【強がる人ほど傷つきやすい】
【強がる人ほど傷つきやすい】 幼い子どもが走り回っていると、転んでしまうことがあります。 そのような時に泣く子もいれば、我慢して泣かない子もいます。 子どもが強がる時の様子を見ていると、可愛げがありほほ笑ましく映りま すが、親は成長するためのステップであると知ることになります。 大人でも、できそうにないことを「それぐらい、大丈夫です!」と言った 後、あんなことを言わなければよかった、と思うこともあるでしょう。 ところが、子ども時代に強がりを言っていたその性格が、大人になっても 変わらない人もいます。 心理学にアダルトチルドレンというのがあります。 幼児期に育った過程で、何かのトラウマやストレスが原因となり、依存症 や適応障害などの疾患になりやすいことを示す言葉です。 もちろん、強がりを言ったことで心が強くなり、社会的に成功したケース は数多くあります。 このような人々は、自己肯定感が強く感情のコントロールをうまく行える タイプによく見られます。 しかし、人の心は強さと弱さで成り立っています。 どんな時も強い心を持ち続けることが可能であるとは限りません。 自分の弱さを認めることも大切なことです。 なぜなら、弱さを認めることで自分を知ることになるからです。 精神分析学者のフロイトが次のように述べています。 『あなたの強さは、あなたの弱さを認めることから育ちます』 自分の弱さを認めることは、弱い自分に妥協することではありません。 弱い自分を認めることから、自己肯定感が強くなっていくのです。 (by ハートリンクス)