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Flatのガンプラ製作日記

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2021.01.31
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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「紅霞後宮物語第四幕」です。


紅霞後宮物語 第四幕【電子書籍】[ 雪村花菜 ]

このシリーズも4幕まで読み進めております。
なんかね、すごくはまるんですよ。
主人公の小玉のセリフはちょっと現代風のときも
垣間見え気安さがあるのですが、それだけではありません。
その周囲を取り巻く舞台設定、人物設定、役職などかなり
かっちりしていてその両方が相まってなかなかやられます。

今回は小玉は前回発生した事件に繋がる何かがあると
考えた文林の命により、現地調査への乗り出します。

そこである事実を知り、その解決に乗り出すのですが、
当初は皇后の行啓という口実だったので、いかんせん兵も
必要最小限しか随行させていません。
町全体が敵、とするならば、兵力が足りない。
はてさてどうしよう、なんて思っていたら、この事態を利用
しようしていたのは、なんと文林でした。

彼は皇后に一軍を預かって欲しいと思っていましたが、小玉に
反対されていて(皇后が力を持ちすぎるのは良くないのでは、という思い)
ある意味強行突破するように、この事態に合わせて軍を送り込み、
勅書で彼女に軍を率いることを命じるのでした。
普段の彼女であれば、勅書であったとしても気に入らないことには
従わないでしょうが、状況が状況だけに軍を率いて事態を解決に
当たることになるのでした・・・

うーん、文林、腹黒いね。





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Last updated  2021.04.03 13:52:51
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