私の通う農園のオーナー、ジム・ネルソン氏が、母校カリフォルニア大学の農園で学ぶ生徒達に講義を行いました。彼の農園の生徒である私たちも、その講義を受けてきました。
彼はまず、自分の農園で咲く、赤いアネモネを机に飾り、香りのいいライラックを生徒一人一人におすそ分け。仕上げに、今が盛りのりんごの花をぶわーっと教室に撒き散らして歓迎。生徒達が盛り上がったところで、話をはじめました。
この地球上の命の尊さ、カリスマ的な恩師との素晴らしい出会い。野菜を育てることの意味や重要さ、どのように自分の農園を立ち上げたか、農園の仕組みや使命。その後見習い生は今どうしているかなどなど・・・。スライドや、紙芝居も織り交ぜながら。約2時間に渡って、熱く、そして優しく語りました。
カリフォルニアのオーガニック・バイオダイナミック農法のムーブメントとともに生きてきた彼は、知識や経験がとても豊富。それでも「未だに学ぶことだらけ」なんだそうだ。
自然の中の命の営み。それを日々探求・学習することの大切さ、素晴らしさ、そしてその楽しさを次の世代に受け継ぐ彼。この人との縁・・・感謝したい。
今が花盛りのりんごの花。風が吹くたび農園に花吹雪が舞います。