東京メトロ日比谷線八丁堀駅:『ポニー食堂』 小さなお店でいただくタイ料理は全てがホンモノであります
友人とお店の前で待ち合わせをしたのだけど…ココへ来るためのバスを乗り間違えたらしく途中下車してタクシーで来たと言うのだけど、方向音痴な人が運転手さんにこの場所をちゃんと伝えられたことに感心いたします2年ほど前に訪ねてすっかりお気に入りとなった『ポニー食堂』しかし、かなりの人気店であるようでいつもいっぱいのお客さまで賑わっているために、なかなかお邪魔する機会を失っていたんですよねそれで今日、事前に予約を入れようとして気付いたのですが人形町にある人気店『バンコクピーナッツ食堂』の系列店であるんですねお店はやはり満席状態でありまして…20席ほどと言う小さなお店はテーブルも小さくて、ワタシのような大きな男が座ると窮屈であることは否めないのですが、それがお店の賑わいにもつながっているのか女性グループの楽しそうな声がお店に響いていますさて、まずは「ヤムムータクライ」をいただきますレモングラスの風味でサッパリといただくことが出来る挽肉がレタスの葉に乗せられていまして…それを包むようにしてひと口でいただきますと、酸味と辛味のバランスが楽しめますしパクチーの香りも加わることで癖になってしまいそうな逸品でありますそして定番の「ポッピアソット」モチッとしたライスペーパーでたっぷりの野菜が巻かれているのですが、そのモチッと感は他店との比較にならないほどでありまして…辛味と甘味、それに酸味が加わったスイートチリはナッツが添えられていますので、その食感とともにおいしくいただくことが出来ます更には「トートマンクン」海老のすり身揚げなのでありますが、その食感はフワッ、サクッ、プリンプリンでありまして…提供までに少し時間がかかりましたが、手作りの揚げたてであることが窺えるものでありましたタイ料理で外せないモノの中にパッポンカリーがありまして…いわゆるカレー炒めでありまして、渡り蟹を使ったものがプーパッポンカリー、そしてこちらのお店で提供されるソフトシェルクラブが使われるものがプーニムパッポンカリーでありますこのパッポンカリーとはバンコクに本店を持つ『ソンブーン』が発祥と言われ、そこで初めていただいて以来、虜になっているのでありますふわふわ卵とカレー風味の相性が抜群ですし、トムヤムクンなどのお料理にも使われると言う“ナムプリック・パオ”なる唐辛子味噌の後味が癖になるのですが…大量の油で調理されることから高カロリーであることは覚悟しないとなりませんねこちらで働かれているのはタイ出身の方であるようで…微笑みの国と呼ばれるに相応しい笑顔と優しさで対応していただけるってことも魅力であります今日は「カオマンガイ」までたどり着くことが出来ませんでしたので、次回はそれを目的にお邪魔することにいたしましょう【バンコック ポニー食堂】東京都中央区新川2-12-17 マルコウ八重洲通りビル1F 03-6228-3392