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どうも!flamingoです。
いつもありがとうございます。 15回目の「震災の日」を前にTVでは様々な「阪神・淡路大震災」関連の番組が放送されています。 昨夜というかもう今日でしたが、flamingo cafe営業終了後の深夜2時過ぎから、NHK総合で放送された「未来は今」という番組を観ました。 ドキュメンタリー作品だと思って観ていましたが、ドキュメンタリーとドラマをMIXした番組で、主演の森山未來のドキュメント部分とドラマ部分の演技の境目は無かったですね。 NHKのディレクター役には光石 研さん。 2009年1月17日を前に制作・放送された番組で、再放送でした。 神戸で生まれ育ち、高校生までを過ごした森山未來さんは、10歳の時に震災で被災します。 しかし、家族や身近な人物を亡くしたわけではなく、 父親と一緒に給水場に水を汲みにいった経験は、むしろ「楽しい思い出」だったそうです。 ドラマの設定では、(以下は森山くんにします)ドキュメンタリーを撮影し、ナレーション担当する森山くんは苦悩していきます。 同じ被災者ではあるけれど、微妙な温度差がある。 森山くんが震災の遺族の聞き取り調査の一行に加わり、遺族の話を聞いていきます。 震災には遭ったけれど、家族を失うほどの大きな不幸な経験していない森山くんが、自分の言葉で伝えようとして模索していきます。 震災ドキュメントのナレーションとして用意された文章 「あの日を決して忘れてはならない」という文章を受け入れ、すんなりとは読むことのできなかった森山くんは、 「忘れようとしていた」と表現します。 大阪で地震は経験したものの、被災の経験のない僕にはとても重く感じるテーマでした。 明日で震災から15年になりますが、いまだに復興出来ていない方もおられると思います。 建物が新しく建って人が増えていって、見た目には復興しても「街」の再生はそれだけでは不十分なのでしょう。そして大事な人を亡くした遺族の心も。 バックにマイケル・ジャクソンの「smile」が流れる中、森山くんは、人々の思いを自分の中で消化させながら自分自身の言葉でナレーションを読み上げます。 ほんとにドラマだか、ドキュメンタリーなのかわからない生々しい番組でした。 でも意図は深くハートで感じられたと思います。 1995年1月17日の一日前に神戸を訪れていた僕は、15年目となる今年は一日後に淡路島を訪れます。 17日当日はTVの前で、皆と一緒に祈りを捧げます。 ありがとうございます。 いいドラマでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.16 04:49:37
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