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書籍の感想です。
今回は「終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?#05」です。 終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?#05(5) (角川スニーカー文庫) [ 枯野 瑛 ] 前巻で獣になってしまったヴィレムですが、過去、最初の 獣そのものがヴィレムなのかと思ったのですが、それは 違うみたいです。 最初の獣はアルマリアなのですが、アルマリアに休息を 与えたヴィレムが今度は最初の獣になってしまった ということのようです。 ただししょーのおかけで記憶を封印することで何とか獣に なることを止めている状態です。 一方、この世界の真実も明らかになります。 獣とは何か。何故人間族が獣に変化してしまうのか。 星神様は何をしたのか、トゥルーワールドは何をしようと していたのか、そしてトゥルーワールドの意図を知らない アドベンチャラーたちは「悪の組織」だと思い込み、 トゥルーワールドを壊滅を追い込んでしまい、その結果 どうなったのか。 そして妖精たちがなぜ、どこから生まれてくるのか。 一見バラバラな事象が見事に絡み合い、そして誰も悪意 などなく、自分の希望を叶えようとしただけ。 なのに、だからこそ、世界は滅んだ。 そんな世界に(辛うじて)生きるヴィレムは 妖精たちが少しでも生きやすい世界になるように、と 願って自分の命を使うのでした。 ただ、だからこそ、ラストは必要だったのかな? アイツはだれなのさ! ヴィレムの話はこれで終わりみたいですが、新章(?) があるみたいですね。 アイツは出てくるのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.04.23 11:24:25
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