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カテゴリ:思い出(社会人・海外)
我が家の庭には梅の木が3本とサクランボのなる桜の木が1本植えてある。お父さんはベトナムにいることが多いので、なかなか花の時期にゆっくり満開の状態を見ることがないのだが、今年は久しぶりにどちらの花も満開の状態を楽しむことができた。
梅もサクランボも毎年きちんと実をつけてくれるのもうれしい。ほとんど手入れしていないのにも関わらず、きちんと毎年実をつけることができるというのはすごいと思っている。それに比べると我が家の柿の木は2年に1回しか実をつけない。きちんと摘果したり、肥料を与えれば毎年実がなるらしいのだが、そこまでする手間が大変でやっていない。ちなみに昨年は実がならなかったので、今年は予定では花も咲いて実もなる予定である。
さて梅の話題に戻ろう。梅の木は桜と同様に葉が出る前に花だけが咲く。枝いっぱいに小さな花を咲かせてくれる上に、ほのかな香りもあるので、花が咲いている期間は夜に帰宅しても香りだけでも楽しむことができる。
毎年6月末から7月に梅の実を収穫するのだが、そのたびに不思議に思うことがある。咲いた花の数に比べて実の数がとてもすくないことである。別に摘果などしているわけでは無い。梅の花の時期は結構ハチが飛んできて受粉しているので、受粉行為がないわけでもない。それでも明らかに花の数の10%ぐらいしか実がならない。
実が小さいうちに落ちていくのかとも思うのだが、防草シートを貼っている梅の木の下に実が落ちれば、見逃すことはあまりないはずなのだが、そんなに実が落ちたという経験もない。やはり実がならない花があるのではないかというのがお父さんの見解である。すべての花が受粉するわけでは無いのかもしれないが、逆に実がなる花はどういう状態だったのかと考えてしまう。
サクランボの木も同じである。咲いた花の数に比べて、実は極端に少ないと思う。ただサクランボに関しては、何も対策していないので、ほぼすべての実を野鳥に食べられている。そのせいで正確な実の数はわからない。ひょっとしたらかなり実っているのかもしれない。
ただ梅に関しては、あまり鳥が食べているのを見たことがない。逆に鳥が食べるのだったら、サクランボと同様にほとんどの実がなくなってもおかしくないだろう。梅の花と実の関係は実に不思議である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.28 00:10:10
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