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秩父神社
ー知知夫の国の総鎮守ー 所在地;埼玉県秩父市番場町1-3 ご祭神:八意思兼命(やごころおもいかねのみこと) 知知夫彦命(ちちぶひこのみこと) 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) ![]() 秩父神社は、毎年12月3日の夜に行われる秩父夜祭で有名な知知夫の国の総鎮守だ。元々、秩父は、知知夫の国と呼ばれていた。私も夜祭りは、数年前に行ったことがあるが、日本の 三大曳山祭り(他に京都祇園祭、飛騨高山祭り)のひとつで、夜空の花火の下で、引かれる 曳山は豪華絢爛だったのを覚えている。 秩父神社は、10代崇神天皇の御代、知知夫国の初代国造に任ぜられた知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)が祖神である八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)をおまつりしたことに始まる。 ![]() 思兼命については、以下のような神様だ。 「須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴な行いを悲しまれた天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、天岩戸(あまのいわと)に隠れてしまわれ、たちまち世の中は、まっ暗闇となり、沢山の災いが起こりました。 そこで八百万(やおよろず)の神さまを集め、天照大御神を天岩戸からお出しする一計を案じ、見事に成功させた。その活躍により知恵の神さまとして信仰されています。」 この神社の本殿には、いくつかの左甚五郎作の彫刻が施されている。そのひとつが、「つなぎの龍」である。その昔、夜な夜な近くの池に現れたために鎖で繋ぎとめられたという伝説が残っている龍なのだ。 つなぎの龍 ![]() 次が、「お元気三猿」。日光の東照宮では「見ざる・言わざる・聞かざる」とされているが、 秩父神社では、「よく見て・よく聞いて・よく話す」3猿が彫刻されている。現代にも通じる 三猿だ。 お元気三猿 ![]() ![]() その他にも「子宝・子育ての虎」や「北辰のふくろう」などの彫刻がみられる。夜祭りの日は 神社の境内も人でごったがえしているが、その他の日であれば、ゆっくりと見学ができる。 秩父に観光の折は、西武秩父駅からも徒歩圏内なので、参拝をお勧めしたい。 英明 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.11 10:56:36
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