキがただの人間ってことはないでしょー。そろそろ彼女が何者なのか語られるのかな。●ちぇんじ123ギンガと萌黄（もえぎ）の立体的なバトルは見応えがありました。最後の一撃を決めたギンガはカッコよかった！こういう真っ直ぐな熱さはいいなー。菫のスタンガンは格闘家の強さに関係無くケリを付けてしまうので嫌いだったんですがそんな菫を月島さんが止めてくれたのには溜飲が下がりましたね。小介川の予感は…多分当たってるんだろうなぁ。●ベクター・ケースファイル＞全ての生命の尊厳を賭け　白と黒の戦いに決着が…！！あれ、この漫画ってそんな内容だったっけ？稲穂は事件解決後に「どういう経路でキラービーが発生したのか分からんが」と言っているのでニーナが持ち込んだということは本当に知らないんでしょうね。でもニーナは全てを知られたと思って祖国に帰ってしまった…勝負していたつもりはないのにシロクロついたってのは、昆虫バ…大好きな稲穂らしい結末ですね。●宇宙海賊系彼女2○○系彼女のシリーズで初の続編ですね。服部先生の絵を見ると未だにお姉チャンバラを連想してしまいます。山賢コンテと比べると話のテンポが良くないのがどうにも気になる。●赤の帝国二ノ瀬先生に２度目のインタビュー。相変わらずのぶっちゃけトークでした。主に担当さん絡みの話が…。冒頭で葉蔵にダメ出ししてる担当には身近なモデルがいそうですな。●次号予告新連載が一気に３つもスタート。カラスヤサトシをREDに連れてきた意図が全く見えない！

2010.03.05

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チャンピオンRED3月号

表２に加え表３にもエロゲーの広告が入ったわけですが、どちらも「18歳未満の方はご購入になれません」って表記が凄く小さいですよね。ソフ倫の(18)ってマークは付けなくていいの？と思ったらなんか管理団体が違うそうで。ふ～んエロゲ業界にもいろいろあったんだなぁ～…「少年誌にこんな広告ふさわしくない」とかそんな野暮なことは今更言いませんよ？●「聖痕のクェイサー」まふゆ　ひっつく!おっぱいフィギュア…「少年誌にこんな付録ふさわしくない」とかそんな野暮なことは今更言いませんよ？まふゆの立体化はスケスケ水着フィギュア以来２度目ですね。前回は暖めると透けるとはいえ水着を着ていましたが、今回はシーツ１枚のみ。そして頂点（ﾃｯﾍﾟﾝ）も「見る角度によっては隠れる」ぐらいの見せっぷりです。いちごに付いてた委員長フィギュアよりも思い切っているとはどういうことなのかｗ造形も塗装もハイクオリティです。ひっつけると見えなくなる背中の作りこみも妥協無し。身内に見つかった時のダメージも大きいと思われるので、愛でる時は注意と覚悟を。あとRED本誌の方も表紙と背表紙に「おっぱいフィギュア」と書いてあるので置く場所に気をつけましょうｗ●ひみchuの文子さま単行本第１巻発売記念２本立て。１本目は巻頭カラーです。表紙をめくるとすぐに出てくるREDの巻頭カラーはインパクトが命！というのが通例ですが、今回は十二単でしっとりと。散らかってる薄い本の表紙にＭＨネタがあるのは嬉しい。今まで表面を撫でるようにしか触れられていなかった文子さまのご実家についての話。東京の真ん中に建っている大きなお城にお住まいだそうです。そして親子喧嘩に戦車を持ち出しても揉み消せるほどの権力の持ち主…うーんどういう家柄なのかなー検討もつかないなー。正体不明の「パッポン大王」が覆面を外そうとして脅すのが面白かったです。これが脅しになるのはこのお方くらいだなｗ最近は騎士先輩やアラセンばかりが目立っていましたがメインヒロインはやっぱり文子さま、と再認識させるのが目的の回だったように思えます。でも廉太郎は高貴な身分のお方ではなく友達として付き合うって感じだし文子さまの方も好意があるというよりからかってるようにも見えるからなー。個人的にはまだ「存在感のあるマスコット」というイメージが拭えませんね。少年誌のエロ担当漫画は「あのマンガがゴイスー」とかにも取り上げられない日陰の花、か…さすがＭＨ連載中に「このマン」について何か言ってただけのことはある、と思わせるネタでしたｗベスト10にランクインした（10位）だの明大漫研に選ばれただのとはしゃぐ週チャン編集部などマツリ先生に言わせれば権威のケツの穴を舐める豚も同然ですよね！！自分もあのランキングの、ほんのりエロスすら認めない姿勢には以前から疑問を持っていました！けしからんことですよまったく…。さて２本立ての２本目はエロゲと連動するハイテクオナホが廉太郎の×××から外れなくなる話。「最っっっっ　低だな!!!」●真マジンガーZEROボスたちが真剣な顔で何か言ってるからもしやと思ったらまさにその通り。温泉に浸かるミネルバさんとさやかを覗こうとしてました。うーん実にダイナミックな展開だな！ミネルバさんが人間と変わらない裸体を披露したのには確かに驚きましたｗそしてその裸体がスーツ姿よりもエロくないのにも驚いた。女湯覗きに主人公の甲児が参加したりあばしり一家やデビルマンといった他の作品のキャラがゲストで出てきたりと色々な所でダイナミックプロへのリスペクトを感じます。今回の話では明るく楽しい方向でそれが描かれてましたけど、ダークでバイオレンスなのも永井豪作品の特徴なわけで…そちらに激しく振れる展開も今後あったりするのかな。週に１度しか機械獣が来ないのは向こうの都合だったのかｗ●聖痕のクェイサークェイサー名物の無駄なえろシーンが来たか思ったら無力なちびっこが必要以上にひどい目に遭ってるじゃないですか！えろいのは構わないけどえろひどいのはよくない…するならカーチャ様のように愛をもって接してあげるべき。●いちばんうしろの大魔王おお、なんか正統派バトル漫画として普通に楽しめる。この作品は掲載誌をあまり意識しない方がいいかもしれませんねｗ●シグルイ伊良子は相変わらずの上昇志向だけど、藤木は随分変わりましたね。見ず知らずの剣士の死について考えるなんて今までの藤木なら有り得なかったはず。こうなってくると山口漫画の主人公は強いわけですよ。感情が揺れない所が虎眼流を背負った藤木の強さだったけど、今の藤木にはもっと強い「愛」がある！●ヨメイロちょいすセンターカラーの扉がどう見てもエロ漫画雑誌の表紙。取って付けたようなバレンタインネタですが花凛がサクにチョコを渡してドキドキ、みたいなことには全くならずいつも以上にエロ漫画寄りのヒドいネタのオンパレードでした。松茸アイスのカサの所にホワイトチョコのチップ、なんてのは頭が悪くて笑えたんですがパンツの内側に付着した液状チョコをすするのには流石に引かせていただきました！！●ミカるんX本性をミカさんたちだけに現したアルカン星人。正体をみんなの前で晒さなければいけない危機的状況――って、今までバレてなかったんかい！　確かに「裸の巨人」と呼ばれてはいたけれどｗ今回の話で「この漫画はレズ漫画なんだなぁ」と改めて思いました。●鉄のラインバレルJUDA本部で矢島と道明寺が浩一についてサシでガチンコトーク。山下くんは今カノと元カノって言ってますけど、どう見ても今カレと元カレです。浩一は誘い受け！！トーク後に２人が握手したり耳打ちしたりしてる所を盗み見てシズナは残念そうに舌打ちしてますが…むしろ美味しいシーンじゃないか姉さん！それもアリやなくらいの反応をしないとレイチェルちゃんには追いつけないゾ！●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～九大天王が１人、神行太保戴宗（しんこうたいほたいそう）見参！いきなり必殺の電撃噴射拳を繰り出し、いきなり勝負あったか…と思いきや、なんか効いてないっぽいぞ。思わぬ強敵の登場に闘志を燃やす戴宗は、体内の電圧をどんどん上げて奥義「人間発電所メルトダウン」を発動！！出てきたばかりなのに大盤振る舞いですな。…でも仕掛けた戴宗がやられてるー！！しかも次のページではもう葬儀が！！　え、これでもう死んだの！？幻妖斎が乗り移っていたとはいえこんなザコ顔の人に殺されるとは…アルベルトはアニメでも漫画でも大活躍なのに可哀想すぎるｗｗｗ韓信参戦はともかく赤影参戦は嬉しいですねー。影丸との忍者対決…やってくれますよね？●AI:パトパト子と同系統の試作車、キャティ2000登場。ネコミミにシッポに首輪と鈴とは試作なのに随分ピーキーなデザインをｗデザイン担当者はきっと30代後半だな。●セーラー服と重戦車～出張版～センターカラー。出張版なのでタイトルの頭に「もってけ！」と付いてます。前から思ってましたが、野上先生って風化の早そうなネタが好きですよね。戦車を使って雪合戦。相手は寅年だからティーガーです。雪玉で破壊されてしまったチハはネタ戦車といえど流石に可哀想だと思った。●地球の放課後「このマーク…まさか…イデオンゲージ？」と八重子が言わなかったことに安心しました。●だい2保健しつ海月れおなのショートギャグ読み切り。「おともらちぃ」に比べると変態度は低め、笑いも弱めとちょっと物足りない。●ちぇんじ123ひびきと竜也の親子対決スタート！月島さんが圧倒的と評する「漆黒」ひびきの攻撃を一方的に受け続ける竜也は「同じ土俵に立つレベルは充分にある」とその実力を認めるのでした。これ、どっちかと言うと竜也の強さの方が際立ってますねｗひびきの性格的に自分の力で父親越えをしたいだろうけど体格や経験を考えると分が悪いよなー。かといってひふみで挑めば勝てるかってのも微妙な感じですがｗ●どみなのド!荒ぶる女陰――すなわち阿羅女陰（アラマン）が集い技を競い合った鍛錬の場、怒皆の塔の扉が怒皆家当主によって開かれた！怒皆ひかりと実輪彩子が雌雄を決する為に…！！うん、やっぱりこの漫画は阿羅女陰同士が対決してる回が一番面白いわ。ちょっと前までヤバい雰囲気だったのに「監禁超人ミノワウーマン」なんてネタが出るくらいド明るい雰囲気になってるのがいいですね。第一試合の競技、一発ギャグ対決は実輪さんの独壇場でした。布団で「猫が寝込んデルタ！！」マイクで「オメー　コノ野郎！！　カマン！！コノ野郎！！」キャッチャーミットで「女陰グローブ！！」辞書で「フンフン！フンフン！アー　ナルほど！痔糞なりー！便利なりー！」うん…これじゃ武もあんな顔しますわ･･･この対決が終わった後に実輪さんがどんなキャラになるのか、今から非常に心配ですｗどんなネタにも上手いコメントを重ねてくるだぶ六師匠は良い味出してますな。さすが人間国宝。●登校最前線山西正則の2010年一発目は新作読み切り。異星人との星間交易を始めた人類は、優れたテクノロジーを手に入れるが宇宙生物の侵入による生態系崩壊を許してしまう。そんな世界で日常生活を送る高校生たちの青春を描いたジュブナイルとなっております。女の子が戦う漫画はREDでは定番中の定番ですけど、それを山西先生が描いたのにはちょっと驚きました。あと読み切りなのに続きを描く気マンマンの終わらせ方をしたのにも。これで続かなかったらちょっとカッコがつきませんね…。ヒロインの子は普通に可愛かったです。背景のキャラがなんだか懐かしい。●フランケン・ふらんＳＦではベタな…というかまんま「鉄腕アトム」の天馬博士なネタ。量産化された女性型ロボットが妻を忘れて他の女に走った夫を殺し、ああ妻の方はこんな姿になっても夫を忘れていなかったんだ…とそういう話なんですがここで終わらせないのが木々津先生らしさなんでしょうね。●ベクター・ケースファイル　エサが無くなって餓えた昆虫が食性を変化させてイレギュラーなことが起きる、というパターンをちょっと使いすぎかなーと思わないでもない。●ペンギン娘MAX最終回。週チャンで連載が始まった頃は正直「何これ」と思ったものですが載ってるのが当たり前の漫画になっていましたね。楽しんでいたかというと、まぁ、アレなんですけど…ともあれお疲れ様でした。　●かなえて釈耶さま!女の子になった仏像が相手のラブコメ読み切り。とりあえず女の子は可愛いです。タイトルロゴの形と位置はいやがらせとしか思えない。●赤の帝国野上先生が「エロスを感じる戦車の部位」や「嫁にしたい戦車」を訊かれて困惑しつつも答えてます。プロフィールにデビュー作の掲載誌まで書いてあるのは初めて見た。次号は新連載が始まる二ノ瀬先生にインタビュー。あの伝説が再び！！●次号予告太宰治生誕101周年記念作品「人間失格　壊」が新連載開始。どこからツッコめばいいのか分からない…とりあえず遺族の方からのクレームが心配ですｗ

2010.01.25

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チャンピオンRED2月号

年末に向けて色々調整中です。●ドラマCD「TV放送直前! 聖痕のクェイサー緊急スペシャル・口八丁手八丁」アニメ版キャストによるミニドラマ３本立て。２本目のカーチャ（声：平野綾）のドＳな女王様っぷりが良かったです。カーチャもやってＬＣ冥王神話のサーシャもやるんだから幅広いわ。サーシャが13歳って設定は完全に忘れてましたｗ●鉄のラインバレル巻頭カラー。死んだはずの矢島が生きてる上にロボットまで呼び出したもんだから理沙子ビックリ。その直後に九条さんが空気を読まずに登場したもんだから理沙子プンスカ。今月号で自分が理解できたのはここまですね…もー謎が多い上に皆して思わせぶりで何が何やらですよ。誰が何をしようとしてるのかまるで把握できません。５年もやってるんだから設定が多いのは仕方が無いかもしれませんけど、もっとこう…フマジメな読者にも優しい漫画であってほしい！●聖痕のクェイサーそこをいくとクェイサーは話が全然分からなくてもとりあえずおっぱいを堪能できるから自分のようなバカ読者には有難いですね。でもこっちの話はラインバレルよりかは把握してます…たぶん。カーチャ様が参戦したことよりも「Разверзнись!!!」の方がインパクトありましたｗ字面からして勢い任せに叫べる言葉に見えないよこれ！ドイツ語の「ファイエル」みたいな言葉なんでしょうか。●真マジンガーZEROピンチのヒロインを救う為に不利な状況を覆して全力で敵を倒す！実に昭和のヒーローらしい王道な展開でした。ミネルバさんの張った格子状のバリアがパリーンと割れるお約束もナイス。しかしさやかさんもミネルバさんも体のライン出すぎでえろえろですな。これは豪ちゃんイズムなのかREDのせいなのか…　両方だなきっと。●フランケン・ふらん巨人ネタ再び。巨大女子学生は見た目に非常にインパクトがあるはずなんですが本筋と関係の無い「ちゅ～～」の方が読者の注目を集めてしまった感がありますｗ今回のベロニカってこれだけの為に出てきたのね。●ミカるんX高遠先生ニコニコ大百科での記事記載おめでとうございます。あと画像をぷるぷるにするソフトの存在を教えていただきありがとうございます。漫画の方は…アキをどう片付けるのかってことにしか興味を持てません。●地球の放課後センターカラー。正史と早苗の前に突然現れた一軒家は、10年前の早苗の家でした。家の中には10年前の早苗、母親の作ったカレー、そして生きている祖母が…。何かが幻を見せたのかと思いきや、この家の中の出来事は10年前に実際に起きていたらしい…ファントムの存在と同じくらい不可思議な現象でしたが、こんな形でも生きている人間の形跡を感じ取れたのは誰もいない世界の住人となった２人にとっては嬉しかったでしょうね。正史曰く「きっと全てに意味がある…」とのこと。吉富先生が急にドラえもんを描きたくなったとかそんな理由じゃないことを祈ります。●谷口悟朗のエンタメ無法地帯今回のテーマはスパロボ。Ｋでの「ガン×ソード」の扱いについて言及するかと思ったらしませんでしたね。できるだけ平等に扱う為に無闇に製作者に接しないんだろう、と谷口さんは結論づけてたけど本当にそうなのかな…。たしかバーチャロンのプロデューサーは寺田Ｐと鍋食ってましたよ。●シグルイ上様への謁見に備えて裃でビシッと決めた藤木がカッコイイわー。三重と正面からイチャつけるほど心を通わせられるようになった…というかそういう感情を表に出せるようになった藤木の姿にまだ少し違和感がありますｗ頬に手を添えられた三重も幸せそうに微笑んでるし、２人して随分印象が変わったなぁ。絶妙なタイミングで割って入ってきた笹原さんにはおいおいと思ったけどなんか無邪気だし何より良い人なので憎めません。鯉こくの人の件が無ければもっと好感が持てるんだけどな…。駿府城を見た感想を求められて「兄弟子に見せとうござる」と答えたのにはグッときました。「ある！　明日はある！」というモノローグにも…今の藤木はすごく魅力的なキャラクターですね。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～梁山泊新頭領決定戦への出場が決まった大作ですが不公平になるからロボは封印せよとは村雨竜作の言葉。ロボ無しでどうやって九大天王クラスと渡り合えというんだ！無理言うな！と思ったらサリーとのタッグで出場するようです。それはそれでアリなの？●どみなのド!実輪家に土足で乗り込んだひかりが彩子の部屋で見たものは！オムツ姿でベッドに縛られてる上に何かを諦めた表情をした武でした…あんなものを見て衝撃を受けるのは無理もないですが、ボールギャグかまされてる人間相手に会話を試みるのはさすがに無茶だｗちゃんとしゃべりなさいと言う前に助けてやれよｗひかりと彩子のバトル勃発でもう後戻りできない所まで来ちゃったな～と思ってたので最後のページには凄く救われましたｗ　あかりは便利なキャラだわｗ●ちぇんじ123センターカラー。仮面レッダー天然（ネイチャー）を名乗る謎の覆面女性の正体は、添の一族の知らない人でした。正体隠しても隠さなくても一緒じゃねーか！ガダムを名乗って闘う日野さんは凛々しかったです。それだけにフィニッシュシーンでの作画ミスが惜しい…。素子の実の父親は…という大事な話を公式サイトのプレビューでも煽ってたのに読者に答えを教えないなんて酷い話ですよ。どういう結果なら「奇跡」という言葉が出てくるのかは想像がつきませんね。とりあえず３人の内の誰かが父親ってわけではなさそうですが…。月島さんにセクハラ仕掛ける竜也さんカッケー！乙女チックな反応をする月島さんも可愛いｗ　沖縄編の頃と随分イメージが違うなぁｗ竜也さんは自分の相手がひふみだということが分かっているみたいですね。周りの人は竜也さんのことバカ扱いしすぎだと思います！思ったよりバカじゃないよこの人！●ヨメイロちょいす４人目のヨメ候補、ドイツ人の保険医ローゼマリーさん登場。退魔師を名乗るわ銃に精霊弾丸を装填するわ技名がドイツ語だわでなにやら一人だけ世界観が違いますｗこの漫画でもそっち方面のネタで来たか～　と思ったんですけど…まさかあの一言の為にドイツ人設定を付けて神がどうのと言わせていたとは…ｗtenkla先生はやっぱり天才ですね！お宝マークとおまんじゅう工場マークの競演も頭悪くて素晴らしかったですｗセルリァのことはすっかり忘れてました。ボールペンってドイツ語だとカッコイイんだなー。●ひみchuの文子さま前半は読んでて死にそうだったけど後半の究極vs至高は面白かったです。ロングスカートにスリットで黒髪ロングだとお姉ちゃんキャラというよりスケ番っぽいような気がするんだよな…でる太のセンスは正直あまり共感できません。戦略兵器型妹は…マツリ先生らしさが出たなとｗほとんど元ネタそのまんまを描いてきたのは結構な冒険だったんではないでしょかｗ●バケカノ～出張版～今号は読み切り作品が４本も載ってます。１本目のバケカノは幽霊退治の為に夜の学校に行ったら脱衣麻雀が始まる話。麻雀が強いキャラといえばやっぱり哭きの竜なんですね。一番分かり易いし。井上先生の漫画を久々に見たような気がしますが、こんなにシンプルな絵だったっけか。●雲の上の首切り姫読み切り２本目。廣瀬周によるデビュー作以来？の原作無し作品です。顔にアザがあるせいで不憫な学校生活を送っている主人公はある日突然馬に乗った女の子に首をはねられてしまう…という怒涛の展開で物語スタート。この人の漫画は首ちょんぱ率が高いような気がする。普通の少年少女がトラブルに巻き込まれて何かをすることになる、という展開で女の子ありバトルシーンありというまさにREDの読み切りの王道と言える内容でしたが、印象に残ったのは自分で自分のおまんじゅう工場を舐めて主人公を慰める所だけだったかも。あのシーンはインパクトあったけど意味が分からないｗ　どうしてそうなったｗどうも主人公がバトルに関与しなかったのが自分の中でマイナスだったようです。でっかい敵を倒すという最大の見せ場では蚊帳の外なんだよなー。あと主人公をいじめてたヤツに何も起きなかったのもちょっとイヤだった。ヤマケン漫画みたいにモツ出して死ねとは言いませんが敵に襲われてる所を主人公が助ける、みたいな主人公が優位に立てるような見返す場面があっても良かったかなーと思いました。廣瀬先生の次なるBIGプロジェクトって何でしょうね？今月号のド頭に広告出してたエロゲーのコミカライズかな？●すくすく保健体育読み切り３本目。なんと説明すればいいのか…平たく言えばエロコメなんですけど…見たことがないものは想像できない、でオチになるかと思ったら「その先」がオチになったのはREDらしいというかなんというかｗやることやったら主人公が完全にないがしろにされてたのはこの漫画の主人公が何の為に存在していたのかを如実に表してるなーと思いました。●ベクター・ケースファイル読み切り…じゃなくてレギュラーです。地上最強の蟲が見たいか――――ッ!! ワシもじゃワシもじゃみんな!!というわけで今までやってそうでやっていなかった「最強の虫」が今回のテーマ、ではなく外来種の扱いが本当のテーマでした。生態系を破壊する可能性のある強すぎる外来種「リオック」を前にした稲穂が「処分しなければならん」と真っ先に言ったのには驚きました。どんなベクターと対峙してもなるべく共存できる道を探ろうとしていたのを見ているので今回も何か手はあるんだろうと思っていましたが…結局最後までこの結論に変わりはありませんでした。この漫画では珍しいパターンですな。稲穂に名前どころか会っていたことさえ忘れられるほど久々の登場となったニーナさんですが虫を駆除しようとしてる稲穂を見て恍惚の表情を浮かべる様は見事なまでに変態でした。上級者にも程があるよｗ●開花させてアゲル読み切り４本目。いちごで数回描いている西臣匡子がRED初登場です。普段は少女（向けＨ）漫画を描いてるだけあってエロスの方向性が若干違う感じ。具体的にどこがどうってのは説明しにくいんですが…エロスに対する執念は読み切り４本中で一番ソフトだったように思います。…今気付いたけどREDの読み切りってエロスが必須だったんだなｗ●赤の帝国今回のインタビューはtenkla先生。藤子Ｆ先生リスペクトというのは言われてみれば納得。ヨメイロちょいすは作品自体が「ドラえもん」のパロディみたいなもんですが今月号で言うと「先生は病院から脱走してきたんですね」のコマはＦ作品のテンポを狙って再現してるわけで、同じＦファンとして好感度が上昇しました。＞乳輪のサイズは乳房の大きさに比例すべきというのが私の持論ですが、少年誌では許されない。＞隙を見てパラダイムシフトを起こしたいですね。どこにツッコんでほしいのか分からない…。●次号予告ひっつく！おっぱいフィギュア付属号に巻頭カラーを務めるのは「ひみchuの文子さま」。前回は１ページ目にアヘ顔を持ってきましたが、果たして今回はどう勝負するのか！マツリ先生期待してます！

2009.12.23

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チャンピオンRED1月号

もうホント今更になっちゃいましたが、１月号の感想です。２月号の感想は今年中に書くぞ！多分！●「どみなのド!」ドラマCD原作序盤の話数本をドラマ化したいつもの付録。脚本は原作者である雑破業先生です。あかりの隠語フルボイスと張形のしゃぶり当てが聴き所ですね。特に張形のパートは男がｸﾞｯﾁｮｸﾞｯﾁｮとしゃぶり倒す音が５人分延々と流れるというなかなかハードルの高い内容となっておりますｗ武役の阪口さんが幼少時代の武の声も演じていたのを聴いてさすがウッソ・エヴィンだなーと思いました。そういえば武とウッソは境遇が似てなくも…すいませんムリヤリすぎでした。●どみなのド!巻頭カラーで裸リボン。確かに彩子さんは濃くないようですね。実はサイコな実輪彩子さんが本気を出してきました…ヤンデレ萌えなどとのたまうヤワなオタクをドン引きさせるそのサイコっぷりはもはやホラーの領域。いつもだったら笑えそうなシーンがひたすら怖かったです。おにぎりに髪の毛が入るのならハンバーグには何が混入しているのやら。こういう異常で個性的なキャラの活躍を見た後だと比較的普通のツンデレ乙女なひかりの存在が有難いですね。さすがヒロイン。●ミカるんXラディッツの後にやってきたベジータのようにすごく最強な宇宙人軍団、雷帝軍。そんなのから目を付けられたらおしまいだとばかりに宇宙人たちは次々と地球を離脱し始めます。そして臍矢さんことペソマルク星人も……まぁこんなオチになるかなとは思ってましたよええ。それにしてもアキのエロネタとかアルカン星人の芸風とかが見ていてキツい。どうも新キャラに馴染めないなー。●シグルイ先月号で復活し、今月号の表紙を務めた主人公の藤木は今回お休みです。その代わり超大物が出演してくださいました。仙台の独眼流、伊達政宗参戦！！シグルイ世界での正宗は自分の右目をしっかり食べてますｗ忠長と向かい合って座っているいる見開きはただそれだけで迫力満点。世間話を装った高度なかけひきも緊張感たっぷり。それでいて双方冷や汗のひとつも垂らさない肝の座りっぷりは流石であります。忠長ってこんなにマトモなやりとりもできるんだ～　とか思ったら激情を収めるために近侍を窓から投げ捨ててたのでやっぱり忠長は忠長でしたｗ●弐万甲斐メノ涼夏　センターカラー。「エイリアン9エミュレイターズ」以来のRED登場となった富沢ひとしの読み切りです。創刊号からREDに載ってた人だけど、今となっては戻ってきたというよりも特別ゲストって感じがしちゃうなー。あ、絵はいつもの可愛い感じに戻ってます。ガイアの路線のままじゃなくて良かったｗ女の子がナイフ片手に猫を追い回す場面からスタート。非現実的な光景がいきなり飛び込んできたので読んでてボーゼンとしてしまいました。人や猫を傷つけるこに罪の意識を持たない少女「西川理沙（にしかわ　りさ）」とその量刑係として現れた自称偽幽霊「夏（なつ）」の心の交流を描いた不思議で爽やかなファンタジー作品…という説明で大体合ってると思う。ハッピーで温かい雰囲気を積み上げるだけ積み上げておいてそれを一瞬でブチ壊す、このカタルシスがなんとも言えません。予定調和で終わったら富沢ひとしが描く意味がないわけで、「なんでこんなことしちゃうんだよ～」と思う一方で「やっぱりこうだよな！」という感情もあるんですよねｗまぁ最終的には誰も不幸にならなかったからハッピーエンドということになるのかな？救いがあったので読後感は良かったです。神様って人間味がある性格してるのね。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～新章「激闘！梁山泊編」が開幕。梁山泊の新頭領の座と草間博士の遺言状を懸けて実力を競う大会が行われることに。影丸や暴れ天童といった九大天王に加え、ロボに乗った大作も参加を表明します。だれが最強かを決めるシンプルなバトル漫画になりそうな流れですが…そこは今川脚本なので一ひねり二ひねりがあるんでしょうね。普通にシンプルなバトル漫画になったら…ロボが九大天王に勝つイメージが浮かばないｗ●真マジンガーZEROミネルバさんによると超合金Ｚやマジンガーは真の力を発揮していないそうで、「覚醒」するとダメージを受けても超合金Ｚが再構成されるようになるみたいです。なにが起きたら人の作ったロボットがそんな化け物になるのか…ゲッター線よろしく光子力が謎のエネルギー扱いなのかな？今回の主役は覚醒してないけど暴走したアフロダイＡとさやかさん。あしゅらに機械獣扱いされるほどの活躍を見せてくれましたｗパイロットの感情次第で強くなるあたり、アフロダイもれっきとしたスーパーロボットですな。●フランケン・ふらん学校でヴェロニカが活躍するたびに怪談話が増えるという不思議な話。ヴェロニカがメインの回がほのぼのした内容になるのは彼女の性格のせいでしょうね。普段あれだけのことをしてるのにオバケが怖いってのは何の冗談かとｗホラーとスプラッターはジャンルが違うってことなんでしょうか。●せいせら久々登場の幼女４コマ。てふの隣のポジションを百合っ子のんちゃんが奪いつつあるのでさなちゃんの相方感が薄まってるのが個人的には残念。双子はやっぱり目立ちすぎだよなーｗ●ヨメイロちょいすセンターカラー。もぇぎの未来道具「ズバズバ光線」を浴びたことでサクの股間部分がホンネをズバズバ喋るようになるという、よくこんなこと思いついて漫画にしたなと感心してしまう素敵なお話。サクが「股間が勝手に」とか「股間が言うことをきかない」とか言うたびに別の意味に聞こえてしまうのがおかしいｗ　馬鹿馬鹿しいけど上手いなー。茂部さんのピュアっぷりには若干引きましたｗ「芸能人つなひき大会の予行演習」はどう考えてもおかしいだろｗ●ちぇんじ123ひびきよりもアホの子扱いになってしまった月島さん…がんばれｗ●ベクター・ケースファイル扉だけ見たら今回どんな話かどころかどんな漫画なのかすら分かりませんが、鳥の怪死事件の真相に迫る昆虫推理漫画でした。稲穂は昆虫に関する知識量もさることながら、観察力と推理力がハンパじゃないですね。干してある布団と空き缶を見てよくあんな結論を導き出せるもんだ。…最近は事件と昆虫との関わりがトリッキーすぎるような気がしないでもないです。●ひみchuの文子さま暗殺者を自称する「忍者系」の新キャラ、「真垣破音（まがき　かのん）」さんが登場。戦士系代表の嵐（と付き合わされた廉太郎）と激しく火花を散らしました。これが本名ってのはレベル高いな…ご両親も前世がどうとか言うタイプの人なんだろうなー。中２病の人には同じ中２病の人しか心を通わせる相手がいないというのがよく分かりました。こんな生徒と円滑なコミュニケーションを取ることができるアラセンは実はいい先生なのかもしれませんねｗ●SPにおまかせっ!「くらふとはーと」や「パペットパニック」といったお人形がでてくるほのぼのコメディを描いてきた浜田ヒロノブが久々登場。REDらしからぬほんわかした雰囲気の漫画を発表していた浜田先生ですが、今回はREDド真ん中といった感じの酷いエロコメでしたｗ　先生に一体何が…！主人公が色ボケお姉さんに振り回されるという、いちごではよくある話なんですがちょっと変則だったのは主人公が小学生の男の子という点。巷では赤い核実験場と言われるREDですが、ショタ分はかなり少な目なのでなかなか珍しいものを見たなーと思いました。おバカなネタとテンション高めの展開で面白かったです。ただRED読者的にはショタ主人公ってどうなのかな～。個人的には好きですけど。●地球の放課後いつものように楽しくもちょっぴりセンチな青春ハーレム物語を期待して読んでたら出てきちゃったよ！黒くてテカってるあいつが！世界から人間を消した正体不明の存在、ファントムがついに早苗たちの前に姿を現しました。なんだかよくわからないものってのはそれだけで怖い。体が幾何学的な形状に変化するのも意味が分からなくて怖い…。ファントムの前でへたりこんでる早苗を八重子たちが見捨てなかったのが嬉しかった。この３人にはちゃんとした友情が根付いてましたね。色んな人の仇であるファントムを前にしても冷静に対処する正史はカッコ良すぎ。他に頼れる人間がいないんだからあそこまで強くなければこの漫画の主人公は務まらないでしょうな…。正史、お前にならハーレムを任せられる。しっかりやれ！●シザーマンシリーズ最終回。「しかたない　どうなるかは…“髪のみぞ知る”だ」最後まで倉田節が唸りを上げる作品でありました。ジェレミーとの出会いは描いておきながら今現在どうしてこうなったかという経緯の描写は無し。もちろん決着も無し。シャングラッド神紀もそうだったけど、物語として完結せずに幕を降ろすのはどんなに面白くても尻切れトンボなわけで、読者的にはあまり有難いものではないですね。●宇宙海賊系彼女○○系彼女シリーズ、今回は宇宙人で且つ賞金首のアルジェさんがヒロインです。今回も主人公のクラスメートの普通のコが絡んできますが、髪の色がアルジェさんと同じなので紛らわしかった。やっぱり服部先生の絵は山賢先生を彷彿とさせるなぁ。今回はモツも出たし。でも山賢作画ならネコはもっとえろ可愛かったな！●赤の帝国「バージン・ロープ」の速野悠二先生にインタビュー。真面目なお人柄が窺える内容でした。「少年誌らしからぬ話になってました」とおっしゃってますが…REDの作家さんは皆「REDは少年誌」を持ちネタにしてる節がありますねｗ次回はtenkla先生が登場。謎のヴェールがついに明かされる…か！？●次号予告付録は「聖痕のクェイサー」ドラマＣＤと「鉄のラインバレル」クリアファイル。「REDの本気が始まった！！」んだそうです。んー、この雑誌はあんまり本気出さないほうがいいと思いますよｗ

2009.12.07

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チャンピオンRED12月号

もう12月号かよ！はえーよ！●チャンピオンREDプレミアムDVD「聖痕のクェイサー」無修正PVや「あきそら」予約限定版アニメ先行PVなどを収録した付録DVD。再生したらメニュー画面でいきなりおっぱいが出てきて軽く引いた。クェイサーは無修正と言われても修正されたものを見ていないので具体的にどこらへんが有難いのかピンと来なかったんですが、公式サイトの予告動画を見て色々と納得しました。普通ならロングver.と言う所を「無修正」にする辺りがREDイズムなわけだな！あきそらは普通にアダルトアニメなんですが…ホントいつかおかみにおこられるぞ。収録時間的に考えて本DVDのメインコンテンツである最新映画情報は例によって予告編の詰め合わせなので作品を知らなくても満足できます。本誌でも紹介された「イングロリアス・バスターズ」と人類滅亡は古代マヤ文明が予告していたんだよ！というトンデモ映画「2012」は面白そうだなと思いました。劇場に足を運ぶかは別の話ですが…。●ミカるんX巻頭カラー。ミカさんキックがカブトのライダーキックでしたね。…後は特に言いたいことが無いな。●シグルイ伊良子から貰った狒々の頭がビックリするくらいよく効いて藤木が復活しました。バキが砂糖水をガブ飲みして復活したのを思い出します。快復を泣いて喜ぶ笹原さんを見てるといい人だなぁとウッカリ思ってしまうな…。日向半兵衛による身体チェックも無事クリア。「藤木源之助の背面の隆り　腕一本分の働きは充分にするものと覚えたり」このシーン懐かしいな！やっとここまで戻ってこれたのね。長い回想だった…ｗ藤木と三重が桜の舞う中を歩く場面は非常に良かったです。感動しました。藤木の「左手」が指に触れたのを感じた三重がそっと握り返した、というのがたまらなく良い…繊細でロマンチックで優しくて、大好きなシーンです。静かに、しかし熱く心を燃やす２人は形見であり心の支えだった虎眼先生の着物を火に入れる。一時は停滞感を覚えたりもしましたが、ここにきて大きく動いてきましたねー。そのキッカケがヒヒの黒焼きというのはちょっとアレですがｗ肉体が蘇り気持ちの強さも戻ってきたと解釈しておきます。●真マジンガーZEROミネルバさん乳首勃ちすぎ。甲児と共に対面座位状態でパイルダーに乗り込んだミネルバさんはマジンガーＺと合体した瞬間に果ててしまいました…アクメツコンビがこんなアホで破廉恥な漫画を描いてることがまだ信じられないｗ衝撃!H編を見て「マジンガーでここまでやってもいいんだ」とか「これくらいやらなきゃダメなんだ」とか思ったのかな…。よーく見たらアフロダイＡのミサイルの先っちょもとんがってるじゃないですか。ちょっとやりすぎな気がするｗ●鉄のラインバレルもうすっかり石神が悪者として描かれてるなぁ。漫画でもようやく矢島が浩一の前に登場。右手は普通に生えてます。アパレシオンがJUDA所属機なら浩一とやりあう理由は無いけれど浩一の方が加藤の下に行きそうな雰囲気が漂ってるような。●ジェノサイド・プリンセスセンターカラーでフトモモ。勇紀を取り戻そうとデュカシスに攻め込むアリスマリス。しかしそれは領主の仕組んだ巧妙な罠だった。魔儀を食う罠はアリスマリスの動きを封じ、そして服を徐々に溶かしていく！「この私が…王国最強の騎士が　こんな…こんなみじめな負け方を…！！」くやしい…とは言いませんでしたが涙目にはなってました。魔儀を使えば使うほど反動を食らうと分かっているのに勇紀が目の前に現れたら咄嗟に攻撃しようとして全裸になるアリスマリス…結局勇紀に助けられて全裸のままお姫様だっこされるアリスマリス…ファンにはたまらない見事なヘッポコぶりでしたｗ「魔儀への反動で服を溶かす罠」という都合が良すぎる罠の存在がまた素晴らしい。さすが童貞がノートに書き綴った物語の世界だけのことはある。●フランケン・ふらん鉄パイプでコワイ人達（一般人）を血祭りにあげる正義の味方、センチネルに憧れセンチネル２号となった男の正義の物語です。「お約束」にまみれたヒーローもの全般をネタにしたパロディ。こういうのは島本和彦が「ワンダービット」とかでよくやってましたな。正義の味方が人間をグッチャグチャに破壊して悪の組織の首領が愛と友情の大切さを説くシーンは非常にシュールでした。よくよく考えたらこの組織は何の為に怪人を作ったんだろうか…趣味かなｗ●どみなのド!「赤い涙」は今まで見た教育的指導で一番イヤだｗ武と彩子の距離が近くなってからこっち、三角関係のラブコメっぽくなってるなーひょっとしたらREDで一番マトモなラブコメ漫画かもなー　などと思っていましたが実はサイコな実輪彩子さんがついに本気出してきましたよ！この分だと武のアレが入ったペットボトルがどういう使われ方をされているのか非常に楽しみ…いや不安になってきましたｗ●ベクター・ケースファイルセンターカラー。水着で昆虫採集って週チャンのグラビアみたい。稲穂ってこんなに胸大きかったっけ…？評判のピザ屋のおいしいチーズの秘密はチーズ・コナダニにあり、と見抜いたら「そうなんですよーよくご存知ですね！」と返ってくるかと思いきや「当店ではダニ入りなんて不衛生なチーズは使ってないぞっ！」と激昂されたでござる。この店主は自分の使ってるチーズがどういうものかよく分かっていなかったようです。本場で修行したのならチーズの勉強くらいしそうなもんだけどなー。飲食店を舞台にダメになった人が立ち直る話だったのでなんだか「美味しんぼ」みたいだなーと思いました。●ひみchuの文子さま廉太郎のお母さんと自室が初公開。お母さんは天然で自室は腐海でした。ポスターとタペストリーが天井を含む全壁面にあるのはまだいいとして、エロ絵の描かれた抱き枕的なクッションが２つもあるとは…高１でこの領域にまでキてるのはかなりどうかと思うぞレンタロス。部屋のエロスなものが暴かれるなどというネタはどみなで先にやられちゃいましたが、引っ張り方といじり方はこっちの方が酷いｗ虐待ピタゴラスイッチは見た目も目的も最悪ｗしかし廉太郎が生身の女性に反応する健全な男子であることが確認できて良かった。●バージン・ペルソナ叉絵夢（さえむ）の同じ捕縛吏である稀衣花（けいか）、恵夷知（えいち）、吾以螺（あいら）とその上司、理凰（りおう）が初登場。記述するだけで大変だｗで、そのニューフェイスたちがよってたかって叉絵夢に襲いかかり蹂躙、ローション、触手、天狗などを駆使してぐっちょんぐっちょんにする話。瘴気を吸うとこうなってしまうのか！そりゃガスマスクは必須ですね。このシリーズのエロ一辺倒っぷりにはもう慣れたつもりでしたが吾以螺のローションプレイは見ていておいおいと思いました。単行本化おめでとうございます。●地球の放課後杏南のスク水に書かれた「アホ」がなんだか分からんけど凄く良いｗ学生服姿の正史は女の子みたいな顔してるなぁ。顔つきが今と違って見えるのは気のせいなんでしょうか…。●ヨメイロちょいすピュアな紳士の社交場ウサウサ倶楽部でウサ嬢と遊ぶ話。旬のネタを扱おうとしたら意外と足が早くて「え～　このネタやるの（笑）」みたいな感じになっちゃったけどそんな雰囲気さえも飲み込めるのがこの漫画の懐の深さ！というかいい加減さｗサクの「僕はノーという選択肢を知らなくてね…！」がカッコ良かったｗマルチタッチ対応でくぱぁはtenkla先生ならやってくれると思ってました。●AI:パト!落雷によるショックで服のデータだけが消えるってそんなアホな…でもよく考えたら殺人アンドロイドに攻撃されたら服だけが切れるし罠にはめられたら服だけが溶けるんだから特に問題ありませんでした。というか非表示モードとか無いのかこれ。●スマガRE最終回。どうせゲームと同じことをしてるんだからREDの中で起きている出来事だという設定が活きてないんだよな～と今まで散々言っていましたが、最終回はこの設定が全面に押し出されてました。この最終回をやるために、いや「この雑誌が一般誌だとか今さらすぎるだろ！」と言わせたいがために設定が作られたんではないかと思えてなりませんｗコラージュを作って解決、というのも漫画ならではの方法ですがどうせなら今までの連載で使ったシーンを実際に切り貼りして作ってほしかったな。それが出来たらこの作品は伝説になってた！　実に惜しい！作画の廣瀬先生はまた新たな企画に駆り出されるようです。たまにはオリジナル作品が読みたいですね…。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～４ページの予告編。やんややんや言っていたあの韓信元帥が今回は大ボスですかー。出世したのか本性が出たのか。なんにしても迫力不足は否めないｗ●ちょっと怪しい黒森さん家5REDの中では薄味ながらもそれゆえに独特の存在感を出している読みきりシリーズの５話目。そろそろ単行本が…出る気がしないな。タコ水着は似たようなことを鬼丸美輝がやってたなぁ。あの人は下半身に鮫を着て人魚気取りだったっけ。今回の黒森さんは女の子らしくて可愛かったです。●赤の帝国「どみなのド!」の雑破業＆目黒三吉両先生にインタビュー。＞　Ｑ：描いている時はどんなテンションですか？＞目黒：絵コンテ時にフル勃起、ラフから下描きで中勃起、＞　　　仕上げ作業中は腹肉に埋もれる感じです。＞　　　あ、チンコの事ですよ！もう！変な事考えたでしょ～？目黒先生の回答は全体的にヒドいです。読者へのメッセージだけは真面目なこと言ってるけどこの時もきっとチンコは丸出しだったんでしょうね。次回は速野先生にインタビュー。●次号予告付録に「どみなのド!」のドラマＣＤが付いてお値段580円。あと富沢ひとしが久々にREDで新作。「エイリアン９」の時の絵柄に戻っててホッとしました。

2009.10.30

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チャンピオンRED11月号

メロンブックスでREDを買うとペーパーがオマケで付いてくるんですが、いつも雑誌の裏表紙にセットされているんですよね。今回は二ノ瀬先生のイラストが描かれていたんですが…久々に「カウンターに持っていくのが辛い」という感覚を味わいましたｗ●聖痕のクェイサー　特製キャラタオル特別付録。未開封です。ＣＤが付いた時よりも値段が高くなった割にはあまり嬉しくない付録でした。こういうのって商品化した時にほしい人が買えばいいと思うんですよね。●シグルイ巻頭カラー。一部の人たちに人気があるらしい虎子の間の弟子たちがまた登場。虎眼先生ほどではないけれど彼らも死んだ後によく現れますな。西瓜を食べてる時の少年藤木は珍しく子供らしい表情してました。狒々の頭をぺろぺろしてる時の青年藤木の表情は…なんと表現すればいいものやらｗ●シザーマン短期集中連載の１回目。通算ではこれが第４話。主人公のアンディがロンドンの理髪店で修行をしていた少年時代の話です。そういえばそんな設定があったような無かったような…そのうち本格連載に移行して付録ドラマＣＤ化しそうな気がしてきた。●ヨメイロちょいす若い男女が夜の学校に忘れ物を取りに行ったらこうなりますよという話でした。Ω字開脚とおまんじゅう工場マークは前号のどみなでやったばかりだったのでちょっとインパクトが弱かったですね。なんでこんなネタを先回りされるのかｗ「これが女の子のメンデルスゾーン」「ベルトがほどけてシューベルト」「僕のマーラーがドビュッシーしちゃう」といった一連の音楽家ギャグにはあまりのくだらなさに笑うしかありませんでしたｗあと「この曲はモーツァルトの『俺の尻を舐めろ』だ…！」とか。この漫画の勢い任せでしょーもないギャグ、大好きです。●ジェノサイド・プリンセス勇紀とレアミリアのイチャイチャがだんだん度を越してまいりました。レアミリアさんがいるならこの世界も悪くない、とか思ってそうだな。領主様の俺ツエーな物語は御船くんが自分を主人公にして書いたと思うと赤面せずに聞けませんｗどうやら天文部員たちは時代も場所もバラバラに飛ばされたようですね。これから新たに誰かがやってくる可能性もあるのかな？御船が自分から勇紀に名前を告げたのは勇紀から再会を喜ぶ言葉とかが欲しかったからなんだろうなー。これで勇紀が御船のことを覚えてなかったりしたらこの先どうなるんだろうｗアリスマリスはもうどうやってもフォローできそうもない完全なヒールに。こっちもこの先どうなるんだ…。●地球の放課後いつも通りに女子３人でおきらくまったりとしていたので「ああいつも通りだなあ」と読み進めていたらビデオに残されていた「人が消える前の映像」に何とも言えないショックを受けました。他に人が誰もいないという異常な状況でも明るく振舞える程に適応できた彼女たちに、やはりそこは異常な世界であるという事実を叩きつけるビデオカメラ。これを見て「２度目の絶望」を味わった彼女たちの心境を思うとなんとも切ない…しかし正史のいつものポジティブ発言によって、すぐさま彼女たちに笑顔が戻るのでした。この男はなぜこうも人心掌握が巧いのか！　いや頼り甲斐があっていいヤツなんですけどｗ皆に絶望を与えたはずのビデオカメラの存在を肯定することで不安な気持ちを残さないとか、あんなこと咄嗟にできませんよ。是非参考にしたいと思います！●真マジンガーZERO今回はロボット無しの学園漫画。甲児たちのクラスに謎のグラマー転校生「ミネルバ・エックス」が編入されロボット漫画が一転、三角関係のドキドキラブコメに…なるかと思ったらガミアも３人いっぺんに転校してきて雲行きが怪しく…なったと思ったら甲児は全てお見通しだったようです。あれ、甲児なのに優秀だ！しかし兜十蔵は何を考えてミネルバをこんなデザインにしたんでしょうか…いや推測はできないこともないですけどｗ●どみなのド!おまんじゅう工場のマークで性的欲求を刺激するサブリミナルは無理！！●ひみchuの文子さま小窓からコマンドが侵入し廉太郎を無人島へと連れ去って行きました。今回は無人島でサバイバル…というほどのことはしないけどとにかく無人島の話。騎士先輩はすっかりお色気担当と思いきや実はドジっ子だったりして、文子さまよりも萌えキャラとしてレベルが高いような気がしてきました。嵐先生は…ポエ夢の後半に出ちゃった単語でああ中二病を患っていてもやはりこの人は26歳なんだなぁと実感してしまいなんだか気が重くなりましたｗ廉太郎は…性欲薄そうですね。エロ絵は描くくせに。●いちばんうしろの大魔王話数（第12話）を見て気がｔいたんですが、この漫画の連載が始まってもう１年経ってるんですねー。それにしては未だにREDという雑誌に定着していないような印象を受けます。内容はとてもREDを意識して（くれて）いると思うんですが…今回なんかまさにREDのメインストリームであろうエロコメハーレムな内容でしたが読んでいて「ああそんな無理にREDなんかに合わせなくてもいいんですよ」とか「これからアニメになるってのに無茶しないでください」とかそんな心配をしてしまいますｗＨＪからのお客さんという意識があるからか、いつまでも敬語が取れませんな…。●聖痕のクェイサー女装して女風呂で赤面しながら前を押さえてガマン！懐かしのマシロくんの持ちネタをまさかサーシャがやってくれるとは。しかしRED作品の男主人公は揃いも揃って過剰に童貞臭いなｗ●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～センターカラーで特別編。２人きりになった大作とサリーが見知らぬ土地で幸せに暮らす話。今回の話で大作くんが主人公らしく、ロボがそのパートナーらしくなれたような気がします。今までは常に強烈な人たちが一緒にいたからな～ｗ次回から梁山泊を舞台に新展開。●フランケン・ふらん女しかいない島と男しかいない島の住人たちが交流したら殺し合いが始まりましたとさ。今回はのっけから特殊な設定で始まって、短編ＳＦ小説みたいでした。外性器が連結してる両性具有者の断面図はどこがどうなっているのかよく分からない…。損した気分ですｗ●秋の感傷吹き飛ばせ☆　大プレゼントＧとＩとＫが、ガチャガチャに必ず１つは含まれてるハズレ商品みたいだｗ誰が応募するんだコレ！●ベクター・ケースファイルみんな大好きゴキちゃん回です。「ゴキブリは実害の無い不快害虫」というのはRED読者の共通認識であったはずですが今回登場したワモンゴキブリはその説を覆す、恐ろしい昆虫でありました…。「体長40～50mmという巨大ゴキブリ」「性質は攻撃的で普通のゴキブリよりも近縁種のカマキリに近く　よく飛び人を見ても怯まず向かってくることもある」「沖縄では睡眠中に噛みつかれたり　口から体内に侵入されたり…　もっと悲劇的な事件は熱中症で亡くなった幼児に…」人に襲いかかるゴキブリ！様々なムシが登場してきたこの漫画ですが、今までで最も恐怖を覚えました…なんせ家の中に数十匹いる可能性があるわけですからね…もはや人類に逃げ場無しですよ！！中華姉妹のツンデレ助太刀により稲穂たちは事無きを得ますが、もし助けが無かったら藤澤勇希作品的な結末（ゴキブリの大群に囲まれて次号に続く）になってたな…いかにも死にそうなヤツが出てこなくて本当に良かった。ムシ密度でたびたびふらんに負けるベクターですが、今回はグロさとホラー展開でふらん超えを果たしましたねｗ　おめでとうございます。作画する時に資料にも目を通しているであろうカミムラ先生には改めて毎度お疲れ様ですと声をおかけしたい。●ミカるんX今回は自分にもパク…ネタ元が分かりやすかった気がする。最強の敵を倒したらすぐにもっと強い敵が出てくるってのはバトル漫画的にはごく自然な流れではありますが、あれだけパワーアップしたのは一体何だったんだって気にならないでもないです。●第21回コミックオーディション作品募集生え抜きのRED出身作家である二ノ瀬先生がREDデビューを目指すみんなにアドバイス！＞あなたのおちん○んを　さらけ出しなさいなるほど気取らずにありのままの自分を作品にぶつけろと、そういうことですね！でもREDでそんなアドバイスしたら額面通りに受け取られそうで心配です。…二ノ瀬先生自身がまさにそういう意味で言っている可能性も否めないかｗ●ちぇんじ123ひふみが出てこないのでアクション無し。でもおっぱいは有り。ストーリーはよく練られていたし面白かったんですが、あからさまな繋ぎ回は今回限りにしていただきたく…。●AI:パト!全やぎ～漫画キャラが集結した格闘ゲーム「YAGI of Fighters 2004」こういうのをファンが妄想することはよくあるけど作者自らやるとはｗしかしこの内容で18ページはちょっと多い気がします。12ページくらいの方が間延びしなくていいのでは？●スマガREうむむ…カケル自身は何万回も魔女たちとの心の交流をしてきたかもしれないけど読者はスピカとの話以外はあまり目にしていないから急に他の２人がスピカと同格扱いになってもついていけないんですよね。やっぱりゲームでやってることを漫画で再現するのは無理があった。６話目の次回が最終回というのは単行本１冊分でキリがいい所なんですが作中で「人気が無ければ打ち切り」と何度も何度も言われているので普通に打ち切りになったとしか思えない…。●帝都闇花忌譚　病みうさぎ「奇才」二ノ瀬泰徳の新作読みきり。今回は大正浪漫な世界が舞台です。主人公「白兎因幡（しろさぎ　いなば）」は容姿端麗成績優秀と謳われる“天才少女”。いつもの古本屋で本を買い込むと、店主から学院にまつわる噂話を聞かされます。「病んでる子をさらう触手怪人？　そんなの漫画にさえ描く変人いないわよ」ですよねー。「触手面相」なんてネーミングは普通の人にはできませんよねー。この部分だけでやっぱりいつもの二ノ瀬先生だと実感できましたｗなんだよ触手面相って！顔が触手なのかよ！ならそれ顔じゃなくて触手だろ！ストーリー展開は女の子が触手まみれになって変態男とバトルするといういつも通りの二ノ瀬作品でありました。そしてやはりいつも通り、クライマックスの盛り上げ方が上手い。因幡さんと鮫乃葉のやりとりは言葉に力を感じました。これで触手が無ければもっとたくさんの人に読んでもらえると思うんですが、触手無しに漫画を描けない人だというのは充分承知しているのでそんな無茶な要求はしませんｗ　マイペースでご活躍ください。●チャンピオンREDいちご VOL.16予告巨乳率高すぎ。付録の「おさいふブルマ」は使う時に取り出さなければいけないことを考えると以前の「スク水ホルダー」を余裕で上回る危険度ですねｗ●次号予告＞揺れる乳　弾む女体！アナタの夢が豪華付録に詰まってる！！そんな豪華付録はアニメ「聖痕のクェイサー」無修正PVや「あきそら」予約限定版アニメ先行PVなどが収録されたプレミアムDVD。エロDVDが付録…もうREDがエロ漫画雑誌であることを否定する材料が無くなってしまった…ｗ「など」ってのはまた映画の予告編集ですかね。ひそかに楽しみです。

2009.09.30

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チャンピオンRED10月号

どき魔女最終巻、面白かったです。●スペシャル付録「がま剣法」朗読ＣＤは未聴。ジェノプリクリアファイルは「アリスマリスにしては」限界ドキドキ！でしたｗ表紙のみきりの脱ぎっぷりと比べたらダメですね。アリマリ頑張ったよアリマリ。でもよく見たら足になんだか違和感が…　魔法のしわざか！●チャンピオンRED創刊７周年記念！!　直筆サイン色紙大プレゼント年に一度の恒例企画が今年もやってきました。エピＧは載ってませんが車田先生の星矢は今年も健在。いつもなら読み切り作品の色紙もあるんですが永井豪先生の色紙はありませんでした。残念。あゆかのイラストや「せいせら」でおなじみの海月れおな先生の色紙は今年もありません…これってハブられてるの？　拒否ってるの？●鉄のラインバレル巻頭カラー。宏一のコントロールを受け付けない黒ラインバレルの凶行を止めたのはアルマに載った道明寺！道明寺がパイロットになるのはアニメオリジナル展開だと思ってましたがあれはアニメが原作を先取りしてたんでしょうね。ということはやっぱり矢島も…。城崎の説得にも耳を貸さない天児は尚もラインバレルで暴れようとするが、宏一の生身パンチを眼に食らい機能停止。そんなに効いたか。首をもたげたラインバレルはヴァーダントによって介錯されてしまうのでした。主人公メカが裏切ったわけでもない味方に首をハネられちゃいましたよ！でもまぁロボットだし、いいか。ラインバレルならくっつきそうだし。●シグルイ身も心も疲れ果て昏睡した藤木の下に、伊良子が全裸でお見舞いに。雨に濡れたので服を脱いで拭いていたんだそうです。だったらしょうがないな。藤木の見舞いとして伊良子が持ってきたものは狒々（ヒヒ）の生首の黒焼。どんな嫌がらせだよ！と思いきや狒々の黒焼は最高級の薬なんだそうです。コイツの優しさほど胡散臭いものは無い…どうせ受け取ろうとしたらヒヒカレーを頭からかけるんだろ！…もう入江さんのせいで何かあったらすぐにカレーが頭をよぎってしまうｗ●真マジンガーZERO今回の話でこの作品での甲児がどのような身の上なのかが大体分かりました。まず、マジンガーＺは地球を破壊し尽くす「魔神」であると。そんな魔神を制御する為に「ミネルバＸ」によって引き合わされたのが甲児であると。しかし結局魔神は地球を滅ぼし、そのたびにミネルバＸの「ルストハリケーン」によってリセットがかけられていると。甲児のフラッシュバックは設定の違う様々な世界での体験が原因だったようですね。今、このタイミングでこういう話をやったら「ああ、ハルヒのアレか」と思われそうですね…しかしそのハルヒのアレのおかげで何が起きているのかを理解しやすいかも。要するにアレです。甲児は「マジンガーＺ」の世界をループしていたのでした。最後のページにミネルバＸのボスであるDr.ヘルが姿を現しましたがなんでこんなにムキムキなんですかｗ　アンタ学者だろｗ●真マジンガー　衝撃!H編センターカラー。永井豪＆ダイナミックプロによる描き下ろしの新作です。あしゅら男爵がさやか（とその友人）を誘拐し甲児がマジンガーで助けに行くという、とてもシンプルで分かり易いお話。さやかの一人称が「さやか」だったり「コクられたわけでもないし――」とか言ったりなんとなく現代風のキャラクターになってますね。オチは原作者である豪ちゃん先生にしかできないであろう見事なものでしたｗつーかこんなオチを超メジャー作品の原作者がやるってのもよく考えると凄いよなぁｗ●ひみchuの文子さま『嵐の王（ルゥオラオラージュ）』こと「王ヶ島嵐（おうがしま　あらし）」さん登場。学友会では絵師を担当してた彼女は、廉太郎の登場によって居場所を追われてしまいます。既に専任絵師がいたのに廉太郎を引き入れた途端に「間に合ってるゆえ要らんぞよ」って、文子さまって非道い人ですね…ｗ「大神アヌの罰を受け下界に堕天した俺とアーヤだが　記憶を失ったアーヤはゲームという形で本来の自分を思い出そうとしているのだ！　そこに貴様が乗り込んで来るとは…」見た目はちっこい舞島さんみたいな嵐さんですが、性格はとっても個性的。厨二病をこじらせて自分を「選ばれし戦士」だと思い込んでしまった「戦士（ソルジャー）系」と呼ばれる人種である、と廉太郎は分析します。かつて自分もそうだったからすぐに分かったようですｗしかし厨二病にもいろんなタイプがあるんですね…邪気眼しか知らなかった。痛キャラではあるものの廉太郎に惚れた女子キャラとして嵐「先生」には頑張ってラブコメしていただきたいですね。他のキャラがノッてくる気配はあんまり感じませんが…。そういえば作品作りは全く進んでないなｗ●地球の放課後第２話。海で水着です。今回のメインは八重子。いつもおませなことばかり言ってる彼女ですが正史相手のナンパごっこで受けに回ったら普通の女の子みたいにドキドキして可愛かったです。いや普通の女の子なんですけどね。しかし正史のキャラが読めん…超絶ナンパテクを見せたかと思ったら直後には不能かと思うほどの達観ぶり。こいつになら築けるかもしれないな…ハーレムを！●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～ひとりロンドンに飛ばされ何故かバケツと一体化してしまった大塚署長が地元の少年との出会いをキッカケにショウタロウくんのことを思い出す話。ショウタロウくんとは「ショタ」の語源と言われているあのショウタロウくんです。そして大塚署長はガチのショタコンでした。金田博士の発明品である「操縦器」がショウタロウくんの手に渡った所で回想は終わりましたが、何を操縦するのかは謎のまま。ショウタロウは今どこにいるのか？　何を操縦するのか？横山作品の大物なわけですから是非物語に関わってきてほしいですね。●いちばんうしろの大魔王バトル漫画に本格的に路線変更？と思ったらそっちに行ったか！●ジェノサイド・プリンセスレアミリアさんが何かアクションを起こすたびに裏を感じずにはいられないｗ勇紀のことを想っているのはどうやら本心みたいですけど…まだ期待しちゃうなぁｗ領主様の「預言書」が200巻以上になってて爆笑しました。いくらなんでも書きすぎだろ！　どんだけ筆がノッちゃったんだよ！●ミカるんX前回でCUBEは全滅しましたが特に影響も無く、それとは別に話は新展開を迎えます。新キャラ「磐南（いわなみ）みわ」と「安生安生（あんじょうアキ）」が登場。苗字も名前も安生。200％安生ってことですね。ということは持ち物はＧカップか。しかしなんであんなのを巨乳美少女の元ネタにしたんですかｗ●ベクター・ケースファイル芸能界が舞台のオカルトなエピソードもその原因は虫だ！だってそういう漫画だからだ！泡風呂って「入浴シーンは描きたいけど裸を見せたらマズい」みたいな状況の時に使われる小道具だと思っていたので泡風呂に入っているのに全く隠していない人はとても斬新でしたｗ萩原さんはアイドルなのに作中での扱いはヨゴレですな。オチは前回のアイドル話と同様にオタなファンが救いになるというものでしたが現実ではこういう客は流行が終わったらサッサと離れそうな気がします。●AI:パト!新連載第２回。メカニックであり工藤の上司でもある「内藤卯月（ないとう　うつき）」が新登場。ツナギで軍手でメガネの女性メカニックですが性格はいたって普通です。この漫画ってパト子の設定以外は結構おとなしいんですよね。火事を鎮火するために緊急用の消化液を飛ばすって言うからどこからどう飛ばすのかと思ったら普通に発射装置が出てくるし…これがtenkla先生だったらどうなっていたことか！いやでもそこがやぎさわ漫画の良い所だと思いますよ。●フランケン・ふらん吹雪に包まれた夜のペンションで起きた殺人事件！　そこにふらんが居合わせたら…死人を生き返らせるので「殺人事件」になりませんでしたｗしかし殺人が密室で行われたのは事実。一体誰がどうやって、何の目的で？今回はミステリーな雰囲気でしたがオチはいつものようにヒドかったですｗあの見開きの構図はどうやって思いついたんだろう…異様すぎる。●どみなのド!授業参観で怒皆家の奥様と砂戸家の奥様が対決。教室にやってきたママに笑顔で手を振るひかりが可愛いです。お嬢様はこの漫画に残された、たった一人の良心ですねｗ２人の奥様とそのメイド・執事のせいで授業がエロコントにｗおまんじゅう工場の地図記号みたいな、小学生が大爆笑しそうなネタを正面から堂々と繰り出してくるこの漫画は大したもんだと思いますｗ一通りコントを済ませた後は「女王武隷奴（クイーンズぶれいど）」で直接対決。この女王武隷奴、一見するとただの女子プロレスのようですが相手に恥ずかしいポーズを取らせることでポイントが入る、グレロコーマンスタイルで行われます…あぁ～ホントにくだらない漫画だｗちなみにポイントが入ると武の股間に電流が流れますが特に意味はありません。やってることは本当にどうしようもないんですがプロレス会場や試合の様子はよく描かれてます。新コブラはもう単にプロレス技が描きたかっただけだろうとｗレフェリーの鬼没木さんも無駄に盛り上がってるし…ジャーマンのブリッジが完璧すぎたが為に自らも痴態を晒してしまった、というグレロコーマンスタイルならではの決着には感動しました！Ω字開脚はエロいんだろうけど体を張ったギャグにしか見えませんｗ●スマガREこんなに後ろに載ってると「連載が終わる」という作中のギャグが笑えないものに…まぁニトロプラスとのタイアップなんでタンコーボンが出るくらいはやると思いますけど。30000回のリベンジを重ねたことで全てのイベントを消化しきるフローチャートを作り上げたカケル。それに従い１分１秒も無駄にしない超効率プレイが繰り広げられます。ゲームも突き詰めると実際こんな感じなんだろうけど「愛してる」とか「好きだよ」というセリフを言うのも単なる作業になってしまってもう誰のために、何のために行動してるのか分からなくなってくるな…こんなことをしないとクリアできないのならクソゲーと言わざるを得ない。そういえばやってることはゲームだけどリベンジの舞台は漫画の中なんだよなー。この設定、どうせならもっと活かしてほしいです。●悪魔系彼女「お姉チャンバラ　紅」で作画を担当していた服部三枝の読み切り。連載開始前に掲載された読み切り「多脚系彼女」と同様、人外ヒロインものです。扉絵から既にネタが仕込んであったりしてヒネリが利いていますが全体的にはよくある話といった感じ。「悪魔」は「多脚」と比べたら普通の萌え要素なのでちょっと薄味でしたねー。●赤の帝国高橋てつや先生にインタビュー。＞Ｑ：最後に読者へこれだけは伝えたい！＞Ａ：月に一度、息抜きに笑ってくださると嬉しいです！おお…普通だ。REDに来てマトモになるとはなんというレアケースｗ●次号予告「シザーマン」が集中連載で再登場。あと二ノ瀬泰徳がかなり久々にREDに復帰…するのはいいんですけどなんかタイトルが怪しいなぁｗ　大丈夫かいな。●目次コメントまで板垣恵介みたいにならなくてもいいんですよ　るい先生。

2009.08.28

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チャンピオンRED9月号

どき魔女ぷらすがまだ届かナイル。●フランケン・ふらんドラマCD叫び声やうめき声がヌチャヌチャした音が多めに収録されたドラマＣＤ。３話収録されたストーリーはほぼ原作通りの内容ですが、ビジュアルのインパクトが強かったシーンをセリフで説明してるので作品の魅力が７割くらい削がれてしまった感があります。もちろんストーリーもヒネリがあって面白いんですけどね。小清水亜美さんのふらんは思ったよりも生き生きしていてちょっと違和感。●地球の放課後今年の５月号に掲載された読み切りが連載作品として再登場。登場人物や設定は読み切りからそのまま、時間もそれほど経過していないようです。実質これが第２話みたいなもんですな。真面目なメガネっ子「早苗」、お色気担当「八重子」、自由キャラ「杏南（あんな）」、そして３人をまとめる唯一の男子「正史（まさし）」。この４人の少年少女しかいなくなった世界の非日常的な日常が淡々と描かれます。こういう「生き残った人類は自分たちだけ」みたいな状況になる漫画って全体的に絶望的な空気が漂うものが一般的ですが、この作品ではそうはなりません。４人の仲は良いしパーティーを楽しむような精神的余裕もある。「毎日が夏休みみたいで幸せ――……」という八重子のセリフからも彼女たちが心理的に満ち足りているのが分かります。クソ真面目な早苗といい加減な八重子は考え方の違いから対立しそうなもんですがそうならないのはひとえに正史くんのおかげでしょう。地味な顔ですが一人だけ大人びた、というか達観してるかのような彼の存在が３人の心の拠り所になっているのは想像に難くありません。早苗なんか正史が自室にいないだけで涙ぐんで探しちゃってますからね。八重子の「美少女３人のおっぱいは確実にキミのものだ！」という発言も感情表現薄めの正史をからかってるってだけじゃないかもしれません。杏南はよくわからん。若くしてハーレムを築き上げた正史ですが当の本人が一番気にかけているのはファントムに消された妹の清美なのでした。まぁ妹の帰還を信じている、願っているからこそ「消えた人達はみんなきっと帰って来る…」などととおめでたいことを言うしそれで３人の心は救われているわけで…早苗さんには気の毒ですが平和の為に涙を飲んでもらいましょう。●真マジンガーZERO人工頭脳が入ってるパイルダーに無理矢理侵入した甲児は機械に取り込まれつつもマジンガーの操縦が可能に。神経レベルで繋がっちゃったからか顔がデビルマンみたいになってます。しかし強大な力を手に入れたものの目的が無い。「…何をする？　この魔神の力で何を？」「そうだ！　みんなを…守る」「何から守る？」「…敵……　そうだ敵だ」「敵が欲しい」そんな甲児の歪んだ願いに応えるかのように突如現れた２体の機械獣！この時点ではDr.ヘルもあしゅら男爵もその姿を見せていません。まるで本当に甲児が望んだからそこに現れたような…これも魔神の力？●ひみchuの文子さま第２話。さっそく同人ゲーム作りに取り掛かるのかと思いきや、なぜか同人誌即売会へ。そこは既に第５回を迎えた文子さまオンリーイベントでした。イベントに馴染めない騎士ハジメ先輩はどういうわけかスク水武者コスで撮影会をするハメに……と、ここまでならよくある同人ネタを絡めた微エロコメ漫画だったんですがカメラを抱えたマスコミ関係者が出てきてから随分と雰囲気が…。マツリ先生の言いたいことは理解できます。しかし漫画の中で「完全な悪」として描き、それをやっつけてめでたしめでたしになる話というのは…ちょっとどうなんでしょう。まるで漫画の中で報復をしているようで、見ていていたたまれなくなってしまいました。廉太郎のセリフで笑いの要素を入れてはいるもののオブラートの役目は果たせていなかったように思えます。どうやらこの作品は同人にかこつけて文子さまや騎士先輩がコスプレを披露する漫画ではなく（いやそれもやってるんですが）マツリ先生がかつて自身のブログで書いていたようなオタクカルチャーとそれを巡る社会を描いた、メッセージ性の強い作品になりそう。●フランケン・ふらんドラマＣＤに連動して金田さん（体が芋虫になった女の子）が今回のテーマ「身体外妊娠出産」の被験者として登場してます。身体外妊娠出産、またの名を変態出産とは赤ん坊を芋虫状態で早期出産するという画期的すぎる出産法。当然他の研究者からは相手にされませんが商売のセンスのある人がこれを大々的に売り出したら…ブームになりました。しかし斑木ふらんは言います。「幼虫生存率はけっこう低いのよ　自然界では捕食者が多いから……」前半もそれなりにキモかったんですが、後半はもう悪趣味全開ｗ木々津先生って「虫なら何百匹でも描けるぜ」ってくらいの虫好きですよねｗこれだけ虫漫画してるならそりゃ稲穂もムシちく解説に来るわ。赤ちゃんが大変なことになってるんだからご両親は可哀想ではあるんですが「飛翔天使（ガブリエル）」とか「成留人（ナルト）」とか名付けてるからあんまり同情する気になりませんｗ確かにこういうヤツらはブームってだけで飛びつきそうだよなー。ブラックですね。漫画の後にはドラマＣＤに出演された声優さんへのインタビュー記事が。原作を読んだ感想を訊かれた茅原実里さんのお答え。＞感想を言葉にするのは難しいけれど、とても面白いですね。ドン引きしたんでしょうねｗ●聖痕のクェイサーセンターカラーで久々に本編再開。電子機器メーカーと提携し最新鋭の技術を導入したサイバー女学園「私立翠玲学園」に生徒として編入してきたサーシャと華。女学園への潜入なのでサーシャは当然女装です。まるで昔からやっていたかのように自然に振舞えているのは何故なんだｗ女装するだけでも美人さんとして通じたサーシャですがバーチャル世界ではめでたく完全な女性の体をゲット！ＴＳキタ！華は華でボディペインティング同然の格好で大股開きを披露！ここまでバッチリ描きこんじゃって大丈夫なんでしょうか…REDはこどもマンガ誌なのに。生徒や先生にくっついてる、ちびっこナビが可愛いです。佐藤先生の描くコロコロしたキャラはいいですね～。●AI:パト!やぎさわ景一の新連載。グータラ警官「工藤力（くどう　りき）」は新部署に配属され人工知能を搭載した喋る痛車「パティ2000」と組まされ世の交通安全を守ることになったのでした。ちなみにパティ2000のベースはGT-R specII。最初は「ド根性ガエル」のパトカー版かと思いましたが「ナイトライダー」のパロディですね。2000だし。パティは莫大な開発費がかかってるだけあって優秀かつ高性能。チンピラライダー相手の初めての実戦もサクサクとこなしてしまいます。パトカーがあまりに優秀なので人間である工藤の仕事は犯人確保のみ。まぁこればっかりは平面婦警のパティにはできない仕事だよなぁ…と思っていたら残り３ページでまさかのドミューンですよ！今までの設定とか役割分担とか全部台無しだよ！お前１人で何でも出来るじゃねーか！●シグルイいきなり曖昧じゃない虎眼先生が登場してビビりました。まー正気であってもマトモじゃないのが虎眼先生のお茶目な所でして手に脳チラしてる死体の頭部を持って「御前試合ではこういう見苦しいものは見せるな」と弟子たちにアドバイスしてくださいました。非常に分かり易い。真剣の使用が伝えられ得物が両者の手に渡り、いよいよ第１話の場面が近づいてきましたね。ここまで長かった…何年かかったんだ…まだちょっとかかりそうだけど。●ジェノサイド・プリンセスメイドのレアミリアが勇紀を連れて城を抜け出しちゃいました。見つかったらどうなるか嫌というほど分かってるだろうに無茶しやがる。そんな命がけの逃亡中なのに川にさしかかったら「水浴びをしたい」とか言い出しましたよ！そして水浴び中にタイミングよくヘビが出てきたと騒いでハダカをアピールですよ！このメイド怪しすぎる…裏を感じずにはいられない。こんなこと入江さん登場前なら考えなかっただろうなーｗ勇紀もレアミリアのことを入江さんに似てるとか言い出しちゃうしますます怪しい。本性を出す時には是非スープを誰かの頭にブッかけていただきたいｗアリスマリスの言動はシリアスなのかギャグなのか判断に困る所です。●ミカるんX新章突入記念センターカラー。レプス星人との死闘を終え、ミカさんたちは束の間の平和を楽しんでいました。前回の予告で「CUBE全滅！」とか言ってたからここからエラいことが起きるわけです。このタイミングで牡蠣が出てきた時は「まさか…」と思いましたが…そのまさかでしたｗ牡蠣で腹を下して出撃できなかったせいで指揮権を剥奪って！しかもそれがミカさんパパの仕組んだ巧妙な罠だったって！今時そんな昭和の特撮みたいなのんきな展開があるかーッ！！って言ったら負けなのは分かってますが言わずにはおれませんでした…くやしい…。●どみなのド!ヤる気マンマン状態の武さえもドン引きさせるいんこさんのエロ行動は凄いな…そしてアレを受け入れずに引いてくれた武にちょっとホッとしましたｗまぁ思い出し勃起はしてましたけど。それはしょうがない。●いちばんうしろの大魔王普通のラブコメ漫画って感じで読んでて和みました。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～なんだかんだあって大作ではなくお銀ちゃんがカナーリの新たな動力源に。とりあえず「カナーリの牢獄編」は今回でおしまいだそうです。ただロボを修復する為に来たのに随分色々あったなぁ…　で、そのロボはどこ？●ヨメイロちょいす最近のヨメイロはサーカスの綱渡りを見ているようだよ！「あーヤバイヤバイヤバイ」とハラハラしながら読んでますｗ大変なことになってるのに軽い扱いのオチに笑いました。でもこのまま終わったら笑えないｗ●ベクター・ケースファイル本編でエロを入れられない時は扉にエロが回ってくるのがこの漫画のお約束ですが今回の扉の稲穂はちょっと脱ぎっぷりが良すぎやしませんかね…石像だからセーフ？婦警さんが普通にマイ・パンを使って闘虫してたりその闘虫を通して分かり合ったりするようなファンタジーな流れが「サイカチ」っぽくて懐かしかった。●バスターバストマンRED新人漫画賞出身作家、宇田征司のデビュー作。扉には「ＳＦ（すこし　えふかっぷ）なハイパーアクション活劇」と銘打たれてます。REDの編集者は優秀すぎるｗどんな漫画かと言いますと女顔の少年に巨乳型の宇宙人の宇宙人が寄生するけど揉んだら地球が滅ぼされる…そんな漫画です。主人公はムキムキの男子高校生。舞台は男子校。女は出ませんがおっぱいは出ます。あと恋愛要素も入ってます。これを描こうと思った作家とこれを通した編集者が出会ったのはREDという雑誌が起こした奇跡なんではないでしょうかｗ●赤の帝国高遠るい先生にインタビュー。特撮とカラオケの話で９割でした。●次号予告永井豪の「真マジンガー　衝撃！Ｈ編」が39ページの大ボリュームで堂々掲載。アニメが放送中だろうと何だろうと原作者が直々に描くんだからどんな内容になろうと誰も文句言えませんねｗ付録は銀河万丈による「がま剣法」朗読ＣＤとアリスマリスの限界ドキドキクリアファイル。

2009.07.30

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チャンピオンRED8月号(2)

（前半はコチラです）（後半の記述を若干修正しました）●バージン・プレグナント速野悠二の例の読み切りシリーズ。"pregnant"は「妊娠している」という意味の形容詞だそうです。勉強になるなー。普通ならバージンの後に来る単語じゃないですねｗ学校内で妖気を感じとった捕縛吏の叉絵夢が遭遇したのは妖ではなく縛られた女生徒たちから生液（人の生命力が凝縮された液体）を貪る神子、「八幡魅恵留（はちまん　みえる）」だった。火之夜芸速男神（ヒノヤギハヤオノカミ）を体に宿してしまったという魅恵留は穢神の復活を阻止する為に自分ごと神を殺し、捕縛吏の使命を果たせと叉絵夢に訴える。「神世（カミヨ）と常世（トコヨ）を守って死ねるなんて…　私らしくてかっこいいじゃない」魅恵留を「お姉さま」と慕う叉絵夢が取った行動は――と、ストーリーだけを文章にするとマトモっぽいんですがエロ要素は今までで一番ヒドいｗ　この漫画もここまで来ちゃったかという感じです。でもREDでは孕んだとか孕んでるとか孕まされるなんて話は珍しくないのでそこまでのインパクトは無かったですね。叉絵夢は結局胎の中の神を縄で縛って外に引っ張り出すんですが読者は先月号で胎児を自由自在に出し入れする伊賀妊婦を見ているわけで…載るタイミングがちょっと悪かったｗ程よい長さの黒塗りのお札を股間から垂らすと修正の入ったアレに見える、というのはアイディアの勝利ですね！漫画だからこそできる表現という感じで面白かったです。まーあんまり大っぴらに使える技じゃありませんけどｗ火之夜芸速男神はカグツチとも呼ばれるそうです。こっちはなんか聞き覚えのある名前だ。●デッド・ソウル・リボルバー第１部・完。２度目の休載に入りました。今後の展開構想の為、と理由が明確にされているので第二部はちゃんとありそうです。原作担当の人が抜けたという事情を知っているのでその理由は納得できるんですが、そこまでして続けさせるほどの作品なのかな～というのが自分の正直な感想です。それなりの人数の読者からは支持を受けてるということなんでしょうかねー。ともあれ色々とシビアな秋田書店の雑誌で首の皮が繋がったわけですから高くなったハードルをビシッと乗り越えて再開を迎えるのを期待しますよ。シンが死んだのは健一が剣を喉元にいつまでもつきつけてたのが原因なんじゃないの？殺す気が無いならサッサと下ろせば良かったのにね…。●せいせらそろそろ定着してきた感がありますね。でもHENTAI全開だった「おともらちぃ」と比べると物足りない…新登場したガチ百合キャラにそこらへんの補強を期待します。●どきどき魔女神判2最終回。魔神ガーゼットと化したアクジに乗り込み「Ｇ久呪怨（ジイクジュオン）」を発動させるクロ！「Ｇ」だけで意味を理解したヘンタイ破廉恥コンビはむっつりすぎるｗ見開きで描かれた魔女たちの自家発電シーンは圧巻でした。片方の手の行方が分からないだけでこんなにも生々しくなるとは！こんなのをよくＳＮＫがチェック通したなぁｗ　さすがCERO:Dだけのことはある。メリーはぬいぐるみを抱きしめてるだけで可愛いもんだなと思いましたがよく見るとそうでもないですね…これはぬいぐるみの左足を…最終話でやっと体が発光してることを指摘されたころんは同じくやっと表に出てきたイブ先生に只野神の力を解放され巨大化。ひめきさんのスルーされ具合は見事でしたｗ　ウザい人は無視するのが一番ですよねー。イブ先生と対立させて原作ネタを拾う（ゲームではひめきさんは対天使組織に所属）八神先生の丁寧な仕事が嬉しかったです。司書さんも出してくれてたらもっと嬉しかった！原作ネタといえば、アクジの回想の中に漫画にもゲームにも出ていないボツ子さんが紛れ込んでましたね。こんなネタ超一部のどき魔女ファンと開発者しか喜ばないｗ漫画独自に好き勝手やってるように見えて、ちゃんと原作ファンのツボを抑えてくる…隙が無い。やはりミケ先生は天才ですね。アクジが記憶を取り戻しては泣き、アクジを助けられないと知っては泣き…マリアさん完全にヒロインじゃないですか。後ろの方でシンプルな顔になってるまほと扱いが違いすぎるｗ２のメインヒロインだったはずのころんはもっと扱い悪いですけどね…くぱぁの後は最後のコマまで出てこないってのはちょっと可哀想でした。ころんはアクジに恋愛感情をあまり見せないから絡めづらかったんでしょうかね。やはりがっついてる人たちは強いんだなｗガーゼットと共に滅んだかと思われたクロは絶好のタイミングで現れたルルに命を譲り受け、天使として復活。語尾が追加されて嫉妬深くなったクロがやたら可愛いな～。世界は救われアクジは魔女みんなに体を狙われてめでたしめでたし。２年近く続いた漫画版どき魔女は打ち切られることなく無事大団円を迎えたのでした。「どき魔女ぷらす」が発表された時はその発売日（７月３０日）から「ああ、八神先生はまた休み無しでどき魔女漫画を描き続けるんだな…」と思ったんですが完結しちゃいましたね。REDにおけるスーパーマリオくん的な存在になってほしかったｗ八神先生お疲れ様でした！　とても楽しませていただきました！お返しにぷらすでミケ先生をいじくり回したいと思います。●お姉チャンバラ紅最終回。６階建てのお城の正面入り口の前で待ち構えていた咲とついに対決。彩は勝利を収めるが、咲の後ろには真の黒幕がいた！最後に出てきたラスボスなのに言動が安っぽいｗシャイニングゾンビフィンガーは第２話辺りに出てくるザコがやる技ですよｗ真一さんの死に方がこれ以上無いってくらいにＢ級スプラッターしてて最高でした。ヘソの辺りを後ろから刀で貫かれたままエレベーターが上昇してゾバッ！強制的に拡張された股間からはモツがドチャッ！そうとう悪趣味な人じゃなければこんな殺し方は思いつきませんｗ仇であるラスボスを同じ姿にして葬ったのは彩なりの弔いだったのかもしれませんね。山賢服部両先生、お疲れ様でした。山賢先生は烈の新連載頑張ってください！●ちょっと怪しい黒森さん家4まさかの連続掲載。前回は魚の世話をする児玉くんが登場して物部さんの男になりましたが今回は忍らしい忍のトビマルさんが新登場してさつきの相手をします。…誰も名前呼ばないからメガネの名前が出てこなかったよ。「清家さつき」だそうです。●紅の帝国マツリセイシロウ先生にインタビュー。ブログや単行本のあとがき通りの、素で演説しちゃういつものマツリ先生でした。素といえば新人漫画賞募集ページでの「自分で自分のマンガに500円払えるかというコトを問いかけて下さい」というアドバイスもかなり素でしたね。●次号予告吉富昭仁の「地球の放課後」が新連載。あと「フランケン・ふらん」がついにドラマＣＤ化。次はヨメイロかな？そしてやぎさわ景一も新連載だそうです。タイトルは「イタパト！（仮）」さて、今月号で気になったこと。それはエピＧの休載についてです。先月号の予告では８月号の表紙はエピＧになるはずでしたが、実際はマツリ先生の新連載が表紙になりエピＧは休載しました。恐らく何らかの理由で原稿が載せられないことになり、載ってない作品を表紙にはできないと差し替えられたのでしょう。マツリ先生のブログにある「思いがけない急な仕事が入ってしまって」という記述は表紙用のイラストの依頼だと思われます。ここまでなら「落としちゃったんだな」で済む話ですが今回はどうもそれで終わらない気配があちらこちらから漂っているんですよね…。まず、自分の記憶が確かならば、やぎさわ先生のブログには「急に連載が決まった」という記述がありました。確認した時には削除されたのか該当する記事がありませんでしたが…。そして目次ページには「エピソードＧはしばらく休載します」という告知。落としただけなら急病だの取材だのと言い訳するのが普通ですが（今号休載の「いちばんうしろの大魔王」は「作者急病」）それも無く、しかも「しばらく」。これは次号以降も載らない可能性を示唆しています。さらに新人漫画賞の審査員から岡田先生の名前が消えていました。具体的に何があったのか、一読者である自分が知ることはできません。しかし「萌えの大地」で岡田先生が描いた自虐ネタが笑えなくなるようなことが起きている…そんな胸騒ぎがしてならないのです。

2009.06.30

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チャンピオンRED8月号(1)

REDの感想、もっと早く上げたいです。努力します。●マジンガーZ　Best Selection永井豪・石川賢・桜多吾作によるマジンガーZ作品集。初出が分からないのがかなり残念ですが、かなり良い付録です。石川先生のマジンガーは読み応え充分。桜多先生のはツッコミ所満載ｗ●ひみChuの文子さま「マイティハート」でおなじみのマツリセイシロウが表紙＆巻頭カラーでスタートというまさかの好待遇を受けREDに堂々参戦！１ページ目の１コマ目に全裸女性のアヘ顔を持ってきたのは雑誌のカラーとその読者を意識して、でしょうね。隣で広告出してるどき魔女の営業妨害になるんじゃないかってくらい酷いコマｗ舞台は全国からお坊ちゃまお嬢様が通う私立校「帝修館学院」、主人公はそこに通う新入生「大滝廉太郎（おおたき　れんたろう）」。廉太郎は同人ゲームを徹夜で買い込むようなオタクであったがそれ故に学生による自治組織「学友会（ソシエ）」に目をつけられる。「低俗な文化」である同人ゲームを持ち込んだ「罪」を赦してほしくばそれをグッチャグチャに踏み潰せ、と命じられた廉太郎は…「オタクにならなきゃ救われない人間だって居るんだよ！！　お前らなんかに何が判る！？　絶望から！失望から！挫折から！救ってくれたのは作品（こいつら）だ！！　それでもゲームやアニメが人を殺すほどの毒を持つならッッ　それは傑作と呼ぶんだバカヤロー！！！」熱い演説をカマしてしまうのでした…。しかしそんな命がけの演説が学友会の代表である「文子（あやこ）」会長に認められ、一緒に同人ゲームを作ることになるのであった。文子会長率いる学友会の真の目的は廉太郎のような「鋼鉄の意志と不屈の情熱と無限の愛を持った同志」を探し出し「仮面党」の一員として迎えることだったようです。我が身可愛さに自らを曲げた人間は罪人（クリミネ）として磔に…可愛い顔してなんつー自己中心的なヒロインなんだ文子さま！さて、第１話を読んだ感想ですが「同人ゲーム作り」というテーマとその扱いに驚きました。今や同人は「まんがタイム」に載ってる４コマでも普通に扱われるくらいありふれたネタになっていますが、主人公が自らの命を賭けて肯定するほど大袈裟に扱われることはそう無いんではないでしょうか。廉太郎の演説は命がけなだけにとてもパワフルで、かつタイムリーな内容でした。オタクなものやオタク本人が偏見の目で見られ社会に否定されるのは確かに悲しい。自分もオタクだから廉太郎の言いたいことはよく分かります。しかしそのベクトルが同人ゲーム作りに向かうのには違和感を覚えました…。廉太郎が学院に持ち込んでいた同人ゲームは「東宝秘想天」「月嫁」「うみうしのなく植民地（コロニー）」といった同人界から生み出されたオリジナル作品（のパロディ）ばかり。文子さまがお作りになろうとしているのもこれらのような「同人発の大ヒットゲーム」なのだと思われますがそれにより「オタクの楽土」ってのは築けるものなんでしょうかね？自分は同人文化がそこまで凄いものだとは思っていないのでこの作品がこれからどこへ行き何を訴えていくのか、生暖かく見守りたいと思います。●真マジンガーZERO兜剣蔵は首だけ！兜十蔵は基地外！甲児は左腕切断！さやかは触手で責められ全裸にされた挙句に串刺し！そして怒り狂った甲児は切り落とされた左腕を投げ十蔵にロケットパンチを敢行！！なんなんだこの漫画…ワケがワカらない…アクメツコンビがここまでREDという雑誌に適応してくるとは思いませんでしたｗハードというよりも狂気と言った方がいいくらい、イカレてますね。救いがまるで無いので読んでて気が重くなります…マジンガーに勧善懲悪スーパーロボットという明るいイメージがあるので尚更。これもどこか別の世界の甲児が見ている夢なのか？人の乗り込むマジンガーはどこにあるのか？　兜の血統とは何なのか？十蔵があんなに悪かったらDr.ヘルはどうすればいいのか？まだまだ謎だらけですねー。●ミカるんX最終局面。死んだのに黄泉返ったミカさんの非常識な攻撃はレプス星人の司る「因果を超えた絶対勝利」をも乗り越える！最後は人類とそれを見守る宇宙人の意思によって編み出された真・必殺技、「地球史爆弾（アース・ウィンド・アンド・ファイアー）」が炸裂し永い戦いはミカるんＸの勝利という形で幕を降ろしたのでした。最後の決戦の元ネタは高遠先生の日記で確認できます…こういう山場なシーンをモンタージュのように過去作品からの引用で構成しているという事実はあまり知りたくありませんでしたね…もうこういう人だから仕方無いんでしょうけど。●スマガREヒロインの好感度を高めてハッピーエンドを迎える為にベストの選択肢を求めて何度もやり直し。まるでギャルゲーをプレイしているようです。なので世界が漫画として描かれているという表現はあんまりシックリ来ない感じ。●ベクター・ケースファイル今回のベクターは生活に身近な寄生虫、アタマジラミ。小学生のイジメがテーマだからかセクシャルな絵が殆どありませんでした。これなら小学生も読める！安心！と思う一方でどこか物足りなさを感じるのも事実…ｗしかしみんな素直な良い子で良かったですね。いつものREDな漫画なら、イジメてた子に庇われたイジメっ子が「あの貧乏人め上手いことやりやがって…　私にはもう居場所が無い…こうなったら…」みたいなことをたとえ小学生でも言いそうなもんですがｗ●聖痕のクェイサー外伝　聖痕の★くぇいさー原作の人が忙しいからかサトケン先生単独による番外編。６ページしかないけどその内の３ページにおっぱい。●ちぇんじ12310巻の表紙、月島さんとは結構なチャレンジですねｗこちらも番外編的な内容でした。体育祭の騎馬戦で日野さんvsひびき＆ギンガ。あれだけ派手に立ち回ったらいくらなんでも人格チェンジに気がつくだろ！同級生は素子が多重人格だと知らないから幅のある性格、くらいに思われてるのかなｗ●フランケン・ふらん何度死刑を執行されてもすぐに蘇る、不死身の男の話。なぜそんなことが起きるのか？　警察に呼ばれ男を調べたふらんが立てた仮説は多くの余事象の存在が生み出した一つの事象――神に恵まれた肉体を与えられた超健康優良青年である、というもの。うーむ…あまり釈然としない説明だ。人の胎から人ならざるものがたまたま生み出されたってことなんでしょうか？体がバラバラになった人間をくっつけて生き返らせる漫画に言うのもなんですがもうちょっと筋の通った解釈を聞かせてほしかった。今回の話は自分にはちょっと難しかったです。●ペンギン娘MAXいやー、すげーもんを見ました。もうちょっと言うとすげー酷いもんを見ましたｗ素人の自分が言うのもなんですが、描けないものは無理して描かない方が良いと思います！●ぽかぽかばんぱいあフと思ったんですがこの漫画は４コマ１本１本にちゃんと分かり易いオチがついてて偉いと思います。３人揃っての乾布摩擦もベランダでやってるんでしょうか？健康的な変態行為ですな。（続きます）

2009.06.30

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チャンピオンRED7月号(2)

（前半はコチラです）●ジェノサイド・プリンセス今まで殆ど触れられていなかった、勇紀のいた現実世界のエピソードがここにきてようやく描かれました。もうね…現実辛すぎ。そりゃ御船も小説の世界に逃げるわ。どういうわけか天文部のほぼ全員から嫌われている内気な少年、御船くん。そんな御船を特別扱いせずごく普通に話しかけてくる勇紀は彼に好かれてしまいます。（主人公のモデルは僕だ）（…そうだ　孤独な主人公に無二の親友ができる展開は…どうかな）（主人公ほど強くもないしカリスマ性もないけど　ある時　主人公に助けられて以来仲間になるんだ）小説の中で自分を最強の主人公、勇紀を都合のいい親友に設定する御船。…この子が皆からウザがられる理由はなんとなく分かりましたｗ何かと勇紀に世話を焼かれる御船。そんな御船の存在が煩わしくなった幼馴染の入江さんはカレーを皿ごと投げつけた上に遠く離れたコンビニへ買い出しに行けと笑顔で命じます…入江さん！　カレーは食べ物であって武器じゃありませんよ！「主人公の幼馴染の女の子」という、男性読者にとっては理想の女の子像であったはずの入江さんがここまで豹変するとは。不意に現れた第三者の前で涙まで見せる役者ぶりには戦慄を覚えましたｗ普段からこんなことばっかりやってるんだろうなー。女って怖いなー。酷い目に遭った御船は小説の設定を変更してウサを晴らそうとします。「最悪な性格の女」の召使いとしてこき使われる「主人公の親友」…なんと「ジェノサイド・プリンセス」は御船が作り出した世界の物語であり、その主人公は勇紀でもアリスマリスでもなく御船だったのでした。この設定、面白いけど…今までの全てを覆すようなことになるんじゃ？大丈夫か？●聖闘士星矢EPISODE.Gクロノス復活ににより地上に現れた何物かに立ち向かうのは久々登場のネコミミ座…じゃなくて山猫座の青銅聖闘士、レツ。萌えキャラなりに頑張るもののやはり脇役青銅には神の使いの相手は荷が重い模様。そんな彼を救ったのは今回の主役、蜥蜴座のミスティでした。無駄な全裸で存在自体がネタ扱いされるお人ですが、レツからしてみれば立派な白銀聖闘士。マーブルトリパーで敵をあっさり葬りさった上に「地上の平和の邪魔はさせん」というご立派なセリフまで披露してくれました。あれ？　なんかこの人カッコよくない？●ひとつキ!センターカラー。ケンカの強い女子高生「王牙（おうが）マブイ」が不思議ちゃん「ツキ」と合体して巨大な敵と戦うバトルアクション漫画です。「燃え」から「萌え」にシフトしたエピＧという感じでした。作画の人は違うけどやっぱり全体的に黒い。キャラの造形は独特ですが「岡田芽武プロデュース」という前提で読んだからかわりと素直に受け入れてしまえたのは我ながら不思議でしたｗシリーズ連載とのことですが次回がいつ載るのかは表記無し。●ベクター・ケースファイル右では７巻の詐欺表紙イラスト、左ではあずさに（覆面を）脱がされる稲穂…分かってます！REDで生きていくには、単行本を売る為には必要なことなんですよね！リストラされた人たちを救済するボランティア活動に学校代表として参加することになったあずさとその先輩、壺川明美さん。「私にできるとこ　やろうと思って」とやる気マンマンなあずさに対し壺川先輩は「最下層の人間って見たいじゃん」「自分より下の人間　見ときたいわけよ」「うわ～　いるいる　クズ人間が」「ここは人間動物園だ　オモシロ～～」と、いきなりゲスっぷりを全開で披露。この時点で思いましたね…コイツは脱がされると。いくらREDでも具体的に描けないようなことになるだろうと。裸で檻に閉じ込められるのはもうやってますしね！クズ人間のみなさんお願いします！しかし彼女は脱がされるどころか痛い目に遭うことすらありませんでした…原作者がヤマケンだったらこういうキャラはクビが物理的に飛んでるところだよ！せめてノミに食われるくらいのバチはあってもよかったと思うんですけどねー。元ブリーダー殿は見た目も性格もおっとりふんわりしてて可愛いです。ちょっと性別不詳なところがあるけど、どちらでも特に問題無いな。●いちばんうしろの大魔王番長がリーゼントから魔法を発射しても、けーながパンツ丸出しで仁王立ちしても、地味な印象が拭えないのは何故だろう…線がキレイすぎるからかな。●ヨメイロちょいす４人目のムスメ、「セルリァ・桜我・クロイゼリング」ちゃんがサクのペニスを切り落とすために未来からやってきました。今でも大所帯なのに金髪のドイツ娘なんて個性派が加わったら絶対あぶれる！３人目の人が！しかし４人目の人はサクのいい人っぽさに触れてあっさり未来に帰ってしまいました。新レギュラーじゃなくてゲストだったのか。良かったですね３人目の人！今回はサクがマトモだったせいかいつもよりおとなしい内容でした。おっぱいとかは普通に出てるんですが…やっぱり赤貝級のものを期待してしまう。●妊ぷ～ハラム伝「シャングラッド神紀」の祭丘ヒデユキが送る特別読み切り。全てのページどころか全てのコマがツッコミ所という凄まじい作品でした…。江戸時代テーマパークにいるのは役者ではなく本物の伊賀忍者で、クーデターによる県内江戸時代化を企てている…という設定だけなら単なるおとぼけギャグ漫画で終わっている所ですが、主人公は胎に入った胎児を駆使して戦う抜け忍なので普通の漫画にはなり得ません。そんな主人公「ハラム」のセリフを戦闘シーンから一部抜粋してご紹介。「いくよ卵丸！　破水省略！」「オン・キツキツガバガバ・ウンジャッタ！」「ヒッ　ヒッ　フ――」「瞬産！！」この「瞬産！！」で臍の緒の繋がった子供（卵丸）を凄い勢いで産んでます。あの凄さを文章で伝えられる気が全くしないなぁ…とにかく色々とおかしい漫画でした。祭丘先生にはREDに定住していただきたい。●フランケン・ふらん犬がトラックに引かれて前後真っ二つになる衝撃映像からスタート。女の子の頭に手裏剣が刺さる始まり方もインパクト凄かったですがこれもなかなか…そんな悲惨な事故現場に偶然居合わせていたふらんさん。犬の脳を汚いおっさんの体に移植することによって見事にプリンちゃんを再生させるのでした。「見た目は違っても中身はいっしょですから」さすがふらん！っていうか木々津先生！最後は銅像ENDだと思ったんだけどな～。それはさすがにベタすぎですか。●ちょっと怪しい黒森さん家3ヤンチャン烈の吉田ふらわが、いちごに井上行広がいるのなら、REDには山本正則がいる！休載した「デッド・ソウル・リボルバー」の代原です。今回は何故か常に仮面を付けている物部ゆう子さんのお話。どんなへんちくりんな話になるかと思ったら…普通のラブコメでした。仮面を取ったら美少女だなんてあまりにも王道すぎるじゃないですか！●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES最終回。サグートに始まりサグートに終わる物語でした。戦争が絶え間なく続く世界だからハッピーエンドなんか望めないけれど下を向かない前向きなレッカで締めたのは良い終わり方だと思いました。成長すればちゃんと大きくなるんだな…ｗ杉村先生の作品では主人公以外の登場人物はほとんど死ぬのが普通なのでちゃんと生きてるハリラヤの笑顔を再び見られたのは嬉しかったですね。超下品になったランバートの死に様を見られなかったのは残念でしたｗ連載お疲れ様でした。あと単行本発刊決定おめでとうございます。版権物だし出て当然なのかも知れませんが…ちょっと不安だったので。●次号予告「マイティハートで超人気」なマツリセイシロウの新連載、「ひみChuの文子さま」が巻頭カラーで。赤の帝国ではインタビューも。REDはマツリ先生に相当期待してるみたいですね！あと久々の別冊付録にマジンガーＺベストセレクション。

2009.05.26

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チャンピオンRED7月号(1)

REDを買ったらマジンガーがブレストファイヤーを発射してるペーパーが付いてきました。●特別付録　九条美海　等身大ポスター一応アイドルやってる九条さんが脱ぐと「アニメが終わって仕事が減ったんだろうな…」とか思ってしまいます。水着じゃなくて下着（しかも黒）だから尚更ｗ●真マジンガーZERO巻頭カラーで本格連載開始。プレ新連載で人類が滅亡してたので一体どうスタートするのかと思ったらあれは甲児の見てた夢でした。なんてこった…。夢から目覚めた甲児は普通の高校生。ボスはクラスメートでさやかはガールフレンド。ここまではスタンダードな設定ですが「ZERO」のオリジナル展開はここから。甲児のおじいちゃんである兜十蔵博士が光子力研究所を乗っ取り、甲児とさやかの身柄を要求してきたのです。この展開…マジンガーでは珍しいかもしれないが…ゲッターでは見たことがあるな…。死を覚悟して研究所に乗り込んだ２人は急に仲が進展。吊り橋現象ってヤツか！しかしお互いの名を呼び捨てにする甲児とさやかには結構違和感がありますな。こうすることで「ZERO」の甲児に独自性を持たせているのかな？ZEROの独自性のもう一つは甲児が時々見るフラッシュバック。アニメ「真マジンガー」のワンシーンが出てきたのは分かりました。もう一つの方も元ネタがあるんでしょうかね？別世界での甲児の記憶が流れ込んでいる、という感じ？アニメの「真マジンガー」のように様々な世界観で描かれた過去のマジンガーを一つの作品に集約しようとしているのかもしれませんね。マジンガーはあんまり詳しくないので分からなくても楽しめるようにしてほしいです。余湖先生の描くさやかは唯一の露出部分であるフトモモだけで充分勝負できる程にむっちりでした。ありがとうございました。●聖痕のクェイサー　アニメ化記念特別描き下ろしイラストアニメ化するのはいいけど最初に出た絵がこれって…そりゃ甲児も絶叫するわ。サーシャが首輪と鎖でまふゆたちを拘束してたりクェイサーのカーチャが聖乳出してたり燈の乳首が陥没してたり、ツッコミ所が多すぎる！自分の知らないうちにＴＶアニメは随分フリーダムになっていたんですね…。●聖痕のクェイサー唐突に外伝です。１話読み切りの過去話でバトル無し。燈とサーシャのお風呂は有り。普通にこんなことやってたらおっぱいアニメになるのも道理かもしれませんね…。次号は吉野先生が「新展開取材」のため特別編だそうです。新展開の取材って女子高にでも行ったんでしょうか。●ミカるんX最終章中編。あの世のミカさんとこの世のるんなの話を画面分割して上下同時進行で描くという変則的な構成になってます。こういう描き方を見ると必ずこち亀を思い出すんだよなぁ。なぜか「島袋」という新しい名前にこだわるヒミツさんの力を借りて怪獣墓場からミカさんの魂を呼び戻するんな。天国の安らぎを拒絶してこの世に舞い戻るってくだりで「覚悟のススメ」で三千の英霊が「天国で　割腹！」したのを思い出しました。復活後に合体したのも同じですな。「福井発地獄行き超特急　定刻通りに只今到着!!!」ここで借り物のセリフを言わせてしまうのは高遠先生らしいといえばらしいか。●ちぇんじ123幼い素子が封印していた記憶、それは母親が目の前で鉄骨の束の雪崩に巻き込まれるという衝撃的な光景でした。こんな体験をしてたら脳が記憶をシャットダウンするのも無理ないよなぁ…。素子が母親を責めるたびに千切れていくロープの演出が巧い。素子の意識が消えるのと同じタイミングでひとみの下に里からのお誘いが。里で生きるメリットを「自分を隠さずに生きていける」と説明する薫ですがふじこだったら日常生活をソツなくこなせそうなんであまり旨みは無いような…それでも素子になることはできないのでひふみ自身は良しとしないでしょうね。坂口先生のコメントによると次回から起承転結の「結」に入るとのこと。バトルアクション漫画のノリなら里に乗り込んでおばあちゃんと対決する所ですがどうもそうはならなそうですね。まだ。●どみなのド!山へ遠足に行ったのにバーチャルマシンでいっしょにとれーにんぐよろしく筋トレすることになるという、なんだかよくわからない話。遠足ならではのイベントが最後の記念撮影くらいしかなかったような気がします。あかりもいんこさんも普通に出てくるしｗどうしてもこのネタを旬のうちにやっておきたかったんでしょうね。ひかりが武のことを所有物と言いつつもそれなりに気遣っているので２人の関係に限って言えばなんだか普通のラブコメ漫画になっているような…あまりにもくっだらないエロギャグが楽しいから問題無いですけどね。コマの隅っこで何の脈絡も無く天狗の鼻をほおばるいんこさんには爆笑しました。誰に見せるでもなく自分の為にやってるあたり、やっぱりこの人は真性だｗ●スマガRE新連載センターカラー。原作はニトロプラスのエロゲーで、それの紹介もカラーページでやってます。カラーページなのでエロシーンのスクリーンショットもバッチリ。これを載せておいて少年誌を名乗るのはやっぱり無理があると思います…今更ですが。記憶を無くした主人公「カケル」は魔女（エトワール）の「スピカ」を相手に童貞を捨てる寸前まで行くが、悪魔（ゾディアック）に圧殺されてしまう。天国に行ったカケルはそこで出会った神様に人生をやり直して童貞を捨てるチャンスを与えられる…　みたいな感じの話。原作を知らない自分は突拍子の無い展開に読んでて戸惑いましたが、原作の方でもこんな感じみたいですね。なんで主人公が神に選ばれて人生をやり直せるようになるのかは説明が全く無いし主人公が疑問を持ったりもしないので分かりませんが、どこぞの魔女神判員みたいに気まぐれで選ばれたのかもしれないのでそこらへんはスルーしておくべきなんでしょうか。でも気になるな…。漫画の中に漫画が出てくる（そしてそれを登場人物が認識している）というメタ表現が出てきましたが、ちょっと堂々とやりすぎててノれませんでした。こういうネタは使いどころが難しいですな。廣瀬先生の絵はいつも通りのむちむちっぷりでした。原作のタッチに合わせようともしないのもいつも通りｗ●どきどき魔女神判2本気を出したクロは今までのどの魔女よりもヒロインしてました。そういえばこういうおしとやかなキャラってこの漫画にいなかったなぁ。ソフィはなぜか腹黒キャラになっちゃったしｗ前作と今作で似たような立ち位置だったマリアとくれはのコンビが面白いです。他の魔女にも少しは出番を与えてあげてほしかったけどコマの中に入れるだけでも大変そうなので贅沢は言わないでおきますｗ今回も意外な人物がラスボスと化しましたねー。当前のように触手だらけになって驚きましたｗ　でもこの触手にはぬるぬる感が足りない！主人公不在でラスボス戦突入という逆境ですが、未だに出番の無い天使勢が最後の最後で勝利の鍵として登場してくれる予感。というか登場してほしい…やっぱりどき魔女にはルル様がいなくては。丸１話あやめに拉致られて壊れたねおんとかご近所の稲穂さん斑木さんといったネタも良かったです。特に「プリンセス冥火ー」の炸裂したシーンはインパクト絶大でしたｗこんなのを商業誌でパロるのは恐らくこの漫画だけでしょうねｗ●シグルイこの漫画って穏やかで幸せそうなシーンが少しでも描かれたらその直後に何倍もの残酷が待ち受けているんですよね…残酷を描く為にほんの少しの幸せを描いてるというか…数少ないマトモな人かと思われていた笹原さんによる凶行というのもまた惨い。こんな酷い漫画を楽しんでる人ってどんな性格なんでしょうか！…なんでこれを楽しく読めるのか自分でも分かりません。最後のコマの藤木は表情から感情が読み取れなくて怖い。（続きます）

2009.05.26

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チャンピオンRED6月号

雑誌を買うたびに使い道の無いクリアファイルがどんどん溜まっていく…。●ミカるんX ドラマCD特別編原作者による書き下ろしシナリオのドラマＣＤ。銀河を作った宇宙人とか銀河を滅ぼした怪獣が出てくる、番外編だというのにやたら壮大なストーリーとなっております。臍谷さんの声が思っていたより可愛らしかったです。あと漫画版よりも人間味があって驚いた…と思った自分がバカでしたｗ●ミカるんX巻頭カラー。先月号から引っ張った原発との接触危機はるんなの機転でなんとか回避成功。セレーネとの決戦は舞台を福井県に移し続行します…が、エネルギーの切れたミカさんは邪神に一矢報いることもなく四肢と首を断裂され命を落とすのでした。英雄を失った地球に再び希望をもたらしたのはトリックスターペソマルク星人と反則アイテム超立方体アニマダイス！使い捨てじゃなかったんだ…アレ。ヒミツさんと融合したブレスレットの新名称が略して「島袋」ってのにはどうリアクションをするべきなんでしょうか？●ちぇんじ123月島さんの助けが入ったにもかかわらずそらの顔面にはゼロの全力グーパンチが…ガードした腕を折るほどの威力を真正面から受けたそらはどんな顔になってしまったんでしょうか…この漫画の暴力表現は容赦が無いですな。ひふみとゼロとの融合が完了し、素子の幼い日の記憶が蘇る――いよいよ物語の佳境が近づいてきたって感じですね。●どみなのド！いやーギャグのキレが良すぎる。面白いです。今回の弁当はごはんにごはんですよをビンごとつめこんだ、ごはんですよごはんですよ。ごはんが盛られた茶碗の柄があまりにもバカすぎて吹いた。いんこさんのあの歯磨きは全くの不意打ちだったのでかなり効きました…人を選びまくるプレイをサラッとやらんでください。歯磨きって毎日やってるから具体的に想像できてしまって生々しいんですよね…。ちょっとしたトラウマになりそう。ノリノリで教育的指導具を渡していた音瀬さんが直後のひかりのヤキモチにキョトンとしていたのが印象的でした。なんだか普通のラブコメっぽくなってきましたね！●真マジンガーZEROプレ新連載。21ページもあるプレ新連載なんて初めて見た。いきなりマジンガーによって世界は崩壊し人類は滅亡しちゃってます。マジンガー強すぎ。初回でいきなり最終回はアニメでもそうでしたね。田畑先生によると全くの偶然の一致だったそうですが、なんでこんなネタが被ってしまうんでしょうかｗダイナミックな感じに書こうとするとこうなってしまうのかな？状況はサッパリ分かりませんが、とりあえず擬人化されたミネルバＸがエロい。髪型がアクメツと同じなのはちょっと気になりましたが…。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～センターカラー。マジンガーＺからジャイアントロボへ、永井豪から横山光輝へ、アクメツコンビから今川＆戸田コンビへ、という色々な意味で非常に豪華なリレーになりました。REDすげーなー、いつのまにロボット漫画のトップリーダーになったんだｗ急に強くて紳士な人になった中条長官への周りの反応が酷いｗ「梁山泊でやんややんやと嫌味な笑いをしていたあの中条とは…！？」確かにこんなことも言いたくなるくらい別人になっちゃってます。光を発しながらの土下座は残月を後ずさりさせステキな瞳で励まされた史進は自信を取り戻すぞ！サリーの裸にドキドキする大作くんを見て少し安心しました。今まで反応しなかったのはそれどころじゃなかったからなんでしょうね。「キサマ　ワシの娘に何をした！？」と訊いておきながらその直後に「問答無用～～！！」と衝撃波を撃つアルベルトに笑いました。大作に衝撃波を撃ったらサリーにも当たるでしょうがｗ　落ち着け親父ｗ●シグルイ以前藤木に指を潰された猪又真吾の叔父が持ってきた指南役依頼の話を全く空気を読まずに断る藤木さん。社会性ゼロだこの人！忠長相手に無礼を働いても口先だけでやりすごす伊良子とは大違いですね。なんとかとりなそうと慌てる笹原さんの常識人っぷりがこの漫画では随分新鮮です。藤木は「“隻腕の剣術”などは覚え申さぬ」という言葉通りに左腕が無いと意味を為さない戦法で笹原に挑み、アッサリと負けてしまいます。藤木…隻腕での伊良子対策はしてなかったのか。●ベクター・ケースファイル扉が意味不明すぎるｗ　とりあえず裸が描きたかったんだな？そうなんだな！？今回はキイロスズメバチのお話です。以前とりあげたオオスズメバチとの違いや対策法を紹介。同じ環境保護でも環境団体のようなヒステリックな主張ではなくあくまで自然と人間の共存を訴えかけるこの漫画の姿勢には共感が持てますね。毎度悪役を悪く描きすぎてるきらいもありますけど…。今回のゲスト悪役が女性だったので登場した時点で「やっぱり脱ぐんだろうか」と思い、実際脱いだわけですがまさかあんなことになるとは夢にも思いませんでしたｗ　何漫画だこれｗ前のページの「虫が付くってことはそれだけおいしいってことだ」が前フリだったとは…ｗこれだからこの漫画は図書館に置かれないんだよ！●ヨメイロちょいす明日の追試に備えてサクとヨメ候補とその娘が缶詰の中でカンヅメに。女の子が体を張って勉強を教えるというのがこの手の漫画のお約束ですが、そういうのを済ませた後がtenkla先生の真骨頂でした。「スイスとフランスにまたがっているこの湖の名前は？」「え～次！　沖縄のこの湖の名前！ヒント！正確には干潟であって湖ではない」「えー…モスクワにあるこの通りの名前…」「えーと…インカ帝国の初代皇帝は…」正解は上からレマン湖、満湖、ヤキマ.ンコ、マ.ンコ・カパック。…不自然な所にピリオドが打ってあるのは楽天ブログで設定されているＮＧワードに引っかかるのを避ける為です。単なる地名や人名なのにおかしいですね？「暗記は反復練習だよ！」「初代インカ皇帝はマ.ンコ！　みんなで！！」「マ.ンコ（人名）！　マ.ンコ（人名）！」「時空のはざまからマ.ンコ・カパックの英霊が！！」これだけ連呼されると普通の言葉のように思えてきてしまう…いや、単なる地名や人名なのでいたって普通な言葉ですけど！笑いの３大「んこ」とはよく言ったものです。連呼するだけでギャグになるって凄い。●エルト・マナコ寺口慶一のデビュー作にして第19回新人漫画賞佳作受賞作。山口先生に「虎を描くときは虎のような気持ちで」とアドバイスされた作品です。主人公の「辻崎早苗（つじさき　さなえ）」は部活動に励み楠木先輩に恋をする普通の女子高生。ある日、空から喋る剣「エルト・マナコ」が降ってきて地球に危機が迫っていることを告げられる――そんな導入で始まるお話です。絵的になんとなく不安になるコマがいくつかありましたがクセの無い構成は読みやすく、見せ場では迫力ある描写でキッチリ盛り上がりました。読んでいて気になったのは宇宙から降ってきた剣が非常に漫画チックなツッコミをこなしている所ですね。そこまでやるならもっと人間臭くしてしまっても良かった気がします。●どきどき魔女神判2桜ひめき登場の巻。ゲームでは何かと年上ぶる謎のお姉さん、といった感じのひめきさんでしたが漫画版では「少年誌的展開」を愛する変な人にｗ「１」のイブ先生の回とは別の場所にある少年心が熱くなってました。ひめきさんに命を狙われたせいか、クロが一躍メインヒロインになっちゃいましたｗ見た目も急に可愛らしくなっちゃって。本来のヒロインであるころんが存在感を示さないからこんなことになっちゃうんですよ！先月号からなんかピカピカ光ってるけどあんまり相手にされてないしｗ前作ではルルがラスボスというまさかの展開でしたが、今回はどうなるんでしょうか？そういえばルルを含めた前作の天使キャラは今回まだ出てきてないですね。このまま出番無く終わるのか、それとも…。●お姉チャンバラ紅死霊中華街（チャイニーズ・ゴースト・ストリート）で遂に見つけた彩はゾンビの担ぐ神輿に担がれた街の支配者だった！原作では肉弾戦が得意な黒髪のセーラー服少女なんですが…ずいぶんキャラが違いますな。ギロチン三人衆のデザインがどいつもこいつも悪趣味でいいですねー。両腕がチェーンソーとか、非常にヤマケンらしさを感じさせて素敵です。ヤマケンらしさといえば、強そうなじいさんが活躍する直前にアッサリ殺されるという無慈悲な展開もヤマケン漫画っぽくて良かったですｗ次回で最終回。これが終わった後の両先生の活動が気になります。このコンビでカオシックを再開するのも個人的にはアリだと思いますが…どうでしょう？●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYESレッカはATに乗っていても直接殴られたかのようにダメージを受けるなぁ。大統領にして実の兄であるサグートとの一騎討ちは圧倒的な力量差があったにもかかわらずレッカが勝利する。これで長い戦いに終止符が打たれた…と思ったらランバートが正体を現し真のラスボスに！上手く言い表せませんが…とても杉村先生らしい展開だと思いましたｗ次回最終回。今回で終わっていたら完全無欠のバッドエンドでしたが、ここからどう繋いでどう落とすのか気になります。●トクモリ大熊先生のデビュー作「生ケモノ」の続編。市役所の「特別総務課」に配属された新人ＯＬ鳥海まこと(21)が変態っぽい上司と２人っきりで日常的に怪物退治をするコメディです。ヤクザガールの作画をやっていた大熊先生ですが読み切りは今回のような明るくてノリのいいコメディばかりなんですよね。本来はこういう作風なんでしょうし、読者的にもこっちの方が読んでて楽しいです。下着姿を披露したのにギャグ扱いで流されてしまったまこと君はRED漫画のヒロインとしては異質な存在でしたｗ●赤の帝国納都花丸先生にインタビュー。＞Ｑ：どういう女性に憧れますか？＞Ａ：この質問は、私が男性だと思って聞いているんでしょうか…。＞Ｑ：体のどこが一番感じやすいですか？＞Ａ：この質問は、私が女性だと思って聞いているんでしょうか…。引いてる！納都先生REDに対して引いてるよー！まぁ漫画家に２番目の質問をするような漫画雑誌は宇宙広しといえどREDだけでしょうからこのような冷たいリアクションになるのも致し方ありませんね。でもなかなか面白い質問なので今後のインタビューでは毎回聞いてほしいですｗ回答内容で作家さんのREDへの適応度が伺えるかもしれません。伊藤先生は無駄に良い反応しそう。ノリツッコミとか交えそう。●次号予告ニトロプラスのエロゲ原作漫画がいちごじゃなくてREDで新連載。作画は廣瀬周先生。そして巻頭カラーで真マジンガーZEROが本格連載開始。さらに岡田芽武原作・てんま乱丸作画の「ひとつキ！」がセンターカラーで掲載。これは確かいちごで予告されていながら載らなかった作品ですね。ポシャってなかったのか…。

2009.04.26

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チャンピオンREDいちご VOL.13

２号連続で買ってしまいました。今回のお目当てはRED新人漫画賞出身作家「うなむみ」先生のデビュー作。しかしまぁなんつーか、今更ではありますが似たようなパターンの漫画多すぎなんだよこの雑誌は！・弱気で冴えないオタクのエロメガネ野郎がなぜかモテてなぜかエロいことになる・主人公の女の子が変態野郎共にいいようにされる・登場人物が全員女この３つでいちごのほぼ全てを語れてしまうじゃないですか！…分かってます、そういうコンセプトで作られた雑誌を買っておいてそこに文句を言うのはおかしいってのは分かってます。エロ漫画雑誌に向かって「エロ漫画ばっかりじゃねーか」だなんて言ってもだからなんだで済む話ですよね。いやでも、もうちょっとこう…なんと言うか…どうなんでしょう？●超美麗イラストブック「ひみつのおふろ」いちごでおなじみだったりそうでもなかったりする人たちによる「お風呂」をテーマにした別冊フルカラーイラスト集。隠しているかどうかは各作家の判断に委ねられているようですが編集側からは「湯気をもっと薄く」「もっと汁多く」といった助言はあった模様。あとtenkla先生は2007年生まれだそうです。若いな！●あきそら（糸杉柾宏）２本立ての１本目。扉に「なんとかしないと　手遅れになる前に…」って書いてありますけどもう手遅れです。真性レズであるナミは「親友」の可奈を奪った双子の兄ソラ（のちんちん）に嫉妬し、襲いかかって馬乗りになりハサミを手に持ち「これ…わたしにちょうだい？」などと恐ろしいことを言い放ったかと思ったらいきり勃ったソラのナニを自分のアソコに突っ込むのでした。どうやら可奈がこれからするであろう体験を自分もしようという考えのようです。つーかソラは少しくらい抵抗しろ。兄のちんちんを股間にあてがったナミは妄想の世界でねんがんのちんちんをてにいれたぞ！そして『可奈の中で思う存分出したと思ったら自分が出されていた』な…　何を言ってるのか　わからねーと思うがおれも読んでいて何が起きたのかわからなかった頭がどうにかなりそうだった…●あきそら（糸杉柾宏）２本立ての２本目。妹に無理矢理犯された上に「このことを誰かに言ったらチョッキンどすえ」と脅されて元気の無いソラをアキ姉ちゃんが体を張って励ます話。ヤるだけで終わり。次号も２本立てです。元気だなーソラは。●VITAセクスアリス（佐藤健悦）吉野弘幸ネタ。●ラブユメみっくす（カイシンシ）センターカラー。見た目小学生くらいな男女が風呂でもないのにまっ裸で向かい合うシーンが９ページくらい続きました。なんかヤるよりヤらない方がエロいような気がしてきた。●メイドいんジャパン（おりもとみまな）転校していった「山本六十四（やまもと　ろくじゅうよん）」ちゃんに会う為に成美が訪れた名古屋は未知なる世界でした。「あ！！　ちんちん！！」「（ボク…もしかしてハミチンしてた！？）」「この缶コーヒー　どりゃあちんちんみゃあ」「（なんだ名古屋弁か…　あれは『熱い』って意味だな）」「あ！！　キンタマ！！」「また名古屋弁か…　今度はどんな意味…」「やあ　心に大きなキンタマを持つメイドさん」最初から最後までずっとこんな調子です。名古屋は比較的ネタにされやすい都市ではありますがここまでコケにした漫画はなかなか無いんではないでしょうかｗいくらなんでもみそだれを直飲みなんか…してませんよね？六十四ちゃんの転校先「名古屋執事学園」では冬季オチンピックの真っ最中。本編とも執事とも全く関係無いイベントなんですがインパクトは絶大です。さすがちんこで戦うことを宣言した漫画だけのことはある。こんなおバカなネタを散々やっておきながらそれでもストーリーをキッチリとまとめるのには毎度のことながら感心します。今回の話はいつから考えてたんでしょうか…ツジツマが合いすぎてて怖い。●れすきゅーMe!（巻田佳春）ここまで来たらもはや「してない」ということにどれ程の意味があろうか。●さめだ小判の華麗なる生活（さめだ小判）人気エロ漫画家であり女子中学生でもあるさめだ小判先生が「モデルにするから服脱いで」「カラミがないと絵が映えないなあ～」とか言いながら実の姉弟に擬似本番を強要する話。オチのセリフは説明が無いと分かりづらいんじゃないかと思ったんですがいちごを買って読んでるような人なら皆分かってることだから別にいいのかなｗ●ボクのないしょ（西臣匡子）ひょんなことから女学園に男装して通うことになった円（まどか）が男嫌いの瑞希会長とちゅーをしたりお風呂でおっぱいを押し付けあったりする話。先生が瑞希会長のぱんつを持ち歩いていた理由が凄く気になります。●せいせら（海月れおな）なにげに定着しつつある女児４コマ漫画。今回も２本立てです。ハナクソとかうんこちゃんとかお下品なネタが多いけど、小学生だから仕方ないですよね。●SWEET SISTER（しぐにゃん）最終回はロリ巨乳妹リサのお誕生日会。のっけから服だけ食べるスライムで全裸にされてしまいますが着るものが無くて困っている所に兄からウェディングドレスのプレゼントが。（この時点で妹さんは喜んでます）兄は「指輪の交換よりも体液の交換がいいな」などと言いながらドレスのスカートの中に頭を突っ込みます。（この時点で妹さんは悦んでます）その後の展開は…書こうとすると頭痛がしてくるので控えさせていただきます。●ガレキに華を（青本もあ）センターカラー。ガレキさんはすっかりいちごの看板フィギュアになった感がありますね。エロかったらそれでＯＫな漫画が蔓延るこの雑誌においてきっちりストーリーを読ませてくれるこの作品は貴重な存在です。ガレキさんは健気で可愛いし、ご主人様は冷たいかと思いきやこっそり優しい…こういうハートフルな作品がいちごにはもっと必要だと思います！この漫画が前号では何をやっていたかは不問とします。それはそれ！これはこれ！！●赤ずきんちゃんただいま10歳（松林悟）名作童話ロリコミカライズ第４弾のテーマは「赤ずきん」です。おばあちゃんに化けた狼と近所の猟師がどちらもロリコンの変態で赤ずきんちゃんに襲いかかってくるというとても分かりやすいアレンジ。８ページくらいでサクッと終わるかと思ったら意外と長くてビックリしました。赤ずきんちゃんは10歳なのにツッコミのキレが良すぎ。●ろいやるキナコティー（あわ箱）第18回RED漫画賞で佳作を受賞した「あわ」氏のデビュー作。ペンネームがちょっと長くなりましたね。成績優秀容姿端麗な生徒会長の蛍（けい）ちゃんとその幼馴染でおバカなキナ子さんが攻めたり攻められたりする百合漫画。困った子なんだけど憎めない愛らしさのキナ子さんと、なんだかんだでちゃんと受けとめてあげる蛍ちゃんのイチャイチャっぷりが良いです。自分勝手に暴れまくるけど不快な存在にはなっていないキナ子さんは主人公にふさわしいナイスキャラですね。オチがちょっとアッサリ気味だったのはもったいなかったかもしれない。絵はこれがデビュー作とは思えないほどしっかりしてます。本当に新人？背景に唐突な下ネタが仕込まれてるシーンがいくつがあったんですがアレは何だったんでしょうか･･･ｗ●セーラー服と重戦車（野上武志）野上先生、創刊の頃からいちごにいるのになかなか落ち着きませんねｗチョコバナナを女の子が口に含んで…ってシチュエーションはありがちですがあんな露骨な形したチョコバナナは初めて見た。●しまだわかばエミリーの板っぷりがハンパない。●彼女はUXO（kashmir）ほんわかした絵とのんびりした雰囲気だったので気がつきませんでしたが、この漫画はいちごでもトップクラスの変態バカ漫画ですねｗオールヒロイン新潟人な「チャンピオンREDえちご」なんてものが本当に出ていたら福井県人や名古屋人みたいにネタにされまくるんだろうなぁ…コシヒカリをオカズにしてるとか描かれちゃうんだきっと。●囲碁部の秋尾ちゃん（うなむみ）　19歳でREDに応募しデビュー権を獲得した「期待の新星」、うなむみ先生のデビュー作。受賞作はコンビニのお話だったようですが今回はタイトル通り囲碁漫画…でもなくて囲碁を舐め腐った腐女子高生が囲碁と棋士相手にひたすらＢＬ妄想をするコメディでした。正直言って結構キツかったです…期待しすぎていたのかもしれませんけど。１ページごとにオチがつく４コマ誌の漫画にありそうな構成なんですが、オチの意味が自分には殆ど分かりませんでした。「ここ笑う所ですよ！！」という雰囲気があるのは分かるんですけど自分の感覚ではギャグが成立していないので笑うことはできませんでした。ツッコミとそのリアクションはあるんだけど、ボケが無いんですよね…今はそういうスタイルが流行ってるの？とか色々考えちゃいました。いちごの漫画らしく無駄なサービスシーンもちゃんとありますが、これならむしろ無い方が良かった！　かなりのガッカリおっぱいです！おっぱいを見てガッカリしたい人にはオススメ。というわけであまり楽しめなかったのですがこうなってくると佳作を受賞した作品がどういう内容だったのか気になります。選評では山口先生も岡田先生も「分かりづらい」と言っていたのでやっぱりこういう作風なんでしょうかね…。●バケカノ（井上行広）レギュラーなのか代原要員なのか判断しづらい井上先生の読みきり。全裸にカバンと靴下だけの幼女幽霊の股間にバックから拳を突っ込む話。いちごってアナルの描写はＯＫなんですね。ボーダーラインが分からん。●次号予告「猫神やおよろず」ドラマＣＤが付録について特別定価…あれ、値段書いてないな。

2009.04.15

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チャンピオンRED5月号

ラインバレルのアニメはネット配信で全話観ました。色々と惜しい作品だったと思います…。●どみなのド!毎号掲載＆単行本発売記念巻頭カラー。REDは表紙をめくるとすぐに漫画が始まる作りになっているので読者への先制攻撃となる巻頭カラーの１ページ目は非常に重要です。ヨメイロちょいすに続いて今回のどみなでもガツンとかまされましたｗこれでも少年誌を名乗るんだからREDはすげーや。内容は…何からツッコめばいいのか…もう全体的に酷いｗえーと最初の方の本編とは何の関係も無い儀式はシグルイのパロディですね。これも山口先生から許可を受けて描かれたものなんでしょうかｗ張方家当主は人間に見えない…もっとおぞましい何かですねｗ最後にちょっとだけラブコメっぽくなりましたけど「臭いを覚えられるのも悪くない」ってのはラブコメのヒロインの感想じゃありありませんよｗ●真マジンガーZERO　プレ新連載告知マジンガーの新作アニメに合わせてREDでも連載開始だそうです。ジャイアントロボとボトムズに加えてマジンガーの漫画まで載るとは…ロボット漫画なんてニッチなジャンルなのに１つの雑誌に載りすぎだろｗ手がけるのがアクメツコンビならクオリティの心配は無さそうですね。甲児がちょっとフケ顔なのは気にならないでもないですけどｗ●聖痕のクェイサー露天風呂でおっぱい祭。カーチャも風呂に入ってたのに全然目立たなかったのは所謂おっぱい差別ですねｗ生神女とクェイサーのスワッピングは見てみたいですねー。ビッグ・マム頑張って！　応援しなくても勝ちそうですけど！●地球の放課後吉冨昭仁の読み切り40ページ。自分たち以外の人間が誰もいなくなった世界で少年１人と少女３人は何にも束縛されることのない自由を満喫する…というお話。誰もいない、何をやってもいい世界ってのは誰もが夢見たことがあると思います。ドラえもんでも同じようなシチュエーションが違う道具で何度も描かれましたね。しかし実際に自分以外の人間が誰もいなくなったら嬉しいことよりも困ることの方が圧倒的に多いわけです。オトナになると夢のような理想よりも問題のある現実の方が先に見えてしまうので「誰もいない街」を与えられても無邪気に遊ぶ気にはなれないでしょう。少なくとも自分はそうだと思います。しかし「地球の放課後」の彼ら、彼女たちは遊びます。渋谷らしき街中を水着姿で闊歩したり泳いだりします。でも状況が分かっていないわけではなく、将来の話をしたりもします。あの年頃の子があんな世界にいたらそういう思考をするかもしれない…そう思わせる空気がこの漫画にはありました。季節が蝉の鳴く真夏だからかもしれませんね。こんな世界の原因となった正体不明の存在「ファントム」が人間を取り込む様は非常にショッキング。何の為に何をしてるのか分からないなんて怖すぎる。普通の漫画ならこういう存在は倒すべき敵というポジションのはずですが主人公たちは家族を奪ったファントムへの敵意すらも見せずに自転車で秋葉原へ向かい物語は終わるのでした。とにかく雰囲気を描くことに全力を注いだような作品でした。起承転結の承だけを40ページ使って描く読み切りなんてなかなか無いかも。●ヨメイロちょいすママンのママンが登場して親子３代でえろなかよく。おばーちゃんには赤貝じゃなくてタワシが来るんですね。大人ですもんねーｗしかしなんですな…この漫画はおっぱいだのぱんつだのが出まくるのにそれらを見ても何も感じないのはあまりに開放的すぎるからなんでしょうね。どの登場人物もほぼ全員が毎回全裸になるんだからありがたみもヘッタクレもないｗ●シグルイセンターカラー。今回のカラーはモツが出てないから目に優しいですね。人肉の味を覚えた猿「狒狒」と対決させられる伊良子ですが逆流れでこれをあっさり一刀両断。虎眼先生と比べたら人喰い猿なんて雑魚もいい所ですよねｗしかし大名並の扱いをしていた猿を殺させて盲目の剣士がそれを何と思ったかを訊く遊びとは…アホみたいに贅沢な娯楽だなぁ。忠長を猿回し呼ばわりしておきながら生き延びる伊良子の口の上手さは異常。あんなこと言われたら忠長なら何も言わずに斬り捨てそうだけどなー。●ミカるんX神を名乗ってるくせに相手の攻撃を受けきった上で圧倒するという、プロレスラーのような戦い方をする邪神セレーネ。その強さは地球最強の２体が全く相手にならないほど。こういう強さの表現はドラゴンボールでよく見た気がする。「己の勝利という結末への絶対的確信」があるから「弱肉強食の道理そのものを破壊」し「必勝不敗」であると断言してますが、まぁ要するに自分の強さに自信があるということですよね。大袈裟すぎる言い回しがちょっと小物っぽい…。るんなの出身地って今回の引きをやる為に福井に設定されたんでしょうかねｗ絶望的な状況で巻頭カラーの次号につづく。●ちぇんじ123ひびきのゼロがついに覚醒！　トリガーはやっぱり小介川への想いでした。ガードした腕を殴って骨折させるってアンタは花山か。「衝撃の展開」という煽りが怖いｗ　腕を引きちぎったりするのか！？VHSテープを袋一杯詰め込んで渡すのはどうかと思いましたｗ善意からでもアレを渡されるのは結構な迷惑なんじゃないかな…。●バージン・ビーンズいつものアレです。今回が叉絵夢が受けに回らない展開なのかなーと思っていたらやっぱり脱がされましたね。全裸で百合百合だったのに、ちゅーの１つも無く終わったのはやや不満。●ジェノサイド・プリンセスアリスマリスの萌えキャラ化に拍車が掛かってまいりました。レアミリアさんとイチャつく勇紀を見てイライラする姫様かわいいです。まーでも「悪いのは俺なんだし」とか言ってるのを聞いたらイライラもするかなｗ幼い頃のアリスマリスのロリ可愛さは異常。昔はあんなに可愛かったのにと言わずにはいられなくなる可愛さですｗそれだけにあの見開きはなかなかのインパクトでした…他のRED作品に比べたらマイルドなモツ描写ではありましたけど。契約を解除する為に勇紀を脱がせる前にまず自分が脱ぐアリスマリスを見てああ彼女はＳじゃなくてツンデレなだけなんだ…と思いました。相手がカーチャやひかりだったら勇紀は目が覚めた時には既に全裸で縛られてたはずｗ父親にも兄にも利用されていたのにそれを知らずにただ信じ、愛を求めて力を振るうアリスマリス…存在意義とも言える力を失ったら、彼女はどうなってしまうんでしょう？とりあえずツンではなくなりそう。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～久々にロボが動いてるのに人間キャラの方が派手に暴れるので全然目立たないｗ特に大塚署長がやりすぎ。何の前振りも無く分身したり変身したりしないで下さいｗミサイルに変身して突っ込んで爆発したら普通は死ぬだろｗいやまぁミサイルに変身した時点で普通じゃないですけどｗ無駄にデカいスイッチや日本語ばっかりで分かりやすいモニターにも笑いました。全てのページでキャラも演出もクドい！●ベクター・ケースファイル自然保護団体の描写が過激ですね。「私たちを怒らせたらどうなるか分かるわね…」って悪役のセリフじゃないですか。実際この手の人たちはタチ悪そうですけど、それにしても容赦無いなー。こういう社会派なネタが出てくるとそのうちソッチ方向の漫画になってしまわないかと余計な心配をしてしまいます。カシノナガキクイムシを見た３人のリアクションが大袈裟すぎて笑っちゃいました。それだけ厄介な虫だということなんでしょうけど…稲穂は顔作りすぎだろｗキクイムシの生態については日本応用動物昆虫学会のサイトでかなり詳しく説明されています。背中のあのキモい模様は菌を入れるポケットなんだとか。●どきどき魔女神判2セイジが隣町から呼んできた前作の魔女たちと夢の対決！負けたら脱げるというシステムが非常に分かりやすくて良いですねｗでもラリアットを前後から食らって服が破けるのは…ゆでだからいいか。真剣の使い手である烈火に竹刀で瞬殺するあやめは存在感ありすぎｗれんげどんのやる気の無さは相変わらずでしたね。剥かれてるのに戦闘に参加してないかもめより存在感の無いメリー…がんばれ。ようやく登場のひめきさんは何かを知る重要なキャラのようですね。クロがガーゼットだなんて…それ前作でやったじゃないですか！第１話でそれをネタにしてたのに敢えてやりますか。でも後光の差してるころんも怪しいんだよなー。あれ、真面目に推理しちゃったｗ●フランケン・ふらん今回はふらんに代わってヴェロニカが主人公。アドレアをお供に女子高に潜入…じゃなくて通学して社会性と友愛を学びます。最近は背景で小芝居しかしてなかったのでヴェロニカの活躍は嬉しいですね。イジメられてるのに全く動じない所はさすがふらんの妹さん。しかし女子のイジメは怖いですな！指を指されて「ヴァギナ　ヴァギナ」と連呼されるだなんて…どう傷つくのかはよく分かりませんけどｗヴェロニカが主人公なので医学的な要素が無い代わりにアクションシーン多め。「またこんなに殺して！」と叱られて学校通学を命じられたのに…１ヶ月じゃ変わらないかｗモツにうるさいRED読者も納得の断面描写は御美事でした。●いちばんうしろの大魔王新キャラの江藤さんがおっぱいと露出を頑張ってくれました！髪の毛で隠していると見せかけてちゃんと見えているのは何故なんですかｗチクチラってあんまりやる意味無いですよね…これなら見せない方がエロいと思います！●おカゲさまっ!藤島真ノ介の読み切り。女の子にモテない主人公が影を奪われ透明人間同然になってしまい、元に戻る為に堂々と覗きをする話。昔の月刊少年誌に載ってたような、ちょっと懐かしい感じのお色気漫画でした。主人公は「女子の表面ばかりを追い　心を見てなかった」と諭されてますが、ヒロインの幼馴染が普通に可愛いからあんまり説得力が無かった気がします。そりゃ本当にブサイクな子がヒロインだったらあんまり嬉しくないのは分かりますけどソバカスとか眼鏡とか、そういう記号的なブスさがあっても良かったかなと。●次号予告マジンガーZEROのプレ新連載が掲載。久しぶりですねプレ新連載。そしてミカるんXのドラマCDが付録に付いて特別定価580円。ストラップが付録の今月号より安い！

2009.03.31

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チャンピオンRED4月号

今更ですが、感想を書いてないからってその作品を読んでないというわけではないです。●「鉄のラインバレル」特製トランプジョーカーが２枚入った54枚組の紙トランプ。全てのカードにアニメで使われたカットが入ってますが描き下ろしは無し。大きくプリントされているのでデックを横から見ると柄ができちゃってます。マジックはできないけどガンは付けやすそうですな。宗美さんが描かれたカードは一枚だけ…マキナ乗りなのに扱い悪いｗ●ベクター・ケースファイル巻頭カラー。肌を露出しながらバッタを捕まえるという不自然な行動がグラビアっぽいｗこの扉でお色気ノルマは達成したのか、今回はエロ控えめ。カメムシ等の虫による被害で閉店に追い込まれたコンビニを稲穂が救うお話です。昆虫の観察や地元住民の証言を元に原因を推理する等、いつもよりも推理漫画の要素が強い回でしたね。字を書いてる時の擬音が「ニョロニョロ」になるキャラは漫画界広しといえど稲穂だけ！●鉄のラインバレル扉が「シグルイ」みたいな男のセクシーショット。下の方に配置されたDVDのパッケージが何かを隠しているようで怪ｓ…考えすぎですね。新たなファクター、九条美海の存在は様々な方面に波紋を広げる。美海をファクターに「仕立て上げた」マキナとは一体何なのか？もしかしたら社長もマキナの掌の上なのではないか？森次さんの推理は浩一と読者に衝撃を与えます。こんなことを車中で浩一にだけ伝え、加藤久嵩に会わせた森次さんにもきっと何か思惑があるわけで…なんかアニメの展開が未来の予言みたいに思えてきたぞ。矢島の墓参りをしていたロンゲは何者なんでしょうねーロンゲなのは分かったけど顔と名前が分からないから正体不明ですねー…もったいぶらずに今回の話で顔見せしてしまっても良かった気がする。これで新キャラだったらそれはそれで驚くけどｗ●フランケン・ふらんうわっ！ページめくった瞬間にスゲー絵が出てきた！ベクターってレベルじゃねーぞ！読者が身構えることのできない出鼻に配置して驚かそうとしたんだろうな…効果ありすぎです。人によっては一生のトラウマになりますよコレ…。天使教授曰く、この蟲人間は「不死者」ノスフェラトゥ。骨だけになりながらも体の各器官の役割を虫が代替することによって「生かされている」存在のようです。こんなのがどうやって島国日本に来たんだ…。こんなファンタジーな存在もふらんにとっては貴重なサンプル。ノスフェラトゥを健常体に戻す為にリハビリを施しちゃいます。本当に見境が無いなこの子はｗ●聖闘士星矢EPISODE.G記憶が戻って純粋な少年が最強のラスボスになるってシチュエーションは原作でのハーデスを思い起こさせますな。涙を流しながらアイオリアに抱き寄せられるクロノスを見てやっと分かりました。この漫画のヒロインが誰なのかが！●シザーマン読み切りで再登場。魔女を腹に宿した妊婦が産道から毛を伸ばして襲いかかってくる漫画。２号連続でREDに攻撃的な妊婦登場ですね…何なんだよこの雑誌は！俺は人妻はアリだけど妊婦はノーサンキューなんだよ！何かこう…フィクションと割り切れないものがあるというか…。●ちぇんじ123バイト先のコンビニに潜入して小介川の貞操を狙うそら！そのそらに勝負を挑むライダースーツに身を包んだ謎の大男…は月島さんですねｗこの人って良い人なのに要領が悪いのか運が悪いのか、何かと損してるよなぁ。そらを守る為に月島さんの全力キックの前に立ちはだかる小介川の度胸は相変わらず凄い。そんな小介川を見てニヤリと笑うそら…計画通りって感じですか。でもこんなムチャな行動をすると計算しただなんて、随分小介川のことを信頼してるんですね。ミイラ取りがミイラになる予感。●デッド・ソウル・リボルバー前にも書いたかも知れませんが、バトル中の説明ゼリフが長すぎるのが気になる。相手に自分の能力をいちいち言って聞かせるのは何の為だｗ松矢が健一に向かって「お前は相手の力を見くびったことで…全力を出さなかったから死ぬのさ…」とか言ってましたが、自分の敗因がまさしくそれでしたね。カッコ悪！●ヨメイロちょいす今回は３人ムスメがメイン。謎のツタ植物が出てきたりはしましたが、わりかし普通の萌え漫画っぽかったです。「ヌッチョンヌッチョンのズッポンズッポンにしてやる」ってどんな仕打ちだｗ●ミカるんX宇宙最古の航海者の１人にして全天に半径数万億土の支配域を誇る征服者、そして宇宙最凶の邪神と呼ばれるレプス星人セレーネがるんなの体を乗っ取り復活！いかにもボスキャラっぽい尊大な態度と圧倒的な力はまさに邪神…「ふっふっ…　久方ぶりに見ると超絶にイケメンよのう　もう辛抱たまらんわあ～～」「うむ苦しゅうない　イケメンフェイスを上げよ　ほれほれ早う見せてみい」あれ？　こんなに軽くていいんだｗ邪神レプス星人がヒミツさんを生かしていたのは、美形を囲いたかったからという非常にシンプルで俗な理由。これだけの為にどれだけの混乱が生じたのかを考えるとクラクラしますがレプス星人にしてみれば些細なことですらないんでしょうね…でもヒミツさんと楽しそうに喋ってるレプス星人は恋する乙女みたいで可愛いなｗなんやかんやあってヒミツさんに拒絶されてしまったレプス星人は怒りの表情で彼氏に破局を宣告。「所詮ちょっとカオがいいだけの銀髪ブタ野郎よな!!!」この邪神はワイドショーとか女性週刊誌が好きそうだｗこんなに感情を出すんだから本当に好きだったんだろうなー。人間臭い邪神だ。３大星人揃い踏みのシーンは盛り上がる所のはずなんですが視点が真横からなのでスタジオ収録っぽくてどうも迫力が無いｗ背景のわざとらしい地球もセットみたいだ。●聖痕のクェイサーセンターカラー。学園祭で久々に訪れた平和を満喫するお話。背景に舞-乙HiMEキャラが描かれたりして、お祭っぽい楽しげなムードです。サーシャのお師匠さんは随分マッシヴなマダムですね。乱れた若者におしおきしたくなるのは分かりますが、ちょっとやりすぎなんではｗ●シグルイ星川さんにサジを投げられた藤木たちは笹原修三郎の屋敷にお引越し。「藤木どの　この屋敷には腕に覚えのある浪士が大勢暮らしておる　仲良く　万事仲良く」とても良い人そうですが藤木はこれを華麗にシカト。この漫画に普通の良い人が出てくるわけがない…藤木の判断は正しいｗ身の程知らずの前髪（※元服前の若い武士の意）を藤木が指南（右手破壊）した時も、笹原さんに怒られたのは藤木だけ。「加減しろ莫迦！」ああ、この人は藤木源之助という男がどんな性格なのかを知らないわけか…こんなピュアな人がこれからどんな目に遭うのかを考えるとゾクゾクしますねｗ●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～林冲から分裂した白昼の残月が、分裂しながら林冲を攻撃！梁山泊で中条たちに殺された残月は「一度消え　林冲の中に戻」ったんだそうです。無茶苦茶なことをサラリと言いましたねｗ十傑衆や九大天王クラスの人たちにとって死は大したことじゃないってのが未だにどうも馴染めません…キン肉マンでもここまで軽くはないだろうｗ残月に言い負かされた林冲は残月の中に収まり、２人は再び１人に。“使命”を果たす為にカナーリの外へ出るようロボに命令します。使命って何だっけ？ドラグネットはロボの破壊により地球を燃やし尽くすことを画策し、ケリーは大作がカナーリのエネルギー源になることを「父の念願」と言う。親子で言ってることが食い違ってるんですが、これってケリーが騙されてるってことかしら。●どきどき魔女神判2変身できるライ太、空を飛ぶペロケ、そして海をゆくドン・ホセ（誰だよ）の３人のお友達を従えたおしかけメイド「比路（ひろ）ソフィ」にアクジが骨抜きにされる話。似たようなネタをちょっと前にREDで見たような…。メガネで巨乳なパタータの店員さんはマスターだったんですね。ゲームではマスターはころんの父親というそれなりに重要なキャラなんですがここを変えるということは、ころん自体の設定も結構変わってるのかな？アクジを囲んで５人でお風呂なシーンはこの漫画にしてはかなり露骨にエロかったのでちょっと驚きましたが、その直後の展開はもっと驚きましたｗ　バカすぎるｗ魔女神判で解決してしまう展開はレ●プで全てが丸く治まるレ●プマンのようですね…便利な技だ。次回ようやく前作の魔女たちが参戦？するのはいいんですけど、登場人物が一気に６人も増えたらどれだけカオスになることやらｗしかし天才八神先生ならきっとなんとかしてくれるに違いない！●ジェノサイドプリンセス脚をプルプル震わせながら無理して立ってるアリスマリスは生まれたての小鹿可愛い。目隠し野郎の攻撃を受けて瀕死の重傷を負った勇紀を助ける為にアリスマリスは勇紀と契約（ユーナイト）を結ぶ。契約を結ぶと手袋とニーソックスを除いて全裸になってしまうんでしょうかｗしかも女性の方だけ…不自然だけど何の問題も無いな！！しかし命を救うために姫が契約したってのに勇紀のリアクションは酷すぎ。感謝しないどころか勝手なことされて超迷惑とでも言いたげな表情しやがって…こんなヤツの為にお嫁に行けない体になっちゃったアリスマリス姫かわいそうです；；●お姉チャンバラ紅今回の舞台は監獄島。彩は女囚人だけどそれでも帽子は被ったままだ！シャワー室で彩に言い寄るマキさんの丸文字セリフがヤマケン漫画っぽくて嬉しい。ミザリーのあのカッチョイイ武器は原作通りのデザインなんだなー。一流のＢ級作家は同じ所に行き着くということでしょうかｗ●せいせら海月れおなの幼女４コマがいちごに続き本誌にも登場。比較的ほのぼの気味ですが、やはり双子だけ容赦が無い。●いちばんうしろの大魔王８ページしか無いよ！でも週刊少年誌のほのぼの学園ギャグ漫画みたいで読み易かったです。毎回このぐらいでもちょうどいいかも…。●BLASSREITER -genetic-最終回。世界に失望したから一度滅ぼして創り直す、というのは悪く言えばベタでありがち、良く言えば王道。動機が王道なら仲間が力を合わせるという倒し方も王道でした。REDにもたまにはこんな少年漫画みたいな漫画が載ってもいい…かも。レインが普通に仲間になってるのとリムが生きてるのは納得いかないけどなー。ともあれ廣瀬先生お疲れ様でした。●花の鉄拳二ノ瀬泰徳久々登場。今回もファンタジーですが、今までの作品と比べるとちょっと未来的。なんとなく'90年代のアニメっぽい雰囲気です。花屋の店員「蘭堂（らんどう）タチキ」は男であるにも関わらず「花妖精（ドライアード）」の「姫踊子草（ひめおどりこそう）」と共に「闘花（フラウデュエル）」に参加する「花姫（アイドル）」。要するに花屋同士の代理戦争としてバトルが行われる世界なわけです。そしてバトルにかこつけて女の子が触手花にヌルヌルにされるわけです。つまりいつもの二ノ瀬先生なわけです。主人公が男である必然性はあまり無かったような…。●赤の帝国ゲストは木々津克久先生。紳士な物腰で質問に答えてくれました。実写版ふらんに「５年前の仲間由紀恵」というのは納得できる。●次号予告吉富昭仁のが読み切り「地球の放課後」で久々にREDに帰還。そして毎号連載となった「どみなのド！」が巻頭カラー。付録は「鉄のラインバレル」携帯クリーナーストラップ。　…しょぼくね？

2009.02.25

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チャンピオンREDいちご VOL.12

久々に買ってみました。秋田書店はそろそろ国会議員とかに目を付けられてると思う。●「あきそら」ドラマCD漫画の第１話である「アキとソラ」と「恋人たちの午後」の２話を収録。イメージアルバムではなく原作のＣＤドラマ化なので、漫画と同じことをやってます。しかしあの原作をそのままやるのはさすがにマズかったのか、肝心なシーンに入る前に強制終了するという残酷な構成になっていましたｗ一線を超えまくるのが「あきそら」の真骨頂なのになんて酷い真似を！でもその代わりに第２話の冒頭にはソラとルナが見せ合いながらアレするシーンが効果音付きで追加されています。スタッフもそこまで鬼ではなかった。●「明日のよいち!」みなもと悠＆あづまゆき　Ｗ描き下ろしBIGポスター表面でいぶきがホワイトチョコバナナを食べようとしてる絵はまぁいいとして、裏面になってるあづまゆきの描いた絵でビックリしました。打者の頭に向かってストライク投球してるくらいの危険球を真顔で投げてくるいちごのポスターは相変わらず変態レベル高いですね！●さめだ小判の華麗なる生活（さめだ小判）巻頭カラー。中学生エロ漫画家、さめだ小判先生が原稿を完成させるまでを描いた実録風漫画。描けないなどとぬかす漫画家を担当編集者がしばいたり信じたりしながら漫画を描かせる光景は、この手の話のお約束ですね。さめだ小判が女子中学生、という設定のインパクトの割に内容は普通でした。大オチになるくらいのネタを序盤で使ったので、出オチ漫画になってしまった感が…最初から最後までガンガン飛ばしていた「萌えの大地」と比べるとちょっとおとなしくて物足りなかったです。●猫神やおよろず（FLIPFLOPs）媚薬入りのバレンタインチョコを食べた桜神の芳野がヤンデレになる話。相手を押し倒すようなことはあっても肌の露出は無いのでお子様でも安心してお読みいただけます。次号の重大発表ってのは…やっぱりゲーム化ですか？●VITAセクスアリス（佐藤健悦×吉野弘幸×樋口達人×駒都えーじ）バレンタインネタが続きます。まぁ２月発売号なら当然か…と思いましたが、去年の２月に発売されたVol.6を読み返してみたら思ったよりバレンタインネタをやってなくてちょっとビックリ。勝ったら好きな人を１日独占して好き放題できる、というバレンタイン恒例のお祭りの話。指名される方に拒否権は無いんだろうか…。いつものことながら後半にバトルで盛り上げる展開がアニメっぽい。●ぽかぽかばんぱいあ（しまだわかば）なんかREDでは見ない子がいる！猫娘チックなアシスタントのこの子はいちご限定のキャラ？レギュラーじゃないからたまたま出番が回ってないだけですかね。●Canvas3（雨野智晴×宇佐美渉）成人向けPCゲームのコミカライズ。なのに全然エロくないです。不思議ですね。網で焼いた肉が汁気たっぷりなのは…ああ、肉汁か。●プラトニック・インベイド（炭山文平）主人公の安倍レイジくんが国連から派遣されたヒロナ＝シルベストリ(16)ちゃんに精子を搾り取られそうになる（でも搾られたら消される）話。一歩間違えたら殺されたり人類滅亡していそうな所を全人類で最も平均的なレイジの持つ正義感が救っている、というのが良いですね。人類の半分がこんな感情を持っているなら素晴らしいな――とこんなエロ漫画を読んで思いましたとさ。●SWEET SISTER（しぐにゃん）「兄ちゃんはリサのお豆さんを食う!!!」「パンティーの上からでもくっきり分かる　美味しそうなお豆さんいただきまーす」「リサは兄ちゃんの太巻きをお食べ～～」これが最初の２ページですよ…もうアホかとｗこの後、記憶喪失になったお兄ちゃんの為に裸エプロンでバレンタインチョコを作ったり病院のベッドの上でチョコを口移しで食べさせたり、記憶が戻った途端にお豆さんを食べようとする兄に「い…一回…ちゅっ…て…するくらいなら…許してあげてもいいかな…って…」とか言ったりします。（一応言っておきますがほっぺじゃなくて豆の話です）そしてシメのセリフは「お兄ちゃん…っ　大好き…っ」妹さん、あなた騙されてますよ！！●おとまりHONEY（みづきたけひと）センターカラー。カラーページこそサービスしてるけど、概ね普通の甘甘なラブコメでした。いちごに載ってるというのに、マフラーを手作りしてプレゼントするだけですよ？女４人と同じ部屋で寝てるのに大したエロハプニングも無いなんて…あまりの健全さに違和感を覚えましたｗ●メイドいんジャパン（おりもとみまな）センタカラー。これ絶対入ってるよね。お母さんから風邪薬と騙されてバイアグラを飲んだ成美は下半身の妖精ティン・コーベルの言いなりになってしまうのでした。勢いまかせのくっだらないギャグとしか思えないネタの殆どが伏線として生きてくる構成が相変わらず凄い。「誰が食べるのよこんなの…」という何気ないツッコミにまで重要な意味を持たせてしまうネタの拾いっぷりはちょっとやりすぎと思わないでもないです。でも凄い。まとめお嬢様への気持ちが強くなればなるほど、相手の自分への気持ちが強いと知れば知るほど、正体を明かせない成美は悩み苦しむことになる…道中やってることは変態全開なのにキレイに繋げてくるなぁ。単行本１巻の最後に収録した回と同じような演出をやったのでこれが２巻の最後に来るのかな。２巻の発売はまだ先ですが今から楽しみ。まとめと成美のねっとりとしたキスシーンはエロかったです。さすが本職。●ちょっきんぱにっく（やぎさわ景一）「どうせ汚れるから裸エプロン」というネタがSWEET SISTERと被りましたね…まぁバレンタイン定番のネタだから仕方ないな！●このはな（松本ドリル研究所）久々に読んだんですけど…「消し」が入ったらそれはもう…紛うことなきエロマンガだと思うんだ…。いちごはどこまで行ったらアウト（一般向けを逸脱）と判断するのかよく分からない。●天才美少女科学者レイチェルちゃん（清水栄一×下口智裕）最終回。まさか扉を入れて４ページしかないとは思わなかった。この連載でレイチェルは知名度上がったんでそうかね？原作もアニメも見てるけど、属性が多い割に地味ってイメージなんですが…。●あきそら（糸杉柾宏）センターカラー。ナミがひたすら報われない。救われる道が無い。見ていてなかなかキツいものがあります…。微笑ましいデートの光景を見ていたので夜の部室での可奈の行動はメチャクチャ違和感がありましたｗこーゆー人はあんまりそういう発想はしないんじゃないの？　するものなの？●れすきゅーMe!（巻田佳春）清水さんが「丁寧な口調のビッチ」というキャラにしか見えないんですがこれで合ってますか？見た目は清純キャラだからギャップが凄い。●陽だまり自転車紀行（松本規之）センターカラー。青森県は酸ヶ湯温泉にて人妻＋１と混浴風呂に入って…喋るだけ。公式サイトによると、酸ヶ湯温泉の湯（強酸性）の効能は神経痛、リウマチ、冷え性、神経炎、胃腸病、婦人病一般、痛風、創傷、火傷、ジンマシン、糖尿病、皮膚病、貧血病、常習便秘、痔、小児マヒ、ゼンソク、夜尿症etc...温泉ってこんなに万病に効くんですか！？　本当かよー。●動物のメイドさん（YASU）起きたら寝床に女の子が、ってパターンがよく出てくる雑誌ですな。第１話を読んでないので設定がよく分からないんですが、人間に化けた動物がメイド喫茶を切り盛りしてるという解釈でいいんでしょうか。ただひたすら可愛くてほのぼのするだけの漫画ですが、周りが周りだけにかなり癒されます。おかしいなー血や臓物が飛び交うような雑誌でもないのになー。●えんじがかり（三浦靖冬）妙に可愛こぶった口調の「もも」が先輩である「えんじ」を訪ねて来ました。いつ黒い本性を現すのかとドキドキして読んでましたが、単に素直になれない強がりな子だったのでホッとしましたｗパートナーの京（みやこ）くんも手を上げるような子じゃなくて良かった良かった。「もも」がいたからか「えんじ」の素振りが大人っぽかったですね。別れのシーンが凄く良かったです。言葉は少ないのに気持ちが伝わってきました。貰い泣きする所だった…。お風呂のシーンは背徳感を覚えるほどにＬＯでした。●ガレキに華を（青本もあ）センターカラー。ラッカ星からやってきたフィギュアサイズの宇宙人、ヴィーさんが姫と勘違いしてガレキさんを迎えに来ました。なんか鳥山明の短編に出てきそうな設定のキャラだな。直径３ミリの穴があいていればどんなものでも合体パーツにできるジョイントが出てきてから急展開しすぎｗ　特に「合体」の酷さはハンパじゃない！読んでて思わず「バッカじゃないの！？」と口に出しちゃいました。フィギュアで実際にやる人いそうだなー。人に見せたら絶対引かれるだろうなｗ●セーラー服と重戦車（野上武志）客席でマスゲームを展開する赤軍南中学校との対戦はスターリン戦車×２とKV-1×４をたった１台のパンターＦで迎え撃つ超ハンデマッチ。こんな状況からの逆転勝利なんてできるわけがない…と思うんですが「歴史上の戦車エース」はこれに近いことをやってたんですか？　信じられん。●はだかな幼女様（松林悟）なんだこのタイトルは…●彼女はUXO（kashmir）睡眠中に夢を見て股間のミサイルを誤射してしまう、股間にミサイルが生えてる中学生ならよくあることですね。最後のページのインパクトは凄いなー。普通の漫画雑誌にこんな絵が載ったらちょっとした事件になるんだろうなー。●せいせら（海月れおな）よい子のための健全４コマ２本立て。出てきた瞬間に漫画をのっとる双子は元気ありすぎ。「号外～号外～」は言葉のチョイスが素敵です。いつか使ってみたい。●同人はっけん伝（堂高しげる）同人要素　薄っ●山の学校はOH!バケバケ（そらのきのこ）いつまで経ってもRED色にもいちご色にも染まらないな…と思っていたら濡れたＴシャツにトーンが貼ってあるじゃないですか！　あぁ…ついにこの日が…●すぷらったシスター（井上行広）主人公の沙奈（さな）ちゃんは「血とか内臓の出る役ばっかり」回ってくる大人気のホラーアイドルです。　…マニアックな人気じゃなくて大人気なの？サラッと書いてるけどこれって結構凄い設定ですよね。ゾンビ映画が人気を博す世界ではゾンビゲームやゾンビ漫画も人気なんだろか…。お兄ちゃんとの絡みよりもそっちのことばっかり気になっちゃいました。●次号予告「あきそら」が２本立て。付録は「お風呂」がテーマのイラスト集「ひみつのおふろ」。いかにもいちごらしい企画ですね。　…週チャンでも昔似たようなことやってたな…。

2009.02.09

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チャンピオンRED3月号

最近のREDは付録が頑張りすぎてないので買い易いです（値段的な意味で）。●「聖痕のクェイサー」まふゆ＆カーチャ　特製お風呂ポスター浴室の壁に貼るのに最適な防水仕様のポスター。自分はRED以外の月刊漫画雑誌を買っていないので分からないんですが、やっぱり他の雑誌ではこういう付録ってやってないんですかね？●ちぇんじ123連載再開巻頭カラー。＞「ちぇんじ123」連載４年目にして明らかになる、驚愕の新事実とは…！？いきなりオオゲサな煽りが入って再開早々何が起きるのか期待させてくれます。１月１日の誕生日を素子との遊園地デートで過ごす小介川。地味でも華が無くても普通にデートできてるんだからいいじゃないですか…コスケガーのくせに生意気だぞ！しかし素子とデートをすると今ならもれなくそらさんのチョッカイも付いてきます。下にマットがあっても紐無しバンジーは絶対やりたくないぞ。観覧車の中で踏みとどまったのは小介川らしいと思ったけどその直後の「素子チャンとキスしたいな」という直球な要求はいかがなものか。くそっ、コスケガーのくｓ（ｒｙ明らかになった驚愕の新事実、それは小介川の本名でした。「ヒデオ」はあだ名であって本当は英生と書いて「テルハル」。これは絶対読めないｗ「ウィキにも書いてある」とひびきが言ってましたが…確かに。これ修正したら漫画のネタを潰すことになっちゃうから、ずっとこのままですかねｗ●谷口悟朗のエンタメ無法地帯いつも思うんですがこのコラムって読み手を意識してないですよね。制作会社の忘年会がいつもと違ったという話を延々とされても殆どの人が「いつも」を知らないんだからそれこそリアクションできないわけで…。●鉄のラインバレルアニメが原作からどんどん離れていくのでどちらも見ていると設定がゴチャゴチャになっちゃいますね…。ペインキラーは２体の無人機を呼び寄せ加藤機関のロボット軍団に立ち向かう！真田は部下に「本体（ペインキラー）に攻撃を集中させるぞ！！」と指示を出し現れた２体の随伴機を先に倒します…アレ？本体への攻撃は？しかしバトルシーンは相変わらず何がどうなってるのか分かりにくいな。銃を突きつけられて命乞いをしたかと思ったら実はそれは演技で真の姿を隠していた九条さんとペインキラー。で、そんな九条さんの相手をしている真田の方も相手の情報を引き出す為に「圧されたフリ」をしてるんだそうです。まったく大したヤツらだ…。「俺は九条美海の命を救うコトは　正しいコトだと思っていた」ねー、あの時見殺しにしちゃえば良かったですよねーなどと主人公にあるまじき後悔をさせてしまう九条さんの地雷っぷり、恐るべし！でも浩一も最初はあんな感じじゃなかったっけ。人のこと言えないよね。●フランケン・ふらん第３巻の表紙が詐欺すぎて爆笑しました。アドレアの顔は本編ではオチみたいな扱いだったのに…キレイになっちゃって…。今回のお題は正義の改造人間。主人公がマッドサイエンティストなのに今までやってなかったのが意外です。自分の信じる正義が他者にとってはそうではない、というのはこの手のネタでは定番ですね。正義のヒーローがどんどん出てくる展開はまるで島本マンガのようでした。●ミカるんX大人気の「機獣王アニマリオン」も今回でついに最終話を迎えることとなりました…機獣王、月面に死す！必殺の鳩胸バスターが唸りを上げ、月面に巣食う宇宙人を殲滅したかと思ったのも束の間、宇宙大樹龍アルセイデスが姿を現しアニマリオンに襲いかかるのであった！という悪ノリモードから一転、太古の地球で起きた魔法を使う人類と邪神との存亡を賭けた戦いという突飛で唐突で重要な話が描かれます。恐竜の時代に人類が既に存在していたなんてそんな馬鹿な話があるものか。もし雑誌の看板漫画がそんないい加減なフィクションを描いたらその雑誌は馬鹿にされまくる所ですよ！るんなが変身した時の姿がウサギのモチーフをかたどっていたのはマブを通して女王の力が反映していたからなんでしょうかね。しかしよく主人公側がピンチになる漫画だなぁ…。「死に至る眠り（ドルミオ・アド・ネクス）」は恐らく元ネタがあると思うんですが自分が真っ先に思い浮かんだのはどーもくんのエピソードでした。●ヨメイロちょいすセンターカラーでヨメ候補３人が裸エプロンを披露してます。くぱぁしてないだけで凄く普通の扉に見える。サクの誕生日をお祝いしようと皆で料理を作ったらどっきりハプニングが起きてさぁ大変みたいな話。序盤が普通のラブコメみたいでどうしたのかと思いましたが途中からいつも通りの狂ったテンションになったので一安心。でも終わり際になんか良い話っぽくなったので動揺してしまいました。ちょっと前まで赤貝とか言ってたのと同じ漫画で感動なんてできませんって！●デッド・ソウル・リボルバー連載再開第２回。単行本を買っていない読者は設定を殆ど忘れているんではないでしょうか…自分のように。魂量の説明はあまり説得力を感じませんね…脳のフル活用と「魂量」という言葉が結びつかないし。いっそ「気」みたいなオカルト全開な力を操る方が分かりやすかった。猫を追い回して修行するシーンはドラゴンボールを読んでいるようでした。●どきどき魔女神判2魔女４人とアクジを一瞬で脱がす（負かす）実力の持ち主、渚烈火（なぎさ　れっか）が登場。かなりシリアスなキャラだった烈火を漫画ではどう描くのか気になってましたが、ストイックな性格は崩さず、しっかりネタもやってくれました。さすが天才ミケ先生。学ランの少年が木刀を手に必殺技（オールガムズムズ返し）を繰り出す姿は正しく車田漫画でありました。REDでかつて似たような漫画を読んだ気がするけどもう忘れた。ころんとセイジが幼馴染というゲームでの設定は破棄されてるみたいですね。まぁあんまり存在感の無い設定だったから別に問題無いか。次回ようやくソフィが登場…するのはいいんですけどペロケの大きさがおかしいｗ　オウムが怪鳥になってるよ！ここまで派手な改変がよくＳＮＫチェックを通ったなー。魔法の力で姿が変わってるだけだったりするのかな？それにしても…アクジの小刀は鞘が付いてないのか。そうか…。●聖痕のクェイサー今回はバトルもエロスも控えめ。REDではなかなか珍しい、しっとりとしたお話でした。サトケン先生の絵は女の子よりもオッサンや犬の方が魅力があるような気がする…。レズビアンの語源は面白いトリビアだけど披露する場があまり無いのが惜しいｗ紀元前７世紀の頃からそんなことが行われていたとはギリシャ人はすげぇな。●いちばんうしろの大魔王センターカラー。'80年代丸出しな展開は笑えばいいのか真面目に読むべきなのか判断に迷う所。見た目普通の不良が魔法を使ってケンカしてるのが妙で面白かったです。さすが魔術学園に通ってる不良だ。●どみなのド!ナチュラルに下品な巨乳のメイドさん「大杉鸚哥（おおすぎ　いんこ）」さん登場。名前がなぜか変換できないので平仮名でお呼びしたいと思います。新たなメイドの登場で音瀬さんの存在感が薄まるかと思ったらそんなことはなかったぜ。ひかりに言われる前から既に殴打用の本を持ってきてるとか優秀すぎるｗこの漫画が始まって以来、主人公とヒロインのまともな絡みを今回初めて見たような気がします。ひかりが普通に可愛くてビックリ。●ベクター・ケースファイル現代社会の暗部にはベクターの姿が！という、この漫画の基本に忠実なお話。怖い！　もう、路上で寝泊り！客の出入りが激しくて店員のサービスが良いとは言えないネットカフェが衛生面に問題を抱えているというのは、言われてみればその通りなんですがあまり指摘されませんね。客があまり問題にしないのかな？女子が脱いでるのはいつものことなのでもう話題にはしません。●ジェノサイドプリンセス捕らえた者の魔力を食う、底なし沼のようなトラップに嵌り今まで向かう所敵無しだったアリスマリス姫が初めてピンチに。魔力が無くなった途端に助けは乞うわ大声は出すわ涙ぐむわ助けに来た勇紀に兄の姿を重ねてすがるわ、もう大サービスですねｗ口ではギャーギャー言ってもおとなしくお姫様だっこされる姿にはニヤニヤさせていただきました。●BLASSREITER -genetic-先月号のヤクザガールと同じ終わり方をするのかと思った…。レインはこの漫画で一番キャラが立ってるとは思いますが、仲間になる展開はちょっとどうかと…レインは皆にひどい事したよね(´・ω・`) ●シャングラッド神紀ひょっとしたらもう載らないんじゃないかと思ってましたが編集部はこの漫画を忘れていませんでした！シリアスな世界観でシリアスな雰囲気のままどうしようもないギャグを飛ばす、いつもの独特なノリを久々に満喫しました。「空飛ぶ可能性秘めた体位」なんて言葉、どーやったら思いつくのかｗ第５話にしてついにエンドマークが付いてしまいましたがまだ続けられそうな終わり方ですよね…というかまだ読みたい。●次号予告「シザーマン」が再登場だそうです。巻頭カラーはベクター・ケースファイル。表紙ゲットは未だ果たせず…。あと鉄のラインバレルトランプが付録に付いてお値段680円。

2009.01.27

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チャンピオンRED2月号

とっくに３月号が発売されてますが２月号の感想です。…まったくモチベーションが上がらず形にすることができませんでした。間を空けるとダメですね。３月号はきっちり書きます。スイマセンでした！●鉄のラインバレル巻頭カラーで全裸の九条さん。なぜ脱いだ…REDだからですね。ペインキラーにコードをブッ刺してもらったおかげでめでたくファクターになった九条さん。「今は嬉しいって気持ちでいっぱいだから」「これから早瀬クンと一緒に戦えると思うと嬉しくて嬉しくて」「ねェ早瀬クン私がファクターになって嬉しい？」早瀬クン御愁傷様です。アルマを狙ってやってきた加藤機関にペインキラーで突っ込む九条さん。いきなりの実戦の割に戦えていたもののそう上手くはいかず真田の機体に追い詰められ絶体絶命となったその時、空から彼女を救う新たな力が！鳥型、獣型、人型のロボットが揃った…合体か？合体だな！？●ジェノサイドプリンセス反乱軍を探しに勇紀を連れて港町へやってきたアリスマリス。潜伏場所の可能性が高い近くの森を探索します。「面倒だな…いっそ森ごと吹き飛ばすか」面倒臭がりすぎる！！　部下もツッコミを入れざるをえない。ギャグ漫画のキャラみたいなことを平気で言うからこの姫様は油断なりませんな。勇紀と２人っきりになったアリスマリスの前に魔儀生物が！以前現れたものより強力な個体らしく、アリスマリスの戦闘衣が切り裂かれてしまいます。戦闘衣の下に何も着ていないのは谷間が見えた方が嬉しいからに決まっているのでそれはどうでもいいんですが、魔儀生物の物理的な攻撃も魔力が通じなければ効かないというのはどうも腑に落ちません。魔犠牲物のやることなすことは全て魔力が作用してるってことでしょうか？強力な魔法で魔儀生物を森ごと燃やそうとするアリスマリスを止める勇紀。魔法が効かないだけのお前に何ができると挑発されますが、倒れた木を「てこ」の原理で転がして魔儀生物にぶつけ、見事に撃退。「な…！？　魔力も使わずにどうやって木を動かしたのだ！？」「てこの原理だよ　知らないの…？」「てこの原理…？　それは例の『科学』とやらか」てこの原理が科学…！？　たしかに物理学も科学の一分野だけどピンとこないなぁｗしかし姫様にこの程度の知識が無いのには驚きました。この世界ではみんなこうなのか、姫様が個人的にアレなのかは分かりませんけど。どっちかというと後者であってほしいｗ●ベクター・ケースファイル全裸のソープ嬢による乳首舐めからスタートしましたがこの漫画は「ベクター・ケースファイル」です。そしてチャンピオンREDは少年誌です。以前からエロス成分が無理矢理入ってるように感じてはいましたが、まさかこれほどとは…！今回のテーマは蚕。ベクターじゃないような気がしますが冒頭のアレに比べたら些細なことですね。工芸品で一発当てなきゃ身売りをするしかないという切羽詰った院生さんを例によって師匠がムシちくで助けます。ムシちく万能すぎる！蚕から醤油が出来るというのは知りませんでした。どんな味なのかなー。●ミカるんXマブを失い合大も変身もできなくなったミカるんは身柄を拘束されてしまう。そんな２人のもとに臍矢さんが現れ「スーパーメカ」を100億円でご提供。「月に100円の１億回払いでどう？　900万年もかからないわ　あなたの寿命なら余裕でしょ」「こっちは！？　こっちの寿命は度外視ですかミカさん！？」「売った！」こういうやりとり、普通なら「なんだかんだ言っても商売抜きで助けてくれるんだね！」というような感想を持つ所なんですが…ペソマルク星人相手だとそう思えないｗ独房を脱走した２人は臍矢さんと共に戦闘機を盗んで出撃、スーパーメカ「超立方体アニマダイス」を戦闘機に使用し憑着新化アニマエヴォリューション!!!とりファイター！　かめミサイル!うさバルカン！「いやあ～～　まさか進化しすぎて３機に増えてしまうとはな！」鳥獣合体！トリプルビーストクロス!!!完成　機獣王アニマリオン!!!「やっぱすげえな東京市営軍は」「ああ　あの発想はなかったわ…」アニマリオン最高や！　マブなんて最初からいらなかったんや！特撮漫画だと思ってたのでまさかスーパーロボットが出てくるとは思いませんでした。ダムプロの挿入歌まで入ってノリノリだけど寮長と敵は揃ってドン引きの超展開ｗアニマリオンのおもちゃとして遊びやすそうなデザインがまたなんともいえませんｗ●次号予告「ちぇんじ123」復活巻頭カラー。そして読み切りに「シャングラッド神紀」が久々登場。本当、スイマセンでした。

2009.01.21

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チャンピオンRED1月号(2)

（前半はコチラです）●ヨメイロちょいす第２話。tenkla先生はいちごで第１話を描いた時は目次コメントで「ラブコメを描くのが恥ずかしかった」とか言っていたんですがREDに移ってからはかなり本領発揮してますね…ヤバいんじゃないかと思うくらいにｗサクの甘えっぷりは最初のページの「宿題やっといて！」で既に結構なものですが「レベル99まで上げといて」だの「前も洗って」だの日常的にダメダメすぎ。メイドに甘やかされて夢の世界の住人になった後は出版コードに触れるんじゃないかと読んでて心配になるくらいダメにｗそしてオチは…何も言うこと無いですｗ　最高でした。この漫画の（＾▽＾）みたいなテキトーな笑顔は狂気を感じさせますね…あと時々出てくる関西系の古臭いギャグが妙にツボです。「お入り下さい　ありがとう」とか。●ミカるんXるんなの地元で恐竜博物館見学。勝山に実在するこの博物館は日本唯一の恐竜専門博物館なんだそうです。しかし勝山生まれの人が皆るんなのように恐竜を愛しているかは分かりませんｗいつ何時誰を相手にしても詐欺行為に励む臍矢さんは相変わらず素晴らしい。作中ではセガという社名を出しておきながらゲームの名前は「ダイノキング」ですが、それとよく似た名前のゲームは実際にありました。どういうわけか恐竜キングよりほんの少し早く稼動したと記憶してます。見た目がやたら若いお母さんから語られたるんな出生の秘密は実にショッキングなものでした…そんな話を娘の友達にするんじゃないｗその日の夜、るんなの夢に現れたヒミツさんは彼女に変わろうとするなと声を荒げて訴える。夢から覚めたるんなの左手にはマブが無く、「ミカるん」としての記憶も失われ…変身できなくなるのは古典的ながらも厄介なピンチですね。今回はどんな方法で切り抜けるのか…。●フランケン・ふらんセンターカラー。ヴェロニカの足がむちむち。睡眠薬を飲んで自殺を図った青年が目を覚ましたら通りすがりのふらんに解体されて脳みそだけになっていた。いつもの光景ですね。体は解体しちゃったので代わりに生きてる着ぐるみ（毛がのびる）に脳を移植、その姿で家に帰る途中に女の子に懐かれて…子供とバケモノの心の交流はＢ級ホラーでは定番のテーマと言えるでしょう。ダメな親父が死んで青年が新しいパパ（の中身）になる、というオチは捻りは無いけど読んでて安心できるお話でした。それよりももう１つのオチが黒い黒い。「なんでも　ある夢の国で一生子供の相手をすることになるらしいわよ～？　子供好きだったみたいだしちょうどいいか」中の人がいないってのはこういう理由があったのかーｗ夢の国が「中身」を当初どこから調達する予定だったのか気になりますｗ●ベクター・ケースファイル中華姉妹が市の依頼を受け害虫退治をしたら、なぜか新しい虫が発生してしまった。その原因は一体何なのか？というお話。新キャラが出たり新事実が判明したり、といったことは無し。いつも通りと言えばそうなんですがちょっと物足りなさを感じました。ノミバエの生態は知りたくなかったｗ●どきどき魔女神判2今回の魔女容疑者はジュニアアイドルの「理澄（りずみ）ねおん」。彼女の歌を聴いた者は魔力で心を支配されいいなりになってしまうぞ！そんなコが文化祭でコンサートを開いたので仲間がみんな操られてしまったのでした。くれはがアクジに向かって胸を揺らしながら走ってくるシーンがあるんですが正直ここいらないですよねｗすぐ下でやってるジョジョネタの方が作画に気合入ってるじゃないですかｗかもめが帝国軍から同盟軍に鞍替えしてるのも魔法で操られたからなんでしょうね。トゥールハンマーと雷神の術のハマり具合は、この為にニンコンから忍英伝に設定変更したんじゃないかと思えるほどですｗ「♪たそがれロンリー／桜井智」は知らなかったので検索したんですが…強烈でした。調べればすぐに映像付きで出てくるんだから便利な世の中です。「本当の私を見てほしい！！」と言いつつ肩紐を外してるねおんは自分が今まで見てきた八神先生の漫画で最もエロいシーンでした。前作で果たせなかった幼女全裸も今回は見事達成。やっぱり胸が無い人を描いてる時の方がイキイキしてますね！服は脱がしたけど「神州（かみす）セイジ」と天使サノメの介入により神判は未遂に。物語は魔女争奪編へ…って、ここからオリジナル展開になるんでしょうかね？単行本は何巻まで出るのか？　あやめ以外の前作キャラの出番はあるのか？そもそもどき魔女でまだ引っ張れるのか？　今後の展開が気になります。●第18回新人漫画賞　審査結果発表佳作２本、選外佳作と奨励賞がそれぞれ１本。総評にも書かれてましたが今回は応募者が若い！　30代がいない！19歳でREDでデビュー決定のうなむみさんは将来有望ですね。●いちばんうしろの大魔王魔法で鉢に花を咲かせる授業。高等学校でやるには結構簡単そうですが…この世界ではある程度成熟しないと魔法は難しいものなのかな。触手が服を脱がせてくぱぁでﾋﾞｸｯﾋﾞｸｯと、REDに馴染もうと努力している様子が伺えます。なんか無理させてるようで読んでて申し訳無い気持ちになりましたｗアクションシーンは何が起きているのかちょっと分かりづらかった。●バージンビキニ速野悠二のスピリチュアル読みきり。これで４話目？５話目？そろそろ単行本が出せそうな感じですね。今回はプールに連れてこられた海坊主（女）を海に返す為に叉絵夢（さえむ）の体の中に入れて海まで運ぶ、という内容です。今回は幼女体型の師匠「あえす」も登場。フィギュア目当てでREDを手に取った人がこの漫画を読んだら驚くんだろうな…と思いましたが、前の方にあきそらが載ってるので今回は分が悪いですね。でもこっちも相当ヒドいぞ！●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～えーと…もう何が起きているのかよく分かりません！アカリが玲子さんの力を受け継いで、遷宮を助けに行くってことでいいのかな？箱の先輩の中身は案外普通の人でしたね。次号クライマックスということは最終回でしょうか。別の世界で人生やり直して終わり、みたいな感じになるのかな～。原作の元長柾木先生のブログを見たらチャンピオンREDを「エロスの殿堂」と紹介してました。否定する材料が見当たらない。つーかアンタも加担してるだろ！●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES例によって殴る蹴るの暴行を受け血を流す日々のレッカ。勝負に勝ったのにモヒカンたちからリンチ＆監禁されてしまいます。そこで出会ったお嬢様「バシリッサ」と協力し部屋から抜け出すことに成功。ATを奪いアジトからの脱出を試みますが…「この最低（ﾄﾞﾝｿﾞｺ）ども…リッサを監禁し屈辱を与えた罪　万死を以っても全然足りませんの！」ATに乗ると性格が変わる二重人格でした。キヒーキヒーって呼吸音はちょっとヤバいｗ役者が出揃っていよいよグランデュエロ開催でしょうか？●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～暴れ天童・ディック牧・伊賀の影丸　vs　衝撃のアルベルト・混世魔王樊瑞　のハンディキャップマッチは九大天王組が十傑集組を圧倒！バラバラにされても「しかし易々とやられる我々ではない！！」とか言いながらすぐにくっつく樊瑞の再生能力も凄いんですがｗ九大天王はそれ以上に凄い。３つの光球をぐるんぐるん回りながら１つに圧縮しぶつけてきました。こいつらに不可能なことは無いのか…無いんでしょうねｗ命がけで光球を受け止めようとするアルベルトと樊瑞ですが、サリーの力を使った次元転移により戦闘は終了。アルベルトの回想も終了。利害の一致した大塚署長と手を組みカナーリに突入、という所で次回につづく！あれ、この漫画の主人公って誰だっけ…。●赤の帝国「あきそら」の糸杉柾宏先生にインタビュー。趣味は「自慰」、女の子を描く際に注意してる点は「おっぱい」だそうです。●次号予告ともぞカヲルの「デッド・ソウル・リボルバー」がセンターカラーで連載再開。思ったより再開が早かったですね。個人的には本当に再開するってだけで驚きｗ●目次杉村先生が先月号の付録DVDに収録されていた映画の予告編集についてコメントしてました。連載作家さんが雑誌の付録にまで目を通してるというのはなんとなく嬉しいですね。ちゃんと読んでるんだな～。読んでるからみんな触手を出そうと張り合うのかｗ

2008.11.25

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チャンピオンRED1月号(1)

今月号がPTAの標的になったら一発でアウトでしょうね…ｗ●表紙「ちぇんじ123」の素子とガダムさん。よく見たら背景は学校のプールですね。REDはいつだって猛暑だぜ！●『鉄のラインバレル』チェンジングフィギュア　城崎絵美箱の中に人体が頭・胴・右足・左足とバラバラに収められてるのにはいつまで経っても慣れません。最初にこの状態を見てしまったらどんなに可愛いフィギュアでも醒めてしまいますね…なので早くふらんさんのフィギュア化をお願いしたい所です。擦ると水着が透けてモツが…。フィギュアの水着が40度の熱を加えることによって変色します。指を当てて温めるだけじゃ普通の人間では透けさせることは不可能…RED編集部は「コスれ」と言いますけど、実際やろうとすると結構ハードルが高い行為です。人間性が試されます。●聖闘士星矢EPISODE.G巻頭カラー。自ら死を選ぶことによってポントスの呪縛から逃れるヒュペリオン。見た目真っ黒なのでREDの紙質では何が起きているのかよく分からないんですが、いかにも岡田先生が好きそうな展開だなーというのはなんとなく分かった。●鉄のラインバレル毎回毎回扉に宣伝書きまくるのはどうにかならんのかｗ城崎フィギュアのことはここで告知しなくてもいいだろｗ加藤機関の核攻撃を土壇場で阻止したハグレマキナ「アパレシオン」はJUDAと既に繋がっていた模様。石神が表沙汰にしていないのは中の人の都合かな。ぬいぐるみをズタズタにされてテンパりまくりの九条さんは浩一に会おうと黄泉比良坂をウロウロしてたらマキナにコードをブッ刺されてファクターになっちゃいました。アニメではおっぱい大きいだけの空気な人ですが原作ではヘンな存在感出しまくりですねｗ道明寺の神話ウンチクは半分くらいで良かったと思います。●聖痕のクェイサー新田先生こと「紋章屋」ことフリードリヒ・タナーは神聖ローマ帝国復活の野望を抱くテロリストという大物でした。目的が世界征服じゃなくて欧州征服とは、大きいような小さいような…。紋章屋がつれてきたアデプトメンバーであるコバルト使いのクェイサーはレーザーひとつで六実の服を消し飛ばす便利…いや恐ろしい能力の使い手だ！紋章屋も負けじとまふゆの服を消し飛ばし、操り人形状態の華をけしかけることにより「剣の生神女」の回路が発動。水の底から何かが出てきました。一方、人質状態の六実は自分を庇って身動きできない弼の為に胸に刃を…。シリアスとエロスが渾然一体となって非常に忙しいことになってます。とりあえず燈がいなくても回路の模写で間に合ってしまうのはどうかと思った。●あきそらいちごのエースが読み切りでREDに登場。4.5話だそうです。風を引いたアキ姉を看病するソラくん。掲載誌がホームのいちごじゃなくてアウェイのREDだからマイルドな内容になると思ってました…。「人肌で温めると熱がすぐ下がるんだよ？」「２人が裸になって抱き合うの」「ソラのからだ…　ひんやりして気持ちいい…」ここで止まると思ったら「でもぉ…汗かいたほうが早く治るっていうじゃない？」お前らエロマンガ島に帰れ。いちごVOL.10を読んでいないので３話と４話は未確認なんですが、その間に何があったのか事に及んでるソラにずいぶん余裕があるじゃないですか…何？　もう日常的行為になっちゃってるの？漫画のすぐ後にあるアンケートではもちろん「あきそら」の感想を訊いています。＞オ：内容がＨで満足した＞カ：Ｈ過ぎて良くなかった＞キ：Ｈ度が足りなかった「カ」を選ぶRED読者がどれくらいいるのか気になりますね。意外といそうな気もする。●ちぇんじ123撮影の為の合宿は意外にも前半だけでサッサと終わってしまいました。しかし小介川の髪がチリチリになったり番長が日野さん相手に修行したり菫先生がジャグジーでおっぱいを披露したりと短いながらも充実した内容でしたｗ露天風呂を覗かず大富豪に興じるサブカル研の連中は人間が出来ている…というよりこういう漫画の登場人物なのに邪気が無さすぎるｗ学園祭はそらの謀略に乗ったチンピラたちに台無しにされそうな所を例によってひふみと日野さんで鎮圧するかと思ったら、今回の主役は正義の番長でした。学生みんなから支持されてる番長ってベタだけどやっぱりいいなーｗ次号は岩澤先生のご都合によりお休み。どうせなら都合の内容も言ってほしいな…。●谷口悟朗のエンタメ無法地帯イラスト担当が糸杉先生からしまだわかば先生になりました。コラムの内容はいつもと同じ内輪話。●シグルイセンターカラーで伊良子といくの全裸。藤木といくの関係はここまで連載が続いていながらあまり描かれていなかったのでちょっと唐突に思えましたが、男ばっかり道場住まいで美しい女性に接する機会があれば意識するのは健康で健全な男子なら当然ですわな。あんなシーンが冒頭にあったもんだから、星川の「何が起ころうとも決して抜いてはなりませぬぞ」が刀の話に聞こえませんでしたｗ星川さん、この漫画では珍しいマトモな人なのに苦労が多くて可哀想です。下手にマトモだから苦労しているんだろうか…ｗ三重は一番の怪物になりつつありますね。●どみなのド!砂戸家執事の名前が「鬼没木剛造（おにぼっき　ごうぞう）」…この漫画の登場人物の名前は大抵が酷いけどコレは酷すぎるｗ４話目にして楽しみ方が分かってきた気がします。女子高に男子１人というシチュエーションに目が行きがちですが主人公の土江クンが酷い目に遭う所こそが見せ場なんですね！土江クンがイジメられてる時のやる気無さげな淡々とした絵が残酷さを感じさせずちゃんとコメディに仕立てているんでしょうね。砂戸さんに注意してる先生がどんどんやる気を無くしていく所は笑いました。最後なんか見向きもしてないｗ土江クン自身もイジメに対しリアクションはするけど悲観的なことを言ったりしないから読んでる側もそこまで深刻にならないというか。とにかく今回のお話は今までで一番面白かったです。鬼没木さんと「貴様の股間に電流が流れるのだ――！！」は破壊力が凄まじかったｗあとラブ要素が微塵も無かったってのも楽しかった要員かも知れないなー。ひかりと直接絡まない方が面白いってのはラブコメとしてはどうなんだろうｗ●REDアイテムBOX今回紹介されたゲームは428、クロノ・トリガー、タツノコ vs. カプコン　の３作品。なんと！３作品とも一般向け家庭用ゲームじゃないか！こんなこともあるんだなー。クロノは鳥山キャラを描くのがＮＧだったのかニアンとタマのみがイラストに登場。タツカプの方ではちゃんとヤッターマンの三悪が描かれてました。●Cloth Up!! byリサリサ最終回。毎回１ページぎっしり字で埋めてるのは凄いと思ったけど、最後までイラストの所にしか目を通さなかったなぁ…。お疲れさまでした。●ジェノサイドプリンセス兄上から褒めてもらってルンルン気分のアリスマリス。「それでこそ私の妹だ」って言われてる時の顔が可愛いなぁ。笑ってる姫を見る兵士たちは不気味がってますが…ｗキメラ退治に街の人たちを巻き込んだことを全く問題にしないアリスマリスたちに勇紀は「狂ってる」と言い放つが、逆に「お前はこの世界ではただの部外者だ」と返されてしまう。ここはアリスマリスたちの言い分に不気味さを覚えるシーンだと思うんですが、自分はどっちかというとアリスマリスの言葉に納得したんですよね…。別の世界の別の国なんだから、勇紀の「常識」が通じないのはむしろ当然ではないかと。心の中で「この国は異常だ…」と思っているならまだ分かるけど面と向かって狂ってるとか言っても通じっこないですよねー。ただこの「強い者が弱い者を支配する　これが道理だ！」という考えが強者である王族独特のものである可能性は高そうです。レアミリアさんは勇紀に心開きすぎ。胸も開きすぎ。身分が低いからってのもあるのかな？　でもまぁこの人はきっと死ぬんでしょう。おとぎ話と断じていた科学との関わりが見えてきて、話に動きが出てきました。この世界に電源はあるんだろうか？（続きます）

2008.11.25

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チャンピオンRED12月号(2)

（前半はこちらです）●ジェノサイド・プリンセスアリスマリスは凄い魔力の持ち主だけど勇紀には魔法が全く通じない。ではどうやって勇紀を止めるのか？「ならば貴様の行く先々　全て灰塵に変えてやろう！　どこへ逃げようとどこへも辿り着かせはしない！」「貴様の逃亡に関わった全ての街の住人達…城の衛兵　メイドのレアミリア全員を処刑するっ！！」自分とこの国民を人質にして脅し始めましたよこのヒロイン。「貴様に関わった者は皆全て　行商人も！レアミリアも！！　こうなる運命だあははははははははははははは」まぁなんだ…とりあえず今回の話でキャラ立ちはしましたねｗ背景では街が燃え住人が逃げ惑ったり倒れたりしてるんですが悲鳴が「ワー」「キャー」ばっかりでちょっとほのぼのしてしまうのはいただけないｗ●谷口悟朗のエンタメ無法地帯いつもより文字が多いので頑張って読んでみたら笑い所の無い愚痴だった…。●パペットパニック2008年２月号に掲載された「くらふとはーと」でデビューした浜田ヒロノブによる読みきり。デビュー作に続き手作りの人形が主役です。好きなテーマなのかな？なぜだか自分の作ったハンドパペットになってしまった女の子が憧れの先輩に使用されるお話。「萌え」とはちょっと違う、ふわふわした雰囲気やお話は結構好きです。REDに載ってるのでヒロインの女の子は当然脱ぐわけですが、この作品に関しては普通に可愛いだけでも良かったんじゃないかなぁと思いました。●シグルイ藤木vs峻安、決着。展開早っ！相対した２人をみて手合い違いと見た星川生之助は慧眼の持ち主でありました。峻安は伊良子のルーツを紹介する為に登場したようなキャラでしたね。●聖痕のクェイサーメガネサーシャとまふゆのイチャイチャが微笑ましいです。随分仲良くなったなぁこの２人。カーチャ様と華もまぁ…イチャイチャしてると言えばしてるのかな…ｗ顎一つで何を命令されたか分かるこの調教の行き届きっぷりはまさにお美事ｗそんな奴隷が自分以外の人間に辱められると本気で怒るあたり、なんだかんだで大事に思ってあげてるんですね。次回は紋章屋と3vs1のバトル？●ミカるんXセンターカラー。あれ？なんか絵が違うよ？でも次のページからはいつも通り全裸です。３次元の外にいる存在、第九多様体である敵に対しミカさんがとった戦法は日本海フォームの魔法を自ら食らい４次元の体を手に入れるというものでした。今回のバトル、結論だけ言えば「３＋１で４次元に行きました」なんですけど作中で色々難しい説明があったせいか自分の理解力にどうも自信が持てません。つーかリグレッションを食らったら時間が逆行するんじゃないの？ミカるんは次元の狭間で何をして４次元の体を手に入れたんでしょうか…。●ちぇんじ123「添の一族」の人たちは攻・速・守の錬度を色で表し、その色の要素を持つ名を名乗るので誰がどんな特性を持っているのか把握しやすいですね。如月菫先生は攻・速に秀でていると。赤と黄の「混色」だと柑橘系の名前になるんでしょうか…あんまり思いつかないな。●REDイイフォメーションガーデンSpecial残酷ホラー映画「ハロウィン」の紹介記事。左ページに山本賢治先生直筆の紹介漫画が載ってます。赤羽くん懐かしいなｗ多少ラフに描かれてはいますが以前とあまり変わらない山賢絵が見られて嬉しいです。映画紹介の内容も実に山賢でまた嬉しいｗ　今月号はこの１ページだけでも充分価値がある！●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYESレキセル少佐と組んで生身２人とＡＴ２体のタッグマッチに。少佐は凄く良いキャラなんですが、良いキャラがあっさり死ぬのが麦太漫画なわけで…前作の時も思ったけど実に勿体無い。死ぬと決まったら良いキャラになるだなんて、まるで打ち切り漫画みたいじゃないか！●どきどき魔女神判2今回の魔女容疑者は双子のなみとなぎ。なので双子ネタでガンガン攻めます。結構多いんだな双子ネタって。いつもなら魔女容疑者の調査が話のメインになるんですが今回は神判失敗→アクジ分裂　という変則的な流れになってます。ページをめくったその先に「オゲーッ」を配置するのは読者に厳しすぎる！なんでここで画太郎ネタが…なみなぎの絵にコピーが多いからなのか。「これで残りの魔女は３人でございますのです」「意外といいペースだな　１巻くらいで終わるんじゃねーか？」「打ち切りすぎる！！」「わははは」そこは朗らかに笑う所じゃないですよｗゲームをやっていると残りの魔女容疑者の素性を知っているので残り３人という所に引っかかるわけですが、第１話のシルエットを見るとゲームでは魔女じゃなかった人が魔女扱いになるみたいですね。ここらへんがどう描かれるのか気になります。あとソフィがいつ出てくるのかも…。●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～「ワシを呼び捨てに出来るのはこの世に敷島君ともう一人しか…」「フン…それがワシだ！！」「ああっ…！！　衝撃のアルベルト！！」衝撃さん、久しぶりに見たけど相変わらずクドいな！九大天王と十傑集なのに随分仲が良いんですねｗアルベルトがカナーリに来たのは10年前にさらわれた娘のサリーを救出する為とのこと。似てない親子だ…。「草間の乱」が起きた当日…BF団のアジトには孔明がドラグネット博士を招き入れ、さらに九大天王「影丸」「あばれ天道」「ディック牧」の３人が侵入していた。各作品で主役を務めた３人は確かに手強そう。孔明が一体何を企んでいるのか、というのはどうせ考えるだけムダなんでしょうねｗ●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～「因果律への干渉」という自分の任侠力に目覚めた遷宮くんはすっかり男らしい、というか中２な性格になってしまいました。まくっておいて何もせずに戻すのはどうかと思いますよ？一方刀を失い守られる立場になってしまったアカリはすっかりしおらしい性格に。主人公とヒロインの立場が逆転して、作品全体のイメージも随分変わっちゃいましたね。今回だけで話が進みすぎて何が何だかよく分かりません。あと２回くらいで終わりそうな勢いを感じる。●学園創世　猫天!最終回です。桟道が滅び、力が使えなくなり、猫たちとも喋れなくなってしまいました。物語は終わってもユミやカンスケたちの日常は続いていく…良い最終回でした。エピローグで１話使って綺麗に終わる漫画を久々に見たかも。見開きで描かれたユミの顔のどアップは何回見てもドキッとします。これは単行本よりも雑誌で見た方がインパクトあるでしょうねー。ほとんど原寸大ですから…。岩原先生お疲れ様でした。できれば次回作もREDで読みたいです。●次号予告城崎絵美の水着が透けるチェンジングフィギュアが付録。売り出し中の女優が事務所に汚れ役を回されてるようで不憫だｗゲストにいちごから「あきそら」が番外編で登場。そして速野悠二の例のシリーズの新作「バージンビキニ」が掲載。それでもREDはエロ本じゃなくて少年誌です！

2008.10.19

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チャンピオンRED12月号(1)

なんだかんだでこの雑誌はやっぱり面白いです。●表紙TVアニメ大ヒット放送中！の「鉄のラインバレル」。男性向けに城崎、女性向けに森次さん、一応ロボ好きにもヴァーダントと全方位にアピールした完璧な表紙ですね！特に森次さんはメガネを取って流し目と、見ていて違和感を覚えるほどにサービス満点。さらにDVDまで付録に付けてダメ押しですよ。放送第３回目にしてようやくREDのCMが流れたそうですし、世間でのやたらデカい扱いに乗じて多くの新規読者の獲得を期待できそうな表紙ですな。●付録DVD『鉄のラインバレルホントに脱いじゃったスペシャル』声優陣へのインタビューがメインの番宣DVD。インタビュアーは三平×２さん。合間合間にグッズの宣伝が入るんですが、色んな会社からたくさん出るんですねー。フィギュアなんか何社から出るのやら。将来ワゴン行きにならないことを祈ります…。この付録DVDには新作映画の予告編集も収録されてるんですが、作品のチョイスが独特なので人によってはこっちの方が楽しめるかも。●ヨメイロちょいす巻頭カラー新連載くぱぁおい！表紙をめくって真っ先にカラーでくぱぁはないだろくぱぁは！ラインバレルのアニメを見てREDを知り、書店で探し、購入してくれた新規読者をこんな形で出迎えるのがお前らの流儀かRED編集部！　…いつも通りで安心しました。作品の紹介をしますと、主人公「桜我咲久（さくらが　さく）」の下に未来から娘を名乗る女の子が複数現れて、自分の存在を確定させる為にサクと母親候補（幼なじみ・従姉弟・委員長）をくっつけようとするドタバタラブコメです。ドラえもんのセワシ君は結婚相手が変わっても結局自分は生まれることになる、という話を「東京から大阪へは方角さえ合っていればどの交通機関でも行ける」というなんかそれっぽい例えを交えてしていましたが、この漫画では「選ばれなかった者の娘は生まれなかったことになる」らしいので娘の皆さんはみんな必死です。やってることはバカエロ全開なのに設定はちょっとシリアスなんですよね。全員が選ばれる一般作品もあるにはあるのでこの作品の結末がどうなるかは分かりませんが…。基本的にはいちごに掲載されていた頃とあまり変わっていませんがノリが激しいというかテンションが高いというか、土居坂崎っていうエロ漫画家と似たような異常さを感じました。REDはまだ烈よりかは抑えてる雑誌だと思ってるんですが…そうでもないんですかね。エロさよりもバカさの方が遥かに上回っているのでエロに抵抗があるという方にもとりあえず読んでいただきたいです。●ベクター・ケースファイル稲穂が昆虫博士になるキッカケとなった、父さまとのエピソード。ここにきてついに登場した父さまは感電死したセミを箸でつまんでバリバリ食べちゃう変人…いや研究熱心なお人でした。ユスリカの光病を治すことは人間が自然に介入することになるんですがあの年頃ならそれを理解させるよりも、命を儚む気持ちを持っていることの方が大事かも知れませんね。●聖闘士星矢EPISODE.Gヒュペリオンに勝った余韻に浸る間も無くポントスの幻影が顔見せに登場。「ヒュペリオンがお前に敗れたのは弱かったからではない…　ヒュペリオンには封印が残されていた」「お前達の間には最初から　神の意志が存在していたのだ」いかにも神らしい行動とセリフありがとうございます。神本人が言うんだから間違いないッスな…。●フランケン・ふらん週チャンで「ヘレンesp」を集中連載中の木々津先生ですが、ふらんは先生のダークサイドではなくホームグラウンドであると言いたい！今回は溶解型変異性環形球菌という、細菌発見された細菌に犯された映画女優の話。女優は映画の完成に命を懸けながらも病に勝てず志半ばで息絶える。彼女の意志を継いだふらんがとった行動は…映画と監督に対し崇高な想いを持ち続けた女優がこの結末を見ずに済んだのは不幸中の幸い、と言っていいのでしょうか…この映画どうやって完成させたんだろう。ヴェロニカは回を重ねるごとにお姉ちゃんっ子が進行してますねｗふらんのコートの裾を握り締めてる手が可愛い。帰ってきたのが余程嬉しかったんだろうなーｗ●いちばんうしろの大魔王新連載第２回。空から降ってきた女の子「曽我けーな」と魔王適格者である紗伊の素行調査をする監視員の女の子「ころね」が登場。こういう展開をこの雑誌でやるのはいささか分が悪いと言わざるを得ない。曽我さんは言ってることが不可解すぎて、今の時点ではちょっと感情移入しづらいです。●鉄のラインバレル九条美海のターン！JUDAの調査とライブツアーが日程・場所共に同じという凄い偶然により島根でデートすることになった浩一と九条さん。九条さんはあまり同性に好かれなさそうなタイプの人だと思います…天然なのかもしれないけどセリフ回しがちょっと引っかかる。「…島根に行くの本当は憂鬱だったケド…早瀬クンも居ると思えば…　ううんなんでもない」「やっぱり早瀬クンは優しいな」「私がアイドルやってるコト知っても　変わりなく接してくれるし　それに…　…死のうとした理由とかも訊かないでくれる」「早瀬クン…助けて…　早瀬クン　早瀬クン　早瀬クン…早瀬クン　早瀬…クン」ちょっと厄介な人を助けちゃったんじゃないかな～早瀬クン。●お姉ちゃんバラ紅センターカラー血まみれ新連載!!山本賢治漫画製作復帰の第一歩はゲームのコミカライズ作品の構成・絵コンテ。自分は元ネタの「お姉チャンバラ」未プレイなんですがＢ級の王道を行く超Ｂ級作品であると聞き及んでおります。主人公は街に蔓延るゾンビを刀でサクサク叩っ斬る薄着のお姉ちゃん「彩（あや）」。「あたしを　お姉ちゃんと呼ぶな――！！」呼んでほしくなかったんだ…タイトルになってるのにｗ描き手が違うといっても構成・絵コンテを手がけているので山本賢治色はとても強いです。画面の使い方とかフキダシに入った効果音とかがいかにも山賢らしい。「大きめのゾンビに小さなゾンビをたくさん詰めたクラスターゾンビ弾」というイカレたアイテムやクソ外道がちゃんと死ぬ所なんかはあまりにも「らしさ」が出ていたのでニヤニヤしましたｗ他にも「カオシックルーン」には無い独特の演出、口数の少ない彩の代わりに色々と説明する絶叫のようなナレーションが良い味出してます。ただ、アクションがやや迫力不足なのと体はバラバラになるのにモツがまるで出ないのはちょっと残念でした。大元のゲームでも出てないのでそっちの再現はできてるんですけどね。次回は２月号に登場予定。毎号掲載じゃないのか…せめて予定が変更しないことを祈ります。（続きます）

2008.10.19

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チャンピオンRED10月号(2)

（前半はコチラです）●ジャイアントロボ　～地球の燃え尽きる日～センターカラーでサリーちゃん全裸。そしてそれをガン見するギルバート。多分何も描いてないと思うんですが、隠されると気になっちゃいますね…。ドラグネット博士がギルバートと共に梁山泊を強襲、ジャイアントロボを持ち去ってしまいます。韓信と中条長官を病原体コンビ呼ばわりする博士は酷いなｗバカ呼ばわりよりよっぽどキツいぞ病原体呼ばわりは。戦うかと思ったら連れ去られる中条長官にちょっと萌えましたｗ無視するならまだ分かるけど「一緒に来たまえ！！」ってｗ超強いはずの九大天王の１人がこんな軽いノリで捕われのヒロインになるだなんて誰が予想できたでしょうか…これで韓信が助けに来たらまた笑っちゃうなｗロボを直すのは博士ではなく超人間ケリーにも搭載された自己修復装置でした。孔明により林冲の元に届けられたジャイアントロボ…林冲は白昼の残月と呼ばれ、そして白昼の残月はロボの「もう１人の操縦者」…点と点が繋がったような、そうじゃないような。ところで最近「鉄人28号劇場版　白昼の残月」を観ました。「白昼の残月」と呼ばれていたもう１人の鉄人の操縦者、ショウタロウ…この漫画にも関わってくるんでしょうかね？●フランケン・ふらん今回のテーマは若者の性欲。最近世間で広く使われるようになった「賢者モード」のメカニズムについてふらんが分かりやすく説明しています。「つまり『モテたい』という生殖本能は生きるモチベーションになっている…」今回の話のミソは舞台が共学の高校であるということ、そして男が皆運動部員であるということだと思います。性欲がモチベーションに繋がる最たるシチュエーションでしょうね。青春の正体なんて所詮はそんなもの…皆もそれを分かってるけど敢えて言わないでいるような気がします。ふらんを守ることに一所懸命なヴェロニカが可愛い。マントは外しても帽子はゆずれないのね。木々津先生、「ヘレンesp」も頑張ってください！●REDアイテムBOXスクエニとセガの新作RPGを押しのけてニトロプラスのエロゲーをイチオシするんだぜ。これがタイアップってヤツか…大人は汚いよ…まータイアップしてなくてもイチオシしてたかもしれませんけどね！●BLASSREITER -genetic-レイン戦決着。最期に綺麗なレインさんを見られて良かったです（スノウの回想だけど）。見開きを見て「こういう終わり方もアリか…」とか思ってたら次のページであっさり完全復活かよ！どうやったら殺せるんだってくらい凄い再生能力だなぁ。「ああそうかアニメ版と繋げるために殺しちゃダメなんだっけ　まぁこういう『俺たちの旅はこれからだ』な終わり方もアリか…」とか思ったらまだ続くのかよ！●ミカるんXミカさんvs偽ミカさん　ラウンド２ゥ～。双方裸の巨人になっての肉弾戦です。この回から読み始めた人は作者は頭がおかしいとか思うかもしれませんね。大体合ってます。こちらの攻撃は通じないのに向こうは普通に攻撃できるというチート性能な偽ミカさん相手に、人間側はブラックホール爆弾で次元を歪めるというなんとも大掛かりな作戦で挑みますが…「本体そのものが９番目以降の幾何構造を持った異次元の存在……」「わたしたち…いいえこの世界で計測可能ないかなる力をもってしても　あの敵には触れることすらできない……！」おいおいおいブラックホールに吸い込まれたキン肉マン並にピンチじゃないか！（こう書くと助かりそうな気がしてきた）それでも強気なミカさんが次回どう動くのか楽しみです。●学園創世　猫天!秋藤センパイwith火焔vs桟道の最終決戦。ラスボスらしくブチギレモードで暴れる桟道に対し、詰め将棋でも打ってるかのように淡々と完璧に処理していく秋藤センパイ。最後の最後に出てきてこの大活躍はちょっとズルいなーｗ一応致命傷を負わせたのは勘助でしたけど。上に上がってからは霊獣たちとあまりやり合わなかったですね…次回で最終回です。●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYESグランデュエロに出場するためのメダルを取り戻す為にグラサンリーゼントのイロモノキャラとバトリングで勝負することになったレッカ。ATを持ってないレッカは対AT用のハンドガン一丁でATと勝負することに…。女の子が銃を持って戦う、いつもの麦太漫画になってまいりました。当然女の子は敵に痛ぶられ苦悶の表情を浮かべます…杉村先生の真骨頂はやっぱりコレだと思いましたｗロボットより動きはあるし表情はあるしで、アクション漫画として読んでて楽しい。もういっそ生身でATと戦う漫画にしちゃっても良いような気がしてきました。対AT用兵器で普通に倒せるみたいですし…。２人がかりで攻められ大ピンチのレッカを救ったのはかつて戦ったレキテル少佐。ますます良い展開です。もういっそ銃を撃ちまくる２人旅漫画に（ｒｙ●どみなのド!土江クンがひかりの学校（女子高）に転入することになりました。他の生徒が意外と普通の反応をすることに驚きました…怒皆家が世界の基準になってたからなぁ。音瀬さんが白旗弁当を「白いゾ」と紹介してたのに笑いました。美味くはないのねｗ日の丸弁当より手間がかかってるのにマズそうなのがイヤすぎる。新キャラの実輪彩子（みのわ　あやこ）さんはおとなしいけど象さんに引っ掛けられてドキドキするヘンな人。実輪彩子…じつわさいこ…実はサイコ…ククク…土江クンにはモテるにしたってイタい目に遭ってもらいませんとね！●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～最近エロ描写に躊躇が無い。風呂場で「い…いいんだ…お前になら…」とか言ってたと思ったら突如襲ってきた人工ヤクザ（なんだそれは）に媚薬を注入されて触手責めされて貞操の危機に陥るヒカリ。触手で貞操の危機は「聖痕のクェイサー」とネタが被りましたね。…なんでこんなネタが被るんだこの雑誌は…！遷宮の任侠力の真の能力は世界を変容させる「因果律への干渉」。ひらたく言うと何でもアリってことですよねコレ。最近の漫画の主人公は超性能の持ち主ばっかりだな！●アリスの100℃C最初から最後までずーっとおしっこが降り注いだり垂れ流されたりする世にも恐ろしい最終回。もう好きにしてください。「アオイ　私達のおしっこ（パワー）を使いなさい」「みんなのおしっこ　少しずつもらうよ！」というやりとりに笑ってしまって悔しいｗ　きちゃない元気玉だな！好きな女の子のおしっこをちゅーちゅーしてくださいねというオチで終わったわけですがこの漫画の正ヒロインは誰だったんでしょうか…。●赤の帝国ラインバレルコンビにインタビュー。「LB（ラインバレル）のキャラを彼女にするなら誰」とか「早瀬軍団のリーダーになったら何をしますか」とか、このコーナーは当たり障りがないどころかどうでもいい質問が多いですね。これって読者から送られた質問なのかな？●次号予告センターカラーで新連載、「お姉チャンバラ　紅」がスタート。構成・コンテが山本賢治！ヤマケン先生お帰りなさい！作画は「多脚系彼女」の服部三枝先生。題材も含めて良い布陣ですね。あと謎の漫画家tenkla先生の「ヨメイロちょいす」がいちごからやってきて連載開始。…tenkla先生ですよ？謎の漫画家の。巻頭カラーってマジですか？

2008.09.28

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チャンピオンRED10月号(1)

特別定価750円はやっぱり高いと思います。付録が付くと売り上げは上がるんだろうか下がるんだろうか…。●チェンジング水着コレクション2008　『ペンギン娘MAX』そういえば未開封でした。●いちばんうしろの大魔王新連載巻頭カラー。HJ文庫のライトノベルを漫画化した作品だそうです。主人公の「紗伊　阿九斗（さい　あくと）は大司祭になり世界の幸せに導くことを夢みて難関校「コンスタン魔術学園」に進学するが、そこで将来の進路を「魔王」と告げられさあ大変、という第１話でした。服装や生活レベルはそのままに科学を魔法に置き換えた、「のび太の魔界大冒険」の魔法世界のような世界観です。（なんでもかんでもドラえもんで説明してしまってキョウシュクですが）そういえばジェノサイドプリンセスも科学と魔法が立場逆転したような世界でしたね。そんな世界観＋学園モノという都合の良い設定がいかにもラノベっぽいと思いました。ラノベ読んだことないんですけど。この「とりあえず学園モノ」という雰囲気が自分はちょっと苦手です。学園という舞台や青春群像にあまり惹かれないんですよね。きっと他人の充実した青春を見ても面白く感じないからなんでしょう…。主人公の将来の職業が魔王であることを告げられる所から始まるわけですが、この世界は魔王が職業として存在するってことなんでしょうか？大司祭が首相なら魔王はヤクザの親分とか裏社会の黒幕みたいな存在なのかな。ゆるやかなファンタジーという感じの世界観には慣れが必要ですね。女の子の露出はあるけどRED作品とはちょっと違うな、と思いました。ジェノサイドプリンセスに続いてこの作品を持ってきたREDは自分のような既存のRED読者を微妙にターゲットから外してきたような…。●聖痕のクェイサーサーシャに捨てられた…んじゃなくて袂を分かったテレサが久々登場。チタン遣いのリジーと組んで聖乳を供給してました。金属としての銅とチタンの性質を合金化によって併せ持たせる、いかにもこの漫画らしい逆転劇が面白かったです。元素の結びつきが人と人の結びつきにも通じるこの漫画の設定は綺麗ですよね。おっぱいだけじゃなく触手も出てくるような内容ですけど…「どきどき☆りんかん学校」じゃないっつーのｗ●シグルイ鬼みたいな坊さんは伊良子の骨子術の兄弟子でした。伊良子が虎眼道場で剣術を得る前の、骨子術を身に付けるまでの過去話。近づく者を皆魅了してしまう伊良子はちょっとした散さまですね。●ジェノサイドプリンセス第２話。なんとか自分の世界に帰ろうと、城から脱走しとりあえず海を目指す勇紀。しかしアリスマリスが追いかけてきて――お姫様の部屋は厳重な警備が付いてるのに他の所はザルなのかこのお城は。大陸を統べる国に客人として迎えられてるんだからいきなり逃げるような怪しいマネしなくてもいいと思うんですけどね。逃げた勇紀をアリスマリスが追いかけてきたというのも納得いかない。勇紀相手に彼女が何をしても通用しないのは前回で分かったはずなのに。ゴツい兵士に腕力で押さえつけさせた方が効果的なんではないでしょうか…どうも展開の仕方に無理を感じます。●谷口悟朗のエンタメ無法地帯夕刊フジの編集者が真面目だという話は意外で面白かったんですがいちいち秋田書店やRED編集部と比べるのは…「RED編集部も、逮捕者が出ないといいが」ってのはジョークにしてもちょっと言いすぎだと思います。秋田やREDの編集を笑っていいのは俺だけなんだよ！！●ちぇんじ123センターカラー素子＆ひふみの着替え。ふじこさん残念でした…。新章と共に新学期スタート。月島さんが言っていた「菫様」と思われる保健の先生「如月菫（きさらぎ　すみれ）と「漆黒」を口にする謎の鍵っ子が登場です。他にも学園祭だのバンチョーだの素子の人格の新事実だの、今後の展開のカギが散りばめられてるような回でした。たくさんのキャラが上手いこと動き回る漫画だなー。●楽しい秋がやってくる！！エンジョイオータム大プレゼントマネージャー変わってるのに全くネタにされてない…前のマネージャー可哀想です。名前覚えてないけど。ていうか名前あったっけ？●聖闘士星矢EPISODE.G長かったヒュペリオン戦がようやく決着。体をブチ抜いた腕で抱きつくシチュエーションは「覚悟のススメ」を思い出します。最後のページのアイオリアは顔が女の子みたい。●どきどき魔女神判2２人目の魔女容疑者はぴょこたすこと友里かもめ。ゲームではアニメ「ニンジャコンバット」のマニアでしたが漫画版では「忍者英雄伝説」略して「忍英伝」のファンという設定になってます。ロイ忍タールと忍ターマイヤーって名前は凄すぎるｗ　どんな世界が舞台なんだよ！今回は忍者ネタと銀英伝ネタと８○１ネタが混ぜこぜでいつも以上にカオスなことに。アクジがぬふぅな同人誌を見ても「フツーのマンガじゃねーか」としか言わなかったのはきっと彼が普段から歪んだマンガ雑誌ばかり読んでるからなんでしょうね。チャンピオンREDとか。あとチャンピオンREDとか。小ネタですが「違うでごzaるうお」を漫画でも見られて嬉しかったです。矢雅ミケ先生ありがとう！会場にぬふうコールが響いた時のクロのジェスチャーがツボでした。ぴょこたすもやってた忍者おなじみのポーズをそのタイミングで出すとはｗぴったりハマりすぎてて、もうそういう意味にしか思えませんｗゲームではニンコン繋がりでれんげどんが絡んでたんですが、漫画では腐女子繋がりのあやめさんがゲスト参戦してくれました。２ページちょっとだけの出演なのに存在感バッチリなのはさすが。アクジを助けた理由も素晴らしいｗ魔女神判は正直キモかったですｗ　クロが口から吐き出したマメをごはんにかけて食うとか…あり得ぬだろ。次回の魔女容疑者は双子。なぎの方が扱い大きめなのはこの漫画なら当然でしょうねｗソフィは順調に先送りされとりますな。●ベクター・ケースファイル扉の師匠がパンツどころか何にもはいてないようにしか見えなくて焦りました。ぴっちりしたズボンをはいてるんですよね？　そうなんですよね？今回のベクターはヤマビル。寝てる子供が血まみれでヒルにたかられてる図はショッキングですね。これだけの数が屋内に入ってくることなんてあるんかいな。怖い。爆発的に増える上になかなか死なないという生態説明もまた怖い。ひきこもり君を励ます師匠の言葉はとても女子高生のそれとは思えません。この雑誌で最も女子高生らしくない女子高生キャラって案外と師匠かも。（続きます）

2008.09.28

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チャンピオンRED10月号(2)

（前半はコチラです）●鉄のラインバレル世界中の核ミサイルを勝手にブッ放した加藤久嵩が全世界に向けメッセージを配信。「2052年人類は絶滅する　そして私はその絶滅を免れた数少ない生き残りの一人だ」「加藤機関の敵は人類でも何処ぞの大国でもない　我々の敵はただ一つ　――『未来』だ」バカでかいマキナの姿を見せてこれが証拠だから信じろってことなんでしょうけどあまりにも言ってることが胡散臭すぎる…わざとやってるんじゃないかと思うくらいｗそんな加藤の不思議演説を聞いた浩一は１ヵ月後に一大決意。「俺は加藤の計画を阻止して同時に　俺が正しいと思うやり方で人類滅亡を阻止する！！」「それでも本当に正しいのは加藤で　人類にとって本当の正義の味方が加藤だと言うのなら　――俺は悪になってやる　人類にとっての鬼になってやる」１つ言えるのは…コイツの判断に全人類の命運を委ねるのは加藤よりも嫌だｗ●BLASSREITER -genetic-センターカラーで尻と横乳。変身したレインの姿はツッコミ待ちとしか思えないので敢えてツッコミませんｗ実は殺していなかったティオと共にレインに攻撃をしかけるスノウ。時々ティオにくっついてレインを精神的に攻撃するのがなんか新しい。なんか次回で最終回みたいな引き方だったけど、どうなるんでしょ。●ミカるんX先月号で予告していた海水浴は都合により偽ミカさんを探せ！に予定を変更してお送りします。隙が無くとも金をたかろうとしてくる臍矢さんが見ていて楽しいミカさんの皮を脱いで姿を現した時に「キモッ」と言われてるのがちょっと可哀相ｗまぁ確かにキモいけどな。この漫画のコメディパートは相変わらず妙な味を出してて面白いです。テイスト自体は戦闘中もあまり変わらないんですが…ｗ●谷口悟朗のエンタメ無法地帯ダイガンダー見てたよ。何もかもが微妙なタカラのロボットアニメでした。やっぱりスタッフ少なかったんだー。予算も少なそうだな。●ジャイアントロボ　～地球が燃え尽きる日～全裸のサリーがぽわあ～～と大作くんの前に現れました。でも大作くんはサリーの全裸に全く動じませんね…同年代の女の子には無反応か。姿を現したドラグネット博士がロボを直す代わりに大作に要求した報酬は大作の体！その言葉が意味するものは！？　やっぱりそのまんまの意味なのか！？お銀ちゃんに諭された林冲さんの顔がすごくキモくて怖い。ここ良いシーンのはずなんだけどなぁｗ●学園創世　猫天!桟道の暴走が止まりません。ユミを全裸にして有刺鉄線で拘束し「早く見てみたいものだな　パンパンに膨れあがった胎（はら）から　美しい姫が生まれ出てくるところを…　はっはっはっ　わっはっはっはっ」と来たもんだ。イカれてるだけかと思ったらとんでもない変態だよ！！桟道の野望の達成を寸での所で防いだのは白尾と火焔でした。状況が変わっても軸がブレない火焔がカッコイイなー。●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～今回から乳首にトーンが張られるようになりました。テコ入れ？しかしこれだけで随分と雰囲気が変わりました。作品の方向性が定まって良いのではないでしょうか…。●アリスの100℃C「これすっかり忘れてたな…　おもらしの呪いの本の存在…」忘れてたのかよ！　忘れてても特に問題無かったのかよ！「オレは陰尿術を捨てる！　一人の普通の男子としてちとせちゃんと向き合うんだ！」大して活躍してないのにもう捨てるのかよ！　つーか捨てる理由がそれでいいのか！「おもらし娘やだ　おしっこやだ…　おもらし…　ばっちぃ…っ」＞次号、驚愕のクライマックス！！あのー…　この漫画、一体なんだったんでしょうか…なんで今月号の表紙を飾ってる漫画がこんなことになってるんでしょう…。●ちょっと怪しい黒森さん家タンコーボンが出そうで出ない山西正則の読み切り。長年引きこもっていた自分を変えようと軽く空回りしてる清家さつきさんが下宿先でヘンな人たちに囲まれ自分の価値観に自信が持てなくなる話。相変わらずノリが文化系で読んでて落ち着きます。簡略化されてテキトーに描かれてる物部さんのお面が可愛い。●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES褐色のお姉さん、クエントのハリラヤとバトル。戦闘中に常に楽しそうにニコニコしてるのが可愛いです。一瞬だけ共闘、その後すぐに元通り…という馴れ合わない関係が良かった。仲間になってほしいけど、ならずに死ぬのが麦田漫画なので期待しないでおきます…。●フランケン・ふらん殺し合いから始まる切ない恋の物語。何かと感情的なヴェロニカはふらんとはまた別の話を作れる良いキャラですねー。最後の「いいよ　もう…」が可愛い。つーか本当にアレに恋してたのかｗ●絵画の剣帝（ヴェニタスエッジ）永遠のチャレンジャー、二ノ瀬泰徳の新作読み切り。守備範囲の狭い作家というイメージですが、結構ネタがあるもんですね。画材店を切り盛りする主人公のクーリエは可愛い男の子。真正の変態だった父に夢を侵略される所でしたが、それを救ったのが“絵画の剣士”バスティ・アニーでした。この作品の見所はクーリエの父親の変態っぷりでしょう。変態という言葉以外では表現できない凄まじい変態描写に作者の執念を感じました。ゼリーだかプリンだかをすすって喰うシーンはあまりにも不快ｗ精神的には男性だけど肉体は女性、という幻想世界のクーリエは二ノ瀬作品における究極の姿なのではないでしょうか…男の娘大好きな父親がクーリエの女体化に言及しなかったのは気になりましたが。あと説明されない設定が多くて全体的に分かりづらかったかなー。●デッド・ソウル・リボルバー　休載のお知らせとお詫び作者インタビューが延期され、作品が載らなくなっていましたが、ついに言い訳と共に休載の告知が。作者もRED編集部を連載再開を一応約束していますが、実際にどうなるかは分かりません。でも本当に復活したらちょっと感動するかもなー。こういうのってフェードアウトするのが普通だから。●赤の帝国高橋てつや先生にインタビュー。＞ズバリお伺いします。先生は胸派ですか、お尻派ですか？それとも…？＞最近フィギュアにどっぷりハマってらっしゃるというお話ですが、＞何が先生をそうまでさせるのでしょうか？＞プリキュア魂で生きる高橋先生の、プリキュアキャラベスト３をあげてください。編集部の人が読者に言わせたくてたまらんようなので遠慮無く言わせてもらいます。　ど　う　で　も　い　い●次号予告ラノベ原作の「いちばんうしろの大魔王」が連載開始。最近プレ新連載とかやりませんね。あと南極さくらのチェンジング水着フィギュアが付いて特別定価750円（税込）。

2008.08.24

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チャンピオンRED10月号(1)

合併号明けの週チャンでちょっと燃え尽きてました。●鉄のラインバレル　２本立てドラマCDTVアニメ第０話と題したドラマとWEBラジオ出張版の２本立て。ドラマの方は山下が森次さん森次さんと言ったりイズナが男にナンパされたり城崎が穴に突っ込まれて気持ち良くなったりしてます。いつも通りです。浩一がイジメられっ子だったのが懐かしかった。●BLASSREITER　クリアファイルアニメ版のクリアファイル。絵を見た瞬間笑ってしまいました。REDは女性キャラの全裸をギャグにしてしまう領域にまできていたんだなぁ…。●チャンピオンRED創刊６周年記念！！直筆サイン色紙大プレゼント年に一度の色紙プレゼントが今年も行われます。作家によってかなり差が出る力の入れ具合の違いを見るだけでも面白いッス。どう見ても手抜きなボトムズのイラストを見て「これはどうなんですか杉村先生」と思ったら実は高橋良輔監督の色紙でたまげる。白い部分が殆ど無い戸田先生と二ノ瀬先生（背景が触手）のサービス精神は凄い。プレゼントコーナー担当の海月先生のカットは珍しくカラーだったけど色紙は無いんですね…。●ジェノサイドプリンセス超巨弾アルティメット新連載美麗巻頭カラー。学校のキャンプで浜辺にいたはずの海野勇紀（あまの　ゆうき）は気がついたら死体の転がる戦場の只中にいた。そこで出会ったヒロイン「アリスマリス」に突然斬りつけられて…REDでは意外と珍しい、主人公がファンタジーな異世界に飛ばされちゃうお話。「外の世界」から来た主人公は世界の理である魔儀（マギ）が通用せず最強の魔法を食らっても無傷だったり手錠を簡単に外したりしてしまいます。現実世界で物理法則を無視するような感じなんでしょう。連載第１回でこう言うのもなんですが、ちょっとこう…ツッコミ所が多いですね。冒頭の、血まみれの女の子に武器っぽい物で攻撃されてザシュッと血が飛び散るコマが描かれるんですが、ページをめくると主人公は全くの無傷。あのザシュッは何だったのか？他にも、なぜ生き残ったのか分からない捕虜をすぐにもう一度殺そうとしたり大した理由も無く殺そうとした直後に「敵意を持たぬのならこちらも危害を加えない」とか王様が言ったり（信じられるわけねーだろ！）あんまり公にできない待遇になった主人公に対して「お前は戦えるのか」と訊いたりその質問に「君一人くらいは何とか守りきれるよう頑張ってみる…」と答えたりアリスマリスの凄い（らしい）魔法を使うシーンが「ドオオン」という文字だけで表現されたり、遠くから魔法を放ったのに顔にだけ返り血を浴びてたり（誰の血だ？）…ツッコんでみたら殆ど全編ツッコミ所だった！　なんてこった…。RED作品らしからぬシンプルで整った絵は読みやすくてなかなかグーなんですが。この雑誌ならもっと無茶やっても大丈夫だと思うのでガンガン行ってください！そこらのラノベっぽい漫画で終わらないことを期待してます。ちなみに平凡な主人公が理屈の違う異世界で強くなる、という設定で「のび太の宇宙開拓史」を思い出しました。懐かしい。●聖痕のクェイサー久し振りに燈が出てきました。空間転移で燈が飛ばされた先はアデプトの秘密基地“花園（マグノリア）”。そこにはたくさんの幼女とアデプト12使徒の皆さんが。あまり仲の良くない使徒たちに囲まれ身の安全が心配された燈ですが教母と呼ばれるトップクラスの幼女「アスタルテ」の祝福を受け幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。燈が処女判定に抵抗しなかったことに違和感を覚えなかったのは何故だろう…この漫画的にごく自然な流れだったからかな？●どきどき魔女神判２ゲームの方はもう２週してるんでバッチリです！　神判もいいけど魔法バトルが熱い！第２話の魔女容疑者は生徒会長の羽織くれは。原作には天使界からの情報を伝えたり魔女判定をしたりするマーローくんという変なヤツがいるんですが、漫画版にはいないので魔女探しが結構場当たり的。通りすがりの子に詰め寄ってたらヘンタイ扱いされて捕まってしまいました。まぁ情報があろうが無かろうがアクジの行為はヘンタイ扱いされるんでしょうけど。今作で前作と大きく違うのはアクジが神判を武器として使っていることｗゴッドハンドで女の子も犬も牛も昇天させちゃいます。武闘派すぎる～！「タッチ！タッチ！そこにターッチ！」と「スクランダークロ！！」はあまりにもベタで読んでてちょっと恥ずかしかった…。●聖闘士星矢EPISODE.Gいつまでやってんだ！●ちぇんじ123ふじこの父である早瀬仁の口から素子の母親「月斗浅葱（げっとう　あさぎ）」の過去が語られました。時には味方　時には敵のエキスパート…　峰不二子ですね、わかります。父親たちに負けず劣らずの特殊な人だったようです。なんかARMSの人みたいだ。引ったくりにオハギを踏みつけられたくらいでゼロが発動してしまう今回の話ですがおばァちゃんはちょっとズルいですよ…ありゃキレて当然ですね。地面に落ちたオハギをみんなで食べるシーンが良かったです。文章にするとちょっとアレですけどｗ●シグルイ駿府への道中、雨宿りに寄った閻魔堂で　デカい僧侶と出会った。この坊主は何を食ったらそんな体になるのか。三枝伊豆守高昌に白目で睨みつけてるコマはちびまる子ちゃんが縦線出しながら「恐ろしい子だよ…！！」って言ってるみたいでちょっと笑ってしまった。思わず斬りたくなるくらいショック受けたんだろうなぁ。●ベクター・ケースファイル今回のテーマはコオロギを使ったバトル、闘蟋（とうしつ）。虫を退治するのではなく闘わせる…なんとも懐かしいですね。これは回想シーンで真夏たちの姿が拝めたりするかも？と期待して読んでいたら中華姉妹の白い方が全裸で拘束されて檻の中に入ってました。「これからどうなってしまうですか」売られるな…高値で。白蘭を救う為に「大佐」に勝負を挑む稲穂。なんか無茶な麻雀漫画みたいな展開になってまいりました。ここで大佐が指定してきたのはコオロギではなくクワガタでの勝負。おお！闘甲虫だ！まさか稲穂師匠の闘甲虫がこの漫画で見られるとは！「紅と白の為　絶対に負けんっ！！　いっけええートージロオォッッ！！」で、出たー！！　師匠の必殺技「INAHO」だーー！！相手に何もさせずに一瞬で決着。師匠はやっぱり師匠でした。「あなたは“闘虫女帝（スタグエンプレス）”榎稲穂様ですね」「女帝はタイで開催された世界闘甲虫大会の優勝国　日本代表チームの参謀…　今　女帝が行方不明になったら世間が騒ぎ出す」あのメンバーで世界大会を優勝してたのか！いやー…今では幻の漫画になってしまった「サイカチ」での出来事をここまで描いてくれるとは思いませんでした。これはアレですか？REDコミックスとして新装版が出ることが決まったとかそういう流れだったりするんですか？このまま連載が続けばいつかは「ﾗｧﾗｧﾗｧ! ｷｬｵｯ!」もまた見れるんでしょうか？単なる前作読者に向けたサービス回だったのかもしれませんが、だとしても嬉しかったです。（続きます）

2008.08.24

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チャンピオンREDいちご VOL.9

炭山文平が載る！ということで久々にいちごを買いました。VOL.6 以来のいちご購入です。しかし相変わらず高いッスな…。●いちご特製せくしぃトランプ「豪華２大特別付録」その１、トランプです。雑誌の付録のトランプって、ミシン目に沿って切り離して自分で作るようなチャチいもんだと思うじゃないですか普通は。これは違います。なんと全てのカードが箱に入った状態で付属してました。ちゃんとスペードのＡからダイヤのＫまでが順番通りに入っているのでマジシャンがブラックジャック勝負に使うことも可能です。絵柄はスペードをまりお金田、ハートをみづきたけひと、クラブを糸杉柾宏、ダイヤをしぐにゃん、そしてジョーカーを駒都えーじがそれぞれ担当。Ａ～10、Ｊ、Ｑ、Ｋが別の絵柄になっており、１種につき４つの絵を楽しめます。数字札→Ｊ→Ｑ→Ｋ　の順に女の子の服が脱げていくクラブの謎仕様に驚きました。そもそもこの付録の存在自体が結構な謎ですが…。●さめだ小判＆松本規之描きおろしBIGサイズＷセクシーポスター「豪華（ｒｙ」その２。トップどころかヘアさえも全然隠してないエロポスター。これを一般雑誌の付録として付けるREDいちご編集部は完全にどうかしてます。犯罪者の部屋にこのポスターが貼ってあったら要因の１つとして考察されること間違いなし。あ、エロいのは表のさめだ小判の方で、裏の松本規之は爽やかな感じです。表と裏が逆の方がインパクトあったんじゃないかなー。●あきそら（糸杉柾宏）キミキスの連載を終えた糸杉柾宏の新連載。姉の「アキ」と弟の「ソラ」の物語なのであきそら。妹もいます。巻頭カラー86ページの２本立てと、引き続きいちごの看板を担ったようですね。その巻頭カラー全てのページにアキの乳首が描かれていることからも分かるように、一般ゲームの原作という枷から開放された今作は今まで溜まっていたものを吐き出すかのように過激な内容になってます。忘れかけてたけど糸杉先生って成年漫画家だったんだよな…。「久しぶりだね　ソラとお風呂入るの」「う…うん…」「ん～～？　どーしておっきくなってるのかなー？(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)」「あ…アキ姉…」「悪い子ね　お姉ちゃんに興奮しちゃった？」「ち…違…！！　っ！！」「いつの間にか…男の子になってたんだね…」「あっ！！　はっ…」ﾁｭｸﾌﾟﾁｭﾆｭｯﾆｭﾌﾟｯﾄﾞｸﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝﾄﾞｸ…ﾝ　　ﾎﾟﾀ… ﾎﾟﾀﾀ…この時点で「こんなの載せていいの？」と思ったんですが、まだ続きます。風呂場でのことを謝ろうと弟の部屋に入ってくるアキ姉ちゃん。ソラは実の姉であるアキを意識していることを告白します。「私も…同じだよ…　弟（ソラ）に…もっと触れたくて…　Ｈなこと…いっぱい想像して…　でも…　それがいけないなんて思わないよ　私…ソラが好きだもん…　好き…だから…　う…く　んん……ッ！！」ﾂﾞ…ﾂﾞﾌﾟﾌﾟ…「あッ！！」えー、この後の試合結果を言ってしまうと…インサイドでフィニッシュでした。これを巻頭カラーで載せてしまったということはもうこの雑誌は完全にバーリ・トゥード（なんでもあり）なんだろうなぁ…。第２話はソラの双子の妹ナミが主役の百合話です。第１話に比べたら全く普通の内容。次号もセンターカラーで84ページ！　ソラの体が保つのか心配です。●このはな（松本ドリル研究所）エロチックどたばたロボットアクションコメディだそうです。予告のカットにはガチなロボットがどーんと描いてあったのでホントにこの雑誌でロボット漫画描くのかーと思ったら、今回はプロローグなので隊員の着替えシーンのみ。指を突っ込まれたマタグラから汁が分泌したりしてますが汗だそうなんで特に問題ないと思われます。つーかもう汗じゃなくても問題ないかと…。●猫神やおよろず（FLIPFLOPs）109ページ目にしてやっとおっぱいの出てこない漫画が載ったよ！！ゴン太が柚子（の水着姿）の為に台風に勝負を挑む話。旅館のゲームコーナーの描写が少なくて残念でした。●プラトニック・インベイド（炭山文平）「朝だよレイジくん！　レイジくん起きてったらぁ～～　早く起きて支度しないと　性交する時間なくなっちゃうよ」ああ、この雑誌ではおっぱいが出てくる方が普通なんだな…。お目当てだった炭山文平は「羊達の眠る頃」の続編ではなく、新シリーズでの登場でした。以前「別冊ヤングマガジン」に数話掲載された作品の続編のようで、かなりヤング誌的なノリのエロ漫画となっとります。宇宙人の「カズミ」が主人公「安部レイジ（あべれいじ）」の生殖遺伝子を採取する為にあの手この手…ではなくかなり直接的な手段で誘ってくるけれどその誘いに乗って性交をしたら地球人が滅ぼされてしまうという、SFなお話。こういう設定の漫画だとカズミのポジションがヒロインの立ち位置で地球を狙う宇宙人だけど可愛い所あるじゃん！みたいな感じで描かれるものなんですが、人間的な感情を全く持たない（宇宙人だから）カズミはヒロインというよりも日常をただひたすら引っ掻き回すオバＱやロボコンのようなキャラに思えます。こういう萌え要素の薄さがヤング誌的だと感じた原因かもしれません。これも確かに炭山先生の漫画なんですが…やっぱり「羊達の眠る頃」が読みたかったな。●メイドいんジャパン（おりもとみまな）クラスの遠足で海水浴にやってきました。みんなが水着なので近衛先生の目がギラついてます（普段からですが）。なんかまとめお嬢様がウザい子になってるな…前回の話で色々あって成美に嫌われてしまったみたいです。で、許しを乞うんじゃなくて構ってもらいたくて迷惑行為を繰り返してる様子。尻を叩いてて鯨が潮を吹いたり股間の海ヘビが毒を吐いたりと上級者向けの心の交流をしている一方で、まとめの父上が何やら野望の炎をメラメラと。ますます何の漫画だか分からなくなってきたぜ…。●れすきゅーMe!（巻田佳春）同級生の清水さんが家政婦としてやってきて裸エプロンで主人公に迫ってくる漫画。こういうことってよくあるよね。●REDいちご'sアイティンクル☆くるせいだーすというゲームを紹介してます。当然18禁です。プレミアムエディションの価格が20,000円（税抜）って凄いですね…。●SWEET SISTER（しぐにゃん）制服を着るとなりきってしまう妹に黒いナース服を着せたらエロくなりました。どれくらいエロくなったかというと「ふふ…　リサがお兄ちゃんの処女（うしろ）…奪ってあげる」と座薬を指ごと突っ込みながら言うくらい。●ガレキに華を（青本もあ）奇跡の力（詳細不明）で動けるようになったガレージキットのガレキさんのお話。今回はご主人様にプラモを組んでもらってるクライアントの女子中学生、倉井さんが登場です。事あるごとにガレキさんのおっぱいをグロくしようとする倉井さんとそれに反発して細かい注文を入れるガレキさんのやり取りが面白いです。●VITAセクスアリス（佐藤健悦×吉野弘幸×樋口達人×駒都えーじ）８ページでよくここまで詰め込んだもんだ。●ヨメイロちょいす（tenkla）主人公サクが未来の薬で赤ちゃんになってしまったので皆で母乳まみれにしましたとさ。めでたしめでたし。RED本誌に移籍するってことは月刊連載になるんでしょうか？ヤンチャン烈での連載の話はどうなったんだろう…　tenkla先生とは関係ありませんが。●いちごいちえ（むっく）そこらへんの４コマ雑誌に載ってそうな漫画がそのまま載ってて逆に驚きました。いや、こんな雑誌だからこそ合間合間にこういう漫画は必要です。●ちょっきんぱにっく（やぎさわ景一）おお…本誌でメイドサンダーが終わってもいちごにはコレが載ってるんでしたね。いちごだからかサービスシーンがあるけど、基本的にいつものやぎー漫画でした。●おともらちぃ（海月れおな）例のアレです。窓から性教育の使者である性子お姉さんがそうはいかんざきと言いながら侵入してきました。「そんなつるつるぷにぷにな奈々子ちゃんには分かるまい！　体中からチリチリ毛がもさんこ生え…ボディラインがデコボコになっていく屈辱を…　そして純真さを失った心に残ったものは　睡眠　食事　ＳＥＸ！」海月先生の描くHENTAIは相変わらずレベルが高いなぁ。●奥サマは小学生（松山せいじ）最終回です。総理のモデルが擬音の「アソ　アソ」「アソーン」でやっと分かりました。ビックリするくらい似てないっつーか似せる気が感じられないｗ●次号予告こすると水着が消えるチェンジング水着なフィギュアが付録に。カラーページの写真を見る限りではかなりのハイクオリティです。気になる値段は…書いてないですね。

2008.08.09

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チャンピオンRED9月号

楽天ブックスがアホなせいで遅くなりました。●表紙くれはの胸を揉むころんがドーンと載ってます。こういう絵がREDの表紙に来るのはもう慣れましたｗ表紙が女の子２人じゃない方がレアですもんね…。●付録どき魔女２クリアファイルとドラマCD。ラインバレルはいつものノリ。猫天のドラマは絵の無いアニメって感じですね。平野綾ってすげー声だなぁ。番外編はラインバレルとネタがやや被っていてみんなこういうネタが好きなんだなと思いました。●どきどき魔女神判2新連載巻頭カラー。前作で掴んだ手応えそのままに、初回から飛ばしてます。前作キャラのシルエット、かじきを持ってﾌｼｭｰﾌｼｭｰ言ってるからあやめと分かりましたｗ今回も彼女に匹敵する程のキャラ崩壊する魔女は出てくるんでしょうか。あやめ本人が暴れる可能性も無きにしも非ずですがｗしかし初回から「くぱぁっ」で「ぷしゃああああ」でヒロインにスペル魔液をぶっかけるとか凄いですね。さすがCERO Dだぜ！ゲーム発売前からころんに魔女神判をした上に結果まで見せるとはなんというネタバレ。これはゲーム買うなら早めにしないとイカンようですな。●ミカるんX１人で怪獣に挑む等身大福井県民ルナルナ★るんな。ムカデはやっつけられたけど早くも打ち止め、カレイとヒラメに負けてしまいます。変身が解けて宇宙人にデコでゴリゴリされてるるんなを助けたのはヒミツさんとの会談から戻ってきた全裸のミカさんでした。一皮向けてやたら強くなったミカさんはカレイドビラーメとエニュオを全く寄せ付けず撃破。とりあえず危機は去り、次回は海水浴とのことです。本筋はこんな感じなんですが、断片的かつ重要そうな情報が多くて本当は何が起きているのか全く分かりません！あの３人はそれぞれ別の星出身じゃなかったのか。それが王族だの弟だの兄上だの…分からんことが多すぎです。●ちぇんじ123竜也とひびきの親子タッグ大活躍の巻。この２人はホント性格も言動もそっくりですねー。社会のルールお構いなしの竜也がひびきと一緒にいると父親っぽくなるのが面白い。竜也の「一番お熱」というのは素子も含んでるんでしょうかね？まぁ小介川の許婚になって一番喜んでるのは間違いなくひびきでしょうけど。小介川のいかにも主人公な立ち振る舞いには竜也も感心。拳銃の前に立ちはだかるなんて普通できんよなぁ…ちょっとカッコ良すぎるぞ。最近はレッダーの言葉に頼らず自分で「正義」を見出してますね。立原のアニキにはいくら同情してもしきれませんｗ散々な目に遭ってるのに心が折れてないのには感心しました。再登場あるかな？次号から新章開始。●ぽかぽかばんぱいあ新連載。いちごで読んだことのある作品なんですが、RED本誌で読むとなんだか懐かしい気分に…。●学園創世　猫天!バケモノじみた能力を見せ、桟道が完全にラスボスと化しました。霊獣の力を吸収って、今までラスボスやってた火焔が無力化する能力じゃん！酷い。人間と猫に霊獣が力が協力して共に桟道を倒す、っつー分かり易い話にはならないような気がするなぁ。なんとなく。●REDアイテムBOX「コードギアス　反逆のルルーシュR2　盤上のギアス劇場」を紹介。「あの熱血美少女に、激しく罵られたいにゃ」「冷たい瞳で、見下されたいにゃ」「ギアスで酷い命令されたいのにゃ」ドＭな上に見境無しｗ　こんなキャラだったのかタマ。●鉄のラインバレルセンターカラー。１回400円のガチャって回すのが大変そう。各国から次々と発射される核ミサイルを落としていく浩一とラインバレル。最後の一発である中東のミサイルの発射と同時に、何故か日本からもミサイルが。加藤に日本と中東のどちらを選択するかを問われた浩一は、日本に向かいオーバーライドしたのだった…浩一がよく口にしていた「正義」は個人的な価値観でしかないと指摘する加藤。小介川に言わせればそんな状況自体が正義じゃないので浩一がどちらを選んでも責められる言われはないんですが、まぁ別の漫画の話なんで…。それよりも中東に誰も回してない時点で優先順位が付いてたんじゃないのかとか地上に配置されてた人に１つくらいミサイル任せられなかったのかとかそういうのが軽く気になりました。●どみなのド!第２話。第１話に比べたら大人しい、かな？他のキャラがヒドいので（特にあかり）ひかりがとってもマトモにヒロインやってるように見えます。あとREDはヘア出すの普通にOKなんですね。どこまで出したらアウトなんでしょうか…。●シザーマン後編は前編とはうってかわってバトルしまくりです。アンディはどうやって戦うんだろうと思ったら、変身しましたね…なるほど。前後編で終わらせる気はサラサラ無いぜって感じですな。髪だけに。サラサラ。●第17回チャンピオンRED新人漫画賞審査結果発表奨励賞２本、特別期待賞１本。それでも山口先生のコメントを読むと、どれも凄い作品のように思えてきます。奮い立たせるコメントを付けるのが上手すぎる。●聖痕のクェイサーセンターカラーでサーシャVS弼。三節棍の先が増える技ってビリー・カーンの超必殺技にあったような気がするなー。一方まふゆは六実と全裸でバトル。この月刊少年漫画誌では女性が裸で戦うシーンがよく見られますね！弼と六実の正体はアデプトではなく高野山金剛衆とのこと。なんだかんだで味方になるんだろうとずっと思ってましたが敵対する意思をはっきり見せてきましたね。まだどうなるか分かりませんが…。●BLASSREITER -genetic-あんな引っぱり方しておいてフェイクだったとかあり得ぬだろ…でも全裸で高笑いするレインさんを見てるとどうでもよくなってくるから不思議！彼女の全裸は誰にも束縛されない自由な存在であることを主張しているかのようです。単に服を着るのが嫌いなだけかもしれませんが…。シリアスなストーリーが全裸の神に喰われまくってるのは良いのか悪いのか。●当たってうれしいサマー☆ジャンボ大プレゼント４コマなのに２コマ目でオチてる！●アリスの100℃C玉虫におもらしさせようと奮闘する話。他にすること無いのか…無いんだろうな…。●ベクター・ケースファイル地球に優しいエコヤクザとなった兄貴が再び登場。今回の虫は軍隊アリ、被害者は兄貴の奥さんです。「衣服の下に潜り込んでいるっ！　直ぐに脱いで払い落とせっ！！」人命優先ですもんね。稲穂もアリに備えて下着姿になります。が、白衣は脱ぎません…分かってらっしゃる！アルゼンチンアリはかなり厄介な種のアリだったようですが稲穂の迅速かつ的確な行動により意外とすぐにカタが付きました。「レギオン」のアリみたいに生きた人間を食ったりしなくて良かった良かった。●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～「八紘（セカイ）を一宇（ひとむね）とするために」「あたなの任侠力…因果律へ干渉する力…それは　世界（セカイ）そのものなのよ」よく知らないんですがこういうのをセカイ系って言うんでしょうか？水に怯えるアカリが可愛かったです。●ジャイアントロボ　～地球が燃え尽きる日～大塚署長って九大天王の中では比較的マトモな人ですね。九大天王ってダメな人ばっかりだと思ってました…あの２人のせいでｗ大塚署長が大作を見て思い出したという「ショウタロウ」、超人間ケリーやギルバートと一気に鉄人色が強くなってきました。そして満を持しての登場した魔法使いっぽい少女！大物横山キャラが出てくるとワクワクしますねー。●フランケン・ふらん例の環境団体「ジャッジメント・デイ」が酷い目に遭ってる所からスタート。今回は怪獣映画チックなお話です。正体不明の巨大生物、兵器の通じない相手に焦る自衛隊、背後に浮かぶ斑木博士の超科学力…そんな緊迫した雰囲気を引っくり返すオチが素敵でした。木々津先生の趣味の広さがそのままこの作品の懐の広さって感じですね。●バージン・コスチューム連載しそうでしない速野悠二のスピリチュアル読み切り第３弾。今回の相手は注連縄が通用しないので叉絵夢さん完全に無力。白昼の街中でコスプレさせられたり生着替えさせられたりとやられたい放題です。あの極太ミミズはどこから出てきたんだよｗ　正体と関係無いだろｗ美少女が妖怪変化と戦うという、「おキツネさまでChuと似たような設定なんですがこの漫画では主人公が一方的に好き放題されるシーンが長いんですよね。だから余計にガチエロ漫画っぽくなるんだろうなぁ…。登場するたびにその傾向が強くなってるので、読者からの支持を受けてるんでしょうけどあまりにも直球すぎるので自分としてはいかがなものかと思わないでもないです。●赤の帝国八神健先生に２度目のインタビュー。＞Ｑ：今月号より休みなしの続編執筆となりましたが？＞Ａ：今描ける事は今すぐ描いた方が良いんです。大人な受け答えですねｗ特に面白くもない質問に対しネタを交えて答える八神先生にプロの仕事を見ました。●次号予告納都花丸の「ジェノサイドプリンセス」が新連載巻頭カラー。＞不思議な世界に紛れ込んだ少年の前に現れたのは、大量破壊兵器な王女だった！？異世界が舞台の漫画はREDでは珍しいですね。あと読み切りバトルをまたやります。二ノ瀬vs山西…異種格闘技だなこりゃ。表紙はアリスの100℃C。●裏表紙どきどき魔女神判２のピンク色な広告です…RED読者に逃げ場無し！

2008.07.28

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チャンピオンRED8月号(2)

（前半はコチラです）●ミカるんXムカデvsネコの闘いにしゃしゃり出るペソマルク星人。光の巨人っぽい立ち位置なのに弱くて情けなくておまけに卑怯者ｗ敵を操ったり負けそうになったら逃げたりするその姿は正義の味方とは程遠い…まぁ正義の味方じゃなくてただの守銭奴なんですけど。それにしたって敵に背を向け逃げるのはカッコ悪すぎます臍矢さん。脱皮したミカさんの中身を見つけ出せないるんなは変身して単身八丈島へ。「原発銀座パワー…高速増殖（メルトアップ）!!!」「等身大の福井県民　ルナルナ★るんな　出撃!!!」大きさは等身大だけど、福井県民キャラとしては確実に誤解を招いてると思うｗ●山の学校はOH! バケバケ毒気も変態性も全く無い、REDに載るには健全すぎるけど時々載る４コマ漫画。誰にも不快感を与えない可愛さが良いです。●REDアイテムBOXもうホント今更なんですけど、少年誌で戦う変身ヒロインが犯られちゃうアドベンチャーをイチオシするのはいかがなものか。●どきどき魔女神判!いよいよ最終回、最終決戦です。ラスボスはゴッドマージョの魂をその身に宿した天使ルルだった！魔女を探して神判していたのも、イブ先生を使ってノエルを倒したのも、全てゴッドマージョの思惑通りなのであった！合う！ツジツマが！正直言ってプレ新連載の頃から「ゴッドマージョなんて適当な名前出してどうするんだ」とか思ってたんですがなんだかんだでちゃんとラスボスとして持ってきたのは凄いッス。こういう形でルルの真の姿を出すってのも上手いなぁ…。悪魔っ娘衣装のルルは元がアレとは思えないくらい可愛いです。相変わらず酷いパロディが全編に散りばめられております（ガンダム多め）。「今すぐ愚民どもにＨ（エッチ）を授けてみせる！！」も良かったけど中国の人が“魔女の喜死”の触手にヤられてるコマが一番キました。「触手三昧！！」じゃないよｗ　なんでちょっと嬉しそうなんだよｗこれのせいで今後あのお姉さんが四字熟語を言うたびに思い出し笑いしてしまいそうです。さて話のメインはアクジとルルの一騎討ち。ここに来てルルがどき魔女のメインヒロインみたいな展開になっててたまげる。「お前のことが気に入ったのだ」とか言って真のシモベになるよう誘って、断られるところなんてちょっと切ないじゃないですか…ルルなのに。いい最終回だったと思わせた直後に「２につづく」。前号での白々しい目次コメント（最後までがんばるぞ！）でなんとなくこうなるんじゃないかな～とは思ってましたｗ　引き続き頑張ってください！●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES引き続き鉄骨の上でのバトル。正直何が起きてるのかよく分かりませんでした…空間戦闘だから？戦闘シーンなのに迫力に欠ける感じもしました。メカは描き込まれてるけど動きがないんですよね。杉村先生のアクロバティックな戦闘シーンを同じ雑誌で見ているだけにちょっと残念。●多脚系彼女今年３月号の「無法少女スミレちゃん」でデビューした服部三枝の読み切り。下半身が多脚（４本）で動力炉は情緒不安定になると暴走する量子反応炉というなんだかよく分からないロボット、トモエちゃんのお話です。トモエちゃんは見た目脚以外はまぁマトモだけどその脚がヤバい。いかにもロボットっぽいなら割り切れるんですが、ヒザとかふくらはぎがちゃんと付いてる脚なんですよね…すごくキモいｗあの安定感じゃ押し倒すのは物理的に不可能だと思います。ページ最後の「想像を絶するBIGプロジェクトが水面下で進行中！！」というやたら鼻息の荒い文章が気になる。想像を絶する…ガンダムでも描かせるのか！？●ジャイアントロボ～地球の燃え尽きる日～突如現れた暴走パトカーが人を撥ねたかと思ったらなんと九大天王の一人である大塚署長にトランスフォーム！林冲の偽者容疑を確認するために大作たちの前に現れたのでした。…九大天王ならトランスフォームくらい普通なんでしょうねｗ取り調べということはきっとカツ丼が出るんだろう、となぜか直感的に思ってしまいましたが、まさか地面がカツ丼になるとはｗ「一説には世界のどんな美食をもしのぐ味と聞く…　そしてその味の前では…誰もウソをつくことはできないのだ…！！！」わけがわからん理屈なのに説得力を感じるのはなぜだろう。途中でお茶を飲んだりタクワンをかじったりするのが良いですねｗ●世界はひとつだけの花　広告＞華はえっちなことばかり考えちゃう悪い妹です。どこのエロ漫画の広告だよ、と思ったら秋田書店の本だった。秋田の公式サイトでトップページにバナー貼って宣伝していたので存在は知っていましたが、なんでREDに…ｗ　一応少女漫画ですよね？作者のなかはら★ももた先生のブログは食い物の話ばっかり。●おともらちぃ海月れおなの変態おもらし漫画が再登場。可愛い女子小学生ならどんなに変態行為をしても許されると思ってるだろ！たぶんそれは正解です。おもらしはギャグとして使うなら良い素材なんだなと再認識しました。●赤の帝国「ヤクザガール」の原作者と作画担当にインタビュー。大熊先生はREDの編集に騙され…惚れ込んでしまったのでこの雑誌でデビューしたそうです。次回は八神先生が２回目の登場。予定されていたともぞ先生へのインタビューは後日改めて…だそうです。何があった？●次号予告どき魔女２がゲーム発売よりも早く表紙＆巻頭カラー＆付録で登場。ゲームも漫画もこんなにプッシュされる存在になるとは思わなかったなー。あと猫天とラインバレルのドラマＣＤが付いたりしまだわかばの「ぽかぽかばんぱいあ」が新連載したり。予告ページには書かれてないけど「どみなのド！」も多分載ります。

2008.06.23

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チャンピオンRED8月号(1)

読んでる時は楽しいのに、何がどう楽しかったかを表現するのは大変です…。精進します。今月は「聖闘士星矢EPISODE.G」が作者急病の為お休み。穴埋めとして前号で予告されなかった作品が２つほど載りました。●「アリスの100℃Ｃ」チェンジングうちわチェンジングシリーズ第４弾はうちわです。織衣の描かれたうちわです。今までのチェンジングフィギュアは温めると服が透ける、というものだったのでこのうちわも温度の変化でどうにかなるモノだと思っていたら違いました。見る角度によって絵が変わるギミックとなっております。動画をアップした奇特な方がいるようなのでそちらをどうぞ。http://jp.youtube.com/watch?v=uXNBOUTmdfYこのうちわ、持つ部分としてちょっと大きめの穴が開いているんですがどうせならこの穴を有効活用してほしかった。REDなんだし。●ちぇんじ123巻頭カラー。ひびきの育ての親「流河竜也（るかわ　たつや）」は相手が誰であろうと強いヤツなら闘わずにはいられない困った大人でした。口調も性格も娘そっくり…娘がこの親父に似たんですけどね。偶然知り合った小助川パパも息子と同じように困ってる人を見捨てられないお人よし。そんな全然タイプの違う２人は「なぜかウマがあっちゃって」同居する程の仲に…父親同士が仲が良いってことは、その子供同士（コスケガーとひびき）も相性バッチリってことになるんでしょうねー。性格のいいチンピラのケンジは組を抜ける条件として竜也を殺すよう命じられますが…ピストルで殺すのは普通にムリだよなぁ…ｗあの親父の性格からすると、北海道での悶着はここから拡大していきそうです。●フランケン・ふらん自分を狙って事故を起こした連中の命を助けるふらんさん。漫画に出てくる環境保護団体ってのはこんなヤツらばっかりですな…まぁ実際ロクでもないんでこんな描かれ方されても文句言えないでしょうけど。目つきが鋭いふらんは怖い顔してるはずなんだけど可愛い。こんな表情もするんですねー。二週間ぶりに救出されたふらんに抱きつくヴェロニカが可愛すぎる。逆さ吊りにされてたのにこの行動、どんだけお姉ちゃん好きなんだｗ隣ページの２巻の表紙は詐欺にも程がある。訴えられても知らんぞｗ●ベクター・ケースファイルベクターとふらんはいつも並んで掲載されてるような気がする。漫画の猫がリアルに描かれてるのはなかなか珍しいですね。可愛らしさを強調する為にディフォルメされるのが普通だもんなぁ。やはり生き物を扱う漫画的にいい加減には描けないということなんでしょうか。リアルなタッチでも黒目たっぷりな仔猫は可愛かったです。コウモリの超音波で虫が落ちるとか、コルクとガラスで超音波を再現できるとか今回のムリちくも面白かったです。でも今回のような害虫駆除方法を実践するのは稲穂のように知識のある人がいなければなかなか難しいんでしょうね。南極の氷が融けて水位が上がって島が沈む、みたいなピンとこない話よりも虫の生態系が変化して今まで無かった感染症が拡がる、という身近な話の方が危機意識を煽るのには有効かも知れませんね…。●学園創世猫天!双籠の姫の最後の昔話は本当に悪いのは人間だったんだよ！みたいな内容でした。とりあえずもう火焔を悪者扱いはできないなー。見た目は悪そうだけど。この戦争、どういう形で決着すれば大団円を迎えられるんでしょうか？●鉄のラインバレルダモクレスの剣…か。本来はこういう使い方をする言葉だったんですねｗ天才美少女科学者レイチェルちゃんが本編にも登場。解説以外に特に何もしてないのでどんな人かは分かりませんでした。しかし世界の危機だってのにお前らはラブコメしやがって…もうちょっと必死になってもらいたいものですね！●シザーマン原作／倉田英之　漫画／たもりただぢ　の読み切り漫画前編。舞台は1860年のアメリカはカリフォルニア州。「獣臣蔵」みたいにデッチ上げたファンタジー世界ではないみたいですね。作画の人の絵はどこかで見たような印象。山田秋太郎っぽいな～と思ったのは原作者で連想してしまったからでしょうか？主人公「アンディ・ライトフォール」は欧州理容師協会巡回散髪人という肩書きを持つ英国人。もちろんただの散髪屋ではなくて、髪をいじるだけで情報を読み取ったり感じさせたりする特殊能力の持ち主なのでした。アクションシーンは迫力があってカッコイイです。倉田英之はREDで原作書くのが遅すぎましたね…週チャンや烈よりも断然なじんでます。●突攻! メイドサンダー最終回。最終回らしく今までの日常に変化が生じるわけですがその「変化」を話の最後まで引っぱるんじゃなくて、「変化」した状態で話を１つ作るってのはなかなか意表をつく展開でした。というわけで摩騎さんが学生として雅人と同じクラスに編入。メイドでレディースで女学生…属性付けすぎですねｗ摩騎さんの変化は結局それだけで、やっぱり日常の連続に戻るのでした。雅人と苗字が同じだったのは結局意味あったのかなー。●聖痕のクェイサー巨乳生徒会長がシャワー中に襲われる話。効果音の文字とかで大事な部分を隠すことはよくありますが、これ隠れてないじゃないですか…ｗ　ヘア描写はアリなのこの少年誌！？弼は悪者っぽい顔作ってるけどどうせ敵でもなんでもないんだろうな。●シグルイ藤木の話に戻ってきました。死ぬことを許されず失った左腕の幻影に苦しむ藤木の前に仇討ち試合のギャラリーだった雪千代が。いつものイメージ映像かと思ったら本当に斬ってたんですね…。雪千代の時代にそぐわない軽い口調が好きでした。合掌。●ペンギン娘MAX白熊の成り上がり方がまさしく超テキトー。かくかくしかじかはいいけど差し押さえにはならんでしょう。南極家は別に落ちぶれてないんだから…と思ったら「再興した」って書いてありますね。いつ没落したんだ？こういう漫画にマジツッコミは野暮だとは思いますがそれにしたってテキトーすぎる。●ペンギン娘はぁと～突撃！？アフレコ現場～高橋てつや先生のアシスタントが描いたアフレコ現場のルポ漫画。声優さんの似顔絵が描けないという理由で描かれたペンギンキャラはそれはそれで本物には似てないんですがｗ本物よりも妙に安定感があります。高橋先生の似顔絵は似てました。●アリスの100℃Cなんで女の子だけでサバゲーをやってたのか何回読んでも分からなかった…。●BLASSREITER -genetic-「え～…　それではここで…　誓いの受精を…」この漫画はレインさんが好き勝手に暴れてこそだと痛感しましたｗティオ兄ぃは久々に活躍したと思ったら切断されたりその直後にくっついたりと忙しいですね…。（続きます）

2008.06.23

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チャンピオンRED7月号(2)

（前半はコチラです）●ミカるんX炎熱暴獣ボルカンに戦闘機で挑むミカとるんな。ミカさんはともかくるんなでも操縦できるとは。日本海フォームが初登場した３月号の感想で「リアル福井県民はるんなの活躍を見て何を思うか」と書きましたが、今回の話で福井の皆さんの気持ちが非常によく分かりましたｗ日本海沿岸だからってまさか石川も富山も飛び越えて新潟の力を借りにくるとは…福井だって雪降るだろ！技名は全て新潟県の地名（燕と三条は別の市です）と聖闘士の氷系の技名との組み合わせ。フォームチェンジ後のミカさんも単なる飛び蹴りに「ミカさんギャロップ」と必殺技みたいな名前を付けるなどノリノリです。怪獣を投げ飛ばしたり切断系の技でバラバラにしたりするのが昭和のウルトラっぽい。技の後始末を自分でするあたりは人間味が溢れてますねｗバケーネ公国の首相がなんで名古屋弁を喋るのか最初フシギでしたが、猫の鳴き声「ナーゴ」とかけたんでしょうね…この人のセンスは分からん。デカいムカデと猫が戦ってる光景は全然緊張感が無くて可愛いです。怪獣２匹で１億円はかなり安い仕事のような気がするけどいいのかな…。●BLASSREITER -genetic-センターカラー。廣瀬先生の描く女の子はムチムチしすぎでけしからんですね。「鋼鉄の処女」を操る変態幼女ミィとの勝負方法は意外にもゲーム。ルールの説明でページを割くようなことになるとは予想外でした。脚本の人がこういうのやりたくて仕方がなかったんだろうなぁ。レインさんは少ない出番で存在感出しまくり。ツッコミで締めるってギャグ漫画ですやん。このヘンなノリは嫌いじゃないです。●聖闘士星矢EPISODE.G相変わらず白い部分より黒い部分の方が多いぜ…丘駄先生は自分の絵に自信無さすぎでしょう。それだけに今月の「くろのす」とか丸くなってるリトスを見ると妙に安心しますｗ今月は先月に比べるとボリュームがありました。●REDアイテムBOX先月号の付録DVDの記載ミスが訂正されてましたね。（ストリートファイターIVの機種がACじゃなくてWiiになっていた）でもこの位置に書いたらコーナーに目を通していても気付かないと思うぞｗ●ヤクザガール～ブレイド仕掛けの花嫁～大矢車党と殲滅党で戦争開始。在原、飛鳥井、壬生の任侠力や戦闘スタイルが少し分かりました。最強のヤクザと説明される「ミサイル」を相手に生き延びるんだから３人とも結構強いんでしょうね。初の戦闘シーン披露でいきなり苦戦するのは残念ですが…。抗争はゴツい学園理事長「桂葉啓洋」が声だけで止めてお開き。矢車の死んだ人たちは全くの無駄死にでしたな…。●フランケン・ふらん前回ふらんを殺しに来たはずのヴェロニカが、今回はふらんのカバン持ちになってますｗ　このままツッコミ役としてレギュラーになりそうですね。ふらんに酷い目に遭わされた割に敵討ちをしようとするあたり、ちゃんと姉として慕ってるようで可愛らしい。まぁこの２人は何をしても死にそうにありませんけどｗ細胞が増殖しまくって肉塊になるシーンは「AKIRA」の鉄雄を彷彿とさせます。アニメでのあの場面は自分のトラウマです…。●ベクター・ケースファイル初めてお目にかかった時から小沢先輩は脱ぐと思ってました。この漫画のサービスシーンの挿入タイミングがだんだん分かってきましたよ！「前から不思議に思ってたんだ…　なんで榎のまわりに虫が起こす事件が集中するっ！」野郎…　タブー中のタブーに触れやがった…　と言いたくなりますがこの疑問にちゃんと答えるのがこの漫画の偉い所。なるほど事件が向こうからやってくるわけではないと。納得できる。毎回起きているのが殺人事件だったらできない理由付けですねｗ●ジャイアントロボ～地球が燃え尽きる日～置いてけぼりを食ったお銀ちゃんのお話。思いっきりコメディタッチです。今回はとにかく中条長官と韓信が酷いｗ　これでれっきとした九大天王なんだから恐ろしい。雑魚丸出しのBF団を倒すくらいの出番はあげても良かったんじゃないかなー。最後まで林冲さんがカッコ良くて２人がアホ扱いなのはさすがに可哀相ですｗ●どきどき魔女神判!いよいよ最後の神判相手、司書さんこと「哀・天使ノエル」が登場。今回のテーマは百合です。決戦の舞台は無数の処女宮の先にある「性域（サンクチュアリ）」！星矢って本当にネタにしやすいんだなぁｗノエルは出番の無かった脇役女性キャラをシモベとしてたくさんはべらせてます。百合で女王だから。そしてシモベを使って百合な神判をしかけるのがノエルの攻撃方法なわけです。上手い具合にできてますね。あやめがシグルイネタをやるのはもはやお約束ですねー。ネタに引っ張られてキャラが崩壊してるのには慣れましたｗ「そんなヤムチャ…いやムチャだ　あやめ！！」「うるさい！　行け！　ラスカル！！」「神技　万華星（マンゲボシ）！！」「二回目の　すごい　神判！！」２ページに詰め込みすぎ。百合回だけどアクジとゆーまの薔薇ネタはちゃんと挿れるのには拘りを感じます。「天国状態！！」の絵は元ネタよりヤバい。神判以来の登場となるイブ先生はルルとの合体魔法「レーベルコバルト」を発動。マリアの使い所はここしかないってくらいハマってましたｗこれをやりたいが為にこの話を描いたんじゃないかと思えるほど。女体化アクジは普通に可愛いです。それを見たゆーまのリアクションがおかしいｗ「あの時オレの手のひらに…『ノ』『Ｌ』って…！！　しかも念を入れて２回も…」その発想は無かった！　八神先生は天才すぎる。まさかのオリジナル展開で次回最終回。どうなるか全く予想がつきません！●デッド・ソウル・リボルバー新展開を通り越して超展開。健一の頭にツノが生えました。美優にブーンと近づいたりツノをもがれてる時の健一が可愛いぞ。連載開始以来最も輝いてるんではないでしょうかｗ健一と美優がコンビニから飛び立って、着いた先は英国の片田舎。時間は一ヶ月も経過したそうです。さすがの美優もいちいちリアクションが激しい。今までと全く舞台で２人だけで旅をするという、仕切り直しともいえるこの新展開。意外にも面白くなっててイイ感じでした。２人が日本に戻れるまで連載が続くか、気になります。●突攻! メイドサンダー学校の体育祭なのに茜沢先生のせいで冥怒３人がメインという強引な展開に。オチはセイバーさんらしさが出ていて良かったんではないでしょうか…ｗしかしやぎさわ先生、コピー機能使いまくりなのがちょっと気になります。こちらも次号最終回。●赤の帝国キムラノボル先生と廣瀬周先生に直撃インタビュー。ちぇんじ123コンビの時も思いましたけど、キャリアに差があるせいかコンビなのにどこか他人行儀なんですよねｗ女の子の弾ける躍動感はとても良く表現できていると思います。体重も。●チャンピオンREDいちごVOL.8　予告＞スペシャル付録１＞あなたのiPodや携帯が萌えアイテムに！？＞いちご特製「スク水ホルダー」＞とってもキュートなスクール水着型の布製ホルダーが付いてくるこんなにどうしようもない付録をよく思いつくな！！ビックリだよ！！●次号予告原作：倉田英之　漫画：たもりただぢ　のコンビによる前後編読み切り「シザーマン」が掲載。ファンタジー西部劇だそうです。倉田先生こういうの好きですねー。表紙は聖痕のクェイサー、付録は「アリスの100℃C」チェンジングうちわ。夏らしいですね。●目次＞次号、最終回！　最後までがんばるぞ！八神先生、感情がこもってません！

2008.05.21

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チャンピオンRED7月号(1)

５月なのに７月号として売られててたまげる。REDは毎回そうなんですけどやっぱり気が早すぎだと思います。●学園創世　猫天!巻頭カラー。岩原先生のこの色塗りがデジタルじゃないってのには驚かされます。蓮谷先輩が牙相手に「俺に構わず先に行け」を実行。実に少年漫画してるなー。REDに載ってるとは思えないぜ！しかし進んだ先には五聖獣が１人「大蛇の沙姫羅（オロチのサキラ）」が。そして殆ど同時に火焔が全ての霊獣の開放に成功…あれ？大蛇の沙姫羅は出てきただけ？しかし双籠の姫曰く、ここまでは桟道の思惑通りだそうです。最終決戦っぽい雰囲気が演出されてたと思うんですが…これも作者の思惑通りか！むしろここからが始まりだったりするんですかね。●REDイイフォメーションガーデン今月紹介するのは「マッハGoGoGo」のハリウッド版「スピード・レーサー」。製作者が原作をリスペクトするのはファンにとってはとても嬉しいことだと思うんですが、客観的に見て原作通りのヘルメットのデザインは非常にアレ。マッハ号の方は21世紀でも充分通用するカッコ良さですね。●鉄のラインバレル自殺しようとしてる新キャラ「九条美海（くじょう　みう）」を助けようと街中でラインバレルを呼んでしまう浩一。説得のセリフがやらしいわー。相手が美人じゃなかったらこのコ絶対こんな顔でこんなこと言ってないよなー！で、その新キャラ九条さんは平野綾の声でアニメに出ることが決まってるんだそうで。これはもしやアニメオリジナルのキャラを漫画に「ゲスト出演」させただけなんでしょうか？●REDイイフォメーションガーデン「崖の上のポニョ」の紹介にカコつけて、三平×２による宮崎アニメヒロインベスト３の発表。１位シータ、２位ナウシカ、３位サン、次点がドーラ…芸人ですからね。●ちぇんじ123コスケガーの母ちゃん、顔が丸すぎるｗ　殆ど球じゃないですか！旦那と並んでると同じ世界の人間とは思えないなーｗ許婚として紹介された「知り合いの娘さん」は渡辺直子さん…ではありませんでした。読み返すとちゃんと伏線が張ってあるんですよね。この漫画のこういう所が好き。●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES新連載第２回でもうスク水か！REDの漫画、杉村麦太の漫画でやるのなら全く違和感は無いんですがボトムズの漫画でコレをやるのはちょっとリスキーなんではないかと心配してしまいます。でも「レンズの切り替えによって押し付けられた尻を刺激」というネタはボトムズのメカでなければできないでしょうねｗランバートがレッカを追って再登場したのにはちょっと驚き。このロリコンめ！●バージントレイン二ノ瀬泰徳との読み切り対決に破れ（「銃の花嫁」掲載）REDから消されたと思われた速野悠二がその時の漫画の続編で早くも再登場！（敗れたとか消されたってのはもちろん自分の妄想です）読み切りが雑誌の前の方に掲載されるのは珍しいですね。16ページ中13ページが満員電車の中で妖怪に触手で痴漢されるシーン。「ボクの唾液には女の子を気持ち良くする成分があるのね」こういう都合のいい設定を少年誌で見るとは思わなんだ…いくらREDでもここまで行くとヨソで思う存分最後までやれと言いたくなります。●夏目前！元気倍増リフレッシュグッズ大プレゼント４コマの１コマ目の後に左上を確認したら本当に顔もポーズも最悪で吹いた。「仕事はプロだが」って紹介されてるのにｗプレゼントはゲームとロボットばっかりですね。●ペンギン娘MAXあれ？　普通に読めるぞ。●どみなのド!センターカラー。雑破業と目黒三吉のコンビで送る「服従系ラブコメディ」。主人公「土江武（どえむ…じゃなくて　つちえ　たけし）」は下校途中に突然拉致され資産家の娘である怒皆（どみな）ひかりの許婚として怒皆家に身を預けることに。そこには女王様気質のひかりの他にもナイフ使いの凶暴なメイド「桐井音瀬（きりい　おとせ）」や淫語遣いが達者なひかりの妹「怒皆あかり」といった個性的な美少女が…。「今時許婚なんて深夜アニメでもないぞ」とコスケガーが呟いていた通りそれ自体は使い古された設定なんですが、そこから先の味付けが個性的。女性が男より圧倒的に強いってのはこの雑誌ではよくある光景ですね。なので誌面にはかなり馴染んでます。「REDらしいラブコメ」はこうなるわけですね。しかし妹のあかりのキャラが強烈すぎる。小学生が読んでお父さんにセリフの説明をお願いしたらどうするつもりだ！でもそのおかげで第１話でもうデレを見せてるひかりが女王様キャラなのに正統派ヒロインに思えてくるから不思議です。人気が出るのはどっちなのかなー。次回は９月号に掲載予定だとか。「きんのたまご」みたいに存在感が薄くならないか不安です。●アリスの100℃Cむう…。なんというか、感想が言葉にしづらい…。一つのテーマに絞って話を作っているのは分かるんですが、絞りすぎていて他の要素が殆ど無いというのは問題な気がします。これは「バージントレイン」にも言えることですがやることやって、それだけで話が終わるのは漫画として読めないんですよね。作品から「過激だったりエロかったりすればRED漫画」という雰囲気が感じられてこういう傾向が強まるのは嫌だなぁと思うわけです。●聖痕のクェイサー“剣の生神女（マリア）”の元素回路が半分刻み込まれたことによってまふゆにも戦闘能力が備わるようになりました。サーシャの聖乳支給係のポジションが空いているとはいえ、行動的なまふゆが自分で戦えるようになるのは描く方も読む方もストレスが溜まらなくて良いんではないでしょーか。胸の出し損は可哀相だけど面白かったです。女の子の悲鳴が丸文字で表記されてるのを見るとカオシックルーンを思い出します。ヤマケン先生早く帰ってきて！！●シグルイ体一つで飛び道具も使用可能な「がま剣法」は確かに強いんですが見ていてここまで不快になる戦い方もそう無いでしょうね。頑之介の力量は分かったので、そろそろ他の剣士の話をお願いしたく存じます。（続きます）

2008.05.21

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チャンピオンRED6月号

漫画を読んだだけなのに運動したかのように疲れるだなんておかしいだろこの雑誌は…。●表紙メインはミカるんの御二方。これで５ヶ月連続で女の子２人組が表紙を飾りました。主人公が男のラインバレルが間に入っても継続した、偉大な記録であります。●特別付録　RED3大アニメプレミアムDVDPCで観ようと思ったらコピーガードがどうのと言われ再生を拒否られたので未見です。アニメのDVDだと思ってたら映画の情報がたくさん入ってて驚き。●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYES新連載巻頭カラー。スコープドッグが肩だけでなく全身紅いのは掲載誌に合わせたのかな。この機体に乗るのは首に爆弾を付けた女の子レッカ。プレビューを見返すとパイロットが誰かは隠してましたね。こういうこともするんだなー。自分はボトムズという作品のことをあまり知らないので作中の設定のどれが原作通りでどれが漫画オリジナルなのか区別できないんですが、「戦車の代わりロボットに乗って戦争してる惑星が舞台」という所さえ押さえておけば予備知識が無くても楽しめる作品になっていると思います。と言うよりむしろ「杉村麦太の新作」という感じ。ボトムズという大看板を背負いながらも杉村先生は自分の味を出しまくってました。銃弾が飛び交う世界でヒロインが戦い敵幹部が変態。いつも通りだ。プレ新連載でもやってた次回予告風の煽りは継続するようです。これ誰が書いてるんでしょうか。●REDイイフォメーションガーデン渡辺麻紀さんによる映画紹介の記事は週チャンからREDに場所を移して続いてます。今回は「ランボー　最後の戦場」に合わせてスタローンにインタビュー。凄まじい映画だというのは伝わりましたが、観たくはないな…根性ナシですいません。●聖痕のクェイサー新展開の幕開けはコメディ色強めのお気楽な話。こーいう軽いノリは「舞-乙HiME」を思い出しますね。「正義感が暴走するお嬢様キャラ」があの人そのまんまだからかな…。華とサーシャがお互い相方抜きで会話をしてるシーンが良かったです。サーシャも人間が丸くなりましたね。●フランケン・ふらん黒ずくめの衣装に身を包んだふらんの「妹」ヴェロニカが登場。「死は美しく誰にも平等である」「人が人を殺すのは自然な行為だろう　何がいけないのか　教えてほしいな…」病んだ中二みたいなことを言うヴェロニカは姉とは違う方向にヤバそうな人でした。生かす者と殺す者の対立という構図はまさしく「ブラック・ジャック」のBJとキリコですね。ヴェロニカは医師ではなく「殺人兵器」ですけど。そんな名作を想起させるエピソードであのオチ…さすがふらん、さすが木々津先生ｗ今回はヴェロニカの口から斑木博士やふらん自身のことが多く語られました。娘じゃなくて元ネタと同様に人造人間だったんですね。活かす人間も殺す人間も造ってしまう斑木博士はマッドすぎる。この人の科学力が人類を幸福にするかどうかは、ふらんを見る限りかなり怪しいｗ●ベクター・ケースファイルみんなが大好きな黒いアイツのお話がついに来ました。ゴキブリの話はベクターよりも先にふらんがやってしまいましたがやはり虫専門漫画だけあって生態・性質の解説はこちらの方がより具体的でした。とはいえふらんで語られたことの多くがベクターでも触れられていて、あの荒唐無稽な話が意外と裏付けのあるものだったということに驚きました。（ふらんの言ってることを信じてなかったわけではないんですけど…）そのふらんのゴキ話（Ep10/COCKROACH）はそのものズバリがベクターにも登場。このふらん、目元以外はトレスしたかのようにそっくりに描かれてます。背景の壁に留まってるゴキブリの位置まで同じ。こだわりすぎでしょうカミムラ先生…。師匠に「生態そのものが怖い」とまで言わしめたゴキブリ。ただ動きが速くて見た目がキモいだけの昆虫ではなかったんですね。連載始まって以来の難敵だったんではないでしょうか…。グリーンプラネットは自然を武器に世界征服でも企んでそうな団体ですね。話のスケールの広がり方がコロコロみたいでなんか楽しいです。●アリスの100℃Cついていけませんごめんなさい●春全開満開！咲き乱れグッズ大プレゼント海月れおなのせいで…いやおかげで非常にREDらしくなってしまったプレゼントコナー。こういう雑誌でステレオタイプなオタク像を「変な奴」だの「ヘンタイさん」だのと言ってしまう潔さがカッコイイ。●学園創世猫天!狼の霊獣「牙」が語る、人間と霊獣の昔話。幼い頃の双籠の姫がやたら可愛いです。作中でも言われてますがなんとも居た堪まれない話です。信久がもう少し根性ナシだったら、こうはなってなかったんでしょうか。●シグルイ虎眼流が出てこなくても、イカれた剣士には困りませんね…蝦蟇キッツいなぁ。●ミカるんXゾリンゲン星人と闘うミカさん。ミカさんの動きがもう、板垣漫画そのまんま。自分が高遠るいの名を知ったのは「CYNTHIA_THE_MISSION」の格闘シーンが刃牙そっくり、という話題に触れた時が最初なのでそういうものを描くということは知っていましたが、こうやって実際目の当たりにしてみると…ちょっと感動しますね。跳び蹴りを当ててるコマで「あ、バキだ」と一瞬で判断できるんだからそれだけ板垣漫画の「動き」は独特なんだなと再認識しました。トドメの一撃が一番カッコ悪いのはどういうことなんでしょうかｗしかしこの漫画は普通の人が殆ど出てきませんね…金儲けさえできればそれでいいペソマルク星人が一番付き合い易い宇宙人かも。●ちぇんじ123新展開は６番目のレッダー、レッダーゼクスの登場からスタート。リアルタイムで録画したビデオに拘る小介川はただのオタクとはちょっと違いますね。確かに昔のCMって当時のことを強烈に思い出させるものがあるよなぁ。月島さんが転校してしまったのは残念です。持ちネタもある良いキャラだったのに…。素性が殆ど明らかになっていないままなので、いつか再登場してくれるかな。●BLASSREITER genetic村を全滅して回るというハードなことをしている割にスノウが乙女ちっくな学園生活を妄想したりレインがお手製の可愛い結婚披露宴招待状を書いてたり幼女が恥じらいながらストリップをしたりと、なんだか妙な漫画になってきましたねｗあとリムはただのガチホモ武器マニアだと思ってたら結構強いんで驚きました。●どきどき魔女神判!アクジたちの前にやっと現れた綿引メリーといきなり直接対決。原作では裏表のある性格という設定のメリーですが、漫画では何者かに操られているようですね。今回は徹底的にジャンプネタ攻め。ずっとバトルしっぱなしです。ジャンプに馴染めなかった元ジャンプ作家である八神先生がどういう気持ちで今回の話を描いたのか気になります…ｗ●女教師は妄想する!「ミクモキ」の加藤和生が読み切りで久々登場です。ピントのずれたマッドな理科教師の黒咲先生が女生徒に執拗に絡む話。加藤先生の描くイッちゃってる人は見てて楽しいので好きです。ラーメンって透明なビニール袋に入れるとキモくなるんですねｗコワイと言われたら傷つくし人気を得る為に努力してるんだけどそれが全く報われない黒咲先生はよくよく考えたら可哀想なんですが、それでもめげずに生徒に笑顔を見せる前向きな締め方は良かったです。REDの漫画って後味悪いのが多いから…。迷惑な人なんだけど憎めないキャラですね。●第17回チャンピオンRED新人漫画賞作品募集キリエとラーラマリアだ！ここのカットで写植貼って背景まで付いてるなんて珍しい。ちゃんとアドバイスにもなってるけど、ファン向けのサービスでしょうかね。「好きなジャンルで好き放題描いたらそれが武器になる」――隣のページを見ると確かにそうなんだろうなと思えますねｗ●銃の花嫁 -トリガースレイヴ-こちらは早すぎる再登場、二ノ瀬泰徳。今回はなんと魔女が出てきません。どうした二ノ瀬！何があった！でも触手は出てきます。よかったいつもの二ノ瀬だ。主人公は天然退魔銃士「曖許（アイシャ）と巨大な銃「咬天戟（こうてんげき）」。本来はダークサイドの存在である咬天戟がアイシャと共に行動している様は「うしおととら」の２人を連想させますね。やたら迫力のある戦闘シーンは今回も健在。明らかに作者の趣味であろう濃いエロシーンも健在。魔女以外にも引き出しがあることを見事に証明してくれました！●次号予告服従系ラブコメディ「どみなのド！」（原作／雑波業　漫画／目黒三吉）が新連載。プレ新連載をやらずにいきなり始めるのは珍しいですね。表紙は聖闘士星矢EPISODE.G。女の子連続記録は次号で途切れそうです。

2008.04.21

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チャンピオンRED5月号

ペンギン娘アニメ化の話が思った以上に大事になってて驚いた。大して金もかけずにこの宣伝効果…伊藤編集長の手腕は凄いなー。●「鉄のラインバレル」&「ベクター・ケースファイル」WドラマCD特別付録その１。ラインバレルはミニコント。前回同様、作品紹介とかは全然してません。シズナのノリツッコミが長い！ベクターはオオスズメバチの話と痴漢電車の話の２本立て。能登麻美子の師匠はハマってましたねー。痴漢電車のアレはどう聴いてもアレな声にしか聴こえませんでした。映像が無いことがプラスに働くこともあるんですね…ｗ●「ペンギン娘MAX」特製クリアファイル特別付録その２。こんなに扱いに困る付録はなかなか無い。●アリスの100℃C新連載巻頭カラー。「おもらしマエストロ」中嶋ちずなによるおもらし漫画です。陰陽師の大家でもあり香道の宗家でもある久留里家の跡継ぎ「碧衣（あおい）」はトイレで「陰尿姫虜日記」なる謎の本を見つけて…いろいろと設定を作ってもっともらしくしてるけどそれは何の為かというとおもらしの為なんだ、というある意味分かりやすい漫画でした。しかし漫画として面白かったのか？と問われると返事に困ってしまいます…エロ漫画のように女の子がおもらしをする所がピークになっているのでおもらしによってもたらされる次の展開を期待すると肩透かしを食ってしまうかも。別におもらしがキライというわけではないんですが（…好きなわけでもないです。頭から否定はしないということです…）他の部分にも見所が欲しかったですね。あとこれが連載作品であるという点も不安になってしまう要素かもしれません。読み切りだったら「バカだなー」で済むんですけど、毎回やられるとなると…。●フランケン・ふらん豪華２本立ての１本目。ふらんを２本立てで、しかもこんなに前の方で掲載するなんてRED編集部はやっぱりどうかしてますね！男２人と女１人の三角関係を、女を分裂に増やすことで解決しようとするふらん。オチのつけ方は最低の一言に尽きますｗふらんがなぜか女子高生をやってるのにはツッコむだけ無駄に思えるのでスルーします。●装甲騎兵ボトムズ CRIMSON EYESまさかのビッグタイトルをまさかの作家がまさかの雑誌で描く、なんとも意外な新連載。次回予告のナレーションに乗ったプレ新連載はいかにもボトムズですね。杉村先生は美少女（あるいはそれに準ずる者）が変人を撃ち殺す漫画が得意、というイメージでしたがメカもイケてますねー。…自分はボトムズに関する知識がほとんど無いので原作をよく知らない人にも楽しめる作品であってほしいです。●フランケン・ふらんボトムズのCMを挟んで２本立ての２本目。１本目から話が続いてます。ドラえもんに出てくるひみつ道具「バイバイン」をくりまんじゅうではなく人間に使ったらどうなるか？という感じの内容。想像通りに２人が４人、４人が８人…と増えていく泉屋洋華さん。くりまんじゅうの場合食べれば分裂は止まりましたが、人間の細胞分裂を止めるには、やっぱり殺すのが一番手っ取り早いわけで…。やっぱり酷い話なんですが、だから面白いというのも否定できませんｗ●ちぇんじ123ゼロと融合したふじこはガダムとラルフが二人がかりでも止められない圧倒的な強さ。そんなふじこの暴走を止めたのは…やっぱり小介川でした。主人公してるなコスケガー。腹を掻っ捌かれたかと思いきや血の色のジュースが飛び出しただけでした、ってのはなんとも脱力なオチですが、エンタメならご都合主義でも平和に終わればＯＫだと思うのです。沖縄編が終わって次回から新展開。しかし新刊の表紙は何度見ても凄いな…。●谷口悟郎のエンタメ無法地帯倉田英之の狂ったコラムと比べると文字数が少ないのでページがスカスカしてます。文化庁への提言をREDでやって効果があったら、それは良いのか悪いのか…。●どきどき魔女神判!裏表紙に「２」の広告、RED発売日にWEBラジオもスタートとどき魔女の新展開がREDを中心に回っているような…とりあえず漫画がどき魔女にとって欠かせない存在であるのは間違い無いでしょう！＞駆け抜けていく♪　アクジのメモリアルそういうわけでときめきな展開です。何者かによって魔女審判員に恋心を抱く呪い「仮性モテモテ王国」をかけられた魔女たちがアクジを巡ってバトルロワイヤルを繰り広げることに…。多すぎるレギュラーを満遍なく活躍させられる、上手い展開ですね。いつもはゲームばっかりして話に絡もうとしないれんげも積極的に動いて、普段から積極的なあやめはいつも以上に酷くて、面白かったです。ネタも相変わらずほぼ全ページに散りばめてあって飽きさせません。個人的に一番ツボだったのはサンドイッチを食べてる時のアクジの顔とセリフ。なんで唐突にこんなネタを入れてくるんだ！イカの頭を付けたれんげが触手であやめを攻撃して「くっ　こんなもの…ただのぬるぬるした…」「越前れんげウィップ！！」「ヒモ～～～！！」となる流れは週チャン＆RED読者として大満足でした。八神先生よくやるわｗそして二ノ瀬先生は愛されすぎ。今回も魔女神判は無し。メリーで結構引っ張るなー。あとイブ先生は２話続けて出番無しでしたね。やっぱり巨乳はお嫌いですか…。●鉄のラインバレルロボットに乗っているからという安直な理由で名乗っていたであろう浩一の「正義の味方」も、森次さんが語ると深い言葉のように思えてくるから不思議だ。なんともやるせない幕切れでしたがキリヤマとの戦いは決着。次の相手は加藤機関？●ベクター・ケースファイル「確かに白蘭さんのお姉さんは農薬を扱っておられますが　彼女はそんな事する人ではありません！」フォローする気が感じられないｗシリアスなシーンのはずなのにこのセリフはギャグにしか見えなかったなー。これと「グリーンプラネット所属」で中国人と食中毒を絡めたタイムリーなミスリードが上手く機能しなかったように思えます。役者が揃って巨悪の存在も見えてきて、今まで積み上げてきた短編を下に大きな流れを生み出していきそうですね。●ペンギン娘MAXアニメ化おめでとうございます。「国後先生って体重30kg以上の人は恋愛対象外なんだもんね――」真っ先に「きっと一桁しか愛せない人なんだな」と思ったら違いました。●ジャイアントロボ　～地球が燃え尽きる日～センターカラーで十傑衆勢ぞろい。人間離れした人ばっかり出てくるこの漫画ですが首の無い胴体が平然と動く幻妖斎はもう人間じゃないな…ｗ一年以上続いた「白昼の残月」編は今回で終了、次回からロボを修理することが目的？の「カナーリの牢獄」編に。ロボのいない大作君は主人公のメンツをどこまで保てるのか！？●ミカるんXあんなフザけたロボット怪獣になった３人がガチで死ぬとは…こんな展開アリですか？今まで怪獣にされた人はみんな元に戻ってたし、死んだとしてもミカさんは生き返ってたんだから今回もどうせ何とかなるだろうと安心してたらこの仕打ち…油断ならない漫画ですね。元々人の命が軽く描かれる作品ではありましたがギャグをやってる最中に急にシリアスをやって殺すのは反則だと思うんですよ。この先どんなパロネタがあっても素直に笑えなくなってしまうかも。エンタメやるなら今号の「ちぇんじ123」みたいに予定調和を崩してほしくないし、キャラを殺すなら段階を踏んでやってほしいなぁと思いました。今回の話を読んで激しく動揺したのは多分自分が高遠るいという作家のことをよく知らなかったからだとは思います。●第16回コミックオーディション審査結果発表今回は選外佳作が最高でデビュー決定者はナシ。奨励賞の「めぐるオタク道」への山口先生のコメント「作品の中のヒロインのように何度もチャレンジしてください」にグッと来ました。描いた人間にこれ以上無く伝わるコメントでしょうね…。●ヤクザガール　～ブレイド仕掛けの花嫁～まぁあんな学園に入ってしまったら逃げようとしますわな。正門からの脱走は無理だと踏んだ史宏は裏門を目指すが、そこには裏門は無く高い壁がそびえ立つのみ。…下調べもせず裏門があると思い込んで行動に出たんでしょうか？どんな危険な所か身をもって知ってるはずなのに無謀な行動だなぁ。自分の代わりに傷つくアカリを見て逃げようとすることをやめる史宏。次回で闘う術を手に入れそうですが…ロクでもない目に遭うのは確かでしょうね。●聖痕のクェイサー盛り上がってるんだけどどうも語りづらい。戦闘シーンばっかりだからでしょうかね…こんな状況でもエロスなシーンをしっかり入れてくるのは流石ですｗ燈は利用されるか攫われるかばっかりですね。悲惨だ。●シグルイ馬を殺して「可憐な抗議」に出た千可を偉そうにたしなめておいて頑之助の顔面に兜を叩きつける一伝斎がカッコ良すぎるｗその後のセリフもすごく開き直っててイカしてます。これが理不尽というヤツか…。●突攻! メイドサンダーメガネ屋に行っておいてコンタクトとな？●学園創世猫天!狼カッコイイよ狼。ただ立ってるだけでもカッコイイ。それに強いし霊獣なのに味方してくれそうだし…どんだけ美味しい立ち位置なのか。ほとんどただいるだけの主人公とはえらい違いだ。「見抜かれた…一瞬で…！！」あそこで能力の説明をしなければ一瞬では見抜かれなかったんじゃないかなーと思わないでもないです。●デッド・ソウル・リボルバー主人公の妄想が暴走して能力が制御できなくなって女の子の服が別の物に再構成される。という点が今号からの新連載と被りましたね…こんな所でこんなどうでもいい奇跡を起こすなよｗ主人公がちゃんと特訓するのはこの手の漫画では珍しいですね。●シャングラッド神紀忘れたころに掲載される「シリーズ読み切り」第４話。このシリーズ読み切りってのは微妙な扱いですね。話が連続してる読み切り？連載ではないけど読み切りでもないような…何度も載るってことは人気はあるのかな。相変わらず一回読んだだけでは何が何やら分かりませんが、読み返すたびにそこで何が起きているのか理解できていくのが楽しい。モデルになっているインド神話は調べれば調べるほどカオスで面白いです。こういう時すぐに概要がつかめるWikipediaって便利。神たちを上手い具合に話に絡めてるんだなーと感心しますね。続きが載るのは…今年中にもう一回くらいは載るかな？●次号予告付録にRED3大アニメ（BLASSREITER・ラインバレル・ペンギン娘）プレミアムDVD！巻頭カラー新連載に装甲機兵ボトムズ！表紙はミカるんX！豪華なようなそうでもないような、判断しにくいラインナップだ。漫画雑誌としての読み応えは間違い無くあるんですけどね。

2008.03.22

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チャンピオンRED4月号(2)

後ろ２つの読み切りについての感想です。「学園もの」というテーマが与えられたこの競作企画、なかなか面白い試みだと思います。他の作品の感想はこちら。●バージンロープまずは「おキツネさまでchu」「プリンセスは身悶える」の速野悠二から。「出雲大社（いずもおおやしろ）」直属の「人外妖捕縛吏（じんがいあやかしほばくり）」である「天野叉恵夢（あまのさえむ）」がハグレ妖怪の河童を捕まえようとする話。速野先生やっぱり神道が好きなんですね。まぁここまでならとても分かり易い設定で読んでる方も安心、だったのですが「ねぇ…私どうしちゃったの？　変なの…体が熱くて　うずいちゃってどうしようもないの…」「尻子玉を抜かれた人間は理性を失って本性を曝け出すの」保健室には河童に尻子玉（直径10センチくらい）を抜かれた女の子たちが全裸でくんずほぐれず。女の子は本性を曝け出すとみんな同性に欲情するんでしょうか…。そしてなぜか「私たちがあなたをイかせる事ができたら私たちの勝ち　イかなければあなたの勝ち」（そんな所コリコリさせるな）（指に舌がからんでくる…）「ひゃ…ひゃめろぉ」「さあ我慢しないでイっちゃいなさい」これは別に紛らわしいことを言ってるわけじゃなくてそのまんまのことをやってます。REDはしょうねんし…いや、もういいです…。そしてその後叉恵夢が女の子の尻子玉を抜いた所から丹念に入れて物語は終わります。前半部分で「バトルを繰り広げることにかこつけてエロい姿を晒す漫画だな！」と思っていたらエロスの最短距離を突っ走ってこられて読んでて困惑しました。なんだろう…速野先生には「敢えて描かない」ことを求めたいですね。REDは「敢えて描く」ことが推奨されるような雑誌ですが、敢えて一歩踏みとどまった安心感のあるエロスであってほしいというか…「おキツネさまでchu」の路線が好きだったので今回イくイかないという所まで踏み込んだのはちょっと残念でした。●まじょろっか２本目は「魔女の騎士（ヘクセン・リッター）」でおなじみの新鋭、二ノ瀬泰徳です。魔女学園の名門「魔女の厨（ヘクセン・キュッヘ）」に通う魔女のたまご「ロッカ」の股間に触手が生えてﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝする話。また魔女で触手か！今回は魔女に直接触手が付いてるので「夢が叶ったぜ」という感じですね！二ノ瀬作品ということでその触手っぷりに目を奪われがちですが、固有名詞がたくさんでてきても引っ掛かることなく読める読み易さや話の緩急の付け方、クライマックスの盛り上げ方なんかはかなり上手いと思います。「普通じゃない漫画しか描けない体」なのに「普通に漫画を描くのが上手い」とは色々と残念です…ｗもう新ジャンル「触手マンガ」を創りだす所まで行くしかないな！クラスメートの裸への感想がいちいち感情こもってて面白かったです。二ノ瀬先生にはまだ開けてない引き出しがありそうですねｗ読み切り対決、個人的には二ノ瀬先生の方が良かったですねー。ただ速野先生は連載向きの作風だと思うので、どちらの先生の作品も今後も読み続けたいですね。

2008.02.26

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チャンピオンRED4月号

シグルイやラインバレルのアニメ化をキッカケにREDを初めて手にした人がこの連載陣に目を通してどのような感想を持つのか知りたい。イヤになったりしないか心配です。●ヤクザガール～ブレイド仕掛けの花嫁～新連載巻頭カラー。えーと…とりあえず先月のプレ新連載の内容はほとんどウソでした。主人公はこれといった特徴の無い少年「遷宮史宏（せんぐうふみひろ）」舞台は超エリート校「広島私立大本営学園」生徒は「党」と呼ばれるグループに所属し、各党同士が殺し合う「期末死験」で成績がつけられるという…「あなたも生き残りたいなら…殺すしかないのよ」とか先生に言われます。ひどい。そんな主人公を守るのが、サラシを巻いてポン刀を振るうメガネ少女「蝉丸アカリ」。REDはショボい男の面倒を見る強い女の子の漫画が多いですね…。既存の作品で強引に例えるなら「バトル・ロワイアル」と「覚悟のススメ」と「ドスペラード」を混ぜたような感じ。とにかく世界観が奔放なのでついていけるかどうか分かりません。とりあえずインパクトはあった。●アリスの100℃Cプレ新連載。このタイトル「ひゃくどしーしー」って読むんですね。ずっと誤植し続けてるのかと思った。●聖痕のクェイサー長いこと連載してるだけあって安心して読めます。あいかわらず読者の意表を付く展開を描くのが上手い。●BLASSREITER genetic「後ろから――…　前から――…」REDは少年誌だって言ってたのに！　あれはウソだったんですか！●鉄のラインバレルあれ、キリヤマって何でJUDA本社に攻撃仕掛けてるんだっけ？真面目に読んでないのかよく覚えてないや…。●シグルイセンターカラー。新章は舟木兄弟再登場で開幕です。舟木兄弟の妹のお話。この兄弟は妹に何を教えてるんだよ！と全力でツッコんだその直後にまーまさかあんな所からタケノコが生えてくるとは…ｗ山口先生がこういうのを描いても別に驚きませんけどシグルイでやるとは思わなかったなー。このまま舟木道場の話をやるのなら、しばらく藤木は出てこないんだろうか。●ベクター・ケースファイル中華姉妹との対決ラウンド２。白きょう病にやられちゃってる虫の絵がちょっと怖い。こういうのを資料見ながら描いているであろうカミムラ先生は大変だろうなぁと思います。１コマだけだけどアマミが出てきたのは嬉しいですね。●フランケン・ふらん前回のモツ祭とはうって変わって、冬らしいしっとりしたお話。（モツはサービスシーンに出てきますのでご安心を）憎まれ役を務めてる院長も言ってることは間違ってないと思うんですよね。（漫画を通して）ふらんを知っているのなら、彼女に患者を手術してほしくはないでしょうｗ絶対普通に治さないで何かオマケしてくれるだろうから…。●どきどき魔女神判!今回は魔女神判ありません。なんか繋ぎ回っぽいですね。今まで漫画では触れていなかった原作の設定（まほが貧乏とか）に触れてるのはゲームの方のファンには嬉しかったんではないでしょうか。一方で漫画版独自の設定はどんどん多くなっていて、とくにあやめは別人になりつつありますね。もう巫女子なのか何なのか…ｗマリアのふらんパロはやや強引だったけど良かったです。すっかりREDに馴染みましたね八神先生！　それでいいんですか！●ペンギン娘MAXアニメ化おめでとうございます。●ミカるんX特撮漫画なのに戦闘シーンが短い短い。再生怪獣５体がまとめて一撃って可哀想すぎるｗロボット怪獣（なんだそれ）は全てがネタのカタマリ。好きに描いてるってのが伝わります。上の方では敵と味方のはずの人たちが一堂に会していてなんだかよく分からないことに。どうでもいいけどこの漫画のおっぱいは有り難味がありませんね。●デッド・ソウル・リボルバーみんなして解説や状況説明を丹念にしてくれるので何が起きたのかとても分かり易いです。ただそれはアクションシーンの多い漫画としてはいかがなものか…。「バージンロープ」と「まじょろっか」の感想は別項で。

2008.02.26

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チャンピオンREDいちご VOL.6

チャンピオンREDいちご…それは赤い核実験場と萌え萌え美少女を組み合わせた全く新しい漫画雑誌…というわけでいちごのVOL.6を買いました。REDは毎月購読していますがいちごを買うのはこれで３冊目。買ってないつもりだったけど半分は買ってたんだな…。１冊目は創刊号、２冊目は大和田秀樹と岡田芽武が登場したVOL.4。VOL.4で読んだ岡田芽武、いや丘駄眼愚無先生の「萌えの大地」は強烈でした。あのエピＧの人がこんな絵でこんな話を描けるのか！と感動すら覚えたものです。今回買ったのも丘駄先生の新作目当て。しかし720円という高価格に加えどう見てもエロ漫画雑誌にしか見えない表紙はチョコっとハードル高かったかな…。●キミキス　～スウィートリップス～（糸杉柾宏）いちごの柱と言えるキミキスですが自分はゲームやったことありません。（トゥルーラブストーリーならやったんですが）なので２本立てでもドラマCDが付いててもそんなに嬉しくなかったり…恐らくこの漫画が掲載作品の中で最も普通の内容だと思います。●１ねんＣ撰ぐみ（TOBI）隊員全員がメガネの女の子で構成されている新撰組の漫画。全体的にゆるゆる。ヤラレ役の名も無い隊員が良い味出してます。●ガレキに華を（青本もあ）美少女フィギュアが動いて喋るようになる、というよくある話ですがそれに対して主人公がまるで興味を示さないというのは新しい。ひたすらけなげなガレキさんとなぜか敬語で対応するご主人様の掛け合いが面白いです。●猫神やおよろず（FLIPFLOPs）FLIPFLOPs先生の漫画は絵も良いけどお話もしっかりしてて読ませてくれます。いちご読者の方には申し訳無いけど、できれば本誌の方で本格連載してほしい。●えんじがかり（三浦靖冬）アニメのような軽めの絵が多いこの雑誌では背景や陰影の描き込みが多いこの作品は画作りがかなり異質です。ヒロイン「えんじ」はロボットだけど世界観は昭和チック。全体的に埃っぽさ古臭さが漂っていて、それが独特の雰囲気を作っています。こういう作風の人もいるんだからエロ漫画界は懐が広いなぁと思いました。えんじは行動やしぐさがいちいち少女っぽくて可愛い。燈子さんはすごく…大きいです。第一話を読んでない人向けに設定の説明が少しはあった方が良かったかな。●まじぱん（888）おバカでユルいソフトエロ漫画。とてもいちごらしい作品だと思います。秘密兵器を発射するシーンがどうしようもなくてたまらん。●メイドいんジャパン（おりもとみまな）キミキスがいちごの表看板ならメイドいんジャパンはいちごの裏番長。ここまでイカレた漫画はRED本誌でもそうは読めません…。男の子が女装してメイド学校に通う、という設定は今ならもう新しくも珍しくもないかもしれません。しかしこの漫画のウリは可愛い女装メイドさんではなく熱血漫画のようなハイテンションで繰り広げられる変態的言動の数々！登場人物がみんなして汗だの涙だの色んな汁だのを流しながらトチ狂ったことを叫んでいるその光景は一周回って感動を呼び起こす…かもしれない。とにかくおりもと先生が「本気」であることは充分伝わりました。●ぽかぽかばんぱいあ（しまだわかば）REDでおなじみだったしまだわかば先生の４コマっぽい漫画。読んでてすごく安心します。前のが強烈だったから尚更に。●ナカワらめぇ（むねきち）女子中学生が野ション現場を目撃される漫画。最近はおしっこネタが何の躊躇も無く載ってるような気がします…そこまで需要があるとは思えないんですがどうなんでしょう。流行？●セーラー服と重戦車（野上武志）＞この街にはバレンタイン戦車が御神体の――＞バレンタイン神社がある１ページ目でこう説明されてはこの設定を受け入れないわけにはいかないわけで…。戦車が御神体といえば「メタルマックス２」だな。バレンタインネタで軍によるゾンビ掃討戦が展開される漫画はあんまり無いと思います。無駄に雰囲気出してる戦場のシーンが楽しい。●白衣とセレブとアルバイト（カミムラ晋作×藤見泰高）本誌の「ベクター・ケースファイル」でおなじみのコンビによるムシ漫画。スズメバチの巣を撤去した後に底無し沼にハマるという野性味溢れる話でした。…どこで萌えろというのか。●ちょっきんぱにっく（やぎさわ景一）やぎさわ先生は「ロボこみ」の頃から全然変わらないなぁ…。●羊達の眠る頃（炭山文平）時は19世紀末、舞台はドイツにある全寮制の女子校――「マリみて」って知ってる？オレっち見てないけどそんな感じ。男は出ません。萌え漫画というには壮絶すぎるし過激すぎる内容ですが面白いです。この漫画はいちご以外のどんな雑誌になら載せることができるのか自分には分かりません。ロスヴィータがおっかない。●萌えの大地　し～ずん２（岡田芽武）岡田先生の楽屋ネタがこんなに面白いとは!!!今回も期待に違わぬ、いや期待以上の出来でありました。さすがRED編集部だ。前回は「え？」と思ったオチですが今回で確信しました。あれは丘駄先生の趣味だったんですね…。●次号予告みなもと悠とかラインバレルコンビとかが登場。いちごはメインよりも端の腐った所が美味いので隠しダマに期待です。

2008.02.12

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チャンピオンRED3月号(2)

（どき魔女その他の感想はこちら）●鉄のラインバレル絵は上手いんだけどアクションシーンでは何が起きてるのか把握するのが難しい漫画なのでアニメ化は嬉しいですね（観られるかどうか分かりませんけど）付録のクリアファイルにエロい絵が描いてないのはかなり久々な気がする。前回でマキナを旧式扱いされた上に腕がブッ千切れた（という幻覚を見た）イズナ君が今回も頑張るとは思いませんでした。なんかキャラが変わってるし。ラグが発生しない有線の方が無線より有利、というのはニュータイプという概念が無い世界では確かにそうかも。なぜ瞬間移動したのか分かってなくてもとりあえず啖呵を切ってしまえる宏一は大物なのかバカなのか。少年漫画の主人公っぽくはあります。そういえば中学生だったな…。●BLASSREITER genetic新キャラのリム・ブレッドはまさかのガチホモ。そして登場した回で話の中心になっていないという待遇の悪さ。このままじゃ何の為に出てきたのか分かりません…まさか首チョンパ要員？銃器は怪物相手にも通用するようなので、次回以降の活躍に期待しておきます。「快楽（あそび）すぎてイカレちまったけどなァ」はどう解釈すべきか。たしかREDは少年誌のはずなんですが…。●ちぇんじ123今月もあまりエロくないけど読ませます。ふじこの銃撃の精度の高さも凄いけど、目の前の銃が弾かれた瞬間にアクションを起こせる日野さんの反射神経と行動力はヤバい。月島さんは前からネタキャラ化しつつありましたが、今回のはちょっと可哀想すぎるｗ背中から撃たれたらさすがにヤバいと思うんですが血が出てないっぽいんですよね。でも対策してるようにも見えないし…どうなったのか気になります。月刊連載は待つのが辛い！●ミカるんX臍矢さんのミクロすぎる物の考え方が大好きですｗ「友情に目覚めたのかも？」と一瞬でも思った私がバカでした。芝居と書いて「プロレス」と読ませる作者の意地の悪さにちょっと反応してしまった。言いたいことは分かるんですけどね…怪獣プロレスって言葉もあるし。でもわざわざルビ振らなくてもいいだろーと思うか思わないかといったら思うわけだからね、ぶっちゃけ（汗ワイパー）福井出身ということ以外にはコレといった個性のなかったるんながその個性を最大限に発揮した新形態「日本海フォーム」には笑いました。リアル福井県民はるんなの活躍を見て何を思うか。●シグルイ来た！忠長来た！これで進む（話が）！再戦の命を受けて藤木の右腕が再び疼いたのは伊良子への思いが心の底に残っていたということなんでしょうか。次号から新章突入。やっとスタート地点に辿りつけそう。●ベクター・ケースファイル新展開突入センターカラー。ライバルが出てきて師匠が負けてしまいました。見た目は限りなく噛ませ犬っぽい中華姉妹ですが腕は確かのようです。生かす者のライバルが殺す者、という構図はブラック・ジャックとドクターキリコのようですな。カタツムリって可愛いイメージがあるけど実物はどっちかというとグロいよなぁ。いつものベクターよりもむず痒くなりました。●ペンギン娘MAXうーん…。●フランケン・ふらん今回はモツの代わりにゴキブリです。いつもと比べると絵的なインパクトは物足りなかったかも。同じ雑誌にムシ漫画が載ってますからね…本職相手では分が悪い。●おともらちぃ何の予告も無くこんな漫画が載っててビビった。頭が悪すぎて読んでて楽しくなりました。●学園創世猫天!会長カッコイイッス。あと影がエロい。決戦を前にした緊張感が全体を覆っていて、読んでて引き込まれます。●BLUE DROP　～天使の僕ら～最終回。平和な学園が最終回で戦場になるってハレンチ学園みたいだ。全２巻で収まったとは思えない疾走感を感じさせる漫画でした。いい最終回だった。●無法少女スミレちゃん第15回新人漫画賞佳作受賞作品。女の子が魔物の触手に犯されそうになる話です。他に説明のしようがない。山口先生曰く「全力を出し切っていない印象」とのこと。全力出したらどうなってしまうのうか。●山の学校はOH! バケバケものっすごく和みました。この人もREDの新人賞出身なんですよね…審査基準がよく分からないんだぜ。●きんのたまご最終回。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と藤子・F・不二雄作品を足してエロ漫画で割ったらこうなるぞって感じのオチでした。●赤の帝国漫画家のインタビューしか楽しむ要素の無い読者コーナーですが、そのインタビューは面白いです。先月（二ノ瀬）と今月（八神）で受ける方のハードルが上がったような気がするので他の先生方にも頑張っていただきたい。●次回予告新連載とプレ新連載あり。二ノ瀬泰徳と速野悠二の新旧RED作家による読みきりバトルも見ものです。

2008.01.21

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チャンピオンRED3月号

REDを買ったので感想を書いてみようと思います…が、その前に。チャンピオンREDは一般的にはどのような雑誌であると認識されているんでしょうか？知名度の高い作品は「シグルイ」「聖闘士星矢EPISODE.G」「バキ外伝　～疵面～」くらいなので読んだことのない人にとっては「オタク向け月刊漫画雑誌のひとつ」くらいのイメージですかね？確かに美少女がいっぱい出てくる「濃い目」の雑誌ではあるんですがREDを語る上で欠かせない重要な要素があります。それは「少年誌」であるということ！…国によっては発禁処分を食らいかねない内容の漫画が載ってますがそれでもチャンピオンREDは少年誌なのです。自分で言ってるので間違い無いです。あと漢字にフリガナが付いているのも少年誌みたい。いや「みたい」じゃなくて少年誌です。REDがこんなトチ狂ったことを自称しているのにはそれなりに理由があるのですが…それはとりあえず置いといて、これを踏まえた上で今月の「どきどき魔女神判！」を読むとより楽しめるかもしれません。●どきどき魔女神判！巻頭カラー。八神先生の開けてはいけない引き出しが次々と開いていく恐怖の連載も早６話目、今回はお色気担当の聖夜イブ先生が登場です。先述の通りREDは少年誌。少年誌でお色気といえば「Oh～！？　オレの体が…透明にィ～～！？」「うひょ～　もうちょっとで先っぽ見えそ～～～」「Ｓ・Ｎ・Ｋ！　Ｓ・Ｎ・Ｋ！」やっぱりコレですよね…（最後のは少年誌じゃないけど）そう、REDの自称する「少年誌」とは「いつまで経っても少年誌から卒業できない大人向けの少年誌」という意味だったんだよ！！だから真に受けて年端も行かぬ少年にREDを与えたりしたらダメだぞ！その子が触手やモツに目覚めたら親御さんが困るだろう。さてどき魔女ですが５ページに渡って描かれた「いけない！イブ先生」のシーンが楽しくて仕方なかったです。ああいうことやってたやってた。上から下に進行するんですよね…懐かしい。ゲームのコミカライズ作品はその多くが原作のゲームファン向けの内容になっていると思うのですが、RED版のどき魔女はREDという雑誌とその読者層を強く意識した作りになっていてそこらへんも「野放し漫画」とか「ブレーキが外れてる」とか言われる所以なのかなぁと思いました。「熱くなれ少年心！！」はチャンピオンREDが創刊号から掲げていたキャッチフレーズなんですが編集長が交代した際に使われなくなってしまいました。この言葉が消えると共にREDの雰囲気も変わっていったんですが…それはまた別の話。●ヤクザガール　プレ新連載「生ケモノ」でデビューし「専守防衛!　妹ドーメイ」でそのRED適性をまざまざと見せ付けた大熊由護の新連載の予告編。原作は知らないんですがこの４ページを見る限りすごくダメっぽい漫画が始まるようで楽しみです。●チャンピオンRED４月号予告＞「いいなり！あいぶれーしょん」の“おもらしマエストロ”見参！＞中嶋ちずな　プレ新連載！＞ゴスロリ衣装を脱ぎ捨てたカーチャ様が、等身大サイズの美麗ポスターに！＞激ヤバ付録限界ギリギリ！　[聖痕のクェイサー]等身大ポスターチャンピオンREDは少年誌…そう思ってた時期が俺にもありました。（続きます）

2008.01.21

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