虹の橋で逢えるといいね。。

　　　
　　　前世とか来世とか言う言葉を耳にしますが

　　　自分が体験しないと とても信じることが出来ないと思っていました。


　　　でも…

　　　飼い主とペットの場合、その関係がとてもいいものであったなら

　　　亡くなった後に そのペットは姿を変えて再び愛する飼い主の前に現れる事がある・・
　　　
　　　と本で読んだとき、この事を信じる事で またあの子たちに逢えるかも知れない、と

　　　ひとつの希望になりました。




　　　これは保護した犬や猫の里親を募集する活動の中で経験したことです…

　　　
　　　　 長年　可愛がっていた猫を亡くされた方が、その猫を失ってから６年間

　　　　 ポッカリ空いた心を埋めようと毎日のように里親募集ページを見ていたそうで

　　　　 ６年目にして、やっと 『 この子だ 』 と思ったと連絡をして来られました。

　　　　 でも、その希望の猫は応募が集中する長毛の猫でも 見るからに可愛い子猫でも

　　　　 ありませんでした。

　　　　 保護した時には既に、直前の事故によって尻尾はその根元から千切れていました。

　　　　 手術と治療を経て里親募集するまで回復しましたが、尻尾の付け根はピンクの肉が

　　　　 薄い膜で覆われている状態のままです。

　　　　 心配した通り、なかなか応募が来ないでいた子だったんです。

　　　　 本当に‘この子’でいいのか、確認の意味でケガの痕をアップにした写真を

　　　　 送って 祈るような気持ちで返事を待ちました。

　　　　 一般に応募して来られる中に 「 尻尾は真っ直ぐなのか 」 「 肉球はピンクか 」

　　　　「 体の欠陥は何も無いか 」 などと質問される方がおられます。

　　　　 そんな中、この方の返事は・・

　　　 『 何も問題はありません、その子が家にやって来るのを楽しみにしながら

　 　　　迎え入れる準備を始めます 』 でした。

　　　　 よく話を聞くと その子の中に６年前まで大切にしていた子を感じたからだそうです。

　　　　

　　　　きっと そうなんでしょうね、

　　　　 ６年前に一度お別れした子が また会いに来てくれたんでしょうね。



　　　　　　　私も自分に その機会が訪れる日を


　　　　　　　　　　　　　　　　　楽しみに待ってみたいと思います。。