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2007.08.31
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カテゴリ:フェレットの病気
インスリノーマ

低血糖(正常の空腹時血糖値は90~125mg/dl
血糖値70mg/dl以下のフェレットはインスリノーマの疑いがある

ぼーっとしている、反応が鈍くなる、意識の低下、無気力→(低血糖)
寒くないのに震える→低血糖になっているとき
よだれをたらす、口をかきむしる(嘔吐の前兆)、
泡を吹く→唾液分泌過多(吐き気のサイン)
起立困難、ふらふらする、
足に力が入らなくなる、下肢が弱る→(血中に糖分が充分ないと、筋肉が弱くなり、脳
も機能しなくなるから)

腰の麻痺→(痙攣発作による後遺症)
食欲不振
下痢が続く(こともある)→薬の副作用?
奇声(痛み)をあげて痙攣を起こす→低血糖から(末期)
運動障害→(末期)
昏睡状態、麻痺、意識消失→低血糖から(末期)

固体により、初期の症状は違う。

初期の段階ではゆっくりと進行するため、
ただの老齢によるレベルダウンだと誤解しやすい。

治療は
外科の手術
インシュリンを過剰分泌している細胞を切除する手術です。
もし、腫瘍を完全に切除できれば薬物なしで完治することができます。
残念ながら、多くの腫瘍は殆どが悪性で手術する段階では
他の内臓に移転していることが多いようです。
内科療法
薬で血糖値をあげます。手術ができない腫瘍をもつフェレットでも、だいたい
長期にわたって、血糖値をコントロールすることが可能です。


今のところ、根治治療はなく、
腫瘍の増殖や転移に伴い全身状態は悪化していくけれども
適切なケアを行えば健常フェレットと同じような生活ができる。

一月に一度は、血糖値を調べて、術後は月に2回。
血糖値が100mg/dl台を示す様なら、
徐じょに血糖値測定の間隔を延ばしていく。

原因は
遺伝性が示唆されている



レントゲン写真と超音波検査法
   ・ 通常、腫瘍陰影として描出されることは、残念ながら少ない。
   ・ 点状の集合する石灰化などが参考になることがある。

<治療>
1 外科的治療;予後は外科的治療の方が良い。
   ・ 内科的治療(投薬のみ)より、再発までの期間が長い。
   ・ 部分切除は腫瘍のみの摘出より効果的である。
   ・ 転移は特に多いものではない。
   ・ 再発は一般的に良く見られる。平均的には1.5年程度が多い。
   ・ 膵臓摘出を50%以内に留めると、術後糖尿病の発症が少なくなる。
2内科治療;外科治療の適応ができない時に選択する。
   ・プレドニン (12時間毎に0.5~3.0mg/kgを使用する)
      A.はじめ少量から開始し症状に応じて、 投与量を増やす。
      B.フェレットは副作用に関してはかなり 耐えうる。
      C.胃潰瘍を発症し、悪化する可能性がある。
    ・ジアゾキシド (12時間毎に10~30mg/kgを使用する)
      A.はじめはプレドニンに少量を追加投与す る。
      もしあまり効果がないようであれば、 投与量を増やす。
      B.起こり得る副作用は 嘔吐、下痢、食欲不振、
       骨髄の働きの抑制などである。
   * 参考:ジアゾキシドは降圧剤の一種(現在日本では認可されていない)

<予後>
1、 おおむね良好である。
2、 外科的療法は内科的治療法に比べて再発までの時間が長い。
3、 膵の部分切除は、腫瘍のみの切除に比べて予後は良い。
4、 再発の可能性は高い。


 
この腫瘍は、インスリノーマとは無関係の原因で死亡するフェレットの病理解剖の結果、
インスリノーマ発覚もある。
フェレットの少数は、低血糖症状の特徴的な徴候を示すことがないこともあり、
飼い主も気がつかないことも多い。
その徴候に気が付かず、別の病気での血液検査において発見されることも多い。
そして別の副腎などの手術でインスリノーマ発覚ということも多いようです。


フェレットの健康チェックのひとつとして定期的に体重測定をすることが、
フェレットの健康を把握するためのとても大切です。
週一10日に一度くらいは家ではかりましょう。




手術適応のない場合や手術が可能な状態になるまでの間、
使用する内科治療薬は
プレドニン(ステロイド)
(炭水化物を動員することによって、血中グルコース値を上昇させる)
または、
ジアゾサイドという降圧剤は、インスリン減少の可能性がある。
しかし、この療法は一時的な対症療法で長期間、抑えることはできない。


インスリノーマのフェレットには、糖分を与えるのが一番最良のように思えますが、
違います。高タンパクのフードを少量、頻繁に与えるほうが効果的です。
糖分はインシュリンの分泌を刺激します。血糖は短時間上昇するのですが、
新たに分泌されたインシュリンがまた血糖を下げてしまいます。
しかし、タンパク質はゆっくりと糖分に変化して、
インシュリンの作用を安定させるのです。





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最終更新日  2007.08.31 16:21:40
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