455922 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ハートリンクスのブログ

ハートリンクスのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ハートリンクス

ハートリンクス

カレンダー

楽天カード

お気に入りブログ

買い出しと初冠雪 … New! し〜子さんさん

2024秋旅 事件は現… New! ナイト1960さん

今日は<GARAGE COLL… 〈F. 美香〉さん

あなたの「これから… 幸せを引き寄せる山形県の心理カウンセラー&セラピスト代表・向月謙信 (☆”鯉)さん

斎藤元彦知事を陥れ… クラッチハニーさん

コメント新着

 〈ポラリス 美香〉@ Re:【悩みをなくす思考法】(03/20) ハートリンクスさんへ こちらこそ、コメン…
 ハートリンクス@ Re[1]:【学び好きは目標達成の達人】(04/29) 舞さんへ。 コメントありがとうございま…
 舞です@ Re:【学び好きは目標達成の達人】(04/29) おはようございます 「学ぶこと」私も、日…
 ハートリンクス@ Re[1]:【感謝の気持ちを表現して得すること】(03/30) 舞さんへ。 お元気なようで何よりです。 …

フリーページ

ニューストピックス

2019年07月15日
XML
【大きな問題・小さな問題】

 ★霊泉寺住職・南 直哉(じきさい)師の言葉から―

 ◎永平寺で3年の修行期間を終えた後、私はそのまま寺に残り、修行僧の指
  導や割り振られた職務を行う「役寮」という立場になりました。
  その役寮時代の話です。

  部屋で本を読んでいると、遠くから「南さん! 南さん!」とただならぬ
  声が聞こえてきました。

  若い修行僧の声です。声は次第に近づき、「南さん、大変です!」と修行僧
  が息せき切って部屋に駆け込んできました。

  私は本を置き、「生きるか死ぬ以外は、大変なことなどない!」と一喝しま
  した。「そうですよね……」と我に返った相手に用件を聞くと、ある老師が
  私に用があるので、早く来てほしいと言っているとのことでした。

  しかし、老師に電話をしてみると、急を要する用事ではありません。「でき
  れば早めに連絡して欲しい」といったニュアンスの伝言だったようです。

  「ほら、見ろ」と言うと、彼は恐縮していましたが、老師は、私の職務と
  はふだん関係のない部署で、しかも役職の高い僧でした。

  当時何かと厳しかった私に早く伝えなければ、と彼が焦ったのも無理はあり
  ません。

  こういうとき、人の視野は非常に狭くなっています。

  たとえば、10センチ四方の紙の上に直径10センチの球を載せたとすると、
  それはあふれんばかりに大きく見えるでしょう。
  焦っているときは、その状態です。

  しかし、同じボールを1メートル四方の紙の上に置けば、その存在感はまっ
  たく変わります。「ああ、小さい球だな」と思うはずです。

  人生に問題が起きたときも同じです。

  問題を球にたとえるなら、仮に視界が10センチ四方しかないときに、10
  センチの球を目の前に置かれたら、視界全体がふさがれてしまいます。

  でも、広々とした視界を持っていれば、そこにどんな大きさの球があろうと
  驚くに値しません。

  生きるか死ぬか以外は大したことではない。これは、極端な言い方です。

  しかし、そこまで枠を広げてしまえば、今まで大きく見えていた問題が一気
  に小さくなります。すると、スッと冷静になれるのです。

  冷静になってから、その問題はどの程度の大きさなのか。
  自分の手に余るのか、それとも対処できるのか。

  誰の助けが必要なのか、やり過ごせばいいのか。それが見えてきます。

  “問題を取り扱い可能にする”とは、そういうことです。

  深刻な問題に悩むことは、誰にもあるでしょう。

  仕事で追い詰められてウツになったり人間関係で苦しんだり、相談に来られ
  る方の話を聞いていても、つらい状況であるのはわかります。

  でも極論すれば、人生において、生きるか死ぬかという問題以外に大事なこ
  とはありません。

  それ以外のことで、しかも自分で決められることなど、じつはささいなこと
  です。

  その視点を養えるかどうか。
  それが、ときにその人を救うこともあるのです。

  (参考文献:南 直哉著
        「禅僧が教える 心がラクになる生き方」アスコム)

________________________________________

 *問題が起きたとき、たしかに自分一人だけの力では解決できそうにないこと
  もあります。

  そういうとき、自分で抱え込まないで誰かに話したり、聞いたりするのも
  大事なことです。

  著者が指摘するのは、問題を冷静になって見る視点をしっかり持てば、その
  問題から振り回されることなく、きちんとした対応、解決ができるという
  ことです。

  焦っているときの状態は、軽いパニック状態のようなものです。
  完全にパニックになったら、判断はできません。

  問題が起きたら、一時的に動揺はしても、焦らずにできる限り短時間で冷静
  になれるかどうかです。

  問題への視野を広くしておくためにも、日頃から、自分に関係のないような
  ことにも関心を持っておくこと。

  自分ならどうするだろうか、という意識をどこかに持っておくことは大切
  なことだと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2019年07月15日 07時00分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[クリエイティブライフ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X