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テーマ:暮らしを楽しむ(384695)
カテゴリ:Hiekka aikaa
(上記シカの画像は FreeStockPhotos.com http://freestockphotos.com/index.html より) 先日、古書チェーン店で売価105円のナイフ雑誌をみつけました。 手に取って、パラパラとページをめくってみると 濃厚で重苦しい記事にうんざりして、すぐ元の棚に戻してしまいました。 その本は2004年発刊の号で古いものではありませんでしたし、 値段的にも「105円」は格安なのでしょうが、 たとえ無料でも持ち帰りたくない窒息しそうな雰囲気がありました。 実は、自分には1996年頃からこの感覚があって、 1999年以降のストライダーナイフ・ブームでついに我慢できなくなり、 日本語で書かれたナイフ書籍をすべて売り払ってしまいました。 コレクターのための情報に重きを置く日本のナイフ趣味は、 自分には精神的に重たくてしんど過ぎるのです。 「貴く重いから “貴重” なのだ」、という面白い表現を証明するかのように、 コレクター用ナイフは重量的に重たいものがたくさん見受けられます。 実際に持ったことのある人はご存知かと思いますが、 ラブレス、クーパー、ボウイ系の大型ランドールはけっこう重たいのです。 そして、重たいナイフを集めているマニアの言動も不自然に重々しかったりします。 廃刊になった日本版「フィールド&ストリーム」誌の記事の中で、 マタギだか猟師の人が、カスタムナイフを「重い」と評していたのも納得できます。 現在、自分が自由に選んで使っているナイフ、 …プーッコやKELLAM社のフォルダー、オピネル、 機能の多くないツールナイフは、どれも軽いものばかりです。 今は手元にないビクトリノックスのスーベニアやポケットパルも スカスカに軽くて、大好きな道具です。 チタンなど高価な素材を使った品を除けば、軽いナイフは価格の安いものが多いのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月04日 07時11分29秒
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