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2008年05月16日
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カテゴリ:Hiekka aikaa
koivu

『ザ・シークレット』をはじめとする引き寄せの法則本には、
「現在に集中し、望む目標を明確化せよ」と書かれています。
ところが、自分がこれまでやってきたことを振り返ってみると、
長年、いろいろと考え望んできたことは手からこぼれ落ち、
それよりも大きな括りの仕事や趣味なら苦労することなく
素晴らしい師匠と出会い、貴重な資料を入手し、
海外の人から親切にしてもらえたりする不思議なことが多くありました。

これは引き寄せの法則というより、
マーティン・ブーバーの表現の方が真実を内包しているように感じます。
2008年2月9日「我と汝」からの引用より。

「自由な人間は、我意なくして意思する人である。
 彼は現実を信頼している。
 すなわち、〈われ〉と〈なんじ〉のもつ二重性の真の結合を信じる。
 彼は運命を信じ、運命が彼を必要としていることを信じている。
 運命は彼を束縛するのではなく、運命が彼を待ち受けている。
 彼は運命のもとへ行かねばならぬことをよく知っているが、
 しかし運命がどこで待ち受けているかを知らない。
 彼は全存在をあげて出ていかねばならぬということをよく知っている。
 彼が欲しているようにはならないかもしれぬことを知っている。
 しかし、みずから意志し得るものを自己が決断するとき、
 運命と出会うのである。
 彼は物質的で衝動的なものに支配されるがままになっている小さな意志、
 不自由な意志からはなれ、必然性や必然的存在から遠ざかり、
 運命の大いなる意志に自己を捧げなければならぬことを知っている。
 このような境地において、彼はもはやなにものにも干渉されることなく、
 しかも、ものごとがいたずらに生起することを黙認しない。
 彼は自己をとおして生成するものや、世界の存在の道にじっと聴きいる。
 それによって彼は支えられるためではなく、
 それが必要とするままに人間の精神、行為、生死をかけて、
 みずからの道を実現するのである。
 自由な人間は運命を信ずるとわたしがいったのは、いいかえれば、
 自由な人間は出合いに自己をささげるということである」


現在の我意をはるかに越える大きな運命が待っているなら、
短期間に起きた目先の現象を大袈裟に取り上げて
○○を引き寄せただの、どうのこうのと一喜一憂するのは無駄なことです。
すがる相手が占い師や偉い教祖から引き寄せの法則にかわっただけの話です。








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Last updated  2008年05月17日 06時32分58秒



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