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カテゴリ:史蹟・名所旧跡
下長谷の洞窟(南越前町の河野海岸-旧河野村)
出掛けた帰りに旧河野村野海岸に立ち寄った。 甲楽城の漁業組合会館の前にある下長谷の洞窟をみるためである。 15年ぶりくらいだ。 室町初期、新田軍が立て籠った金ヶ崎城(敦賀市)の攻防は「太平記」でよく知られている。 足利氏の大軍に何重にも包囲され、万策尽きた新田軍は、大将の義貞と弟義治は城から脱出、 残された城兵の800人と尊良親王は自刃に追い込まれた。 恒良親王は、辛くも小舟で逃れ、海岸沿いの洞窟に身を隠した伝わる。 それがこの場所だ。親王はこの後足利軍に保護され、京に送られた。 洞窟は 、現在も河野村甲楽城に残り、史跡として地元の人達によって整備されている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.07.01 17:08:01
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