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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
お父さんはもう5年以上、糖尿病の治療で定期的に病院通いをしている。今の糖尿病の先生は、お父さんが睡眠時無呼吸症候群の治療を始めた時の先生が紹介してくれた総合病院の消化器内科の先生である。 それまで通っていた町医者で糖尿病の治療を始めたことを伝えたら、きちんと専門医にかかるようにと無理やり紹介させられた先生だ。
毎月のように、体重が減らない(増えた)と怒られながら、ずっと今の先生に診てもらっている。総合病院だし、毎回血液検査もしているので、結構時間がかかる。会社を休んでいかなければならないので、最初は元の町医者に戻そうかと考えていたのだが、専門知識はきちんとあること、数値が悪いと怒るのだけれど、意外とお父さんと馬が合うことなどで、ずっと治療を続けていた。
ところが先日、突然「異動することになった」と伝えられた。今は家から来るまで10分ほどの病院なのだが、異動先は車で50分はかかる病院になる。さらに総合病院程設備が整っていないので、検査などにも時間がかかるという。 睡眠時無呼吸症候群の治療と合わせて1日係だったのだが、糖尿病の治療だけで1日かかるようになってしまう。
先生に着いていくか、それとも別の先生を探すか悩んだのだが、無呼吸もその先生が診ることができると聞いて、先生に着いていくことに決めた。 一番の問題は、お父さんが長期でベトナムにいる間に、お母さんに薬を取りに行ってもらうのが大変になることだ。お母さんとも相談したが、とりあえず何とか行ってくれるということになった。文句を言いつつも最後はやってくれるのがお母さんだ。お父さんはとても感謝している。
それにしても、医師にも異動があるということと、田舎なので替わりの医師がいないことでこれだけ苦労することになる。患者が増えているのだから、医師の数ももっと増やしていくべきだと思う。 医師が増えても東北の田舎町で医師をしようという人は少ないかもしれないが、まずは絶対数を増やしてほしいと願っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.22 00:10:13
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