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極上生徒街- declinare-

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矩継 琴葉

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2007.02.23
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カテゴリ:Kanon

―蘇る記憶―

―眠っていた記憶が、目覚めようとしていた―


※あらすじ

あゆが姿を消して一夜が明けた。
誰もあゆの連絡先を知らず、あゆが通っているという学校も存在しないようだ。
祐一は街中を探し回るがあゆの姿はない。落ち込む祐一を励ます名雪。
そんな名雪の気遣いに祐一は感謝する


「俺はどうして7年前のことを覚えていないんだ…」

閉ざされた過去への扉


―7年前の冬―

元気がない祐一。
名雪はテスト勉強を一緒にしようと声をかけた。

「昔、こうやって二人で冬休みの宿題をしたことがあったね」

「………」

「やっぱり思い出せないんだね…」


名雪の誘いで一緒に勉強をした祐一。
けれども、気落ちしていた自分への名雪の気遣いだと感じ取っていた。


―鍵をかけてしまった記憶―


祐一は、夢を見ていた。
あゆと学校から帰った日。

「祐一君、タイムカプセルって知ってる?」

あゆと祐一の二人だけの学校からの帰り道。
あゆは道端にビンを拾う。

「何を入れるんだよ?」

「これだよ!」

祐一からもらった天使の人形だった。
持っている人間の願いを3つまで、祐一が叶えてくれる人形。

「ダメかな?」

「いいけど、まだ1つ願いが残ってるだろ?」

「ボクは2つ叶えて貰ったから十分だよ。残りは、未来の自分か、他の誰かのために送ってあげたいんだよ。」

二人はビンを大事に土の中に埋め、別れ際にまた会う約束をするのだった。

 


―約束という鍵―



登校した名雪と祐一。
校門近くで、踏み潰された雪ウサギを見つける。
祐一の制止を聞かず続ける名雪に、祐一も手伝うことにする。
しばらくして、雪ウサギは綺麗な形をとりも出した。
けれども、目はどこかに言ってしまい片目だけに。
その時、名雪はふと祐一に買ってもらった赤いビー玉を代わりに添える。

「祐一、雪ウサギ見ていると、何か思い出さない…?」

名雪の問いかけに、出てきたのは舞の話だった。
逆に名雪に聞き返した祐一、だが名雪は悲しさを隠したように笑って見せた。



―思い出した鍵が、過去への扉を開こうとしていた―



その日の夕方、祐一は北川と名雪に声をかけ、あるものを探していた。
北川は大きなスコップ、祐一と名雪は小さなスコップで地面を掘っていた。
そう、あゆと埋めたタイムカプセルを。
探しても探しても一向に見つからない。
それでも可能性を信じて3人は探し続ける。
そして気合を入れなおした直後、天使の人形の入ったビンを見つけるのだった。
祐一はそれを持ち帰り、壊れた天使の人形を名雪に治してもらう。
人形の修理が終わり、ベランダに出た2人。
そこで、ふと祐一は靡く名雪の髪を見て問いかける。

「お前さ、もしかして髪形変えたか?」

「私ずっとこうだけど?」

「いや、小学生の頃三つ編じゃなかったか?お前…」

「うん!三つ編~」

思い出してくれたのが嬉しかったのだろうか?
とても嬉しそうに答える名雪。

「1年くらいでやめちゃったけどね…」

「どうして?」

「うん…どうしてだろうね」

祐一は、その理由を聞いたが、名雪はどこか悲しそうにはぐらかすのだった。
その顔を見て、祐一はもう1つ鍵があることに気づくのだった。



―閉じることで逃げ出した7年前の冬―

 

翌朝、祐一は珍しく名雪に起こされた。
ほぼ逆の立場だったため、さすがに祐一も信じられなかった。
秋子さんは、それが寂しかったようだ。
手がかからなくなれば、逆に寂しい…親の心情だろう。
それを察し、名雪は祐一に小声で伝える。
真琴もあゆもいなくなり寂しくなった水瀬家、これ以上寂しくならないように名雪は続ける。

「祐一は、いなくなったりしないよね」

「当たり前だろ。俺が帰られるのはこの家だけだ」

そして二人で秋子さんを見つめる。
さすがに、照れた様子の秋子さんだった。
困ったように止まっている秋子さんに、名雪は今晩の献立を聞く。
まだ決めていないという答えに、名雪は苺のケーキをリクエストした。



―扉が1つ開こうとしていた―

登校した2人、名雪は一人先に駆けていき、昨日の雪ウサギを確認する。
昨日のままで、そこにいた雪ウサギに笑顔を見せる。
だが祐一は、7年前の冬の出来事を思い出そうとしていた。
しかし、名雪に声をかけようとしたところで、北川に邪魔をされ結局何もいえなかった。
そのせいか、気になり授業中も7年前のことを考えていた。


涙を拭いながら、ベンチで俯く祐一。
そこに小さな雪ウサギをプレゼントしようと名雪がやってきた。
雪ウサギは、別れを惜しむ名雪の精一杯のプレゼントだった。
赤く霜焼けした手が、その想いを物語っていた。
そして、

「祐一のこと…ずっと…好きだったよ」


彼女の告白に対する返答はなかった。
心配した名雪は側により、泣いていた事を知る。
その理由を問う名雪に向かい、祐一は拳を振り上げた。
拳は名雪の手の上の雪ウサギを叩き落してしまうのだった。


祐一がその光景を思い出した時、教室の戸が急に開けられ、そこから担任が現れた。

「水瀬、相沢もちょっといいか…。」


呼ばれた二人は驚愕する。

「二人とも落ち着いて聞くんだ…。水瀬…お前のお母さんが…」

信じられるわけがなかった… 

「お前のお母さんが、交通事故にあって救急車で運ばれたそうだ…」

 



…来てしまった

秋子さんの事故…来てしまった…

名雪ルートプレイした時に、マジでやばかった…

あの名雪が…

秋子さんが…

ネタバレ禁止なんでこれ以上はw

 

ルート的に、あゆと似てるんで絡めて着ましたね。

原作プレイしてからよく分ったのですが、脚本上手いですね~

原作では~ってところを、うまく添いだり、付けだりして。

やっぱり、一味違います。

良いアニメだ。

 

次回は、あゆ編の終わりかな?

どうやら?名雪ENDかな?

あゆENDも捨てがたいですが…でも…

ネタバレになるので、言えないのが歯がゆいw

この脚本の上手さから行くと…そこで?!

 

次回が楽しみです。






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最終更新日  2007.02.24 00:21:20
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