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テーマ:暮らしを楽しむ(388387)
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
先日、ある人の代わりにベビーシッターのバイトをした。お相手は5歳の男の子と3歳の女の子。とっても人懐っこい、元気一杯の兄妹だった。しかしながら彼らの『おもちゃコレクション』には舌を巻いてしまった。とにかく、いろ~んな種類のおもちゃを持っているのだ。
おもちゃを箱から出してはしばらく遊び、それにすぐ飽きては違うおもちゃを出して遊ぶ。どのおもちゃも今ひとつ盛り上がらずに、次のおもちゃへ・・・そんな中で、一番盛り上がったのは彼らの両親のベッドの上での『まくら投げ』だった。(笑) 我が家の4匹目の猫『さくら』。まだ生後8ヶ月の彼女を観てつくづく思う。仔猫は遊びの天才だ。動くもの、音のするものにはすぐに反応してすっ飛んでくる。今日は空き箱を見つけて中に入り、自分のしっぽを追いかけて、箱の中でひたすらグルグルグルグルまわっていた。猫用のおもちゃなんか必要ないのだ。そこらへんに転がっているもの、全てがおもちゃになる。インスピレーションをかき立てられては、それで思いっきり遊ぶ。 人間の子供だって、実はそのスキルがあるのではないだろうか。実際、昔はこんなに膨大な種類のおもちゃはなかったはずだし、アミューズメントパークも、テレビも、ゲームなんかもなかったのだ。 既成のおもちゃが、その可能性や能力を奪ってしまう気がしてならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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