中国”上海”見たり、聞いたり・・・・そして思うこと

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  上海全市がロックダウンに・・・

  ゼロコロナへ、人口東京の2倍もの大都市「中国上海」が事実上のロックダウンに・・・　地震や噴火など避けられない自然の驚異があります。天候や大気の変動等人間が予防しようとしても防ぐことが出来ない現象での災害を天災又は自然災害と。地球温暖化による海水温上昇は魚類の生態や台風・豪雨の発生頻度となって、このことは人災に相違ないといえます。2年以上も世界中を震撼させている「新型感染症コロナ」は…このことも環境破壊等人による人災といえるように思います。信じ難い残虐行為に目を覆いたくなります。ウクライナへのロシアの侵攻は、安住の地を住めない地に一般市民の命まで奪う事態に。非人道的な戦争、ロシア政権による人災…世界の眼は「戦争犯罪」と。ロシア国民の世論の高まりで本当のロシアを…人災は人間が関わって、平和な世界を目指したいものです。　　新型コロナウイルスオミクロン株の感染力はゼロコロナ対策の中国でも。中国一の経済都市「上海」、東と西２分割でのロックダウンは拡大傾向が収まらないことから全市で延長実施に・・・　　流れる川は黄浦江、川の左側が浦西地区右側が浦東地区です。　上海テレビ塔や地上126階上海中心のあるところ一帯が浦東新区。黄浦江対岸に「外灘」、川辺の遊歩道に租界時代の西洋建築群です。西に上海の目抜き通り南京東路・南京西路が続きます。外灘の南に名所「豫園」です。東西は大きな橋や隧道そして何本かの地下鉄で結ばれています。スケールの大きい「南浦大橋」と「盧浦大橋」の間で2010上海万博が開催されました。 　　　浦東新区、上海を代表する超高層ビル。左から上海環球金融中心（上海ヒルズとも、日本の森ビルが建設）・金茂大廈・上海中心。　　上海中心展望階（119階）から南側の展望。黄浦江左側が浦東、右が浦西地区。上海には二つの国際空港があり浦東空港と虹橋空港（浦西地区）は地下鉄2号線で結ばれています。　　上海中心から浦西方向、高層ビル数世界一の上海の町並みです。　　地上数階クラスの集合住宅の密集が眼下に。　　南浦大橋方向。　　上海万博会場付近。盧浦大橋展望台から、右側が浦東左側が浦西地区。　　南浦大橋。長いループの道路が橋に続きます。　　盧浦大橋。万博会場から、アーチのきれいな橋です。展望台があり波濤のように広がるビル群の眺望に圧倒されました。　　集合住宅数十棟程度が一区画に。ゼロコロナ対策として順次48時間閉鎖され全員PCR 検査が実施されていました。一人でも陽性者が出れぼ2週間の閉鎖となったようです。　　　　団地内の様子。木々が多く駐車は路上スペースに。　　住宅区画に隣接して公園も充実しています。小鳥を持ち寄って、トランプやマージャン・中国将棋、散歩・体操・踊りなど思い思いに楽しむ姿です。　　　　

  2022.04.06

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  上海全市がロックダウンに・・・

  ゼロコロナへ、人口東京の2倍もの大都市「中国上海」が事実上のロックダウンに・・・　地震や噴火など避けられない自然の驚異があります。天候や大気の変動等人間が予防しようとしても防ぐことが出来ない現象での災害を天災又は自然災害と。地球温暖化による海水温上昇は魚類の生態や台風・豪雨の発生頻度となって、このことは人災に相違ないといえます。2年以上も世界中を震撼させている「新型感染症コロナ」は…このことも環境破壊等人による人災といえるように思います。信じ難い残虐行為に目を覆いたくなります。ウクライナへのロシアの侵攻は、安住の地を住めない地に一般市民の命まで奪う事態に。非人道的な戦争、ロシア政権による人災…世界の眼は「戦争犯罪」と。ロシア国民の世論の高まりで本当のロシアを…人災は人間が関わって、平和な世界を目指したいものです。　　新型コロナウイルスオミクロン株の感染力はゼロコロナ対策の中国でも。中国一の経済都市「上海」、東と西２分割でのロックダウンは拡大傾向が収まらないことから全市で延長実施に・・・　　流れる川は黄浦江、川の左側が浦西地区右側が浦東地区です。　上海テレビ塔や地上126階上海中心のあるところ一帯が浦東新区。黄浦江対岸に「外灘」、川辺の遊歩道に租界時代の西洋建築群です。西に上海の目抜き通り南京東路・南京西路が続きます。外灘の南に名所「豫園」です。東西は大きな橋や隧道そして何本かの地下鉄で結ばれています。スケールの大きい「南浦大橋」と「盧浦大橋」の間で2010上海万博が開催されました。 　　　浦東新区、上海を代表する超高層ビル。左から上海環球金融中心（上海ヒルズとも、日本の森ビルが建設）・金茂大廈・上海中心。　　上海ヒルズ展望階（119階）から南側の展望。黄浦江左側が浦東、右が浦西地区。上海には二つの国際空港があり浦東空港と虹橋空港（浦西地区）は地下鉄2号線で結ばれています。　　上海ヒルズから浦西方向、高層ビル数世界一の上海の町並みです。　　地上数階クラスの集合住宅の密集が眼下に。　　南浦大橋方向。　　上海万博会場付近。　　南浦大橋。長いループの道路が橋に続きます。　　盧浦大橋。万博会場から、アーチのきれいな橋です。展望台があり波濤のように広がるビル群の眺望に圧倒されました。　　集合住宅数十棟程度が一区画に。ゼロコロナ対策として順次48時間閉鎖され全員PCR 検査が実施されていました。一人でも陽性者が出れぼ2週間の閉鎖となったようです。　　　　団地内の様子。木々が多く駐車は路上スペースに。　　住宅区画に隣接して公園も充実しています。小鳥を持ち寄って、トランプやマージャン・中国将棋、散歩・体操・踊りなど思い思いに楽しむ姿です。　　　　

  2022.04.06

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  コロナ禍・オリンピック、今年の中国春節は・・・

  脅威の感染力、オミクロン株に対しての中国ゼロコロナ政策の行方は・・・　欧米と比較し日本は感染対策を自ら守る人が多いと思うことから第６波は考えにくく、感染力が強いオミクロン株についても感染者数は限定的と都合の良い希望的な憶測をもっていました。年明け早々から急拡大した感染者数はあっという間に第５波のピーク（２万５千人）の３倍超に。危機感が高まる中、政府感染症対策尾身会長の主張が論議を。キーワードは「人流抑制」ではなく「人流制限」、オミクロン株の性質や医療・経済等総合的な判断からのものと・・・たとえ強力な感染力を持つオミクロンであっても感染対策をしっかりとることでリスクは減少する、感染しないさせない責任ある行動をとってほしいとの声が聞こえて来そうである。３回目のワクチン接種の案内が届きました。日時の他に接種ワクチンの種類はモデルナ社製と、１・２回目はファイザー社製であったが案内通り接種する予定である。明日が中国の正月「春節」、そして間もなく「北京冬季オリンピック」が開幕する。春節にかかわる鉄道・飛行機での移動者（農村部から都会への出稼ぎ労働者や国内旅行者）は延べ１１億８０００万人に上るとか、人流拡大のリスクに対するゼロコロナ政策の行方が気になるところである。今日は大晦日、魔を払い幸運を呼び込むための爆竹や花火が一晩中鳴り響くのであろう、家族・親戚・友人などと楽しく食事をするのであろう。日本では見れなくなりつつある行事が今でも中国に、身内を大切にする感心するところである。中国、活気ある生活風景をと上海閔行区虹莘路の大規模な朝市の様子を。上海市閔行区虹莘路の朝市（2012年4月）　片側2車線を1車線に、両側の歩道に季節の野菜や果物、肉や魚が並びます。200メートルほど続きます。毎日開催される大規模な朝市、活気ある生活風景に圧倒されます。日本では見れないものも多数あり見るだけでも楽しめます。　　　　　　豚の足や鶏にアヒルがそのままの形で。　　　　　魚貝類も豊富に、太刀魚等海の魚も見えますが川魚が多いようです。　　カエルも鍋物として結構食されているようです。　　アヒルの卵。茹でた卵を塩漬けにしたもの、お粥やお酒のつまみに人気です。ピータンはアヒル卵を発酵させたもの、独特の風味がありやはりお粥と一緒に。　　　漬物専門の店も。　　　　豊富な種類と量です。　　　　　　見たこともない果物がたくさん、スイカのシーズンには大量のスイカが大変安く出回ります。　　　　　　油条は揚げパン、朝食とかおやつに豆乳と一緒によく食べられています。宮城県登米市に形も大きさもそっくりな油麩があり食材に使う油麩と思っていました。　　　上海に到着した日にごちそうになった家庭料理。春節には幸運な食べ物として魚・餃子・春巻き・年糕（もち）などが食卓に。　　　北京ダッグとマトンのしゃぶしゃぶでの外食。また行ってみたい店です。　　

  2022.01.31

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  時々立ち止まり「足るを知る」を（南京市訪問地を振り返って）・・・

  南京大虐殺記念館をはじめ城壁や夫子廟など南京市の訪問地を・・・　感染力の強いデルタ株の影響とみられるとのこと、急拡大しピークの見えないコロナ感染者数になぜなぜの不安が募ります。ワクチンが行きわたるまであと2～3ヶ月くらいでしょうか、治療薬の効果の期待も、光が見えていると思います。それまでの対策は遠い昔から”隔離以外にない”ことを頭に叩き込みたいと思います。もし自分が無症状で感染していたら…うつさないうつらない行動を高めたいものです。長期化するコロナ禍での生活、感染対策をしっかりし対策のしっかりした飲食店やホテルで過ごすのもありかな、と。「足るを知って」の日常生活を。　「足るを知る」は老子の言葉、中国古典は時代の変化に影響されない力を与えてくれます。”禍は足るを知らざるよりも大なるはなし”、この人生で最大の禍は足るを知らぬ心に。中国４千年の歴史は「乱」の時代が長く現在にも通じる戒めとなっているように思います。様々な場面でちょっと立ち止まり「足るを知る」を思い起こしたいものです。今日からパラリンピック、コロナ禍での原則無観客での開催に、アスリートのこれまでの努力に裏付けされた一生懸命なプレーにエールを送りたいと思います。日本軍による不幸な歴史を・・・今回も南京市での訪問地を振り返りました。 　侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館　　正面入り口を入ると７万４０００㎡の敷地に展覧区（日本軍軍人の残虐な行為の写真や日記、生存者の証言や写真がこれでもかというように）が。そして遺址区（虐殺後に犠牲者が棄てられたとされる万人坑の人骨を展示）に和平公園区と続きます。展覧区入り口までの間に悲惨な状況を物語る死亡した子供を抱え悲しみに暮れる母親像、亡くなった母親の母乳をもとめる乳飲み子や悪魔が来たと逃げ惑う子供を抱えた母親等の石像です。　　亡くなった子供を抱え、嘆き悲しみ途方に暮れる母親の様子がリアルに。　　和平大鐘　　写真や日記や証言の膨大な資料群には日本語での案内文が見られます。その序文や結びには崇高な言葉です。序文…侵華日本軍が犯した南京大虐殺という史実を銘記し過去を忘れず、平和を心から愛し未来を引き開いていこう、という中国人民の確固とした立場を宣言する、ということにある。結び…歴史は鏡であり、歴史の教訓を忘れてはならない。戦争を遠ざけ、平和を愛し、調和のある世界を作るために奮闘しよう！と。　　南京城壁　　　　　　中国における古代都市には外敵の防御や都市範囲の確定のために城壁が造られました。南京のそれは　周囲３４Kｍに及び１３の城門があります。　　　　玄武門　　　　　　　　解放門　　　　　　　　　　　　中華門　　　　中国に現存する最大の城門。　　　　　　　　　　　　鶏鳴寺　玄武湖の南、鶏籠山に立つ寺院。（解放門に隣接）　南京長江大橋　武漢、重慶に続いて長江に架けられた中国を代表する巨大な鉄橋。（上段が道路、下段が線路）　　　　夫子廟　中国春秋時代の思想者「孔子」を祀っている霊廟を孔子廟、孔子の愛称のひとつ夫子を使って夫子廟とした場合は南京の廟を。　夫子廟入り口。明清代の建物のある繁華街となっています。　　大成殿と大きな夫子（孔子）像。　　大成殿前の広場。　近くに江南貢院や博物館などがあります。江南貢院は中国の官吏登用試験「科挙」が行われた所で中国最大の試験場でした。　

  2021.08.24

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  南京市紫金山南麓、孫文の陵墓「中山陵」のスケールに・・・

  日本軍による悲惨な歴史を抱える南京市、日本ともゆかりの孫文の陵墓の規模に驚嘆を・・・　コロナワクチン接種から丁度ひと月が経過しました。気になった副反応、１０日ほど接種部に鈍痛を感じた程度で済んでいることに安堵しているところです。感染者の拡大傾向に開催が危ぶまれた東京五輪、この日のために夢と大きな目的に向かって・・・無観客のなかとはいえ世界のアスリートの懸命なプレーに感動しきりです。王者中国の前にオリンッピクにおける卓球での金メダルは初とのことである。日本アスリートの活躍が大きな影響を与えているに違いない、テレビ観戦が人流を抑えている傾向に。ワクチン効果は間違いないように、今ひと踏ん張りの頑張りを。経済を回しながら（生活を守る）感染拡大の収束へ・・・時短営業や酒類提供の禁止措置は一人一人の我慢や努力の不足が招いていると捉え、コロナ前の日常を早く取り戻したいものです。インフルエンザ同様ワクチンを接種したからと言って絶対にうつらないわけではないようで、うつれば感染させるリスクも。少なくとも重症化のリスクが薄れるまではコロナに対しての対策に気を緩めることの無きよう認識したいと思います。南京市は日本軍の侵攻により不幸な歴史を。4度の訪問を数えるが、日本軍の残虐行為を世に知らしめんとする「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館」には３度も。日本人にとっては肩身の狭い思いを強いられるとともにその歴史背景に大きな興味を持たされました。歴史に学び未来志向での関係改善を前進させたいものです。江蘇省の省都である南京市は中国４大古都の一つでもあります。魅力ある見どころの多いところ、紫金山南麗にはスケールの大きさに驚嘆した「中山陵」や「明孝陵」が神秘さを感じる森の中に。 紫金山南麗には「明孝陵」、「中山陵」、「霊谷景区」の見どころが木々に囲まれて。中山陵と霊谷景区の間に「孫文記念館」。　　孫文記念館と孫文像。孫文の銅像は日本人梅屋庄吉が贈ったもの。（三民主義を唱えた孫文、孫文の熱烈な後援者梅屋庄吉については本ブログ2010／8/30にて）　　「中山陵」参道を上り詰めて、最高部に祭堂。　その規模に圧倒されました。　　中山陵入り口。　　明孝陵（明王朝を開いた朱元璋の陵墓）。　　　　霊谷景区　　霊谷寺　　霊谷塔　zitanneigyouy

  2021.07.27

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  太湖のほとり「無錫」を振り返って。

  太湖のほとり「無錫」への最初の訪問は三国志のテーマパーク「三国城」に惹かれて・・・　一人一人の感染対策の徹底とワクチン接種の迅速化、二正面対策でコロナの収束へ。本日２回目の接種をしてきました。居住地の接種開始は６月２日から、予約開始は５月２６日からでした。最初からすこし落ち着いてからの予約を、と考えておりました。5／28の予約状況は集団、個別とも1か月先まで埋まっており、6／2に再度検索したところ6／５　10：00～に一枠の空きが見つかった次第。注射したところの痛みとほてるような頭痛に倦怠感を感じましたが２日程でなくなりました。そして今日の接種、今のところ副作用は出てません。コロナ禍でのオリンピック開催に様々な意見が・・・終戦の困難を乗り越え高度成長時代に入らんとする昭和３９年「東京オリンピック」、あの感動をもう一度の思いが個人的には勝るようです。世界のアスリートが一堂に集まり決められたルールの下で持てる力を、力を出し切り健闘を称えあう、世界は一つオリンピックの果たす役割に計り知れない大きさがあるように。学校の授業の一環として小さな白黒テレビで観戦した記憶が懐かしい、今度は自宅で少し大きめなカラーテレビで、２回目となる東京オリンピックを楽しみたい。上海から高速鉄道で４０分ほど。「無錫」は太湖の湖畔に古くから発展した水郷の町。日本人にとっては日本の歌謡曲「無錫旅情」で知れる風光明媚な文字どおり旅情を誘われるように。太湖のほとりに三国志のテーマパークがあることを知り、寝台列車のチケットしか入手できず寝台列車にてテーマパーク「三国城」を目指したことが懐かしく。今回は「無錫」を振り返ることに。　地下鉄が交差する「三陽広場」が無錫の繁華街。南禅寺は南禅寺駅下車直ぐ、隣接して清名橋歴史街区です。無錫駅から西に数キロほど離れて古い街並みの残る恵山古鎮と錫景公園、錫景景勝区。　 　無錫駅から太湖の入り江にある五里湖を望む木花が印象的だった「蠡園（庭園）」、太湖が一望できる「黿頭渚公園」、歴史ロマンを…テーマパーク「三国城」・「唐城」・「水滸城」へはバスで40~50分ほどです。　　　　無錫駅(2009/10)。高速鉄道の急速な普及で北側に巨大な新駅ができ現在は在来線駅舎として。新駅への連絡通路があり徒歩１０分くらい、スケールの大きさを感じさせられます。　　目当てとした「三国城」。　出来れば「唐城」・「水滸城」もざっと、との目論見はその広大さにあっさりと覆されることに。　　　３世紀半ば「魏」・「呉」・「蜀」が天下統一をすべく激しい戦いを、三国志の世界に一気に…ヒーローたちの石像です。　　曹操。　　孔明を従えて劉備。関羽や張飛も。　　孫権と周瑜と思われます。　　太湖のほとりに、大きなテーマパークです。　　「呉」の水軍。　　鹿頂山と舒天閣(2016/4）。　　　蠡園（れいえん）。2016/4　ちょうど花の季節でした。　　恵山古鎮(2016/4）。古い町並みを残すエリア、隣接して錫景公園と錫景名勝区があります。　　　南禅寺(2019/4）。 　　　清名橋歴史街区(2019/4）。　

  2021.06.26

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  魯迅と紹興酒のふるさと「紹興」を振り返って・・・

  水都「紹興」、古い歴史を残す町並みに郊外にも点在する水辺の生活風景や魯迅のふるさとに郷愁を…　日本のコロナへの対応は正念場に。感染防止の徹底とワクチン接種効果の二正面作戦で収束へ、国の直近の政策である。早く多くの人にワクチン接種が進むこととともに、やはり一人一人の行動のあり方が元の生活を取り戻す鍵に。１年半ものコロナ禍での生活から学んだことを愚直に、まずは自分を律して今から改めて。コロナ抑制とされる中国。メーデー（労働節）連休中（5/1~5）は「田舎旅行ブーム」になったとのことである。大自然に包まれ海や山の幸を味わい日々のストレスから解放されたとのニュースである。日本への訪問が増え始めたころの中国人観光客は爆買いが大きなイメージに…その後歴史・文化、山里の風景と日本人の生活そのものを、イメージが変わりつつある実態がうかがわれる様に。昔ながらの農村や漁村は都市の住民が憧れる「楽園」として観光人気の高まりを。　上海をはじめ周辺都市の南京や無錫・杭州などは最初の訪問当時から急速な変貌を。近代的な大型ビルが町を埋め尽くすがごとくに。そんな中で「紹興」は市民の強い思いがあるやに、昔からの町並みをそのままに・・・繰り返しとなりますが今回は紹興の「魯迅故里」と「安昌古鎮」を主に、「八字橋」・「沈園」・「周恩来租居」等詳細については本ブログにて紹介済みです。（本ブログ　2012/7/15~8/11　2016/9/3~10/25　2017/5/25~8/3）　紹興駅（2012/4)　高速鉄道の急速な開通で蘇州や無錫など中国の主要都市では巨大な駅ビルに様変わりを。そんな中で従来の姿をそのままに。　　　紹興北駅(2016/9）　高速鉄道専用駅として　2013/7　オープン。郊外にポツンと、従来駅に隣接しての想像は覆され往生することに。昔の街並みをそのままに、そんな市民の思いがそうさせたものと思います。（中心部まではシャトルバスが頻繁に出てます。）　　　魯迅故里(2012/4）　魯迅を偲んで遊歩道を…生まれ住んだ故居をはじめ租居・紀念館・三味書屋など周囲の景観を含めて魯迅故里と呼ばれています。　　　　咸享酒店　訪問の度に茶碗での紹興酒を締めの気分で。　　大禹陵(2016/4）　夏王朝の創始者「禹（う）」の陵墓。神秘的な印象です。　　　安昌古鎮(2017/4）　紹興近郊には水辺の生活風景を残す水郷古鎮が何か所か、安昌古鎮は時間がゆっくりと…そんな雰囲気を。水路沿いの両側の道は家から伸びた屋根で、冬季の最盛期にはのれんのごとく名物の腸詰がぶら下がるとのことです。　　ひなびたところでひっそり感を描いてましたが結構な人出です。　　　　　アヒルと思える干物、他に鴨や魚類の干物もところどころに。　

  2021.05.29

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  歴史ロマンに浸って「蘇州」。

  東洋のベニス「蘇州」、歴史ロマンを虎丘や宝帯橋に盤門に・・・　下げ止まりから急拡大に、変異ウイルスの感染者急増に先の見えない危機感です。感染対策を守り不要不急の外出自粛要請など日本の国民性に訴えた対策は間違いだったのでしょうか。大型施設の休業や飲食店の酒類提供禁止や時短要請をせざるを得ない状況に至ったことになんとも残念な思いです。出来るだけ経済を回しながら感染対策を！リスクの高い食事はしゃべらないで、距離を取って、口に運ぶ以外はマスクを・・・うつらないうつさない行動が日常生活を取り戻す近道に。２週間ごとに市の図書館に行くことが習慣に。もっぱら時代小説や旅行に関するものを読みふけっています。おとぎ話のようなこんな人が今どきに・・・自分の幸せを思わず子供を食べさせることだけに身を粉にして家族を養ってきた母親、９９歳の母親を７４歳の息子が親を喜ばせたい一心でリヤカーに乗せて旅に、実話である。「母と旅した９００日」、著者　王一民（中国人　旅した人）・ユ・ヒョンミン（韓国人　人を大切にする考え方に感銘して）そして訳者が北朝鮮に拉致され帰国の日本人　蓮池薫。近くて遠い状況下の三国、人のあり方の基本は同じように、感動です。　今回は印象の「蘇州」を。全て本ブログにて紹介済みです。（再掲写真あり）　虎丘雲岩寺塔　961年完成、高さ47.7ｍ八角七層のレンガ造りの塔。地盤沈下での傾きが見られレンガつなぎ目の雑草が歴史を際立てているように。呉王闔閭（こうりょ）が埋葬された小高い丘、葬儀の3日後に墓の上に白虎がうずくまっていたという伝説から「虎丘」（元は海涌山）と。広さ20万平方メートルの地に剣池など伝説の地が見どころです。　　　宝帯橋　中国最大の石橋。長さ317ｍ、53のアーチをもつ石橋は京杭運河と湖に接して唐代中期に建設されたもの。荷物を積んだ船を運河に出すために、船を曳く人は水に浸からなくてはならず見かねた役人が建設したといわれている。　　　盤門（水路と陸路を取り入れた巨大な城門）と瑞光塔からの眺め。　盤門を中心に瑞光塔（呉の孫権が創建した塔を12世紀全般に再建の高さ54mの仏塔）や呉門橋などの見どころを総称して「盤門三景」と。　　　山塘街　運河の風情を、蘇州駅から地下鉄2号線で一駅です。　　木涜古鎮　春秋時代に呉王夫差が西施を迎え、宮殿を築いたことに街の歴史が始まったとの歴史ある地。古い街並みに庭園や水辺の風景です。　　　　留園　４つの景区があり、各々の楼閣が花窓や透かし彫りで飾られた長い回廊で。　　　滄浪亭　池の美しさから「水の亭園」と。　　　獅子林　太湖石で積み上げられた築山が迷路のような洞穴で。　　　巨大な蘇州駅の南広場と北広場は広く長い地下自由通路で結ばれています。　　

  2021.04.25

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  東洋のベニス「蘇州」も、歴史を残しつつ急速な変貌を・・・

  蘇州駅大変貌、ローカルイメージの駅舎は中国の歴史的な建築デザインの巨大な姿を・・・　仙台でも開花宣言です。3/28、昨年と同じ観測史上最も早い開花に。コロナ禍での2度目の花見の時期となりました。1年以上コロナ禍での生活を強いられ感染症の恐怖が身に染みているはず、蜜を避けマスクでの飛沫対策に手洗い消毒が基本に・・・現状下げ止まりから明らかな増加傾向に中だるみが否定できないものと反省すべき。正しく感染対策をして正しく感染対策をしている飲食店や宿泊地へ、混雑しているときは引き返したりの絶対に感染しないさせない行動を、新しい生活習慣を高めていきたいものです。高度成長時代の日本を彷彿させる中国の急成長、今や世界の大国として頭角を。世界の中の中国として、世界の国々から信頼される大国として・・・その行方に目が離せない状況です。蘇州も上海同様歴史を残しながら急速に近代化が進んでいます。町の中心部は昔の街並み、東西に新市街区（商工業開発エリア）です。2013年にローカルイメージであった蘇州駅の変貌に仰天しました。2009年に訪問した際の駅前に密集した飲食店や土産物店は何処へ、広場が整然とそして中国の歴史的な建築デザインの新駅の威容です。今回は他では見れないデザインの巨大な「蘇州駅」をメインに。　　　初めての蘇州、船で水路を。(2007・7）　　　蘇州駅（南広場）。（2015・4）　　　蘇州駅（北広場）。（2017・3）　　　元の蘇州駅。（2009・9）　　報恩寺北寺塔から元の蘇州駅と市街。（2009・9）　　　報恩寺北寺塔。（2009・9）　三国時代創建、呉の孫権が母の恩に報いるために建てられた。　　　蘇州東部の新市街区（商工業開発エリア）。シンボル的建物「東方の門」、隣接して超大型商業施設「蘇州中心」。（2018・3）　2020年完成予定であった高さ７２９ｍの「蘇州中南センター」はしばらく建設休止となっていたが国の政策により４９９mに制限され完成日はまだ明らかになっていないようである。　　　蘇州西部新市街区（商工業開発エリア）にある日本人向飲食店街「淮海街」。（2017・3）　　２００７年4月に導入された中国版新幹線「和諧号」。（2009・9）　車両との高さを合わせるためと思われるかさ上げされたプラットホーム。　　快速列車。車両とプラットホームに間隔があり乗降に難儀している様子が…鉄板を敷いての乗降を見たことがあります。（2009・9）　

  2021.03.29

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  中国上海、１５年余り訪問し続けたその魅力とは・・・

  初めての上海、躍動する姿に圧倒されたことを思い出しながら印象の上海を・・・　早くも３月、暖かさを感じさせる日差しの日もありますが寒暖の差の激しさに真冬日の寒さが堪えます。非常事態宣言の効果がなかなか出ないことにやきもきを、１月下旬から減少が見られ現状鈍化傾向となってるものの正直ほっとするものです。年末にかけての移動や飲食を伴う集まりが主たる要因に、三密を避けることマスクや手洗いの感染防止対策の正しさを如実に裏付けることに。油断からの感染拡大は絶対に避けたい、これまでの感染症への学習を無にせず言われている対策を愚直に。時には外食や飲食店へ、一泊での旅行も、感染症対策を利用する側利用される側きっちり守りあっての利用も楽しみたいものです。感染症に対する新生活習慣を高め実践したいものです。USBに保存されていた初めて訪問した上海の写真が見つかりました。２００６年５月のこと、それ以来毎年のように訪問することに。その魅力とは・・・中国４０００年の歴史は日本文化に大きな影響を、本ブログで紹介し続けて来たようにその文化や生活風景に日本を思わせる郷愁誘うものがあること。そして中国共産党政権のもとで信じられない早さで成長する中国の行方に大きな関心を・・・そんなところにあったように思います。上海の見どころはやはり豫園に外灘に浦東エリア。その他の進めたいところは虹口エリア（魯迅公園・魯迅故居・多倫路文化街）、七宝(水郷古鎮）、嘉定（城下町のイメージ・嘉定孔廟・庭園等）、上海文廟(日曜日に古本市が盛大に)、三古刹(龍華寺・玉仏寺・静安寺）でしょうか。今回はその中から選んで。（その他訪問地全てを本ブログで紹介しています）　豫園　江南様式庭園の名園、入り口に「海上名園」と書かれた江沢民直筆の石碑です。　　九曲橋。庭園に隣接し昔の趣を再現したショッピング街が広がります。　　レトロなデパートにレトロな骨とう品や土産物店、玩具や小物を扱う店など明・清代を再現した　街並みに中国に来たとの思いを。　　　外灘・浦東新区（2011/5）　外灘遊歩道（広場）から黄浦江対岸に浦東超高層ビル群。1992年、鄧小平の浦東地区における　改革・開放の大号令で浦東の開発が急ピッチに、上海は他都市に先駆け発展の一途を。　　ライトアップされた租界時代の建物と黄浦江対岸の超高層ビル群の眺望を楽しむ人々。　　龍華寺　三国時代に呉の孫権が夫に先立たれた母の悲しみを癒すために建てたと伝わる上海屈指の名刹。　　春節（中国の正月は旧暦で）時は大変な混雑に。　　玉仏寺　玉仏像2体を安置する寺院。　　玉仏臥像。　　静安寺　繁華街静安寺地下鉄駅前にある金色が際立つ大きな寺院。1800年の歴史ある寺院で何度も修復と　大改装がなされています。　　　多倫路文化名人街　日本人とのゆかりが深い虹口（かっての日本人はホンキューと呼んでいた）エリアにあります。　魯迅公園の南側にあり、かっては上海を代表する文化的な地。　　石畳の道に店舗兼住宅が。上海にゆかりのある著名人や文化人の銅像の中に、魯迅との交流が深　かった日本人内山完三の銅像も。　　盧浦大橋　２010上海万博会場から。(2010・５）　　盧浦大橋展望台から高層ビル数世界一の上海。眼下に工事が急ピッチですすむ万博会場です。　（2009・９）　　万博まであと8ヶ月ほど、会場付近は地下鉄や隧道工事も進められており大変な錯綜です。　(2009・９）　

  2021.03.01

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  初めての上海訪問で案内された郷愁誘う「杭州」。

  初めての上海、豫園・外灘・東方明朱塔の他にここだけはと案内されたのが「杭州」でした・・・　感染拡大が収まらない中での寒さ厳しい雪の多い新年となりました。不要不急の外出禁止、GoToトラベルの中止に緊急事態宣言が１１都府県に。危機感が高まっているに違いないと思うのであるが目に見えての効果がまだ見えぬことになぜなぜの思いです。ハヤリ病と言われていた昔の感染症対策と言ったら隔離といった人との接触を避けることしか対応策はなかったのではないでしょうか？。ウイルス対策の基本はこのことに！、改めてうつらないうつさない責任ある行動を。一人一人の行動が日本の国民性に訴えた新型コロナ収束へのカギに、ワクチン効果の期待とともに明るい暖かい春の訪れを待ちたいと思います。アメリカを抜いてGDP世界一が視野に、世界の国々から信頼される大国を目指すのか、頂点としての中国を目指すのか中国の行方に関心が現実的に。日本文化に大きな影響を。中国４０００年の歴史を思いながらこれからの中国は・・・毎年楽しみにしていた中国上海への訪問は当面お預けに。10日に一度の図書館を利用しての次の訪問先を、机上での旅行を楽しんでいるところです。初めての中国上海、市内の名所（豫園・外灘・浦東新区と東方明朱塔）の他に日本人のあなたに、と誇示するように案内されたのが杭州でした。西湖畔の雷峰塔と雷峰塔からの西湖に歴史ロマンと郷愁といったものを。２度目は上海南駅から運航開始間もない中国版新幹線「和諧号」で。周遊バスで岳王廟や宋城に霊隠寺を。この時の新幹線の速度は１３０～１７０Kｍ、杭州方面行の新幹線はその後完成した虹橋駅からが主に。その時体験した時速３５０Ｋｍに度肝を、２００７年に運航開始した中国版新幹線は3年余りで世界を超えるレベルに…想像できない早さです。今回は思い出深い杭州の名所を。（再掲写真あります）　開業した虹橋駅から杭州へ、時速３５０Km  の中国版新幹線に乗りました。　　　西湖のふもとに雷峰塔。　　雷峰塔から西湖越しに市内。　岳王廟。　　霊隠寺。　　元時代に彫り込められたとの約380体の石刻像を興味深く。　六和塔。北宋時代の970年創建、現存の塔は1163年に再建されたもの。　六和塔から銭塘江に架かる銭塘江大橋。上を車、下を列車が走ります。　虎ほう泉。名泉の湧き出る神秘さを感じる印象を。　何ともユニークなうたた寝する僧侶の像。　

  2021.01.23

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  回想水郷古鎮「朱家角」。

  地下鉄が開通し便利に、昔からの生活風景「朱家角水郷古鎮」。　コロナ禍での年末となりました。経済を回しながら感染防止を、強制力のない国民性に期待した日本の感染拡大防止対策は芳しくない状況に。外出禁止、日常品を扱う商店以外は営業停止、買い物は熱を測り代表者が…こんな状況にしてはならないとの強い危機意識を。もし自分が感染していたらどんな行動を、人との接触を避ける工夫をするだろうし、マスクに手洗い・うがい等今言われてることを愚直に…必ずや日本流がいい方向に、間違っていないものと。我慢と慎重な行動が早い日常生活を取り戻すことに、信頼できるワクチンと治療薬も間もなくと期待です。　上海近郊の水郷古鎮といえば、七宝・新場・南翔・嘉定（いずれも本ブログにて紹介済み）に朱家角があげられます。バスの便しかなかった昔の生活風景を残す水郷古鎮でしたが、いずれの地へも地下鉄が開通し大変行きやすくなりました。すでに紹介済みとなります「朱家角水郷古鎮」の風景をあらためて・・・2009/10/4　上海旅游集散中心からバスで１時間、料金は入場券と主な見どころのチケット代を含め８５元でした。　漕港河に架かる放生橋：５つのアーチをもつ石橋、全長７２m・幅５.8m・高さ7.４ｍ、橋の下では魚を取ることが禁じられ放流のみが認められていたことから放生橋の名が。　　　　橋の上では放流の魚を売ってる人が。　　漕港河。　　水路沿いには江南民居が建ち並び飲食店が続きます。　　　　清代の郵便局「大清郵局」。　　レトロな郵便ポスト。　2018/4/6　上海中心部から地下鉄２号線で虹橋駅へ、１７号線に乗り換え朱家角下車。　　地下鉄17号線「朱家角駅」付近（車窓から）、水郷の町らしい風景です。　　　　　　駅から２Km、バスが出てます。　　　　清明節（日本でいうお盆）で大変な人出でした。　　　　橋上から。　　　　水路がきれいになった印象です。　　　　　　　　　　　

  2020.12.21

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  回想「上海環球金融中心（上海ヒルズ）」

  納まらないコロナの恐怖に…危機意識をもって今出来る防止対策を守り通す以外はないトノツヨイ意志で…　欧米の感染拡大の納まりが見えない中、中国は感染拡大の特徴をつかんでいると・・・感染者が見つかったらすぐに濃厚接触者を隔離し大規模なPCR検査を短時間に。またスマホにて感染源とみられる場所に立ち寄った人を特定していると。発症地として注目された人口一千万人を超す大都市「武漢」を封鎖した中国政府のロックダウンの即断即決に大変驚嘆したことでした。第３波が心配される日本。その対策の基本は強制力のない自主性を求めるもの。感染拡大を防ぎながら経済を回す…今出来る最大の防止対策は今言われている感染防止策を愚直にやり通すこと。首相の「食事中もマスクを」は国民一人一人に対しての切望を如実に表明したものと。何としても日本ならでの感染防止の成功を、感染しないさせない気持ちを強く持ち続けたい。中国ありきとみられる行動に世界の国々の中には脅威感を持つ国が多くなっているように。大国としてのあり方・行方が気になるところです。初めて訪問した上海は2010上海万博に向け急ピッチで大掛かりな工事が進められていたころ。思ってた以上の大都市に、躍動感あふれる上海に圧倒されました。日本の森ビルが手掛けた「上海環球金融中心（上海ヒルズ）」が建設中でありその完成を待ち遠しく思ったものでした。上海環球金融中心（上海ヒルズ）。2008年完成、地上101階高さ４９０ｍの世界有数の超高層ビル。2010上海万博日本館で話題となったウオッシュレットが全館で採用されたビルです。　　　　　隣接する金茂大廈展望台から　　盧浦大橋展望台から。３６０度の展望、眼下に急ピッチで進む万博会場です。　観光船（ナイトクルーズ）から。　ヒルズ展望台から。　行く度変わる工事中の道をヒルズへ、今では地下鉄2号線陸家嘴駅前から歩道橋が整備されています。　上海ヒルズを中に金茂大廈と工事中の上海中心。　　上海中心展望台から。　2016年上海中心が完成し1990年から本格化した浦東中核地区の開発は終了に。　

  2020.11.26

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  中国上海、日系はじめ多くの巨大なデパートが・・・

  上海デパート事情は日本と同じようにネット通販によるシェア食い込みとコロナ禍で・・・　いつまで続くのか、うんざりの暑さも涼しさを飛び越え寒さを感じるように。GoToトラベルが始まり観光地に活気です。4連休の9/20に実家からの帰りに松島の町を車で、例年の週末の賑わいにはまだの感ですが相当な人出でした。現状規制緩和での感染者数増加は認められないようですが東京での低下がないこと東北でも唯一宮城県の感染者数が連日数人規模に。10/1から東京もGoToトラベルの対象に、寒さに向かう折りインフルエンザとの同時流行の懸念にこれまでの感染対策に間違いはないとの認識のもと一層気を抜かないように、と思います。アフリカ等南半球の冬は6～8月、コロナ禍におけるインフルエンザが大変心配されたのであるが驚くほどの記録的な減少をしたとのことである。コロナ対策としての手洗い、うがい、マスク着用が大きく影響したとの見解に昔からの日本の習慣に得心である。アメリカ大統領のコロナ感染のニュースが世界中に、トランプ流のアメリカのこれからは？。コロナが収束したとされる中国、国慶節に入り例年の国外から国内での移動と爆買いでの内需拡大を余儀なく・・・コロナの脅威がなくなるのは世界各国での克服が不可欠に、世界を俯瞰しての共栄共存の考えが基本にあるように。　上海には日系（南京路に大丸・伊勢丹、虹橋に高島屋、オークラガーデンホテル１階に三越など）はじめ香港系、台湾系、シンガポール系等様々な国々のデパートがひしめいています。日本より早くネット通販によるシェア食い込みの打撃を受けそしてコロナの影響です。これからの巻き返しが注目されます。南京路(外灘を背に歩行者天国東端から）。南京路は上海でもっとも古くから栄えた繁華街、外灘から人民広場までが南京東路、人民広場から静安寺付近までが南京西路です。総延長４Kmほど、訪問当初(10年以上経ちました）物珍しく歩き通したことが思い出されます。新旧百貨店が随所に、地下鉄2号線南京西路駅前に伊勢丹、静安寺駅に直結し日本式百貨店として現地在住の日本人に人気の久光百貨があります。　新世界大丸百貨店(外灘側南京路遊歩道東端から）。何度か紹介の近代的な日系の高級デパートです。　　　大丸百貨店の地下で昼食に天ぷら定食を。　　正大広場(上海の高級デパートスーパーブランドモール）は浦東新区陸家嘴にあるビッグなデパートです。　　　正大広場の外観は年代を感じますが中は近代的な印象です。　　虹橋カルフール（家楽福）。上海でよく見かける大型スーパー。　最上階のレストラン街をよく利用した虹橋地下鉄2号線寠山関路駅前のデパート。ザリガニをつまみにビールを、日本の居酒屋チェーン店で昼定食をの思い出が・・・　再三紹介の味蔵古北店はマンションの1階に。日本の定食類に日本の酒ビール類がふんだんに、日本のテレビ中継も・・・　　多くの日本ラーメン店が、上海拉麺競技館は大悦城南座7階(地下鉄8号線12号線曲阜路駅直結）に。　夕飯にホウトウのような麺を。手前のタレは水餃子用、水餃子には茹でたものをそのままで、とワンタンのようにスープに入れたものがあります。餃子がメインの店でしたが焼き餃子はありませんでした。　　　地下鉄1号線外環路駅にはセブンイレブンとファミリーマートが並んで。　夕食に贅沢を。ここ3年ほど通い続けている店で北京ダッグと羊肉のしゃぶしゃぶです。　　　浦東空港はとにかく大きな空港です。ターミナルビルで飛行の怖さを紛らわせるために？ビールを。機内食は飲み物としてビールもリクエスト出来ました。　　　　　

  2020.10.04

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  江南水郷「楓涇古鎮」を振り返って・・・

  水路沿いに昔からの街並みと生活風景に、異文化でありながらも郷愁を・・・　コロナ渦での豪雨災害、被災地の大変さが思われます。全国どこで発生してもおかしくない状況に、東日本大震災の教訓を忘れずに命を守る行動を、と強く思います。感染者の少なさ、今も死者「ゼロ」のベトナムのコロナ対応に注目してました。一党支配下、自国の医療システムがいかに脆弱かを政府が認識しての徹底した封じ込め策があったとのことです。感染者だけでなく濃厚接触者やさらにその接触者らを特定し隔離したこと、マンションや村全体等医療体制の許容範囲に感染者を抑え込むため出来ることを徹底したことにあるようです。民主主義国「日本」、緊急事態宣言が解除され今月22日から「GoToトラベル」開始の見込みに。感染症を正しく恐れ、うつらないうつさない一人一人の行動がキーポイントに。新生活スタイルを定着させ日本流の封じ込め策を成功させたいものです。中国江南地方の「江」は川の意味。大河「長江」以南の地方、現在では長江下流南方のデルタ地帯の江浙平野一帯を「江南地方」と。温暖多雨、中国穀倉地帯で稲作が盛んであり、運河や湖沼が多く「蘇州」や「杭州」が風光明媚な地として有名です。また水路沿いには昔から発展した古い街並みや生活風景を残す地が方々に。異文化でありながら日本と似たところが…郷愁を感じる風景がそこにはあります。上海からバスで１時間ほど「楓涇古鎮」の未掲載写真の紹介です。楓涇古鎮、水路沿いの街並み。　　　　　水路に突き出た家々も、烏鎮水郷古鎮で多く見れます。　　楓涇長廊。長廊は水路沿いの屋根付きの道、外から来た商人や旅人のために設けられたとのことです。沢山の商店や飲食店が並びます。テーブルといすが置かれお茶や食事を、憩いの場ともなっています。　　　　楓涇の名物「丁蹄」。豚足の醤油煮込みのことで昼食に丁蹄ラーメンを。　　地下鉄1号線「蓮花路」駅前。楓涇古鎮へは隣の錦江楽園駅からバスを利用しましたが蓮花路駅からも頻繁に出ていることが分かりました。蓮花路駅は虹莘路の朝市や水郷古鎮「七宝」へ行くとき等何度も利用した駅、駅ビルは解体され再開発中でした。　　　

  2020.07.15

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  中国杭州の旅「広済橋」、「諸葛八卦村」を振り返って・・・

  ウイズ「コロナ」、図書館を利用してのガイドブックでの旅行を・・・　発表される毎日のコロナ感染者数に落ち着かない日々が続いています。5/25に緊急事態宣言が解除され4週間が過ぎ、都道府県をまたぐ移動が全国的に6/19に緩和され10日近く経ちました。これからの感染者数に大変な関心をもつものです。感染拡大の納まりが見えないアメリカ、それに対して医療崩壊状態が心配されたイタリヤやスペインは急速な減少を。外出禁止等様々な感染防止対策が功をなしたのには間違いないと思いますが、ひょっとして抗体を持つ人が多くなり感染しにくくなった？、と正体が見えないコロナに都合のいい藁をもつかむ勝手な想像です。雇用調整によりしばらく休んでましたが、7/1から復帰することに。これまで通りの月半分の出勤です。この間もっぱら図書館を利用し、時代小説に中国や国内の観光ガイドブックの読み漁りを。毎日1時間ほど歩くことを心掛けましたが2Kgほど体重が増加しました。感染の心配が大きくなりますがマスク着用や換気等出来る限りの防止対策と試行錯誤を繰り返していきたいと思います。今回は、昨年の中国上海訪問を思い出しながら、杭州「広済橋」、「諸葛八卦村」の未掲載写真を。　広済橋（世界遺産「大運河」、遺跡58のうちの1つ）。全長78.7m、全幅5.2m、7つのアーチをもつ石橋。（昨年３/27 　本ブログ2019/7/7）　　上海虹橋駅、候車室（待合室）内のチケット売り場（2階西側入口入って左側）。入手済みのチケットの発車時刻に間に合わず、次発のチケットを入手です。　予定より1時間ほど遅れ　8：04発　合州行き　に乗車です。1階にあるホームへ。　車窓から高鉄「余杭駅」。杭州東駅の一つ手前の駅、後から分かったことですが「広済橋」に直接行くのであればこの駅で降りる方が良かったようです。　杭州東駅から地下鉄1号線で「臨平」を目指します。途中「余杭高鉄駅」を通り2駅で終点「臨平」です。車内はスマホを利用する今ではどの国でも当たり前の光景です。　臨平からバスにて広済橋の最寄り駅「塘栖」へ。786路始発バス駅は高鉄余杭駅でした。　広済路は工事中、道路沿いの店は開いており歩行禁止とはなっていないのですが・・・歩行通路の確保されてない道を北上、5分ほどで「広済橋」です。　諸葛八卦村（昨年の中国上海訪問時にメインとした地）。諸葛亮（孔明）の子孫が住む地。（昨年３/28　本ブログ2019/4/26、５/11、５/26、6/9、6/20）丞相祠堂（左側の建物）。ここから村の中心に。　大公堂（村の中心にある鐘池を背に）。主な施設は村内の成功した人々の寄付で、村人の孔明に対する尊敬のおもいが感じられます。丞相祠堂同様歴史の重さを感じさせられます。　上海虹橋駅６：１７発温州南行きで杭州へ。早朝で候車室は閑散としてました。　中国版新幹線「和諧号」に乗車です。　杭州南バスターミナルから諸葛八卦村へ。約3時間の乗車です。　車窓から銭塘江。　車窓から、里山といったのどかな風景です。　入場してすぐの景色、10分くらい行くと丞相祠堂です。　

  2020.06.28

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  ふくらむ、鑑真のふるさと「揚州」へ。

  時代小説で主人公（サムライ）が帆船で長江をさかのぼり「揚州」へ、そのくだりに訪問のおもいが・・・　ここ一週間、東北の新しいコロナ感染者数は認められなくなってきました。そして全国的にも感染者数の減少傾向に、正直少し光が見えてきた思いを・・・しかし欧米の状況や抑え込みが成功した韓国での集団発生にこれからが正念場、正体の見えないコロナの脅威に気を緩めてはなりません。感染しないさせない手洗いやマスク、三密対策を習慣づけること。新たな生活習慣でのコロナとの付き合い方を・・・それにしても飲食店の営業のあり方、客としてのあり方に、日常や仕事の場面場面でのこれだとの対応に思案が尽きない難しさを。　今年はここ数年続けていた春先の上海（中国）訪問（昨年は３/24~4/7）を早くから見送りました。初めての上海訪問時、中国の良さを誇示するように日本人のあなたに見せたかったと案内された「杭州・西湖」、その際上海近郊の見どころとして少し遠いが「揚州」も興味深いとの話でしたが忘れていました。ある時代小説でその「揚州」への思いが膨らむことに・・・佐伯泰英著「交代寄合伊那衆異聞」は、黒船来航以降の動乱の幕末を世界に眼を向け、日本の未来へ駆け抜けて行く剣豪旗本「サムライ」の活躍を。全23巻、その19巻「茶葉」で租界時代の上海の様子、中国をもっと知ろうと大河「長江」を帆船で遡るくだりがあります。京杭大運河と長江がクロスする交通の要衝としてにぎわう街、秘境の茶畑を探訪する揚州の様子です。鑑真のふるさと、三国志ゆかりの地でもある「揚州」・・・家にいながらの旅を当面楽しむことに。　昨年訪問（３/24～４/7)の中国・上海の様子はひと通り紹介し終えました。まだまだ未紹介の写真がありますので所感を交え紹介していこうと思います。到着翌日（３/２５）は乗り合いバスや地下鉄を利用し足慣らしです。　虹莘路の朝市。8：２０頃バスから。9：00頃には片付けが始まっていました。　　　　　　　　上海南駅。広場でダンスの練習をする姿が。　　　　南浦大橋と南浦大橋浦西バスターミナル。上海市内の乗り合いバスの料金は2元、乗り合いバスで上海の景色を眺めるのも何かの発見に。　　様々なところに他人に迷惑を掛けないルール・マナー・道徳の標識です。　　　　　　　　　　　　

  2020.05.12

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  無錫「清明橋歴史街区」。

  南禅寺歩行街から続く歴史的な街並み「清明橋歴史街区」をぶらりと・・・　まさかこんなことになるとは、新型コロナウイルスは特効薬がないまま世界中の不安を払しょくできない状況に。その感染は中国からアジアへそして先進国といわれるヨーロッパ諸国や大国アメリカへ。その現状は感染者３００万人に達する欧米の感染率は8割近く、死亡者（２０万人を超える）については９割近いとのことである。医療崩壊の危機状況に先進国とは・・・を考えさせられます。感染症の脅威を身をもって経験していた国々の対応にすごさと率直に見習うべきものを多く思わせられます。中国・武漢で正体不明の新型ウィルスが蔓延しているとの情報を入手するや水際対策を即決した「台湾」があります。観光をメインに経済リスクを受け入れての台湾の先手先手のコロナ対策に世界からの称賛です。そして日本から見れば反日感情から未来志向での関係改善が進まない韓国でもその対策は良い方向に。治療薬・ワクチンが出来るまでの拡大防止策は「人との接触を避けること」以外今はないものと認識するものですが、先立つものは・・・早い終息を！乗り越えられないことはない、と強く思うものです。中国・武漢では入院患者が「ゼロ」にとの報道が。北京と上海では学校閉鎖が一部解除され中学と高校の3年生が笑顔で登校する様子です。終息に向かっている実態とその過程を全世界に！と期待です。中国・無錫、今回は「南禅寺」から「清明橋歴史街区」を散策した様子を。清明橋歴史街区。明らかに日本とは違う風景ですが何となく日本の生活風景に似たものを。古運河沿いに古い町並みです。夜の散策が人出も多く素晴らしいとのこと。　　　南禅寺。５４７年創建の古刹、現在の建物は１９８０年に修復されたものです。　南禅寺妙光塔。高さ43.3m、運河の水害を鎮めるために建てられたといわれている。　　南禅寺大雄宝殿。　　雑貨や骨とう品の路上販売をする店が100ｍくらい続いていたでしょうか、興味深く見ながら運河沿いの古い街並みへ。　　南長街は整備された広い道が続きます。　　　　歴史街区の中心「清明橋」。　　　　　　中心の大きなビルが「無錫日航ホテル」。　清明橋近くの界涇橋路をバス道路へ。　

  2020.04.29

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  太湖のほとり「無錫」へ三度・・・

  太湖のほとり「無錫」、清明橋歴史街区と南禅寺をメインに、再び「黿頭渚公園」へ・・・　このところの増加する日本のコロナ感染者に大変な危機感です。一方、感染の中心地であった中国湖北省武漢市では都市封鎖措置が2か月半ぶりに解除に。超大都市上海は早期の抑制で２か月足らずで抑制解除に、公園では麻雀やトランプを楽しむいつもの光景が見られるとのことである。（中国国内においても慎重論があり、拡大の危機に見舞われているアメリカを中心に懐疑的な拡大再発の懸念を。）隣国韓国では、ドライブスルー方式の検査等での検査拡大と陽性者の隔離で抑え込みに成功しているようである。緊急事態宣言がされた日本、基本的に国民に協力を求める形に、日本の国民性に訴えるものに。感染防止に１８０度見方を変えた考え方に納得です。感染しても症状の出ない人が多いという厄介なコロナウィルス、もしかしての自分が感染しているとしての行動を思い実行することです。おそらく他人との接触をできるだけ避けるでしょう。くしゃみや人と話すときにマスクを、ウイルスを持ち込まない持ち帰らないために施設への入退室時における消毒や手洗いの励行などなど・・・三度目となる「無錫へ」。古運河の街並み「清明橋歴史街区」と隣接する「南禅寺」をメインに、あとは成り行きで。無錫駅から地下鉄で南禅寺へ、骨とう品などの露店の並ぶ中を清明橋歴史街区へ。２時間ほどの散策後バスで繁華街三陽路へ。ビルの谷間の公園で憩う人々の様子にほのぼの感です。次の訪問地を錫景公園か黿頭渚公園どちらかに迷っていましたが、天候が良いことから後者を。前回訪問時眺望が悪かった鹿頂山へ今一度、が勝りました。前回訪問時の無錫の様子は本ブログ　2016/7/1、7/14、7/27、8/9、8/20で。上海駅発南京行きの高速列車で太湖のほとり「無錫」へ　　　清明節（日本のお盆）のせいか上海駅は大変な混雑、駅に入るにはチケットまたはパスポートを見せて荷物検査を受けることになります。　　　大都会といった「無錫」です。地下鉄三陽広場駅周辺が繁華街、ビルの谷間の公園でカラオケを楽しむ多くの人々です。　　　　乗り合いバスで「黿頭渚公園」へ。蠡園（れいえん：西施ゆかりの湖五里湖または蠡湖ともを望む庭園）を過ぎテーマパーク「三国城」への道を右折すると2Kmほどで公園入口。公園への道へ入った途端に渋滞です。到着までここから40分もかかることに、清明節が影響したようです。公園からのバス乗り場は100ｍ以上の列、帰りの列車に間に合わないことを懸念しタクシーでとんぼ返りすることになりました。五里湖(蠡湖）。湖を望む庭園「蠡園」の名前の由来は、絶世の美人として名高い西施とともに隠居した春秋時代末期に活躍した范蠡（はんれい）に由来します。　　　鹿頂山と舒天閣。後方左側に太湖が広がります。　　公園入口。　　

  2020.04.12

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  日本軍の行動は？南京大虐殺記念館へ

  「南京大虐殺記念館」歴史をありのままに、戦争を反省し憎しみ合う材料ではなく学び合う良好な未来づくりへ・・・　令和初の新年は早くも一ヶ月が過ぎました。今身近な最大の関心ごとは、核問題や温暖化ではなく新型肺炎コロナウイルスに。中国湖北省武漢市の華南海鮮市場が最初の発生現場とされる新型ウイルス、その感染力の大きさが不明なことや処方薬がまだ無いことに不安が駆り立てられるようです。確かな情報をもとに冷静にウイルス対策として基本の「うがい」や「手洗い」を確実にこまめに、早い終息を望むばかりです。今回は南京大虐殺記念館展覧区史料陳列庁（他に遺址区と和平公園区があり、遺址区には虐殺後に犠牲者が棄てられたとされる万人坑の人骨が展示）の紹介です。（関連記事：本ブログ2010/8/24）　南京事件については虐殺の規模や有無について多数の意見があり、その真実がどのようなものか未だはっきりしないとか写真は合成と疑われるものしか残っておらず、旧日本軍が行ったとされる決定的な証拠が出てない現状とのことである。また、蔣介石が虐殺をしたとされる説や中国側が事実を捻じ曲げて誇大化している説など様々な説が・・・遇難者の人数に関しても南京戦直前の南京住民は22~3万人とのことで中国側が主張する30万人の主張には疑問が持たれており、日本政府としては非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できないと考えているとのことである。南京大虐殺記念館：侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館上海からのアクセス　上海虹橋駅～高速鉄道1時間45分～南京南駅～地下鉄1号線～新街口駅～地下鉄2号線～雲錦路駅下車直ぐ。　悲惨な状況を・・・　　　遇難した人数は３０万人と・・・　史料陳列庁：日本軍の残虐行為を写真や生存者の証言、日本軍人の日記などで・・・豊富な資料が展示されています。　　日本軍蘇州侵占。　朝日新聞チラシ。　日軍挙行“南京入城式”。　　日本軍、中国人捕虜斬殺。　　歴史を鑑として・・・崇高な言葉が。　結びとして・・・中国は平和の断固とした提唱者であり、各国人民と手を携えて努力していく！と。　　　　　　　　　

  2020.02.10

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  中国技術者が自力で・・・「南京長江大橋」。

  人の力の偉大さを、長江に架かる大橋「南京長江大橋」へ・・・　2019年末の中国総人口は14億5万人、14億を超えたとのことである。しかし一人っ子政策廃止後も出生数は減少、生産年齢人口（16～59歳）が減少する一方65歳以上の人口が増加・・・少子高齢化の影響が懸念される状況に。人口世界一（日本の11倍ほど）、面積は日本の23倍の大国中国・・・恐ろしいまでのスピードで物事が進んでいる中国に関心を抱かざるを得ない状況です。中国江蘇省南京市、日本軍が南京市民に対して行ったとされる残虐行為を後世に伝えるために建てられた「侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館」のあるところです。南京訪問は5度目、今回は「虐殺紀念館」の他に「南京長江大橋」、「鶏鳴寺」、「南京城壁（解放門）」を巡りました。先ずは「南京長江大橋」の紹介です。南京長江大橋：江蘇省南京市に位置する自動車、鉄道両用橋梁。　1960年に建設開始、1968年に完成。　道路橋全長　4589ｍ　　鉄道橋全長　6772ｍ　　長江に架かる部分　1577ｍ　武漢長江大橋が1950年にソ連の援助で建設、南京長江大橋もソ連技術者の協力を得て着工したが中ソの対立でソ連の技術者が帰国。その後中国技術者が自力で設計・施工を・・・文化大革命中に完成したため中国における自力更生と革命の象徴として言い伝えられた。１路バスにて「南京長江大橋」へ。新街口東から終点南堡公園まで約４０分、大橋の眺望できる大橋公園はバス終点と隣接。新街口は南京で特に人通りが多いところ、交差点に孫文の銅像です。　　公園を入ると自動車と鉄道の橋梁が見上げられます。　　　　　　橋梁展望台から。　　　　　展示館。　　　

  2020.01.22

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  上海の発展を象徴するように・・・浦東陸家嘴地区。

  租界時代の建物群に、黄浦江対岸の超高層ビル群に、上海で外せない観光スポットのイメージを・・・　令和になって初めての新年を迎えました。東京オリンピック・パラリンピック開催年、世界は一つアスリートの一生懸命なプレーに感動したいと思います。このところの世界情勢に、行き過ぎた保護主義からの国同士の関係悪化と内戦に、歴史を学ぶことの大切さを感じさせられます。「一隅を照らす」、天台宗を開いた伝教大使最澄の言葉。自身が置かれた場所で、一つのことに最善を尽くすこと…奥深い意味合いを痛感させられます。今年も昨年同様月半分の仕事を、体力と資金が許せば上海訪問を、出来るだけシニアのパソコン勉強会や勤めていた会社のOB会へ出席することなど例年通りのことが出来ることを目標にしたいと思います。今回は何度となく紹介している「外灘」と「浦東陸家嘴」の様子を。外灘（わいたん：別名バンドとも）は上海で外せない観光スポット。租界時代（19世紀中頃～20世紀中頃）に外国人居留地として栄えたところ。往時の歴史的建築物が建ち並びます。浦東陸家嘴地区は超高層ビルが建ち並ぶ上海新都心です。　　外灘遊歩道から租界時代の建物。市政府の施設や金融機関、デパートやホテルとして使われています。左側手前がフェアモント・ピース・ホテル（旧和平飯店）、オールド上海（老年爵士楽団：平均年齢８０歳以上、超ベテランぞろいのジャズバンド）の生演奏会が行われています。　　外灘遊歩道を背に南京東路。　　外灘遊歩道から、黄浦江を挟んで左側が浦西、右側が浦東。　　外灘遊歩道から左側が浦東、右側が浦西。　　地下鉄２号線「陸家嘴駅」周辺図。　　　東方明洙塔を背に超高層ビル。　　　　駅前のループ状歩道橋から超高層ビル群。　　ループ状歩道橋から。中央の白い三角のの建物が「上海海洋水族館」。　　ループ状歩道橋と接して大きなデパートも。　　「上海海洋水族館」。見どころは世界最長となる155mの海底鑑賞水中トンネル。　　　水中トンネル。　　　クラゲの優美な姿。　　　小さなペンギン。じっと動かず、思い出したころのペンギン歩きに実物と。　

  2020.01.06

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  長廊と石橋に典型的な江南水郷古鎮の趣を・・・楓涇古鎮６

  楓涇古戯台付近は水路沿いの風景が開け「長廊（生産街）」が青楓路の長廊へと延々に・・・　去年1年間に異常気象で世界で最も深刻な被害を受けたのは日本との分析結果が・・・今年もそんな分析結果がでるのでは、と思われるほど自然災害多発の年でありました。来年はどんな年に・・・健康で大過なく、そして温暖化に対する危機感を持っての行動を、とおもいを新たにさせられます。ごみを出さない工夫と分別を、出来るだけバスや電車の利用を又は歩くことを、小さなビニール袋をポケットの片隅にコンビニなどで袋を貰わない工夫を、まずは自分の出来ることから。楓涇水郷古鎮、楓涇三橋からの水辺の景色も良かったのですが、楓涇古戯台からの景色もなかなかです。すぐ近くに「泰平橋」、対岸に生産街の屋根付きの街路「長廊」が水辺に延々と。今回、泰平橋を渡って生産街（長廊）を歩くことはありませんでしたが、地下鉄1号線「蓮花路」駅前からバスが頻繁に出ていることが分かり機会があったら再訪の思いを。上海市内には「七宝」、「朱家角」、「新場」、「嘉定」、「南翔」などの水郷古鎮が存在します。上海の発展する姿とともに古い町並みにも大いに興味が惹かれます。古くは「呉」と「越」の境だったという「楓涇古鎮」、お勧めです。和平街「楓涇古戯台」広場から生産街、水路沿いに屋根付きの路（長廊）が続きます。長廊は青楓路へと延々と。　　古戯台広場から「泰平橋」。　楓涇古戯台。　　　　　楓涇長廊（青楓路の様子）。江南水郷には屋根付きの街路が多く見られ、楓涇のそれは煙雨長廊（廊棚）として有名な「西塘古鎮」に匹敵する規模のようです。　　　　　日本では見れない食材が・・・粽（ちまき）は水郷古鎮の定番のようです。　　　　　　こんな趣ある路地も。江南水郷婚俗館付近で。　　楓涇へは地下鉄1号線「錦江楽園」駅にほど近い新西南バスターミナルから楓梅線を利用しましたが、次駅の「蓮花路」からも頻繫に出ていることが分かりました。（蓮楓専線　所要60分　15分毎）この駅は虹莘路の朝市や「七宝古鎮」に行く際よく利用した駅、その駅は取り壊され大規模な再開発が行われていました。　ホームだけが残され再開発が進められています。地下鉄1号線は上海南駅と錦江楽園駅の間あたりで地上を走ります。　　道路を挟んで駅の向かい側には大きなデパートです。隣接して3年ほど前に完成した高層マンション群です。デパートの一角には洒落たレストラン街、3年前に利用したレストランの「上海料理」が思い出されます。（本ブログ2017/3/24）　　解体前の「蓮花路」駅。2016.4.9　　

  2019.12.16

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  中国激動の時代を「人民公社旧址」・・・楓涇古鎮５

  人民公社旧址、あの文革時代の人民公社の建物が「楓涇」に・・・　早くも12月、時のはやさをことさらに感じる時期のようです。商店街やホテル前などにイルミネーションが目に付くようになり、いよいよ仙台冬の風物詩「光のページェント」が12月6日から開催です。160本の立派なケヤキの木に60万個のLED球、スターライトウインクは18：00、19：00、20：00の3回、すべての電球が一旦消灯され1分後に点灯されるその瞬間の感動を・・・勾当台公園市民広場の高さ30mのヒマラヤスギは電飾され国内最大級のクリスマスツリーに・・・見どころに。　仙台光のページェント　　12月6日～12月31日　点灯時間　月～木　17：30～22：00　　　　　　　　　　　　　金・土と22日、24日　23：00まで　　最終日31日は　24：00丁聡漫画陳列館を興味深く見た後、楓涇三橋に引き返し北豊橋を渡り「人民公社旧址」へ。商店街の和平街を途中「三百園」の前を通り間もなく公社旧址です。少し先の右前方にある「楓涇古戯台」付近は見通しが良くなり水路に架かる「泰平橋」と対岸の長廊の続く（生産街）景色が水郷古鎮の趣を際立たせます。今回は「人民公社旧址」の紹介です。文化大革命時代の施設が楓涇に。中国計画経済時代を象徴する遺構を、社会主義市場経済のもとでGDP世界２位に躍り出た中国・・・かっての中国の様子を、と興味深く。　　　　人民公社旧址。　公社旧址入口。ほかの古鎮より修学旅行生が多く見られる印象です。　　　会議室。　　主任室。　武装公安室。　毛沢東徽章館。穆時方という人の収集した様々なバッジが・・・大変な種類のバッジです。　　　　戦闘機（ソ連製ミグとのこと）と高射砲の展示も。　

  2019.12.02

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  ユニークな風刺画も「丁聡漫画陳列館」・・・楓涇古鎮4

  楓涇出身の漫画家「丁聡（ペンネーム　小丁）」の作品がカテゴリー別に・・・ 紅葉の見ごろが続いている仙台市内の街路樹ですが、このところの寒さと強い風での落葉に冬の到来の実感です。海温上昇で頻発し勢力を保ったまま上陸する台風、記録的な風速や豪雨の相次ぐ大災害に寒さに向かう被災地の大変さが思われます。保護主義の行き過ぎが国同士の関係悪化に、目先の利益に環境を省みない経済第一主義に閉口です。地球規模での世界を俯瞰してのリーダーの出現を・・・自己を棚に上げそんな思いを。楓涇古鎮、今回の紹介は「丁聡漫画陳列館」と「施王廟」を。賑やかな楓涇三橋を過ぎ北大街に入ると人出は少なくなり学校帰りのふざけあう無邪気な子供たちと行き交います。昔からの商店街を300mほど施王橋の近くに丁聡漫画陳列館と施王廟です。　施王橋。これまで見て来た橋と違い芸術的な姿です。　　　施王廟。南宋の軍人施全（岳飛を謀殺した秦檜を暗殺しようとしたが未遂に）を祀った道教寺院。　　　　丁聡漫画陳列館。丁聡：楓涇で生まれた漫画家（ペンネーム　小丁）であり舞台芸術家。老舎や魯迅などの小説挿絵も手掛けています。　　気を付けないと入り口が狭く分かりにくい。民国時代の建物が展示館、ほっこりする建物です。民国とは中華民国のことであり、清末から民国初年を始まりとし中華人民共和国成立時期までを。　　　　　　　風刺絵を興味深く。中国語が分からなくとも理解できそうです。　　　　楓涇小学校。丁聡漫画陳列館を少し過ぎたところに、ハイカラな学び舎です。　

  2019.11.19

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  楓涇三橋・・・楓涇古鎮３

  楓涇三橋周辺が町の中心、三橋からの水辺に連なる家々の風景が楓涇水郷古鎮を印象的に・・・　丁蹄作坊から三橋まで500mほど、町のメインストリートを思わせる商店街が続きます。楓涇の特産物は「丁蹄」の他に状元餅、干豆腐、黄酒など。ほかの水郷などで見られる粽（ちまき）は結構目に入りましたが「臭豆腐」は気づきませんでした。大抵の古鎮では臭豆腐の独特のにおいが立ち込めているのですが。中大街は水路沿いに、水路の反対側には屋根付きの街路「長廊」がこれまた水路沿いに続きます。やがて水路は十字に交わり清風、竹行、北豊の三つの橋が架かります。清風橋を直進すると北大街となり施王廟、丁聡漫画陳列館へ。清風橋を渡り右へ北豊橋を渡ると人民公社旧址です。今回は生徒の団体で賑わう「楓涇三橋」の様子を。丁蹄作坊の前の通り「南大街」から「中大街」へ間もなく楓涇三橋です。このあたりが街の中心です。楓涇三橋は十字に交わる水路に架かる「清風橋」、「竹行橋」、「北豊橋」を。　楓涇の町には、「三歩を走ると二つの橋があり、遠くを眺めると十本の大通りがある」と・・・　清風橋　　　北豊橋　　竹行橋　　　楓涇長廊　　中大街（三橋付近）　　　北大街　

  2019.11.04

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  丁蹄（豚の足の醤油煮）が名物・・・楓涇古鎮２

  試作を繰り返すなかで・・・「丁蹄」は伝統技術で作る食品として上海市無形文化遺産全25品のうちのひとつに。　江南地方に点在する水郷古鎮、郷愁誘う水辺の生活風景に何か懐かしさといったものを・・・昔からのそれぞれの地域で根付いた伝統芸能や特産物、食文化にも大いに興味が惹かれます。上海中心部から西南へ60Kmほど、浙江省の境に位置する「楓涇古鎮（上海市金山区）」の名物は「丁蹄（ていてい）」と呼ばれる豚の足を醤油・砂糖・黄酒（紹興酒）・シナモンなどと一緒に煮込んだ料理です。後で知ったのですが、丁蹄は上海市の無形文化遺産のうち伝統技術で作る食品全25品のひとつに認定されています。　上海市無形文化財：100年にわたって師弟によって相伝、継承されてきた伝統芸能あるいは技術、民族風習であるかということ。伝統技術で作る食品として南翔小籠包や王家沙上海菓子などが全25品のなかに。　丁蹄の名称：清の時代、楓涇の料理屋「丁義園」を経営していた丁兄弟、新商品の試作を繰り返すなか地場産の豚（楓涇豚）を使った豚足料理を生み出すことに。彼らの苗字「丁」と豚足を意味する「蹄」を取って「丁蹄」と。今回は丁蹄を作っていた古い作業場を展示館にした「丁蹄作坊」と江南地方に伝わる結婚式の習慣についてを展示する「江南水郷婚俗館」を。丁蹄作坊は古い作業場を展示館に、江南水郷婚俗館は江南地方に伝わる婚礼の習慣を。　丁蹄作坊。　　清洗、去毛、修正・秤重、調理、包装の過程を人形で。　　丁蹄を提供する楓涇料理店「丁義興」の様子が絵で。　　招牌丁蹄佬面。帰りに丁蹄のついたラーメンを・・・さっぱりしたしょうゆ味、丁蹄も癖がなくチャーシューと似ていますが口に残らず食べやすい感じを。１杯２８元（５００円ほど）と高くはありませんでした。　丁蹄作坊付近の南大街の通り。　　　江南地方に伝わる婚礼の習慣を・・・江南婚俗博物館。　　　　致和橋付近から楓涇三橋方向に続く「楓涇長廊」。　

  2019.10.22

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  古くは「呉」と「越」の境・・・楓涇古鎮１

  歴史ロマンに誘われて、古くは「呉」と「越」の境だったという「楓涇古鎮」へ・・・　「呉越同舟」の言葉には奥深い意味を改めて感じさせられるように。敵対する者同士が同じ舟に乗ってしまう困った状態を思うのであるが、本来の意味は仲の悪い者同士が協力すること（仲の悪い者同士でも共通の目的や利益のために協力し合うこと）にあるようです。「呉越同舟」の由来は孫子がたとえた故事から・・・春秋時代（紀元前の三国志よりさらに前）の話し、「呉」と「越」の国は大変仲が悪くずっと争っていました。しかしそれぞれの国の人が同じ舟に乗り合わせ転覆しそうになったらどうするか。助かりたい一心で憎しみなど忘れて一致協力するに違いないと。組織の活性化をはかるのもこれと同じ要領だと、そして深刻化する環境問題や昔にさかのぼる如くに保護主義が進むことからの世界情勢悪化など・・・「呉越同舟」の言葉の由来に、本来の意味に考えさせられます。「楓涇古鎮」を知ったのは、2018~2019「上海（（杭州・蘇州）」ガイドブックにて。上海市内の見どころはほぼ見尽くしたと思っていたが、古くは「呉」と「越」の境だったという案内に誘われて行ってきました。見どころは１Kmほどの狭い範囲に。丁蹄作坊（豚足の醤油煮込みを作っていた古い作業場を展示館に）や楓涇人民公社旧址・丁聡漫画陳列館（丁聡：楓涇出身の漫画家）を興味深く交通の便も良くお勧めです。楓涇（ふうけい：fengjing）古鎮見どころ図。　新西南バスターミナル（地下鉄1号線錦江楽園駅から５０mくらい）。料金12元、2~30分間隔と頻繁に運行、約1時間で楓涇古鎮です。　古鎮入り口。　　呉越界。水路が境に・・・国境の界碑が致和橋の近くにあります。　　　　金圃宅第。清代乾隆年間の用臣「謝墉」の故郷楓涇鎮の住宅。　　　　　致和橋と付近の風景。呉越界碑は楓涇で一番古い橋「致和橋」の近くに。　　　見どころ共通券は50元。　

  2019.10.08

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  上海万博を懐かしく「世博会博物館」へ・・・

  万博をテーマにした博物館は世界初、２０１０年上海万博を思い出しながらモダンな博物館を・・・　東北の夏を彩る「東北夏祭り」。東北6県16の夏祭りの人出が震災前を上回り1616万人に。2011年の東日本大震災の影響から落ち込んだものの、その後緩やかに持ち直し震災前を上回ることに。天候に恵まれたこと、官民連携してのPR効果や外国人観光客の増加傾向、そして復興へのおもい地域活性へのおもいが賑やかさを呼び戻すことになったものと思います。地下鉄「老西門」駅周辺の昔からの街並み、上海文廟での古本市と天台宗寺院法蔵講寺を尋ねた後に「世博会博物館」へ。世博会博物館は万博跡地に2017年5月にオープン、近代的な大きな施設です。世界各国で開催された万博を、その歴史を模型や画像で詳しく紹介しています。最寄り駅は地下鉄13号線「世博会博物館」駅、会場跡地を目の前に７３００万人の入場者を記録した２０１０年上海万博が思い出されます。急ピッチで進められていた掘り返された土やがれきの山に代表される錯綜する工事現場、市内いたるところで道路や地下鉄にビル建設ラッシュです。まさに躍動している上海（中国）に圧倒され驚嘆したものでした。多くのパビリオンは解体されているようですが主題館（テーマ館）など大きな施設は開放されることもなくそのままに。中国館は中華芸術館として巨大美術館に、円盤の形の万博文化センターは上海メルセデス・ベンツ・アリーナとして開放されています。９年経ちますが会場跡地の大半は活用されずに、その構想は？　どのような変貌を？　気になるところです。　2010上海万博　本ブログ関連記事　　2009/10/26　11/2　　2010/3/9　5/18　5/25　6/1　6/29　7/19　8/17　　　2011/9/5世博会博物館への最寄り駅は地下鉄１３号線「世博会博物館」駅。徒歩４～５分ほど。　モダンな建物です。写真左側のサービスセンターで入場券を受け取り（無料）、向かい側から入場です。　　　協賛会社のなかに日本企業も。　フランスでは過去6回も世界博が、エッフェル塔は1889年に開催されたパリ博覧会の目玉として。　　　2010上海万博会場。　　上海万博での各パビリオンで展示された品々も。　　シカゴでの万博会場全景。　中国北京国際園芸博覧会は4/29～10/７(162日間）で開催中。　2025年には大阪で。　世博会博物館を背に。左が日本産業館、右がテーマ館と思われます。開放されることなくそのままに。　

  2019.09.25

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  「上海文廟」古本市。

  地下鉄老西門駅周辺には古い民家の街並みが、文廟古本市と上海四大叢（そう）林のひとつ「法蔵講寺」へ・・・　仙台空港から中国（上海経由北京）への便は現在週2往復のみ。今年の11月3日から上海へが週3往復（水・金・日）に、そして11月2日から大連経由北京便が再開(火・土）されることが決まりました。中国への路線は現在の週2往復から5往復への大幅増に。両国との交流が活発になり友好が深められることを、と期待です。東北の良さといったものをもっともっと知ってもらいたいものです。３/31（2週間滞在の中間の日曜日）は夕食の約束があり、郊外へ出かけることなく上海市内を・・・地下鉄8,10号線「老西門」駅周辺は古い民家の街並みがあるところ、ちょうど上海文廟で古本青空市が開催(毎週日曜開催）されておりラッキーでした。上海四大叢林に数えられる「法蔵講寺」（他に玉仏禅寺、龍華古寺、静安寺）を尋ね、上海万博の跡地に建設された「世博会博物館」へ。全て地下鉄駅から近く予定したコースを効率よくめぐることが出来ました。あらためて上海地下鉄の便利さと安さ（中心部での移動は3~5元（50~85円〉あれば済みます）を実感です。地下鉄「老西門」駅。文廟へは7号出口、法蔵講寺へは4号出口から。　高さ632m、「上海中心」が遠望できます。　文廟路。　文廟前には古本市に訪れた人々のバイクや自転車が。　古本市は大成殿（孔子像がある）の広場で。（上海文廟は2013/8/3本ブログにて紹介済み）　新旧様々な本（定期雑誌やコミック本なども）が格安に・・・値引き交渉をしてから買うのが普通なようです。　　　　　法蔵講寺。お寺らしくない外観です。　　独特な外観をした大雄宝殿。　金色の仏像を前に・・・　　ラーメン競技館（2018/10/5本ブログで紹介済み）でラーメンの昼食を。　

  2019.09.10

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  日本の定食を、「味蔵古北店」へ・・・

  上海訪問の度に焼き魚定食を楽しんだ「味蔵虹橋店」は閉店に・・・初めて「味蔵古北店」へ。　韓国の反日感情はとうとう行き着くところまで7月の訪日外国人旅行者数は前年同月比5.6％増の299万1200人。中国や欧州からの増加が大きかったそうである。反日感情の高まりで韓国からは7.6％減の56万1200人、親日的な公正的な見方をする人々も多数いるに違いないが歯止めのかからない現状になんともの思いである。日本では反韓行動の見当たらないことが救いのように・・・水餃子や蘇州麺、小籠包に有名な上海蟹など旨いと思うものは多数あるのであるが・・・何日か経つと無性に日本食が恋しくなります。日本人が多く住むだけに上海虹橋地区には沢山の日本料理店です。焼き魚が食べたくなり上海訪問の度に行っていたのが「味蔵虹橋店」。今回も取り止めた杭州東駅までのチケット払い戻しで行った上海虹橋駅からの帰りに寄ってみました。しかしながら１週間前の３月2２日で閉店したとの案内に驚きと残念な気持ちに。味蔵虹橋店にはこんな案内が・・・元々の味蔵仙霞店は移転し営業を終了、味蔵は虹橋店と古北店のみで移転した店はそのまま味蔵の名前で営業しているが一切関係ないと。（２０１５・１０・１９本ブログ）古北店も元々の仙霞店（現在も味蔵名で営業）・虹橋店同様きれいな店です。寿司類・焼き魚に煮魚・天ぷらなどの豊富な定食、日本酒や焼酎に日本メーカーのビールです。店員さんは丁寧に日本語で応接、テレビは日本番組を受信、今回は初めての「味蔵古北店」でランチ定食を２度堪能したことでした。味蔵古北店。　　鯖焼き定食　５５元（９４０円くらい）、ビール大瓶２５元（４３０円くらい）。数年前までは定食類が３０元、ビールが１５元ほどの記憶、そして１元が１３円くらい（現在は１７円くらい）でしたから相当に割安感を。　　味蔵古北店への最寄り駅は地下鉄１０号線「水城路駅」。水城南路を南進（６～７００mほど徒歩１５分くらい）、カルフールを左にさらに進むと右側に。　黄金城路。左右に走る水城南路に突き当ります。正面のビルの1階に味蔵です。　　閉店となった「味蔵虹橋店」。　元の味蔵仙霞店前から虹橋店の入っていたビル。看板の奥の2階に「味蔵虹橋店」がありました。　味蔵虹橋店への最寄り駅である地下鉄2号線婁山関路駅前のデパート。最上階に日本料理店が多数。　味蔵古北店周辺は沢山の立派なマンションが木々に囲まれて。日本人が多く住んでいます。　　　　グリコに似た看板の焼肉屋さんが・・・　鉄道チケット売り場（上海南駅　南京行きのチケット購入時撮影）。写っているのは当日乗車券購入及び乗車変更・払い戻しの各窓口。利用当日（３/２９）上海虹橋駅で杭州までのチケットをキャンセルしました。行きの分は出発時間が過ぎたので帰りの分だけの払い戻しが出来ました。（杭州までの片道料金は７３元　20%が手数料のようで14.5元発生）　

  2019.08.26

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  江南六大古鎮のひとつ西塘（シータン）へ。２

  全ての見所は狭い範囲に、どちらかというと整然とした町並みの印象が・・・　続く暑さ、夜も衰えぬ暑さに体調維持に大変な状況が・・・酷暑の中、東北の「夏祭り」が盛大に昨年を上回る人出で閉幕しました。毎年雨の影響が杞憂されている「仙台七夕」、最終日に1～2時間ほどの降雨があったものの好天に恵まれ昨年を２０万３千人上回る２２４万９千人の人出に。アーケード街の心を込めて手間をかけて、創意工夫を凝らしての豪華絢爛な飾りがメインとなりますが・・・減少傾向の昔からの商店街通りの素朴な飾りつけには懐かしさといったものを。西塘古鎮の大きな見どころのひとつ「煙雨長廊（廊棚）」は、外から来た商人や旅人のために設けられた街路です。旧市街中心部に1Kmほども続きます。トム・クルーズ主演のミッションインポッシブル３で、敵に追われ西塘の町中を疾走しているシーンが撮られ世界中に西塘古鎮を知らしめることに。江南地方の雨の多い地ではこのような屋根付きの街路が見られます。紹興酒で有名な紹興郊外の「安昌古鎮」は腸詰や魚肉の天日干しで有名で一時的に取り込むためにも利用されています。懐かしさとかのどかな水辺の生活風景「水郷古鎮」、その地の気候・風土・風習などで家の造りや町並み、食べ物・特産物・伝統・芸能などにそれぞれ違いが見えるようです。見どころは周囲1Km圏内に。　　　　　　　　　　　　　　水路沿いの商店街：西街。　環秀橋（西塘で最も古い橋のひとつ）。　送子来鳳橋。「男女の産み分けが出来る」という言い伝えがある橋。階段側を渡ると男子、スロープを渡ると女子が産めると・・・　永寧橋。塘湾街（写真左側）と西街（写真右側）の突き当りに端正な形を、賑やかな飲食店の多いところです。　西街の通りに「王宅」、清代に王氏が建てた大邸宅。　　　　石皮弄（せきひろう）。王宅の隣にある狭い路地（狭いところで80Cm）、路地に敷かれた石板が３Cmと薄いことから「石皮弄」と。　　　西園の2階から、黒い屋根瓦の風景。中国では古代から瓦の使用が。西園は明代に朱氏という富豪が建てた屋敷跡で庭園や展示室が。　水辺まで軒先が、塘湾街（煙雨長廊：廊棚）と向かい側に西街の密集する家々。　　　

  2019.08.10

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  杭州市「広済橋」

  杭州市京杭大運河に架かる「広済橋」は全長７８.７ｍの石橋で７つのアーチを・・・　3日 連続しての高速鉄道チケット(上海～杭州往復）を入手し、数ヶ所ほどの杭州の見所を予定していました。結果は今回紹介の「広済橋」と紹介済みの「諸葛八卦村」のみに留まりました。（ほかの候補地は、運河工業三館・鳳山水域門遺址・橋西歴史街区・曹操の子孫が多く住む「上村」等と欲張りました）疲れたこともありましたが続く予報の雨天、何よりも待望としていた「諸葛八卦村」へアクセスを心配しながらも無事行ってこれたことの満足感といったものが左右したように。「広済橋」は京杭大運河に架かる7つのアーチをもつ美しい石橋です。京杭大運河は610年に完成した北京と杭州を結ぶ全長2500kmの大運河。そのうち護岸や景観が改修されていない往時の姿を留める断片的区間水路「31段」と遺跡「58ヶ所」が2014年に世界文化遺産「大運河」として登録されました。広済橋も58遺跡のひとつで、本ブログで紹介済みの蘇州の宝帯橋・盤門・平江歴史街区・山塘歴史地区も該当します。巨大な杭州東駅から地下鉄1号線終点「臨平」まで50分、バスに乗り換え塘栖(終点）まで50分、大きな町がどこまでも続く様子に杭州市の大きさ（中国の国の大きさ）を感じさせられます。広済橋全景。全長78.7ｍ、全幅５.2ｍ、7つのアーチを持つ石橋。　広済橋からの新村弄方向の風景に昔からの町並みが色濃く・・・広済橋（広済路側から）。　　　　広済橋（新村弄：再現された土産物店街側から）。新村弄の入り口は工事中でした。新村弄。牛や豚の干し肉に南瓜が名物のように・・・　地下鉄1号線「臨平駅」、E出口を出ると786路バス乗り場。「塘栖」までのバスは771路もあります。　　

  2019.07.07

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  諸葛八卦村５

  村誕生の姿を今もそのままに、その町並みと歴史を刻む「丞相祠堂」と「大公堂」が印象深く・・・　5月の訪日外国人は２７７万人と過去最高を更新したとのことである。中国からは前年同月比13.1％増の７５万６４００人、韓国からは5.8%減の６０万３４００人。反日感情を超えて日本への魅力を感じる人の増加傾向が認められるものの、韓国からの減少は日韓の関係悪化が多分に・・・現在の日本をつぶさに、未来志向での関係づくりに観光の果たす役割は大きいように。　明清時代からの商店街「上塘古商業街」、漢方薬の店「寿春堂」と新市街へ続く商店街を垣間見て、「孔明生平展（孔明史跡展示館）」を経てもう一度「鐘池」へ。村の中心に位置する「鐘池」は思っていたより大変小さく、その形は陰陽魚太極図の形を。森羅万象が陽（池の部分）と陰（地面の部分）の要素によって成り立っているという考え方で、陰と陽が互いに補い合って村の運気を上昇させ、発展させたいとの思いがあったのでは・・・と考えられているようです。明清時代の建物が完ぺきな姿で２００以上も、そんな町並みや里山の風景に村の象徴ともいえる「丞相祠堂」と「大公堂」・・・諸葛八卦村へは上海から日帰りで楽しんで来れます。孔子の大きな像は写真右端の交差点付近に、調べた限りの案内は孔子像側からの入村に。杭州南バスターミナルからのツアーバスは鐘池を挟んで反対側の観光案内所側からの入村となりました。　　　上塘古商業街。上塘の周囲に明清時代からの店です。　　　　　漢方薬の店「寿春堂」。　　　　孔子像への道。　　　孔明生平展（孔明史跡展示館）。　　　　　　鐘池。　　　　　　　　　　　　大公堂から。　　

  2019.06.20

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  諸葛八卦村３

  諸葛村郷土文化館、雨宿りで飛び込んだ展庁で「書」の実演が・・・　なんと北海道帯広で３７．３度、観測史上における5月の記録を更新したとのことである。近年、台風や竜巻・集中豪雨など温暖化の影響と思われる異常気象が顕著に。温暖化の危機感を失うことがないように、一人ひとりの省エネへの思いが大きな根本的な解決への糸口に・・・５月のこの暑さにその思いが強まります。あいにくの雨、鐘池畔にある「大公堂（孔明の記念堂）」を見ながら雨宿りをとも考えました。やみそうもない空模様、郷土文化展館には傘があるかもの思いで当初の予定通り鐘池を後にしました。石の坂の小道を西園（庭園）を横目に古民居を短時間に郷土文化展館へ。残念ながら傘の入手は叶わず、第九展庁（舞台のある小さなホール）にて雨宿りをし文化展館の外へ。コースとした古商業街（上塘・下塘）方向への道は車の通れる砂利道で見通しが良く雨を避ける手段がありません。急遽文化展館に戻ったところ第九展庁に入る人の列です。つい先ほど誰もいなかったホールで「書」の実演です。言葉が分からず判然としませんが字の意味とか由来の説明か販売しているのかなと・・・。２枚の書に感心し、これも恵みの雨と思い直し鐘池畔の「大公堂」へ。あいにくの雨天、鐘池を背に郷土文化展館へ。　チョットした石の坂道を途中西園・古民居を経て、西園のくりぬき門をくぐると「郷土文化展館」です。　　　　　　　　郷土文化展館は昔の小学校を利用して、案内図を見て納得です。正式な入口は鐘池側からと反対側に。　　　第九展庁で「書」の実演が・・・　「書には人となりがあらわれる」、漢字の美しさとか奥深さといったものを改めて。　　　　　郷土文化展館を出たところの風景。雨の中、水を汲む光景、あぜ道（水路）を修復している様子に　昔からの生活風景を・・・　　　　　

  2019.05.26

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  諸葛八卦村２

  丞相祠堂を後に石の小道を村の中心「鐘池」へ・・・　小雨のなか丞相祠堂の前で手編みの靴（マスコットと思います）を売っていたおばあさん、見て来た後も小さな椅子にちょっこりと、にっこりと声を掛けるでもなくいました。カラフルながらも素朴な感じを、おばあさんの人柄に魅せられるように一双を購入しました。白壁に黒瓦、昔からの家並みの石の小道を村の中心にある「鐘池」へ。小雨はだんだん強くなり傘があるかもの思いで池を素通りするように「郷土文化展館」へ・・・鐘池へはこの後２度通りましたのでその詳細は改めて。　下調べをした限りでは、車窓からちらっと見えた「孔明像」近くで降りるものと思っていましたがバスは走り続けます。降ろされたのは旅客服務中心のロータリー、その存在は知りませんでしたので恐らく新しく出来たものと思います。孔明像側からの入村を思っていたのですが反対側からの入村です。　村の人々が造りまもり続けて来た「丞相祠堂」を後に民家の密集する小道を「鐘池」へ。　歴史の重さを感じさせる「丞相祠堂」は、祖先を敬う村人の気持ちが・・・　　　　　丞相祠堂から鐘池へ。　　ぽつぽつと玄関先を利用して手作りの土産物店が。　鐘池の少し手前に扇子を製作する店です。　鐘池。孔明の子孫がたどり着き築き上げた村は孔明が編み出した戦術の八卦陣を模して。鐘池を中心に八本の道が放射状に迷路のように、外は八つの小山が村を外界から隔離するように。前者を「内八卦」、後者を「外八卦」と。　　　　　

  2019.05.11

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  諸葛八卦村１

  杭州から南へ１５０Kｍ余り、三国志ゆかりの地「諸葛八卦村」へ・・・　三国志の名将、孔明・孫権・曹操の子孫が住む地を知ったのは２度目の上海訪問時に購入したガイドブック（２００８－２００９上海）で。大変な興味をひかれたものの、遠く交通アクセスもはっきりしなかったことから訪問することはないものと思っていました。その後上海を中心に蘇州や南京・無錫、浙江省の杭州・紹興など周辺地を訪問する都度に図書館やネットで情報収集や訪問地の決定を。昨年訪問の龍門古鎮（孫権の子孫が多く住む）は江南地方のガイドブックでのグラビアに魅せられて。龍門古鎮へのアクセスは杭州からバスを２回乗り換えて・・・中継点富陽市での龍門行のバス乗り場は降りたところと別な離れたところに、不安を抱きながらもなんとか思いを遂げられました。この経験が今回の「諸葛八卦村」行きを後押ししてくれたようです。杭州南バスターミナルから約３時間、小雨のあいにくの天候は古鎮の中心「鐘池」辺りから本降りに・・・曲がりくねった石の小道に密集する古民家、歴史の重みといったものを実感させられる「丞相祠堂」と「大公堂」が最大の見どころに感じました。訪問前日（３/２７）「広済橋（京杭大運河に架かる石橋）」を観た後に南バスターミナルにて８：５０発の乗車券を入手。　当日待合室にあった諸葛八卦村一日游の存在を知り、身振り手振りで乗車券の変更を・・・はなから蘭渓からのバス乗り換えを考えていたのですが変更を認めてもらいラッキーでした。　帰りのバス乗り場をメモしてもらいドライバーからシートベルトの指示を受け出発です。乗客は６名、観光客は私一人だけでした。　バスは３時間弱で到着しました。１６：３０にこの場所にとのドライバーの声を聞き入村です。　小雨、閑散としています。　菜の花の山里の・・・のどかな風景を目に村の中心部を目指します。　　　丞相祠堂。孔明の一族を祀る祖廟、諸葛家の人々の像が並びます。　　小雨に菜の花が萌えるように・・・　歴史の重みがどっしりと・・・　　諸葛亮孔明。　丞相祠堂入り口に手編みの靴を売るおばあさんです。　　

  2019.04.26

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  三国志ゆかりの地「諸葛八卦村」へ・・・

  メインとした「諸葛八卦村」を訪問出来、2週間（３/２４～４/７）の中国滞在から帰りました・・・　初めて中国（上海）を訪問したしたのは２００７年、丁度中国新幹線「和諧号」が運行開始された年でした。ドイツ、フランス、カナダそして日本からの輸入で始まった高速鉄道は数年後には性能・営業キロとも世界トップクラスに。２０１０年「上海万博」を目指し地下鉄に道路・超高層ビルやビッグな施設など至る所工事一色に、当に躍動している・・・そんな言葉がぴったりの光景に驚嘆させられたものでした。２００８年に上海ヒルズ、虹橋交通ターミナル（航空・鉄道・バス）が２０１０年に完成。その後世界最大の総合展示会場「国家会展中心」が２０１５年に、翌年には上海ディズニーランドと高さ世界２位の上海中心が完成しあの急速な大規模開発は一段落したように・・・大都会と化した「上海」、豫園や租界時代の建物群や町並みなど古さを残し発展を。周囲には随所に水郷古鎮（昔からの水辺の生活風景を残す町並み）や老街・古鎮（昔の町並み）といった懐かしさや歴史を感じさせる風景が・・・写真紹介は今回訪問の主な地を。西塘（江南六大古都のひとつ）　広済橋（杭州　京杭大運河にかかる石橋）　諸葛八卦村（三国志の名将諸葛亮孔明の子孫が多く住む村）　上海文廟古本市　法蔵講寺（上海四大叢林　上海唯一の天台宗寺院）　世博会博物館（万博の歴史を）　南禅寺（無錫市）　清名橋歴史街区（無錫市）　楓涇古鎮（呉と越の境だったという古い町）　　侵華日軍南京大虐殺遇難同胞紀念館　南京長江大橋（上段が道路、下段が線路）　鶏鳴寺（南京市）　南京城壁解放門　外灘遊歩道から浦東超高層ビル　東方明洙塔前から上海中心、上海ヒルズ、金茂大廈等の上海を代表する超高層ビル　全長１５１ｍの海底トンネル、上海海洋博物館　

  2019.04.11

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  杭州をメインに・・・今年も中国へ。

  ３/24~4/７　諸葛八卦村に世界遺産「大運河、鳳山水域門遺址・広済橋」など杭州をメインに・・・　確定申告の時期、今回の申告は昨年から仕事を始めた妻の分が追加となり大変な労力を強いられることに。何度となく税務署へ、勤めている会社の税理士さんからのアドバイスや個人事業主であるパソコン勉強会の友人のアドバイスが大きな力となりました。インターネットで発生経費の経費区分を照査し収支内訳書の作成に漕ぎつけ、確定申告書作成会場にて若干の追記程度で何とか終わったことにホッとしているところです。今年も中国に行くことにしました。昨年と同時期の３/24～４/７の15日間です。杭州からバスで３時間の三国志の名将「諸葛亮孔明」の子孫が住む諸葛八卦村をメインに、杭州の未訪問の地に３～４日を。江南の水郷古鎮「南潯」か「西塘」、無錫の清明橋歴史街区も候補に。花の季節の上海で英気を養って来たいと思います。写真紹介は昨年訪問した際の上海の街の様子を。吴江路。飲食店が軒を連ねます。地下鉄南京西路駅に隣接。　南京西路。上海市中心「人民広場」から静安寺を結ぶ約３Kmのショッピングストリート。南京東路に直結。　南京東路「大丸百貨店」。外灘租界時代の建物や浦東上海テレビ塔がバックに。　南京東路。上海一の大繁華街、人民広場から外灘まで続きます。　　　　虹橋「婁山関路」（天山路と仙霞路の間）に門型巨大ビル。地下に多くの日本料理店です。　仙霞路。地下鉄２号線「婁山関路駅」から婁山関路を南下すると１０分くらいで仙霞路です。（ここから上海日本国総領事館まで数百メートル）写真は日本料理店「味蔵」の入るビル前からとったもの。左側に少し写っているのが門型のビル、塀で囲われたところにも数軒日本料理店があったのですが…変化の激しい上海です。　焼き魚定食が食べたくなり上海訪問の度に行く「味蔵」。　　　江蘇路を２台連結バスが・・・　　　　　

  2019.03.07

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  三国志、魏の曹操の詩に・・・

  曹操の詩に、歴史小説「三国志」（三国志演義）での曹操と違ったイメージを・・・　小説「三国志」は2世紀末から３世紀末の古代中国における三国時代の歴史書（正史）をもとに３国（魏・呉・蜀）が争った３国の英雄たちの物語。魏王朝を正統とする正史の三国志とは対照的に呉の孫権や蜀の劉備（関羽・張飛・孔明を英雄視）をひいきする傾向が強く、三国志の覇者「曹操」は悪玉として・・・正史（歴史書）による「曹操」は、父親を殺された恨みから大虐殺を行うなど悪玉とされても仕方がない要因もある反面、兵法に精通した文武両全の英雄として。詩の主流となる五言詩（五字を一句とする詩の形式）を打ち立て、曹操の延長上に「李白」や「杜甫」の存在を言わしめています。曹操の詩にその一端を垣間見ることができるようです。　酒に対して当に歌うべし　人生幾何（いくばく）ぞ　たとえば朝露の如し　去る日苦（はなは）だ多し　概して当に以って慷（こう）すべし　幽思（ゆうし）忘れ難し　何を以ってか憂いを解かん　唯だ杜康（とこう：酒の異称）有るのみ曹操の子孫が多く住む「上村（シャンツゥン）」は調べた限り観光化が遅れているようで、開放されていない施設があるようですが、三国志ゆかりの地として捨てがたい魅力が・・・写真紹介は過去に訪問した三国志ゆかりの名所・旧跡を。（本ブログでの再掲画像あり）無錫「三国城」。　　　　　三国城は太湖のほとりに。テーマパーク無錫影視城として唐城・水滸城に隣接します。　無錫駅（２００９・１０）。現在は隣接して高速鉄道駅が完成しています。　蘇州「北寺塔」。呉の孫権が母親の恩に報いるために建立。　　　蘇州駅（２００９・１０）。現在は巨大な駅に生まれ変わっています。　　上海「静安寺」。三国時代に創建された古刹。　　　

  2019.02.12

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  三国志の世界を・・・次に訪問するとしたら「諸葛八卦村」と「上村」へ。

  遠いイメージであった「諸葛八卦村（孔明の子孫が多く住む）」へは杭州からバスで直行出来ることが分かり・・・　中国今年の「春節（正月）」は２月５日、ふるさとで過ごす人の帰省ラッシュが早くも始まったようです。春節の連休（２/４～１０）を挟む４０日間を帰省やUターンのラッシュ期間に位置付け中国政府は特別輸送態勢を。この間延べ２９億３千万人が車やバス・鉄道・飛行機での移動が予測されています。２０１０年に中国の春節を経験しました。正月料理をいただいたり新年の挨拶回り等日本と変わりない印象を、基本的に先祖を祀り幸福を祈る習慣は日本と相通じるものがあります。日本にはない魔除けとして爆竹を盛大に鳴らし花火を楽しむ習慣、夜通し鳴り響く音に眠れなかったことが強烈に今でものこります。昨年の訪日外国人旅行者数は１２月１８日までの集計で３００１万人に。中国と韓国からの訪日者が多く、関係悪化の修復が見えない韓国からの人々が多いことに意外な感じも。日本のこれまでの韓国に対する接し方やあり方を冷静に大局的に、そして未来志向での見方をする人が多いことを裏付けているものと思いたいものです。中国をはじめアジア圏の多くの国の新年は旧暦で、果たして今年の春節期間の訪日者数は・・・日本の現在をつぶさに、伝統文化・風景・食べ物など大いに楽しんでもらいたいと思います。三国志の名将「曹操」の子孫が数多く住む「上村（シャンツゥン）」へのアクセスを調べているがいまいちはっきりしない。訪問した孫権の子孫が多く住む「龍門古鎮」から直線距離で１０キロもないようなのだが・・・杭州からタクシーをチャーターするのは言葉もわからないし抵抗感が。名将「孔明」の子孫が多く住む「諸葛八卦村」へはバス１本で行けることが分かりました。手元にある１０年前のガイドブックでは杭州から長距離バスで３時間の「金華」で下車後、車で４０分の案内でした。訪問への思いが高まります。今回の写真紹介は中国六大古都の玄関「杭州駅」を。杭州駅（杭州には中国高速鉄道の急速な発達で杭州駅のほかに杭州南と杭州東の大きな駅が存在）。　雨が強くなり、早めに「龍門古鎮（三国志孫権の子孫が多く住む地）」を引き上げ富阳から杭州へバスで。予約していた高速列車の出発までは２時間ほどあり早めの夕食に水餃子とじゃじゃ麺です。駅の前はバスプールと広場になっており乗車までの時間調整の人々でしょうか、花の下で憩う様子が。　　　　　　　バスプール上階に土産物や飲食店が並びます。昼は水だけでしたので早めの夕食、注文した水餃子の量に驚きです。じゃじゃ麺は余計でした。凉皮（リャンピー）はシャオチーと呼ばれる軽食やおやつの一種、小麦粉・米・緑豆などで作られる平麺で辛くてつるんとした食感とのこと。　　　　　荷物検査を受け待合室に向かう途中に「トヨタショールーム」が。　　杭州発１９：０２で上海へ。　銭塘江大橋。上を車、下を列車が走ります。孫権の子孫が多く住む「龍門古鎮」からの帰りのバス車窓から（杭州　六和塔付近）。　　

  2019.01.25

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  中国古典に魅せられて・・・「孔子廟」

  現代にも通じる孔子の「論語」をはじめとする中国古典・・・　地震や大雪となったところもありましたが、仙台は寒さ厳しいものの穏やかな新年となりました。平成が幕を引き新元号の新しい時代への幕開けの年です。新時代への期待を込め新たなおもいで災害のない平和な1年でありますことと昨年同様健康で月に半分ほどの仕事が継続出来ることを初詣にて祈願です。人間学の宝庫と言われる「中国古典」の一端に新たな気持ちで触れてみようと再読を始めました。大分前に目を通した「中国古典一日一言」、「人生を面白くする中国古典名言集」、「中国古典からもらった不思議な力」の３冊の文庫本です。歴史背景を感じながら先人の知恵（言葉）に触れることは現在（いま）を生きる上でも大いに参考に。あまたある名言、読み返すたびに新しい発見がありまたその時の社会情勢や心境で響く名言に変化が・・・今響いている名言は　足るを知る：禍は足るを知らざるよりも大なるはなし（老子）人生で最大の禍は、足るを知らぬ心に起因している。　楽しみがなくて何の人生ぞ：人生は朝露の如し（漢書）人生の短く、はかないことを嘆いた言葉。だから楽しく生きようとの言葉が続く。でしょうか。今回の写真紹介は、過去に尋ねた「孔子廟」を。「上海文廟」、「嘉定孔廟」、「夫子廟」の３か所の廟です。孔子廟とは孔子（中国春秋時代の思想家で儒教の創始者）を祀り、孔子の教えを学んだ場所。中国はもとより世界各国に存在します。 上海文廟（上海市）２０１３・4・2撮影。地下鉄10号線「老西門駅」が最寄り駅。文廟の周りには昔からの住居が密集します。　　　　　　孔子廟（上海市嘉定区）２０１２・４・１７撮影。上海市郊外の嘉定区にあり嘉定孔廟とも。　　　　　夫子廟（南京市）２０１７・４・６撮影。孔子に対する愛称のひとつ夫子を使って「夫子廟」と。　　　　　

  2019.01.08

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  また来年も中国江南地方へ？？？

  費用と体力面で支障が無いようであれば…来年もまた「江南の地」への旅を…　平成最後の年末となりました。一年を振り返ると大きく体調を崩すことなく、３～４月にかけて中国へ行けたこと。月半分程度の仕事が出来たこと、シニアの仲間のパソコンの集まり（月２回）や勤めていた会社のOB会（年３～４回）にもほぼ出席できたことに良かったと思える１年のように。昭和から平成へ、３０年前の「平成」の文字を掲げて新年号の発表をする小渕官房長官の映像が今でも鮮明に。AIの進化は目覚ましく大変便利な世の中に。反面少子高齢化や核家族化での家庭的な昭和とは違った暮らし方に・・・昔からの商店街が無くなりかけていることに、これでいいのかな？との思いも。近づく「東京オリンピック」、そして開催が決まった「大阪万博」・・・世界は一つに、新年号“元年”は明るい未来の描ける１年でありますように、と祈念です。来年もまた中国訪問が出来たなら???、今年行って印象深かった「龍門古鎮」の近く「上村（ジャンツゥン）」を候補に。三国志演義の主人公「曹操」の子孫が多く住むところとのことです。今回は、印象深かった「龍門古鎮」と度々紹介している活気ある生活が垣間見える「朝市」の様子を。龍門古鎮。観光スポット「硯池」と歴史を感じさせる石を積み重ねての住居。　　　　　　　　活気ある上海市虹莘路朝市。一時終了後の片付けがずさんで中止を余儀なくされました。継続の要望が多く片付けの徹底が図られ現在も盛大に。　　　　　　　　

  2018.12.23

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  麺を食べて〝長寿”に。

  麺料理は日本の年越しそばと同じように、細長いため長寿を意味するように・・・ 早いもので１２月に。台風や集中豪雨の多発、続いたすさまじい暑さに温暖化に対する懸念が一層強まった１年のように思えます。涼しくなるのを待ち望んだほどの夏もやがて秋が来、そして厳しい寒さの冬へ・・・変わりなく到来する四季の移ろいにほっとするとともに感謝のおもいが沸き立つようです。今日は勤めていた会社のオービー会メンバー有志の忘年会で秋保温泉郷へ。平均年齢はおそらく７５歳を超したことでしょう、いつものように旺盛な食欲と年齢とは思えぬ酒量に・・・変わりない再会が楽しみです。中国上海で食べた麺（日本のうどんと言っていいと思います）、肉類の入った麺にはこってりさや辛さが・・・高菜入りの麺は出汁の効いたしょうゆ味が気に入りました。麺料理は軽く食べるものとのイメージが一般的のようで多くの店があり早朝から営業しています。多勢で食事したとき料理の締めに、細長いため長寿を意味することもありお祝いで食べることも。日本での駅そばや年越しそばを食べることと重なるように。高菜の入った麺、出汁の効いたしょうゆ味・・・あっさりして旨かったです。「虹莘路朝市」の最寄りバス停平阳路虹莘路近くの店で・・・朝市に向かう人か結構な人です。麺は細く冷麦ほどでしょうか、つるつる感や腰の強さはなく少し歯ごたえを感じる柔らかさ？です。　　「虹莘路朝市」は虹莘路の古美西路～平阳路間で毎日のように開催されます。昼食に肉と高菜の入った麺です。メニューの麺類には様々な麺料理がありますが、漢字でイメージの湧くものもありますが殆んど分かりません。この店では写真での表示はありませんでした。　　　　上海到着当日（２０１８・３・２５）にごちそうになった家庭料理。　　一年ぶりの上海、到着翌日足慣らしに古い町並み「武康路」周辺と新天地をぶらりと。昼食は良さそうな店を見つけ「水餃子」を。新天地におでん屋さんです。　　

  2018.12.06

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  超高層ビル街浦東新区「陸家嘴」。

  中国の成長を示すように上海浦東新区超高層ビル群、「上海中心」の完成をもって一段落のように・・・　保護主義を強烈に進めるアメリカトランプ政権、世界の注目を集めた中間選挙の行方は・・・アメリカの分断を印象付けたその結果は下院民主、上院共和のねじれ議会に。予断を許さない世界情勢、北朝鮮の脅威に、蒸し返す韓国の日本への感情、何度となく国交正常化が試みられてきた中国との関係は・・・何で、どうしての思いは立ち消えがたく少しでも明るい兆しを、のおもいが募ります。ここ２０年くらいでしょうか、中国の急速な発展には脅威を感じるほどの凄さが。中国高速鉄道（日本で言う新幹線）は１０年の短期間で営業キロ数世界一に、そして上海地下鉄も営業キロ世界一。高層ビル数もアメリカニューヨークを抜いて世界一です。巨額のインフラ投資で経済成長を遂げてきた政策にここに来て転換点を・・・巨額な資金を道路、工場、鉄道、高層ビルや巨大施設に、これまでの習慣を断ち切る動きがあるようです。世界一の人口と広大な地、世界第２位の経済大国の行方は・・・大きな関心です。外灘から黄浦江対岸に超高層ビル群。（２０１７・４・８撮影）２０１６年完成の「上海中心」が飛び抜けての高さです。　　上海中心の展望台から。眼下に見える超高層ビルと黄浦江を挟んで外灘方向。高層ビル数世界一の上海です。　　地下鉄２号線（虹橋と浦東空港を結ぶ）「陸家嘴」駅前からの風景をメインに。一番高いビルが「上海中心」、高さ６３２ｍ・１２８階もあります。２０１６年に完成しました。１９９３年に建設計画がスタートした陸家嘴金融貿易区の超高層ビル３棟の一つです。その他の２棟は金茂大廈（高さ４２０ｍ）と上海環球金融中心（高さ４９２m）、それぞれ１９９８年と２００８年に完成。長期間工事が絶え間なく続いていましたが、「上海中心」の完成をみて完了のように。近くに上海海洋水族館や東方明珠塔、大きなデパートやディズニーショップも。天気のいい日は特に超高層ビルからの展望が夜景も含め最高です。　　　　　　　　　

  2018.11.07

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  中国上海、公園での様々な楽しみ方にホッコリ感を。

  子供の遊び場や散歩、体操・太極拳に踊りの練習等々憩いの場としての公園の存在に・・・　増加を続ける外国人訪日旅行者数、その魅力は歴史・文化・風景など多様に。１０/１８のテレビ番組で「徳島県三好市東祖谷〝天空の里”」が紹介されました。山間の集落、山の斜面に点在する住居からの風景や昔からの生活風景に何とも言えない郷愁を…魅了されました。地域活性の策として空き家を宿泊施設に、さまざまな国からの宿泊者からも感嘆の声です。中国国慶節（１０/１が中国の建国記念日、日本のゴールデンウイークのイメージの大型連休となります）の連休を利用しての出国者は７００万人に上るとか。まだ正式な結果は出ていないようであるが前情報で渡航先１位の日本は昨年同様タイに続き２位とのようである。近くて遠い国が今だ払拭出来ない中国との関係であるが、今年の２月に行きたい国１位に初めて日本が・・・安倍首相の訪中が更なる友好へ、と期待です。今回の写真紹介は、上海の団地の様子と憩いの場となっている団地に隣接する公園の様子を。上海市内では一戸建ては殆んど見られず、４階建てクラス以上のマンション数十棟くらいが一つのエリアとなって存在します。緑が多く隣接する公園では、散歩や体操、太極拳・踊りの練習に将棋やトランプなど多くの人々が憩いの場としているようです。２０：００頃、公園の入り口や道路沿いのちょっとした広場でCDを流してダンスを楽しんでいました。　　　公園では小鳥の日光浴や麻雀や将棋を楽しんでいる姿が。　　　　　団地内は木々が多く環境の良さを感じられます。掃き掃除やごみ箱のごみを回収する人や団地入り口に監視員もみられます。駐車は路上スペースに、日本車も５台に１台くらいありました。修繕工事用の足場は竹で編んだもの、不在者用？の郵便受け？も…日本では見れない生活風景が垣間見えます。　　　　

  2018.10.23

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  中国上海「拉麺競技館」。

  日式拉麺は中国上海でもポピュラーな食べ物に・・・上海に出来た「拉麺競技館」へ・・・　昼時の仙台市内、行列が出来る店として目につくのが仙台名物の「牛タン専門店」と「ラーメン店」でしょうか。地元の仙台みそ味はもちろん、北海道から九州までの様々なラーメン店がその味を競っています。インスタント品も麺の食感やスープが進化し人気が上昇しているようで、まさに日本の国民食に。元々ラーメンは中華料理。中華料理の一種が日本で大きな発展を遂げました。日本人が多く住む上海虹橋地区には多くの日本料理店があり、その看板には日式料理とか日式拉麺とか日式の名が使われていました。今はその名を見ることが少なくなったようです。日本の食べ物、寿司や天ぷら、とんかつなどそして日本で大きく発展した「ラーメン」も中国上海でポピュラーな食べ物になって来ているようです。今回は２０１６年１２月にオープンした「拉麺競技館」の紹介です。「拉麺競技館」のあるビル大悦城モールは地下鉄８号線・１２号線曲阜路駅に直結しています。競技館は南座７階に。　　　おそらく２０店舗くらい、日本各地のラーメン店が勢ぞろいです。一杯の価格は８００～１２００円くらい、日本と同じくらいかやや高めの感じです。　　　　　どのラーメンを、と迷った末にみそ味に。同じフロアーに海鮮料理店です。　南京東路の大丸百貨店にもラーメンの店があります。

  2018.10.05

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  水郷古鎮「朱家角」へ再び２。

  ”放生会（ほうじょうえ）”の儀式を想いながら人混みの「放生橋」を・・・　続いた猛暑に加え台風に豪雨そして地震、今夏は災害の多い大変な年となりました。ようやく秋の到来を感じるようになり静かな秋、爽やかな秋を、との思いがつのります。間もなく中国「国慶節」、連休を利用しての中国からの日本への旅行者数が気になるところです。昨年はタイに続き僅差で日本、そしてアメリカ・・・今年はいかに。海外への旅行はその国を識る最良の手段のように。実際に現地に行って観てその理解が深まることに。伝統・文化、自然風景、自然災害の多い日本の現状などをつぶさに観て未来志向での関心を深めてほしいものです。橋の下では魚の捕獲が禁止され、放つことだけが許されたことから「放生橋」と。橋の上から魚を放つと善行を積むとされる江南地方最大級の石橋です。前回訪問時はビニール袋に金魚を入れて売り歩く人を見ましたが、すごい人出にその光景は見ることができません。”放生会（ほうじょうえ）”とは捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式。古代インドに起源をもつ行事で、中国や日本に伝えられたとのこと。日本では神仏習合によって神道にも取り入れられ福岡では「ほうじょうや」と。水辺の景色（前回訪問時より水が綺麗になった印象）を楽しみながら「放生橋」へ。食べ物や土産物店の並ぶ細い路地は人混みでなかなか進めません。５～６０m先右側に「放生橋」です。　　　　　　「放生橋」と橋上からの風景。橋の欄干は低くふらついたら落下の恐れも。　　　　　　　　帰りは交通規制があり民家の中の道を１号出口方向へ。野菜や果物、手の込んだ民芸品などを扱う露店がところどころに。　　

  2018.09.24

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  水郷古鎮「朱家角」へ再び１。

  清明節の連休を利用して「朱家角」の賑わいがテレビニュースで、放生橋だけでもの思いが募り・・・　上海から最も近い水郷古鎮とのふれ込みで「朱家角」を訪問してから９年近く経ちました。昨年末に地下鉄が開通したとのことで訪問先の一つに・・・清明節（日本で言うお盆、今年は４月４日）の連休を利用しての各地の混雑の様子がテレビニュースで取り上げられました。「朱家角」の紹介もその中で、放生橋だけでももう一度の思いに駆られ再訪しました。（２００９年訪問時の朱家角の様子は本ブログ２０１０/４/２８、５/４、５/１１、６/１５で。）前回は上海体育館に隣接の上海旅游集散中心（２０１４年に地下鉄３号線漕渓路駅前に移動）から定期バスで、今回は開通した地下鉄１７号線での移動です。思ったより時間がかかりましたが、頻繁に運行してますので時間を気にせず気軽に行けます。４/５（木）、あいにくの空模様、朱家角駅に着いたときは本降りに。古鎮へのバス乗り場を確認し翌日出直しました。水の豊富な朱家角は米どころであり、もち米でつくる「ちまき」が名物の一つに。その「ちまき」を店先でつくっている方がいます。タイムスリップしたかの如く今回もその姿を見ることができました。日本のテレビ番組で「朱家角鎮」の紹介があり「ちまき」の作り方を演出してくれた人です。朱家角は結構広く、前回は名所といわれるところを精力的に巡りました。今回行ってどこから入ってどのような経路をとったか見当が付きません。そんな中で同じ人に、「ちまき」一筋に・・・そんな姿に感動させられるものがあります。水郷古鎮「朱家角」。５０００年前には人々が住んでいたという非常に歴史の古い古鎮です。開通して間もない地下鉄１７号線で虹橋駅から４０分ほど。地下鉄駅からバスで７～８分くらいです。地下鉄朱家角駅。古鎮まで２ｋｍ、そう遠くありません。バス乗り場まで高架橋の下を通り２～３分、雨の中植栽が行われていました。バスを降りて古鎮のなかへ。入口は何か所もあると思います、一般車の駐車場側からの入り口でしょうか相当な混み具合です。偶然に驚きました。飲食店や土産店の並ぶ中に「ちまき」を作る人です。間違いなく９年前に見た人に再会です。　「ちまき」をつくる人。上が２００９/10/４撮影、下が今回（４/６）のもの。　　　「ちまき」や豚の角煮は朱家角の名物。桑の実とサクランボ？の販売も。　　水辺の風景。ここからシンボル「放生橋」まではゆっくり歩いても１０分くらいです。

  2018.09.08

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  上海で「北京ダッグ」を。

  香ばしいにおいに、本場の味とのふれこみに誘われて焼きたての「「北京ダッグ」を・・・　２週間の訪問中、１～２度は気の利いた大酒店（ホテル）や繁華街のレストランで夕食を。今回は本場ものとのふれこみの店で「北京ダッグ」と「羊しゃぶしゃぶ」を楽しみました。北京ダッグはアヒルの一品種、中国で作り出された大型で全身が白い肉用種とのことです。店によって焼き方がいろいろあるようです。この店ではレンガの炉内で薪を使って。場所は上海市閔行区のロン茗路（RONGMING　RD）にある店。上海中心部から最も近い水郷古鎮（七宝）までバスで１５分くらい、相当な賑わいの虹莘路朝市までは徒歩１２分ほど。日曜日ということもあり待ち時間のある店が多く、探しているうちに香ばしいにおいに誘われ入ることに・・・帰国前日にも早めに予約し同じメニューを堪能したことでした。北京ダッグと豆乳鍋での羊しゃぶしゃぶ。　ロン茗路（LONGMING　RD）の通り。グ戴路（GUDAI　RD）と平阳路間には飲食店が軒を連ねています。　レンガの炉内で薪で焼かれたダッグは素早く包丁でさばかれ盛り付けられます。　　　　薄餅とか荷葉餅と呼ばれる薄い皮にたれを塗り、肉と細切りにした胡瓜や長ネギ、黄ニラ、赤大根などを包みいただきます。　　あごから胸にかけての皮は最もよく焼けて香ばしく、その席の主賓に・・・　羊肉のしゃぶしゃぶ。豆乳のスープで提供していました。くせが無く豆乳スープも味が良かったです。　　ダッグは一階の入り口で焼かれ、店頭販売も。２階が客席でターンテーブルの個室が１０ほどあります。　　　　　

  2018.08.26

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