原発移住しました
台風が来ています 空は明るいのですけど、風の音がすごいですね雨も、それほど多くはありませんが、たたきつけるように窓に流れていきます そう私は今、福岡にいますながらく、ご無沙汰いたしておりました昨年、体調不良に悩みましたが、はっきりとした原因も治療法も、結局はありませんでした動けるようにはなったものの、そこからまたゆっくり、崩壊していくような感じでした「内部被曝」ということについて、丹念に調べていけばいくほど、自分の状況にとても安心していられなくなりましたその間、まるで何かの合図のように、木下黄太さんの「放射能防御ブログ」が何度も開かれたり(ちょうど、貴方にという書き出しで、個人的に誰かに訴えているようだったので、最初は見ないようにしていたのでした)他にも、次々と情報がやってきて、自分がかなり被曝しているだろうと思うようになりました 仕事や生活のこともあり、大変悩みましたどう考えても関東に未来があるようには思えず、秋には移住することを考え始めました福島は、相変わらずだだ漏れ状態ですし、いつどうなるかも分かりませんただでさえプルームの直撃を受けているのに、瓦礫の焼却がどんどん行われている・・・身近に聞こえてくる、知人達の体調不良 たとえ、無毒化出来るようになったとしても、この広大な土地を数年で元に戻すことは無理でしょう九州から、水や野菜を取り寄せていても、普段の生活の中でほこりや花粉などと一緒に取り込んでしまう・・・水にも、微量とはいえ入っていますお風呂にも毎日入りますし、お洗濯だってします少しずつでも、どんどん溜まればどうなるでしょう もし、大きな地震が来て、福一が崩壊したら・・・取るものもとりあえず、逃げるしかありません(逃げられれば、ですが) それを考えれば、猶予があるだけありがたいことなのでは?と思いました多少の損失があったとしても、命を失うことを考えれば・・・ 命より経済を優先したら、それは東電や政府と同じことになりますなにより、「あの人もまだいるから安心」と思われるのが怖いそれよりも、身近な人の中に「東京を離れた人がいる」という事実があった方がいい いずれは、田舎に住みたいと思っていましたし 日本のどこにでも住めるんですが、どこに住んでみたいですか?と言われたらどうします?(笑) 私は、そういうところから、気持ちを変えていきました 京都とかもいいなぁ、神戸も素敵、大阪は多少知っているし、奈良とかどうだろう で、これから大きな地震がありそうなところは避け、まだ働かなくてはいけないのであまり田舎過ぎるところもパス 最終的に残ったのが、福岡でした 生まれ故郷でもありますし、少しだけなら(自分の生まれたあたり)土地勘がありますで、年が明けてから、引越し先を探していました URの事務所へ行ったら、毎日のように被災地や関東から、物件を探しに来ている、と言っていました私だけではなかったようです(実際、引っ越して隣にご挨拶に伺ったら、東京の西側から女のお子さんを連れて母子避難してきた方でした) 結局、色々と準備がかかり、5月の中旬に福岡市内に引っ越しました 一番最初は、今までに経験したことのない、吐き気やめまい、気持ち悪さでしたいつもでしたら、体を探れば(胃が悪いのね)とか分かるのに、どこが原因なのかさっぱり分かりませんでした そのうち、ちょっと下を向いたら吐いてしまう「逆流性食道炎」になっていましたそれから、背中の左側が猛烈に痛くなるようになり、寝返りも打てずそのうち、激痛でベッドに横になることも、ソファーによりかかることも出来なくなりました 深夜3時過ぎるころから、食道や胃が痛みだし、けいれんを起こして正午過ぎまで続きます その少し前には、何度も夜中に脚がつっていましたそれも、今までにつったことのないような筋が、猛烈に痛むのです一晩に、何度もつるので、痛みで眠れないこともありましたこれは、昨年の暮れくらいまでは続きました 症状が落ち着き、動けるようになったとき、伸びてきた爪を見たら横に深い溝が出来ていましたこれは、両手両足とも そのうち、どこかへぶつけたわけでもないのに、あざが次々に出来ては消えていきました帯状疱疹が、しょっちゅう出来ては消え、口内炎はいつも5つくらいありましたこれは、年明けまで続きました 生理は完全に止まってしまいました視力も、一年でびっくりするくらい見えなくなりました 尿を検査したら、タンパクも出ていましたよく、膀胱炎になりましたが、いつもいただく薬では治りませんでしたそれも、なぜかいきなりすぐ血尿になるのです後から、(放射性物質を体外に出していたから?)と思うようになりました 引っ越し準備に追われる後半は、いつも後ろから「早く、早く」と追い立てられていました^^; 引越しした途端、あまりに静かなのでびっくりしたくらいです(笑)越して一週間くらいで、抜け毛がかなり減り、歯のぐらつきも少しずつ落ち着いてきました ただ、彫金があるため、月に1度は東京へ行くのですがそのたび、膀胱炎になっていました 明日から、また東京なので、気を付けたいと思います(水を使わないわけにはいきませんし、難しいのですが) 昨日今日は、熱を出し休んでいます免疫が弱くなっているようで、すぐに風邪っぽくなりますそう言えば、体の節々が痛むのでインフルエンザかと思っていたら特に何もなく、だるいだけで終わったりということもよくありました こちらへきて、悪化していく一方だった体調は一見落ち着きましたが毎日、少しずつどこかしら悪くなっていく感じですこのところは、朝起きると手や足首が曲がらず、ロボットのように突っ張って歩きお風呂に入ってようやく、人間に戻るという感じです 引っ越す前に、同位体研究所で尿検査をしたら、28.8Bqありました倒れていた時は、いったいどれだけの数値だったのでしょう 少し、体調が良くなってきたので、夕方からの木下黄太さんの講演に出かけてきます♪ 赤坂の中央市民センター・ホールであるようです