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イエスの受難のエルサレムを歩く⑪・・・十字架降下 昨日のタイトル(小見出し)を間違えました。正しくは、 イエスの受難のエルサレムを歩く⑩・・・ヴィア・ドロロサで、ピラト邸からゴルゴダの丘までの「十字架の道行き」の末、十字架にかけられます。そして、今日はその十字架からイエス・キリストの体を降ろします。後世、特にゴシック時代からルネッサンス期の多くの画家によって描かれました。 日本では、ネロ少年と犬のパトラッシュの物語の最後のくだりに出てくるネロが見たかった絵画で有名なベルギーのアントワープの町の中心にある聖母大聖堂内のルーベンスの十字架降下をまずは紹介しましょう。 以下、毎日新聞が発刊した聖書美術館②の絵解きから イエスのからだが十字架から降ろされたのは、その日の夕暮れだった。イエスの遺体を引き取ったのは、身近に仕えた弟子たちではなく、ユダヤの町アリマタヤ出身のヨセフという人だった。以下、マタイに福音書27章57節・・・夕方になってからアリマタヤの金持ちでヨセフという名の人がきた。彼もまたイエスの弟子であった。この人がピラトのところに行ってイエスのからだを引き取り方を願った。ピラトはそれを渡すように命じた・・・ もう一枚、私のお薦め、ロッソ・フィオレンティーの十字架降下。 作品はフィレンツェから80㎞、シエナから54㎞のヴォルテッラの町の美術館にあります。ロッソ・フィオレンティーノは15世紀末から16世紀前半を生きた人で作品は意外と少ないが、ルネサンスの次に来るマニエリスモの先駆けで、フランソワ1世に招かれ、マニエリスモをフランスに伝えた人で、後のフォンテーヌブロー派の礎を作った人といわれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.10.06 09:19:46
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