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カテゴリ:クリエイティブライフ
【文章を読むと怒りが静まる法則】
★植西 聰氏の言葉から― ◎怒りをコントロールする方法のひとつに「文章を読む」というものがあり ます。 たとえば、新聞や雑誌でも、小説やエッセーなどの本でも、あるいは仕事 の資料を読むこともいいでしょう。 なぜなら「文章を読む」という行為そのものに、人の心を落ち着かせる効果 があるからです。 病院や銀行などの待合ロビーで、よく新聞や雑誌などを読んでいる人がいま す。ある意味ではあれも、心を静めて落ち着かせるために、読んでいる人が 多いのではないでしょうか。 病院や銀行などでは、自分の順番が回ってくるまで、長い時間待たされるこ とがよくあります。 「自分の順番はまだ来ないのか」と、どうしても気持ちがイラ立ってくるも のです。 そういうときに、新聞や雑誌などの「文章を読む」ということが、気持を 紛らわせ、穏やかにするうえで、とても効果があるのです。 中国のことわざには「怒りを止めたいときには、詩を読むのがいい(意訳)」 というのがあります。 「詩」は、広い意味で「文章」と理解できるでしょう。 「込み合った電車のなかで、隣の人から足を踏まれて頭にきたとき」 「会社の会議で、反対意見を出されてカッとなったとき」 日常で怒りに心が乱れたら、とにかく「文章」を探して、それを読んでみて ください。すると、心が静まるかもしれません。 (参考文献:植西 聰著「心の乱れを整える9つの習慣」永岡書店) ________________________________________ *著者はさらに、心が乱れたら、 1、背筋をまっすぐに伸ばす 2、体が左右にぶれないように心がける。 3、穏やかに深呼吸する これで落ち着いた心を取り戻すことができる、ともいいます。 これは禅の坐禅の姿勢でもあり、「マインドフルネス」という心理療法の 一種でもあると指摘します。 心が乱れたら、体の面から立て直す、また、体調不良のときは、心の面から 立て直すということにもなります。 根本的な改善にはつながらなくとも、状態を一時的にでも軽減できるという 効果は期待できます。 また、心身の不調時に、反射的な対処法を身につけることにもなり、これが 自分を守ることつながります。 こういった習慣を、持つ持たないの差は大きいといえるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年07月07日 07時00分08秒
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