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カテゴリ:クリエイティブライフ
【人生は線ではなく、点でできている】
★臨済宗佛母寺住職・松原正樹師の言葉から― ◎私たちは、命や人生というものを、とかく、何か「線」として考えがちです。 何かすでに引かれた線のようなものがあるような気がします。 しかしこの線は、実は「一瞬」という点の集合体にしかすぎないのです。 命は一瞬一瞬、時を刻んで先に進んでいます。 私たちはこの「一瞬」を生きて、生き続けてただ幸運なことに、この「一瞬」 が続いて「線」になっているだけのことなのです。 一瞬の連続が人生、命です。 一番身近な方法として、この「一瞬」は一回一回の呼吸で認識できる。 幸せも、悲しみもすべて「一瞬」、「一回一回の呼吸」この中にあるだけです。 だからこそ、「いま」「たったいま」を大事にしていくのです。 点からなる人生を、「点の中で生きている自分」ではなく、「点の中で生かされ ている自分」と知り、どこまでも感謝していく。 では、この点はどのように導かれていくのかといえば、それはただ「縁に従っ ている」だけです。 「大いなるものからの呼びかけ」に従うだけということなのです。 (参考文献:松原正樹著 「感情を洗い流す禅の言葉」 知的生き方文庫) ________________________________________ *ここでいう「一瞬」とは、時間的な何秒、というとらえ方をするよりも、 「一呼吸、一呼吸」というイメージをしたほうがわかりやすいのではない かと思います。 私たちは、呼吸なしでは生きていけません。 その吸って吐く呼吸も一回終えて、次の呼吸に移ります。この連続です。 その一回の呼吸が「いま」ということです。 「いま」を大切にすると、一呼吸という時間を無駄にすることがなくなり やるべきことをやるための、貴重な時間だと認識できるようになります。 やるべきことをやると楽しい、これを積み重ねていくのが人生です。 生きることは楽しい、こんな人生を送りたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月20日 07時00分07秒
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