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「伊豆山神社」 熱気のパワーと縁結びの神様 所在地:静岡県熱海市伊豆山上野地708-1、熱海よりバス7分、伊豆山神社下車
「昔、昔、熱海の海は、本当に魚も住めない熱い海だったそうな・・・。伊豆山神社は、古来、走湯(そうとう)大権現とよばれておった。」湯が走るという名前は、何かいわくがありそうだ。 「伊豆」という地名の由来もこの伊豆山神社からきているらしい。伊豆のイは神様の神聖な言葉で、ズは頭を意味しているという。これは、この神社の白竜・赤竜のお話から来ている。役の行者(えんのぎょうじゃ)もこの伊豆山にやってきたそうだ。(役の行者については、また後日) 当社がある日金山の真下に竜の頭があり、箱根に向かって胴体が伸びており、尾っぽの先は芦ノ湖の水底につかっているという。この竜が火と水を使って温泉を湧き出させているというお話しだ。なるほど、富士山から箱根を通って熱海まで一直線の線になっている。、箱根の地下の温泉が熱海の地まで走り、昔は海の底で湧き出ていたが、その後、陸地から湧き出るようになった・・・。それで、当社は箱根神社・九頭竜神社と兄弟神社になっている。昔の人は、この壮大な自然の営みを竜にたとえて、語り伝えていったような気がする。
また、この神社を有名にしているのは、源頼朝が北条政子とデートをした場所であるということだ。神社の境内には、その二人が座って語り合ったという腰掛石が残っている。平家の手により伊豆に配流になった頼朝は源家再興を当社に祈願、源家を再興し鎌倉に幕府を開いた。当社を篤く当社を崇敬したという。 神社の神主さんの話によると、当社は、頼朝を平家の追ってからかくまっていたそうで、頼朝の命の恩人であたのだ。頼朝は他に何度もそのような危機を脱して源家を再興した運の良い男であったようだ。そのため、箱根神社と当社を二所と称して関八州総鎮護とされ、広大な社領を有していたのだ。 政子は、頼朝とそえるよう当社の境内の「なぎ」の木の葉を大事に身につけていたそうだ。その木は男の木と女の木が境内にあり、女性は男の木の葉を男性は女の木の葉をお守りにすると結ばれるそうだ。そのお守りは神社で売っている。 この頼朝と政子のお話しから、縁結びの神社としても、若い男女の人気が高い神社なのだ。
英
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