テーマ:お勧めの本(7255)
カテゴリ:書籍、雑誌、漫画
"文学少女"と神に臨む作家(ロマンシエ)[上] 著:野村美月 カバー/イラスト:竹岡美穂 ISBN978-4-7577-4173-7 ついにラストエピソード、"文学少女"の「天野 遠子」編 しかし、今回は「上」巻、 総合的な感想は「下」巻の発売を待たねばいけませんが 今回「天野 遠子」「琴吹 ななせ」の両ヒロインを掘り下げちゃったので どうまとまりをつけるのか?って事が非常に気になる終わり方、 ついでに「櫻井流人」がうざったいキャラになりつつあるので 「どうにかしろよ!」と追記したいところです(笑)。 この巻にいたるまでに、多少吹っ切れて男の子らしさが見えた 「井上 心葉」ですが、「ふらふら」の「流され」です …いや、当然でしょう(笑)、この進め方じゃどちらを選ぶって前に 振り回されすぎてほっておけない先輩と純粋に好意を向けてくれる同級生 複雑な複線や今までの事件がなければそのまま恋愛物になってますから(笑) しかし、それはこのシリーズ表面上の事で さらっと書かれているので気になりませんが、本筋はどろどろ それを感じさせないように書かれているところが流石ですが まともなキャラは「琴吹 ななせ」だけかもしれない(笑)。 FB Onlineに掲載されていた「“文学少女”の今日のおやつ」 や 「“文学少女”の秘密の本棚 」 は短編で、軽く書かれているので 楽しいですが、短すぎて文庫収録されないんでしょうね~。 ストレスから過呼吸の症状を起こす主人公、その原因は小説続編等のストレスや ガールフレンドの飛び降り自殺、そのため引きこもる 昔のガールフレンドは一命をとりとめて現在リハビリ中だが 最近まで、主人公の同級生下級生等を巻き込んで嫌がらせ 親友となった同級生は過去のトラウマから女性関係のトラブルやらで家庭不和 無害に見える下級生は過去に同級生の事故死にかかわり現在も底の見えない存在… などとかいてみると結構凄い物がありますね、回りで何人死んでいるのでしょう(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.15 10:21:12
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