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2022年02月20日
カテゴリ：自己啓発すすめ
【「万事休す」でもあきらめない】
統合医学あるいは統合医療というのがあります。 目ざしているのは、今までの西洋医学の治療法に見られる対症療法だけで なく、病気の原因となるところも治していく「原因医療」です。 また、人には自然治癒力というのがあり、それを含めて病気全体を治すと という考え方です。 とくに自然治癒力に役立つものとして、今後期待され注目されている分野 もあります。心理療法やヨガ、アロマなどの代替医療などがそれです。 この分野がもっと研究されれば、長寿社会への貢献に役立つ可能性は大き いといえます。 帯津良一医師の著書「いつでも死ねる」（幻冬舎）の中に、とても興味ある お話があります。 30代後半の女性ですが、肺がんの末期でした。 手術もできない、抗がん剤投与・放射線での治療もできない状態です。 しかし、幼い子どもがいるため、何とかして生きなければという一念で帯津 医師のところに来たそうです。 そこでは、漢方薬、気功、食事療法などのすべてに手をつくしますが、経過 は改善しないままの状態が続きました。 あるとき、その患者さんは医師の知らないところから情報を得たのでした。 バケツに粗塩を入れて、そこに足を突っ込んでゴシゴシと揉む、ということ でした。 毎日毎日、粗塩で足をこすり続けたそうです。 しばらくして、足のむくみがなくなり、不思議なことに体調がどんどん良く なっていったのです。 それから半年後、その人は元気になって退院しました。病院ではこの話が広 まり、誰もが粗塩療法に取り組んだそうです。 ところが、それでガンが治るという人は現れませんでした。 つまり、万事休すの心境になった患者さんが、あきらめずにやったがゆえの 彼女だけの特効薬だったのです。 つまり、病気を抱えるその人の心の状態がどうであるかによって、治療の 効果は違ってくるということです。 もちろん、すべての病気がその人の心しだいという断言はできません。 ただ、これからの人間社会は、科学の力と自然の力と心の力を含めた医療の あり方に変化していくと思われます。 大事なことは、病気であれそのほかの人生上の問題であれ、これ以上の解決 方法はない、と思ってもあきらめないということです。 そのためには、心の問題についてもっと関心を持ち、心の健康生活に必要な 情報に接していくことが大切です。 （by ハートリンクス） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2022年02月20日 07時00分07秒
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