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カテゴリ:クリエイティブライフ
【リハビリは自分との対話です】
★矢作直樹医師の言葉から― ◎「リハビリ」と聞くと、怪我や大病の後に行うもの、と思われる方が多い かもしれません。 しかし、広義では、怪我や病気にかかわらず、からだの落ちてしまった機能を 回復する、という意味を持ちます。 神経、筋肉、骨格、それらのバランスの良い使い方を取り戻すために、各種の トレーニングを繰り返すことです。 からだというのは、「使わないとダメ、使いすぎてもダメ」という代物です。 プロのアスリートやアマチュアのスポーツ好きが、ついやりすぎて筋肉を損傷 してしまう、関節を痛めてしまう、こんなことがありますが、これは肉体の限 界というものを知らないから起きます。 からだを鍛えることが好きな人の中には「つらくないとやった気がしない」と 豪語する人もいますが、これも良くありません。 痛みはからだが発するシグナルなのです。 関節の可動域(広がる範囲)、筋肉のやわらかさ、瞬発力。 こうした機能は加齢で落ちます。しかたありません。 だからこそ、リハビリ的な視点を持つこと。 若い頃の状態に戻すのは難しいとしても、無理せず「ここまでやりたい」とい う自分なりの目標を立て、できることを少しずつ続けましょう。 リハビリは競争ではありません。自分との対話です。 (参考文献:矢作直樹著 「自分を休ませる練習」 文響社) ________________________________________ *加齢は生きていく上では、避けては通れないものです。 からだを維持する筋肉も、加齢とともにその筋力は落ちていきます。 ただ、加齢は老化であると結びつけて考えるのもどうかと思います。 年齢を重ねても、からだの持つ機能を維持していくことができるのも私たち 人間に与えられた生命の力です。 年齢が高くなるにつれ、健康であるための生活の仕方にも工夫が必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月13日 07時00分06秒
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