|
テーマ:今日の出来事(292569)
カテゴリ:『あたりまえ』を考える
書道の先生のお話。
彼女の親御さんは、彼女が子供の頃、とにかく『本物』に数多く接する事が出来るように育てられ、大人になるにつれ、それがどんなに価値がある事かを実感し、親になった時、自分の子供にも同じようにして育てたいと思ったそうだ。 「でも、私の母ほど、それが出来なかったけどね。今は本物が埋もれて、探し出すのも難しい」と彼女。 例えば水族館や、入り江に隔離されて飼育されるイルカ。これは本来の姿ではない。つまり『本物』ではないと私は思う。子供を連れて行く時、身近な大人が、その事を分かっていればまだいい。でも、それに気がつかないでいれば、子供もそれが『本物』『あたりまえ』だと錯覚する。水族館のプールは人間にとっては大きいし、イルカにとっては非常に狭いという事自体、きっと分からなくなってしまう。あいにくイルカは口角があがった顔立ちで、常に笑っているように見える。これも難点。そして『イルカは大きなプールなどで飼育され、芸をしたり人を癒す生き物』という考えが常識化してしまうかもしれない。 ペットストアの犬たち、猫たちもしかり。そしてコンビニの食べ物もしかり。動物園、遊園地 etc… まがい物があふれている世の中。 まがい物は手軽だ。でもどうか子供達には『本物』を!!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[『あたりまえ』を考える] カテゴリの最新記事
|