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カテゴリ:クリエイティブライフ
【自分の性根を知ると生きやすくなります】
★曹洞宗長光寺住職・柿沼忍昭師の言葉から― ◎仏教の世界では、修行の先に「自分」のことがよくわかるということがあり ます。 修行をすれば、「自分」をより深く分析できるのです。 とはいえ、修行は厳しいものです。 ただし、何か特別なことをするわけではありません。 同じことを延々と繰り返すとか、尋常ではない丁寧さで物事に取り組むといっ たところに厳しさがあります。 そうやって自分をどんどん追い込んでいったときに、「自分がどんな反応を見 せるか」で、自分のことがよくわかるようになるのです。 極限状態で、自分が何を考え、どういう答えを出すのかを知っておくことは、 生きる上での安心感になります。 人生がものすごく生きやすくなるのです。 「あのときこうだったから、この程度ならこれぐらいのことにしかならない な」ということもわかってくる。 すると、なにをやるにも動じなくなるのです。 人間は追い詰められたとき、本質が出るものです。 立ち向かうのか、逃げるのか。 その人が奥底に持っている「性根」が出てきます。 だから、「苦しいこと」にも意味があるのです。 仕事で追い込まれて極限状態になったときは、自分も他人も分析できるいい 機会だ、と思えばいいのです。 (参考文献:柿沼忍昭著「禅、心がほっとする考え方」知的生き方文庫) ________________________________________ *自分の本質、つまり性格の根っこが理解できることは、大きな強みに なります。 自分自身を分析できる人は、他人を分析することもできます。 まず、自分を分析するには自分を掘り下げて見る目線が必要です。 つまり、冷静な気持ちになって自分を見つめることです。 それができると、リラックスすることが大切なのもわかってくるようです。 自分を追い込みすぎるのもよくありせんが、生きやすい感じ、感覚がつかめ れば、これが一番だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年01月09日 07時00分12秒
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