|
カテゴリ:本の感想
書籍の感想です。
今回は「妖星は闇に瞬く 金椛国春秋」です。 妖星は闇に瞬く 金椛国春秋(7) (角川文庫) [ 篠原 悠希 ] 麗華の消息を確認するという大役を果たした遊圭でしたが 帰路に仲間の裏切りで戴雲国の囚われてしまいます。 戴雲国は金椛国に完全に敵対しているわけではなかったので そこまで悪い待遇ということはないのですが、かと言って すぐに放免してくれるはずもなく、遊圭は医術の知識を 活かして徐々に信頼を得ていくことにします。 その頃玄月は遊圭を無理やり捜索に向かわせ、死なせた という讒言により囚われてしまいます。 何とか脱出したものの遊圭を救出して二人で帰還しない ことには永久にお尋ね者になってしまいます。 という訳で微妙にそりの合わない二人ですが利害が一致 してしまいました。 離れても離れても巡り合う運命とでも言いましょうか(笑) 今回抜群の行動力を発揮した人がいます。 明々です。 明々、遊圭をのんびりと待っていられず、国境を越え、 砂漠を越え、はるばる遊圭を探しに行きます。 明々自身が遊圭の助けになったわけではないのですが、 明々が言い出さなければ、同行する人もいなかった わけで、愛の力ですな♪ さて、遊圭の活躍もあり、戴雲国と友好的な関係を築け、 当面の敵である朔露国を撃退したのですが、主戦場では 朔露国の進撃は止まっておらず、事態は悪化の方向へ なだれ込んでいきます。 明々と久々に再開できたのに半日しか一緒にいられない とか可哀想にも程がありますな。 またしても巻き込まれた遊圭は次巻でどんな活躍を 見せてくれるのかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.07 18:34:05
コメント(0) | コメントを書く
[本の感想] カテゴリの最新記事
|