|
カテゴリ:エスプリSE保存会
イクリプスのAVN075HDというカーナビが最近熱い(個人的に)
このナビが他の数多あるナビと何が違うかというと、1DINサイズ(オーディオの薄い方のサイズね)の中に、ヘッドユニット(オーディオ的な機能)とナビの機能が内蔵されていること 具体的にはDVD&CDドライブ・ラジオ&TVチューナー・アンプ・HDDナビ・もちろん電動液晶ディスプレイで、フェイスパネルのデザインも、派手過ぎなくて好感が持てる(MDまで欲しかったというのは欲張りすぎか) 実は今までにも1DINで集中コントロールできるナビはあったのだが、今回のナビが凄いところは、1DINだけで全てが完結していて、ハイダウェイユニット(外部ユニット)が必要無いというのが凄い! ロータスの場合はオーディオ取付スペースが1DINしかなく、2DINは不可能(加工すればなんとでもなるが・・ちょっとね)だし、ハイダウェイユニットがあると、ワイヤリングの際、多くのカーペットが接着されているので(エリーゼにいたってはカーペットすら無いが)配線隠すのにも苦労するしジャマ いまひとつピンとこない人も多いかもしれないが、自分でオーディオなりナビを取り付けた経験がある人なら、特に輸入車の場合、1DINにオールインワンってことの有り難味って凄く大きいし、クルマにとってもいろんな意味で優しい しかし考えてみればカーナビの技術進歩ってスゴイよホント ・・・思い起こせば、今を去ること14年前・・・ワタクシ不肖ひであきが大学生の頃 まだカーナビなんて言葉すら無い時代にパイオニアが初めて発売した初代サテライト・クルージング・システム(・・・当時はこう呼んだもんよ。それ以前にも自律航法式や磁石式で地図が表示される機能の物はあったが、衛星電波を使ったGPSはこれが初めて)のAVIC 1が欲しくて欲しくて 24時間営業のガソリンスタンドで、夜勤のバイトしてお金を貯めたなぁ~ 白い息を吐きながら、深夜のスタンドで見上げた満天の星空は、オリオン座じゃなくて多分GPS衛星に見えたことだろう・・・ なにしろ初代サテライト・クルージング・システムはCDロムを読む為の専用のデッキも揃える必要があり、総額50万オーバーという今の水準から考えても高すぎる価格設定だったのだ 当時のCMでは、今では後藤久美子の旦那程度の認識しかないが、当時はバリバリのF1フェラーリパイロットのジャン・アレジが、「道は星に聞く」とか「僕は京都は初めてだが京都の人より道を知っている」とか言いながら、フェラーリ・テスタロッサやピニンファリーナ・ミトスに乗っている姿は、十分すぎるほど説得力があった そうして深夜のスタンドで、暴走族のバイクにガソリン注ぎながら貯めた資金で、チェンジャー方式でぐっと便利になったAVIC G10を購入! 当時の性能では、ルート設定機能すら無く、ただ単に地図上に自車位置が表示されるというだけの代物で、アレジが言うほど便利でもなかったが、14年前にはカーナビ付の車はほぼ皆無(特に学生風情にはね)で、十分以上に自慢できたことは想像に難くない 以来、CDロム→DVDロム→HDDと進化を続けてきたカーナビと共に今日まで歩んできた 最初に買ったG10は、エリーゼだったらトランクは占領してしまいそうな本体の他に、弁当箱ほどのハイダウェイユニットが2個必要 それにモニターをつないで、他にデッキも置くとなると、配線やユニットだけで車検証上の車両重量が変るほどのボリュームがあったが、冒頭のイクリプスのAVN075HDは、当時とは比べ物にならない高性能で、たった1DINに収まっているんだからいかにスゴイか分かるでしょ!しかも値段は約半額! 昔、ウインドウズ95が発売されたとき、お祭り騒ぎで、パソコン持ってない人まで並んで買ったという逸話があるが、このイクリプスの凄さはクルマが無くても並んで買う価値があるくらい凄い ・・・しかし、飛びつく前にひとつだけ気になることが・・・ 地上波デジタルチューナーが別売りで12万・・・ まあロータスでテレビをそんなに見る機会は無いと思うけど、聞くところによると地上波デジタルというのは、移動中でも鮮明画質らしいし、データ通信的な要素もあるそうなので、見られるなら見れた方が良いに決まってる そもそもアナログ放送が終わってしまったら、内臓アナログチューナーは無駄になる さりとて別売りのデジタルチューナーを買うと、せっかくのオールインワンが・・・ ということで、地上波デジタルが普及してきたらデジタルチューナー内臓モデルが出るはずなので、今後に期待というのが結論かな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月07日 21時31分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[エスプリSE保存会] カテゴリの最新記事
|