『図書室プロジェクト』いよいよ本格始動!
私が「マンションの管理組合」の役員に立候補するきっかけは、当マンションの図書室の惨状でした。 昨年度、自治会の青少年育成委員長を務めていた頃に提案した『図書室施設改善案』がベースとなり、全体管理組合の全体役員に立候補する際の「立候補表明演説」を用意しました。 その後、全体管理組合の「文化的環境担当」となり、図書室の件も担当することになりましたが、私の想いと管理組合の期待するものがなかなか噛み合わず、その運営方針がなかなか固まりませんでした。 しかし、ようやく、以下の報告・提案を提出することで、 「先ずは図書室の環境整備をすることを最優先とし、 その後に初めて、 どういう図書館にしていくかを改めて議論・検討する」ことになりました。1. 蔵書現状内訳 (報告事項)ざっくりと確認致しましたところ、現在の図書室内における蔵書数は約6,700冊。その大まかな内訳は以下の通りです。1) 絵本・児童書 1,000冊 2) ハードカバー 1,000冊弱3) 文庫本 2,700冊 4) 新書・実用書 450冊 5) 文学全集など 360冊6) 豪華本(事典含) 300冊7) 漫画 150冊8) 机上・床上に放置された未整理本 750冊2. 蔵書廃棄基準案 (審議事項)司書の資格を持ち、小学校で図書ボランティアもされていた方に同道頂き、実際に図書室を視察しながら、一緒に検討した廃棄基準案は以下の通りです。1)捨てるべきもの・帯は全て外して捨てる・汚かったり、落丁があったり、カビのある様な本・全く同じものが2冊以上有る本は、一番きれいなものだけを残して全て捨てる・ハードカバーと文庫本で同じ本がある場合のハードカバーは捨てる・情報的な本で内容の浅いものは捨てる (インターネットで調べられるから)・百科事典は1セットだけ残して、古いものは全て捨てる・複数社から出版されている文学全集のダブり分は全て捨てる・古過ぎる旅行ガイドブックは捨てる・古い受験参考書・問題集は捨てる・明らかに教育上良くないと思われるものは捨てる2)捨てない方がよいもの・絵本、画集、写真集などは、気分転換などにも良い・歯抜けになっている全巻本 (少し追加すれば、全巻揃いになる) *今後の購入手段や調達手段の目途が立っていない以上、寄付を募ったり、必要に応じて買い足したりする様な体制が整うまでは、古いものはなんでもかんでも捨てるのではなく、上記の基準にて、段階的に捨てていくのが良かろうとのことでした。 そして昨日、街区の管理組合理事や昨年度の青少年育成委員会時代の仲間にお願いをして、お手伝いを頂き、大規模な蔵書の整理・廃棄を行ないました! 今回、上記の基準に基づいて整理を行ない、数千冊レベルでの廃棄を行ないましたが、来週、再来週の日曜で、整理を進め、新しい図書室の第一歩目を踏み出す予定です! 現在「語学と心のかけ込み寺」は何位かな?BESTブログランキングのマークをクリックして頂ければ幸甚です。ご協力お願い致します!