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カテゴリ:耕運機
大変寒い。kan-techです。
ストーブ無じゃデスクワークできない季節になりました。 マメトラPMの修理の続きです。 前回まではバルブの研磨をしました。 今回はバルブシートの研磨をしていきたいと思います。 バルブシートを研磨する事によってバルブの密着性が上がり、良い圧縮につながります。 作業的にはバルブに研磨用のコンパウンドを塗って擦り合わせます。 バルブコンパウンドはこういうもの バルブコンパウンド(荒目)(#60) バルブコンパウンド(中目)(#120) バルブコンパウンド(細目)(#240) 粗目から擦り合わせていって、細目まで作業します。そこまでやると平滑なすり合わせ面ができるわけですが、私は代用品で頑張ります。 ホームセンターで売っていた研磨用粉。#1000ぐらいの大変細かいものですが、そこまで細かさはいりませんね。 この研磨粉をカップグリスに適当に混ぜて研磨ペーストを作ります。 KURE グリースメイト ペースト 280g (1個) 品番:NO1159 まぜた状態がこれ。 このペーストをバルブの傘に少量付けて マイナスドライバーでバルブを回転させて擦り合わせます。右左右左・・・というカンジで回転させます。ある程度擦り合わせすると研磨粉の粒が砕けて擦れなくなるので、ウエスで拭いて新しいペーストを付けてまた擦り合わせます。これを5回ほど繰り返します。 写真のようにキレイに面が出てきます。・・・あまりキレイな面じゃない。 カーボンを挟み込んでいた部分が腐食して凹みが出来ていますね。(黒い点々) ここまで来ると本来は加工に出してシートカッターで切り直しをした方がいいです。 でも、耕運機に中古のバルブを研磨して組むわけですから・・・。 一応黒い点々が面を渡っていないか(圧縮抜けにつながらないか)目視確認をして大丈夫なようだったので、これでシート研磨を終えました。 だんだん、アフター・バックファイヤーの原因の詳細が見えてきたように思います。 次回は研磨を終えたバルブとシリンダーを組み付けて行きます。 大切なのは組なんだよな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/11/27 09:00:08 AM
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