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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回「スタープレイヤー」です。 スタープレイヤー もし10個願いことが叶うとしたら・・・ そんなお話です。 転生ものはいろいろありますが、転生して10個願いを叶えることが できるというのはなかなか面白いですね。 もちろんNGな願い事もあるのですが、願い事をスターボードという 板に書くと、「審査」が行われ、叶えることが可能か判定が行われる というシステムです。 なので、「願い事を100個にしたい」とかいう願いはNGだし、 「世界を破壊する」とかもNGです。 後は曖昧な願いもNGです。例えば「美人にしてほしい」とかは 美の基準が人それぞれなので叶えられません。 逆に、目はこうして、鼻はこうして、体形をこうして、みたいな全身を 変える、という願いはどんなに細かいものであっても叶えることができます。 さて、そんな不思議な世界に入り込んでしまった主人公は果たして何を願うのでしょうか? 彼女はまず家を建てます。さらに庭を用意し、全身を美形に整えます。 だいぶ満足した彼女でしたが、現世で自分を襲った通り魔に仕返ししようと 思い立ちます。 現世から犯人を呼び出し、牢屋に閉じ込めて反省させるためにいろいろな 仕打ちをしますが・・・最後に残ったのは後悔でした。 その後、彼女と同じ立場のスタープレイヤーに出会い、世界をどうするか を考えていくことになるのです・・・ 残りの願いを何に使うか、とても難しいですよね。 もちろん自分のために使いたいわけですが、かと言ってあまりに利己的に なり切れないのも人間なわけで・・・ はてさて、自分だったら何に使おうかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.04.03 13:55:30
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