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カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「青春は探花を志す 金椛国春秋」です。 青春は探花を志す 金椛国春秋(5) (角川文庫) [ 篠原 悠希 ] 前巻で苦難の砂漠の旅をなんとかくぐり抜けた遊圭ですが、 時代は遊圭をのんびりさせてくれません。 明々のために官僚になろうと国士太学に通うことにした のですが、遠い砂漠の地で侵攻を強める朔露国。 同盟国である夏沙国が陥落した事で金椛国にも火の粉が 及ぶ可能性が出てきました。 その事事態は遊圭には関係ないはずなのですが、太学の 試験で不正をしている一族が朔露国の防衛の太守に任命 されたことで、これ以上権勢を伸ばさせないために 遊圭は玄月に調査を命じられます。 その中で初めてできた友だちが反逆とも言える行為に 加担している事が分かり、遊圭は友だちを逃がす事に 協力してしまいます。 それにより遊圭は官職剥奪、地方に流刑となってしまう のでした。 遊圭は平穏に過ごしたいと思っているのに次々と困難に 巻き込まれ、翻弄されながらも頑張る姿はなかなか 良いですね。 遊圭に協力的な味方だけでなく、微妙に敵っぽい相手とも イヤイヤ付き合いながら、進めていくさまはとても リアルでその辺が引き込まれる一因なのかな。 次巻は流刑先で活躍するのかな? 後、明々との関係はどうなるのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.11.21 08:53:26
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