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カテゴリ:Hong Kong
今回行ってみたのは、題して「マカオ世界遺産ウォーキング」☆2005年7月に、マカオの8つの広場と22の歴史的建造物がマカオ歴史地区と言う名前で世界文化遺産に登録されたのだそう。ちなみに、中国ではマカオが一番最後まで植民地として残った場所なのだそう(1999年12月にポルトガルから返還)。 フェリーからはまずタクシーに乗って、Casa Garden(カーサ庭園・東方基金會會址)と言うところに向かいました。ここは、18世紀にイギリスは東インド会社の船荷監督委員会本部のあった場所。ここを出発点に、 *Protestant Cemetery(プロテスタント墓地・基督教墳場):カーサ庭園隣にある墓地。ポルトガル人がやってくる前にマカオに来た初期の貿易商人たちの眠る墓地なのだそう。有名な方もいらっしゃるようですが、墓碑銘を見ていると、殆どの方々が20代~30代早々に亡くなっています・・・短命な時代だったんですね・・・) *Ruin's of St.Paul's(聖ポール天主堂跡・大三巴牌坊):マカオ観光のメインの場所。1620年に設計。建築期間35年という建造物。1835年に火災で焼失し、現在は正面の壁だけが残っています。 *St.Dominic's Church(聖ドミニコ教会):メキシコのアカプルコ出身の3名のドミニコ会修道士によって16世紀に建てられたゴシック様式の教会。 セナド広場を中心に、マカオではモザイクを敷き詰めたような石畳があります。ポルトガルではこのようなタイルを敷いた石畳の広場や舗道のことを「カルサーダス」と呼ぶそうで、モザイク模様の手法は19世紀中ごろから使われ始めたのだとか。波打ったような石畳が素敵です☆ *St.Augustine's Church(聖オーガスティン教会・聖奥斯定教堂):スペイン出身の修道士によって建てられたネオクラシック様式の教会。現在では、マカオ在住のフィリピン人を中心に礼拝が行われているそう。 *St.Lawrence's Church(聖ローレンス教会・聖老楞佐教堂):16世紀に建てられたときには木造だったこの教会。1803年に現在の石造になったのだそう。高台にあるこの教会は海に向かっていて、当時、ポルトガル水兵の家族が海上での安全を祈った教会だったのだとか。ネオクラシック様式の教会の内部は、天井にはターコイズが埋め込まれていて、明るい印象。 *A-Ma Temple(媽閣廟):マカオの名前の由来ともなったお寺なので必見です。海の守護女神「阿媽(アマ)」を祀るマカオ最古の寺院。ポルトガル人がマカオに最初に上陸した場所がここだと言われていて、「Bay of A-Ma(阿媽の湾)」の中国読みが「A-Ma Gau」。これが簡略化されて「マカオ」となったとか。今回は、残念ながら中を公開していなかったのですが、天井から吊るした巨大な渦巻きお線香が沢山ぶら下がっています! 普通に歩いて約2時間程度のウォーキングです☆思ったよりも遠くなくて、大きな坂道も無かったのが良かったです♪距離感が分からなかったので、あまり観光に時間をとっていませんでした。なので、次回はもう少しじっくりと、そしてもう少し寄り道をしながら、周囲の観光地を歩いても、充分一日で回れそうです。 終点にしていた「A-Ma Temple」の近くに、事前にチェックしておいたポルトガル料理のお店「Ristaurante Litoral(海灣餐廰)」があります☆ 歩いた後にはやっぱりビール♪っていうことで頼んだのがその名も「Macau Beer」☆ブロンド・エールと書かれていたのですが、これがまた超美味☆疲れも一気に吹き飛ぶびます☆ フルーティーな香りですが切れの良い、美味しいビールでした☆どうやらKIRINさんが作っているようです。 そして、以前から食べたかった「ガーレイハイ 」。これは、マカオ名物「カニカレー」☆凄い期待を込めていただいたのですが、カレー粉を使用して炒めるこの料理。値段の割には今ひとつ・・・っていうのが正直なところでしょうか(^^); とはいえ、他の料理も美味しくて、ゆったりとノスタルジックな昼下がりを送りました♪ Ristaurante Litoral Rue do Almiirante Sergio, 261-A, R/C, Macau Tel: (+853) 2896 7878 12:00-15:00, 17:30-22:30 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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