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カテゴリ:自己啓発すすめ
【自分だけの能力を知る】
人には、それぞれ性格があるように個性があります。 また、人には得意なものがあれば、不得意なものもあります。 そして、自分では気づいていないのに、人よりも優れた能力を発揮することも あります。 このように、私たちには能力や、可能性を秘めていることがあるのです。 170年ほど前、イギリスの大学で数学を教え、休日は教会で話をする青年が いました。 チャールズ・ドジソンという人物です。 気弱な性格でしたが、子どもたちから人気がありました。 ある日、3人の少女たちとテームズ河に行きボートに乗りました。 ドジソンは人前で話すことは苦手でしたが、子どもたちの前で話すときは 楽しい気持ちになり、自分が創作したおとぎ話を聞かせたりしていました。 その日に話したのは、ある少女がウサギを追いかけて穴に落ちて、気づくと 「不思議の国」にきていたというストーリーです。 女の子たちは、その話に夢中になり次は本のように書いてほしいとリクエスト します。 ドジソン青年は、彼女たちのためなら、と思いそれを物語にして書きました。 これがあの有名な「不思議の国のアリス」が生まれたきっかけです。 この青年がルイス・キャロルというペンネームで書いたものでした。 今では、ディズニーのコンテンツとしても有名です。 ドジソンは、牧師で大学では数学を教える立場の者が、子どものおとぎ話を 書くことに戸惑いを感じていたのでした。当時はそのような時代でした。 しかし、友人からこんな素晴らしいファンタジーは本にするべきだ、と言われ ペンネームで出版することにしたのです。 後に、ジョン・レノンが子どもの頃、暗唱するほど人気がありました。 キリストの教えにある、 「自己に宿る力(能力)を、神を通してさらに強くしなさい」という言葉を、 実現させたのかもしれません。 ドジソンは少女たちの心を楽しませ、心が豊かな人になってもらえるように、 という気持ちで書きあげました。 話すことは苦手でも、言葉にして文章に現すことは好きだったのです。 これは、苦手なことがあっても、その他には何かの能力が隠されていることを 示しています。 苦手なことがあっても、別の方向に目を向け自分を掘り下げていくと、思って もみなかった自分の能力が開花するときがあります。 私たちには、自分では気づかない能力が何か一つはあるかもしれません。 そう思うだけで元気になれそうです。 (by ハートリンクス) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年04月25日 07時00分07秒
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